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    元スレさやか「転校生さん!よろしくね!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×8
    タグ : - 鹿目まどか + - さやかっこいい + - さやほむ + - イケメンさやか + - ドラえもん + - 佐倉杏子 + - 巴マミ + - 志筑仁美 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    602 = 485 :

    さやか「金銀財宝とか、不老不死とか、満漢全席とか?」

    さやか「何でも叶うってわけ?」

    ほむら「そうよ」

    さやか「そうなんだ…!」

    ほむら「…」

    さやか「そしてその代わりに魔女と戦わなくちゃいけないってこと?」

    ほむら「ええ…」

    603 = 485 :

    ほむら「でも、それだけじゃない」

    さやか「えっ?」

    ほむら「一度魔法少女になってしまったら、もう救われる望みなんてない」

    さやか「!」

    ほむら「…契約は、たった一つの希望と引き換えに、すべてを諦めるってことだから」

    さやか「…」

    ほむら「だから、絶対に契約しては駄目!」

    604 = 485 :

    さやか「全てを諦めるって…」

    ほむら「…」

    さやか「今の話で…なんとなくだけど、ほむらが苦しんでるってわかったよ」

    さやか「なら私はほむらの力になりたい…!」

    ほむら「…契約するって言うの?」

    さやか「ううん、契約も何も、私きゅうべえってヤツと会ったことないし…」

    ほむら「…」

    605 = 485 :

    さやか「…ずっと悩んでたのは、このことなんでしょ?」

    ほむら「…そうよ」

    ほむら「本当は魔法少女や魔女の存在を知らせるわけにはいかなかった…」

    ほむら「なのに…」

    さやか「…だからみんなと距離を置いてたってわけね」

    ほむら「…ええ」

    さやか「…ほむらは、どんな願い事をしたの?」

    606 = 485 :

    ほむら「!」

    さやか「…そこまでして魔法少女になったのには理由があるんでしょ?」

    ほむら「…」

    さやか「なんでほむらは魔法少女に…?」

    ほむら「…私は…!」

    さやか「うん…」

    ほむら「やり直したかった…」

    607 = 485 :

    さやか「…やり直す?何を?」

    ほむら「…まどかとの出会いよ」

    さやか「ま、まどか?」

    ほむら「ええ」

    さやか「まどかってあの?鹿目まどか?」

    ほむら「…そうよ」

    さやか「ど、どういうこと?」

    ほむら「私は…あなた達とは違う時間を生きているのよ」

    608 = 485 :

    さやか「違う時間?」

    ほむら「…私は未来から来たから」

    さやか「えっ?」

    ほむら「だから、本当はあなた達のことも知っていたのよ」

    さやか「…!」

    ほむら「そして、最悪の未来を変える為に何度も何度も時間を繰り返してきた…」

    さやか「何度もって…ほむら…」

    609 = 485 :

    さやか「じゃあ…私がどうなるかも知ってるってわけ?」

    ほむら「そうよ…」

    さやか「!」

    さやか「…ならさ、教えてくれない?私がどうなるのか…」

    ほむら「…」

    さやか「ほむら…!」

    ほむら「…覚悟はある?」

    さやか「…あるよ!」

    ほむら「…わかったわ」

    610 = 485 :

    さやか「…」

    ほむら「私はさやか、あなたとの出会いも何度も繰り返してきた…」

    さやか「うん…」

    ほむら「その中では、さやかが魔法少女になる時間軸もあったわ」

    さやか「!」

    ほむら「仲間として一緒に戦った…私とさやか、まどか…他にも2人」

    さやか「まどかも…?」

    611 = 485 :

    ほむら「…まどかも契約して魔法少女になっているわ」

    ほむら「毎回…!」

    さやか「…」

    ほむら「そして…さやか、魔法少女になったあなたは…ううん、私の仲間は…」

    さやか「うん…」

    ほむら「…みんな…死んでしまったのよ…」

    さやか「えっ?」

    ほむら「…」

    さやか「し、死んだって…?」

    613 = 485 :

    さやか「魔女にやられた…とか?」

    ほむら「…たしかに魔女に負けて死んでしまった魔法少女もいるわ」

    さやか「じぁあ…私も…?」

    ほむら「…ううん、さやか…それにまどかは、そうじゃない死に方をしたわ」

    さやか「えっ?」

    ほむら「…2人は…魔女に負けたのではなく…魔女に…」

    ほむら「魔女に生まれ変わった…」

    615 = 485 :

    さやか「えっ…?ま、魔女に…?」

    さやか「私とまどかは魔女になっちゃうの…?」

    ほむら「…ええ」

    さやか「そんな…なんで…?」

    ほむら「魔法少女の最期は…魔女に殺されるか」

    ほむら「魔力を使い果たすか…絶望することで魔女に生まれ変わる」

    さやか「…!」

    ほむら「…魔法少女になったらそうなる他にないのよ」

    616 :

    617 = 598 :

    まだかい?

    618 = 598 :

    名前欄見てなかった…

    619 = 485 :

    さやか「そんなっ…」

    ほむら「…そして、魔女になったあなたを私が倒した…」

    さやか「…!」

    ほむら「…ごめんなさい、そうするしかなかったのよ…」

    さやか「…私はいいよ」

    さやか「少なくとも、この私は魔法少女にも魔女にもなってないし…」

    ほむら「…」

    さやか「でもさ…!」

    621 = 485 :

    さやか「ほむらは…ほむらはどうなるのさ…」

    ほむら「…!」

    さやか「ほむらも…魔女に殺されるか魔女になるしかないの…?」

    ほむら「…私は魔女になるつもりはないわ」

    さやか「!」

    さやか「ならない方法があるの?」

    ほむら「ええ」

    622 = 485 :

    さやか「なんだ…あるんだ…!」

    さやか「よかっ」

    ほむら「魔女になる前に自殺するつもりよ」

    さやか「…え?」

    ほむら「…」

    さやか「な…じ、自殺って…?」

    ほむら「…これを見て」

    623 = 485 :

    さやか「これは…?宝石?」

    ほむら「これはソウルジェム、私たち魔法少女の証よ」

    さやか「魔法少女の証…」

    ほむら「…そして、このソウルジェムこそが私たちの本体、魂なのよ」

    さやか「え?」

    ほむら「…私たちの体から魂を抜き取ってできたものがこのソウルジェム」

    さやか「魂を抜き取った?」

    624 = 485 :

    ほむら「これが私たちの本体…この体じゃないの」

    さやか「どういうこと…?」

    ほむら「…どんなに怪我をして大量の血を失ったりしても」

    ほむら「ソウルジェムさえ無事なら魔法で元通りになる…」

    さやか「…!」

    ほむら「言ってしまえば、ゾンビにでもなったようなものね」

    さやか「ゾンビ…」

    625 :

    ほむはむほまほむほむはむほむはまほむほむほむほさやほもほむほみゅほもまどほむほむはむあむあんまみゅほむほみゅ

    626 = 485 :

    ほむら「だから私はもう人間じゃない」

    さやか「っ!」

    ほむら「魔法少女になったらそれまでよ」

    さやか「じゃあ…ほむらは救われないって言うの?」

    ほむら「そうよ」

    さやか「…そんなのってないよ!」

    ほむら「だからこそ、私はさやかとまどかに魔法少女になってほしくないの」

    627 = 485 :

    さやか「…ほむら」

    ほむら「そう近くないうちにインキュベーターが現れてあなた達に契約を迫る可能性があるわ」

    さやか「…!」

    ほむら「でも絶対に契約してはいけない…そうはさせない!」

    さやか「…」

    ほむら「さやか、私と約束して!魔法少女にならないで!」

    さやか「私は…」

    628 = 485 :

    ほむら「お願いだから…!」

    さやか「うん…わかってるわよ」

    さやか「そこまで言われてるのに…契約するほど私は馬鹿じゃないよ」

    ほむら「なら…!」

    さやか「うん、私は魔法少女にならないよ」

    さやか「約束する!」

    ほむら「…ありがとう」

    629 :

    でもさやかって…

    631 = 485 :

    さやか「でもさ、私はほむらの力になりたいのは変わらないよ」

    ほむら「さやか…」

    さやか「私にできることなんて、たかがしれてるけどさ」

    さやか「私にできることは全力でするからさ!」

    ほむら「…!」

    さやか「だから何でも言って?」

    さやか「私はほむらの味方だからさ!」

    632 = 516 :

    おい杏子はどうしたんだよ

    633 = 485 :

    ほむら「さやかぁ…!」

    さやか「わわ?どうしたの?」

    ほむら「ありがとう…!」

    ほむら「まさか…あのさやかに、こんなこと言われるなんて…!」

    さやか「あ、あのさやかって…」

    ほむら「嬉しい…!」

    さやか「!」

    634 = 485 :

    さやか「えへ」

    さやか「うん!何でも言ってくれたまえ?」

    さやか「さやかちゃんは!暁美ほむらを全力で応援しちゃいますからね!」

    ほむら「さやか…!」

    ほむら(よかった…これなら、さやかは契約しない…!)

    ほむら(後はまどかを…!)

    635 = 485 :

    マミ「…おかしいわね」

    マミ「たしかに魔力を感じたのだけど…」

    マミ「突然反応が消えて…」

    マミ「…誰かが魔力を倒したの?」

    マミ「でも…見滝原の魔法少女は私だけ…」

    マミ「いえ…」

    マミ「…まさか佐倉さんが…?」

    637 :

    ほむ

    638 :

    ようやく追い付いた!支援

    639 = 485 :

    杏子「…」

    杏子「どういうことだおい…」

    杏子「ここの魔法少女は巴マミだけじゃなかったのかよ?」

    杏子「…様子見に来たのにさ」

    杏子「これなら私がいなくても大丈夫そうだな…」

    杏子「…まあ、私はここも巴マミも関係ないんだし」

    杏子「…帰るか」

    640 :

    あんあん帰っちゃらめぇ!

    641 = 485 :

    まどか「ん…」パチッ

    まどか「ふわっ…」

    まどか「ふぅ…今日も一日中眠っちゃった」

    まどか「…学校に行きたかったな…」

    まどか「んと…お熱は…」

    まどか「…36.6℃」

    まどか「やったぁ!治ったよ!」

    まどか「これなら明日は学校に行けるね!」

    644 = 485 :

    まどか「明日からは、ほむらちゃんも一緒に…」

    まどか「てぃひひ!」

    まどか「楽しみだなぁ」

    まどか「…」

    まどか「…ほむらちゃん、かぁ」

    まどか「なんでかな…?初めて会った気がしないよ…」

    まどか「夢の中で出会ったような…」

    646 = 485 :

    まどか「…そんなことあるわけないよね」

    まどか「うん…たまたま似てるだけだよ」

    まどか「もし、本当にそうだったら…」

    まどか「奇跡…なのかな…?」

    まどか「てぃひひ!奇跡かぁ…」

    まどか「もしそうだったら凄いなー」

    まどか「でも奇跡なんて…」

    「奇跡は起こせるよ」

    648 = 485 :

    まどか「えっ?」

    まどか「…気のせい…だよね?」

    まどか「私…まだ疲れてるのかな…?」

    「鹿目まどか、君に話があるんだ」ピョコッ

    まどか「…!?」

    まどか「あなた…だあれ?」

    QB「僕の名前はキュウべえ!」

    649 = 485 :

    まどか「キュウべえ…?」

    QB「そうだよ!」

    まどか「…?」

    まどか「てぃひひ…私まだ寝惚けてるのかな?」

    まどか「こんなのって…」

    QB「夢じゃないよ?」

    まどか「でも…お喋りできる動物さんなんて…」

    QB「ここにいるじゃないか」

    650 = 485 :

    まどか「…えっと…?」

    QB「鹿目まどか、君は何か叶えたい願いはないかい?」

    まどか「願い…?」

    QB「僕は君の願いを何でも1つ叶えてあげる!」

    まどか「えっ?」

    まどか「な、何を言ってるの…?」

    QB「その代わりにお願いがあるんだ」

    QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」


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