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    元スレあかり「一人ぼっち」

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    みんなの評価 :
    タグ : - ゆるゆり + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 21 :

    ゆるゆりホラーか
    久しぶりだな

    52 = 48 :

    ジーザス…

    53 = 1 :

    「っ…やれば…いいんだよね…そうだよ…っ…ここで怖がったら…」


    「一生一人ぼっちかもしれないんだ…もしかしたら、これはチャンスかもしれない…」


    そうやって、自分を奮い立たせる。


    棺桶は、幸い一直線に並んでいる。
    端から一気に開けていけばいい。


    「ふぅーっ…はぁーっ…」


    「…えいっ!!!!!!!」


    開けた。

    54 = 36 :

    ドキドキ

    55 = 38 :

    あかりは俺と二人きり

    56 = 1 :

    京子ちゃんだ。







    眼球が無いけど








    京子ちゃんだ。

    57 :

    ぎゃあああああああああああああああ

    58 = 1 :

    「?」


    ゴシゴシと目をこする。


    今のは…?


    …ああ。そうだ…



    眼球が無いけど





    京子ちゃんだ。

    59 = 48 :

    ジーザスクライシィィィィィィス

    60 :

    うわああああああ

    61 = 49 :

    イヤぁぁぁぁぁぁぁ

    63 :

    やあああああぁぁぁぁぁ

    64 :

    生きてる人いますか?

    65 = 1 :

    「……………」


    手を触る。


    冷たい。


    死んでる…


    「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」


    あまりの衝撃に受け止めきれない。


    でも、息が荒くなってくるのは分かる。


    「…ぁあ、はぁっ…」


    次の棺桶を開ける。

    66 :

    なぜころたし

    67 = 1 :

    頭が無い結衣ちゃんだ。


    これもすぐに視界の隅に追いやって、次々と棺桶を開けていく。


    「はぁっはぁっはぁっはぁっはぁっはぁっはぁっはぁっはぁっはぁっはぁっ」


    受け止めきれない。


    「おぇ、はぁ、ぅぅ…!」


    腹に穴が開いている。



    ちなつちゃんだ。

    68 = 66 :

    69 = 49 :

    うわぁぁぁぁぁ

    70 = 1 :

    足が無い櫻子ちゃんだ。
    腕の無い向日葵ちゃんだ。
    血だらけの杉浦センパイだ。
    首に絞められた後がある池田センパイだ。
    たくさんのアザがある千鶴センパイだ。
    頭しか無い西垣先生だ。
    髪の毛しかない松本会長だ。


    そして最後。


    少し大きい棺桶だ。



    勢いで開ける。

    71 = 1 :

    体が入ってない。


    代わりに手紙が入っている。


    手に取って読んでみる。








    「赤座一家からあかりへ送る言葉」

    72 :

    髪の毛だけでよくわかったな…
    あかりは間違いなくカツラマイスターの才能がある。

    73 = 1 :

    「母より。あなたは一人です」
    「父より。あなたは一人です」
    「姉より。あなたは一人です」


    たった、それだけだった。


    「・・・・・・・・・・・・・」


    カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ…

    もう帰っていいですよ。
    お疲れ様でした。



    「・・・・・・・・・・・・・・」

    74 = 21 :

    うわぁ

    75 = 66 :

    どういうことだよ

    76 = 49 :

    あかり不憫な子

    77 :

    髪の毛しかないで笑ってしまった

    78 = 1 :

    「・・・・・・・・・・・・」


    どこを歩いてるんだろう。


    「・・・・・・・・・・・・」


    もう、どうでもよくなってきた。


    「・・・・・・・・・・・・」


    あんなものを見せられて。
    少しの希望も絶たれて。


    どうすればいいんだろう。

    79 :

    なんだ夢かぁ

    80 :

    背後が気になるスレ

    81 = 1 :

    歩いていると、自分の家が目についた。
    行く場所も無いので家に帰る。


    何気なくテレビを点ける。


    いつもならザーザーと砂嵐が流れるはずのテレビ。


    今日は違った。




    「…おいこら…」

    「…ちょっとぐらい、いいじゃん…」


    楽しそうにごらく部の部室に集まるみんなの姿が写っている。

    なんだろ、これ。

    82 = 66 :

    83 = 1 :

    皆いる。


    お母さんとお父さん以外の、棺桶に入っていたはずの人が

    みんな集まっている。

    「や、やめとけって…」

    「そうですよぉ…これはヒドイ…ぷふっ」

    「あー!今ちなつちゃん笑ったよね!?じゃあOKだ!」

    「歳納京子!こんな時にも、またしょうもないことして!」

    「いーじゃん~イタズラしたくなるんだよ~」

    「あはは~歳納さんらしいやんか~」

    84 = 49 :

    ワクワク

    85 = 66 :

    86 = 38 :

    どうなる

    87 = 1 :

    楽しそうだなぁ…


    「ぷふっ…ちょ、やめなさい歳納京子…」

    「いーじゃないですか杉浦センパイ!私達が主人公なんだし♪」

    「…櫻子!あなたまで便乗して!…ぷっ…」

    「向日葵は黙ってて!てゆーか笑ってるし!」

    「…」

    「ああ。お前の言うとおりだ。仲いいな。あの二人は」

    「「仲良くないですっ!!」」



    88 = 21 :

    どうなるんだ

    89 = 66 :

    90 = 1 :

    「…よし!完成!…いやぁ、なかなかやるねぇ」

    「いや歳納センパイこそ…」

    「…はぁ。怒っても知らないからな?」

    「大丈夫だって!」

    「はぁ。私みたいな芸術センスを磨いてくださいよー…」

    「え。あ、ああ…そうだね」


    涙が出てきた。


    なんで、あかりは差別するの。


    なんで皆だけで楽しそうにパーティーの用意してるの。

    91 :

    犯人はあかね

    92 :

    >>91
    それはあか(ん)ね

    93 = 1 :

    「よーっし!こんなもんかな?千鶴~?」

    「私に聞くな」

    「…私の絵…なかなかじゃないですか?結衣センパイ!」

    「え、うん。そ、そうだね」

    「…こ、怖いですわ…」

    「そう?慣れたら意外とラクなもんだけど」

    「芸術は爆発だ。な、松本?」

    「…」

    「あーもうっ!始めるよ?」






    96 = 21 :

    しえん

    97 = 1 :

    「それじゃ…」



    「あ、お願いします」




    「あかり、起きて。寝てる間にみんな用意してくれたのよ?」

    98 = 1 :

    「ん…あれ?」

    「起きたわね…」




    壁にはちなつちゃんのおぞましい絵と、
    「一年生歓迎&親睦会」の看板。


    見上げると、微笑んでるお姉ちゃんが。

    私を撫でてくれてる。


    「カンバーイ!あかりも早く…ぷふっ」


    …まさか…夢?

    あはは…

    こんな絵に囲まれてちゃ夢も見るよね…


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