私的良スレ書庫
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元スレ魔王「失脚してしまった・・・今後の生活どうしよう・・・」
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>>449
むしろそう言ってるだろ、埋めるなって自分で言うなら一々お前の脳内をここで整理するな
むしろそう言ってるだろ、埋めるなって自分で言うなら一々お前の脳内をここで整理するな
>>450
書いてる方はもっと恥ずかしいんだから我慢しよう
書いてる方はもっと恥ずかしいんだから我慢しよう
お前らいちいち喧嘩するなよ
そういうのが一番>>1にとって迷惑だろ
そういうのが一番>>1にとって迷惑だろ
魔王「そう、力はあらゆる手段にはなるだろう。それを否定しはしない」
魔王「・・・だが貴様らのように、それを結果にしてしまうおろか者共が世に蔓延っているから」
魔王「いつまでたっても平和にならないんだ!」
▼魔王は魔法反射障壁を繰り出した
▼反射した雷はその威力を何倍にもふくらませ、デーモンを飲み込んでゆく
デーモン「!!!!!」
デーモン「がああああ!!!」
勇者「!!」
戦士「なんつー光だよ!!」
デーモン「・・・が・・・は・・・あ」
魔王「まだ生きていたか。さすがにタフだな」
デーモン「な゛ぜ・・・きさまほどの・・・・・・力・・・・統治・・なん・・で」
魔王「・・・それが本当の私の業なのかもしれないな」
友達の親父さんは温和な事務職って感じだったけど空手やってたしな
ブロック粉砕芸見たときはガクブルだったぜ
ブロック粉砕芸見たときはガクブルだったぜ
勇者「・・・魔王さん」
魔王「さぁ、とどめをさしてください勇者様」
勇者「・・・・でも」
デーモン「ぐぎぎ・・・があ・・・ゆう・・じゃ・・」
魔王「・・・悪虐非道の魔物にとどめを」
勇者「・・・・魔王さんがやっつけたんだから魔王さんがとどめをさせばいいのに」
魔王「・・・救ってあげてください」
勇者「・・・え?」
魔王「勇者の剣は、邪を払う聖剣」
魔王「あなたに殺されて、ようやく魔物たちは、清らかな魂と昇華し、天へと召されます」
勇者「そう・・・なの・・・?」
魔王「私は死んだことないからほんとうかどうかは知らないんですけどね」
勇者「・・・・・・うん」チャキ
デーモン「・・・ぐ・・ぁ」
勇者「・・・・・・ッ!!」ザクッ
魔法が得意なプリティベルの魔王鈴木さんみたいな感じだな
あちらさんは禿げてるが
あちらさんは禿げてるが
デーモン「――」
勇者「・・・死んだ」
僧侶「・・・勇者様」ギュ
勇者「・・・」
魔王「お見事です。勇者様」
魔王(待たせてごめんな・・・仇はうったよ・・・君はこんなこと、望まないかもしれないけど)
魔王(いまの私には・・・こうすることしかできない・・・)
戦士「結局、滅ぼしあうしかないのかな」
魔王「そんなことはありませんよ」
戦士「でも・・・村は焼けて、人は死んで、魔王たちも・・・」
魔王「そんなことはありません。そのためにあなたたちや、私がいるんですから」
ボス猿「ウキュウ・・・」
魔王「そうですよ。私や彼らのように、手を取り合うことができる魔物もいる」
魔王「魔物には、変化の可能性が十分にあるのです。ただ彼らはしらない、あえて力を振るわない意味を」
勇者「・・・いこう。魔王を倒しに」
勇者「魔王を倒して、魔王さんが魔王になろうよ」
勇者「そうしたら・・・大丈夫なんだよね? こんな哀しい思いしなくていいんだよね!?」
魔王「そう願っています」
僧侶「一息ついたら、行きましょうか」
戦士「そうだな。いくらなんでも消耗しすぎた」
ボス猿「ウキュウ!」
勇者「あっ! ありがとー猿さんたち! 助かったよ!」
ボス猿「ウッキュウ!」
勇者「え? なぁに?」
魔王「いつでも帰りを待ってる、と言ってます」
勇者「・・・帰り? うん! 絶対みんなでこの国に帰ってくるよ!」
勇者「約束!」
ボス猿「キャウ! ウキャウウウ!!」
勇者「手がおっきくてゆびきりできないなぁー、えへへ」
魔王「事務職をなめてもらっては困るな」
魔王「くらえ、経費削減!!杖は没収な」
魔術師「ぎゃああああああああおニューの杖がああああああああ」
魔王「くらえ、眼精疲労!!事務職の苦労を味わえ」
大目玉「ぎゃああパソコン画面を近づけるなああ目が目があああ」
魔王「くらえ、年収公開!!元管理職を舐めないで貰いたい」
デーモン「ぎゃあああああお前らみるなあああああああああああああ」
魔王「くらえ、個人情報!!勇者と温泉に入りました」
ボス猿「ウキーキャーキャキャーキャキャーウキャキャーウキャー!!」
こんな感じで戦ってくれるのかと思ってた
魔王「くらえ、経費削減!!杖は没収な」
魔術師「ぎゃああああああああおニューの杖がああああああああ」
魔王「くらえ、眼精疲労!!事務職の苦労を味わえ」
大目玉「ぎゃああパソコン画面を近づけるなああ目が目があああ」
魔王「くらえ、年収公開!!元管理職を舐めないで貰いたい」
デーモン「ぎゃあああああお前らみるなあああああああああああああ」
魔王「くらえ、個人情報!!勇者と温泉に入りました」
ボス猿「ウキーキャーキャキャーキャキャーウキャキャーウキャー!!」
こんな感じで戦ってくれるのかと思ってた
>>475
そっちのが面白いな
そっちのが面白いな
――港町――
魔王「ようやくつきましたね。こちらには被害がでてないようでなによりです」
戦士「ふぉーーー! 久しぶりの街だー!」
僧侶「お風呂はいりたいです♪」
勇者「わー! お魚がいっぱいならんでるよー! おっきいよー! みてみて!」
魔王「買いませんよ」
勇者「買ってなんていってないよー!」
僧侶「勇者様は食べ物に目が無いですからね」
戦士「とりあえず酒買おうぜ」
僧侶「だめです! 一泊したら船にのるんですから。また酔っ払ったら大変でしょ」
戦士「お前がな」
魔王「ひさびさの休息ですし、すき放題羽をのばすのもいいでしょう」
勇者「やったぁ!」
魔王「ただし勇者様はお勉強がついてますけどね」
勇者「え~~~!? もう嫌だよー」
魔王「あらかじめ魔王を倒したあとのことを視野にいれておかないとダメなんです」
勇者「小言ばっかり・・・」
魔王「がんばって集中してお勉強できたらそこのアンチョビのサンドイッチを買ってあげましょう」
勇者「えっ!? ほんと!?」
戦士「イワシで勇者を釣る・・・」
僧侶「勇者様すぐつられちゃって可愛いですね」
勇者「さっそく宿にむかおう!」
魔王「安宿探しからですね」
戦士「街について最初にすることがそれって・・・・しみったれた旅だなぁ・・・」
僧侶「どうしてこんなにお金ないんでしょうね?」
戦士「さぁ・・・・貧乏神でもついてんじゃねーの・・・」
―宿―
店主「一部屋か二部屋か・・・」
店主「どっちなんだい!!!」ムキッ
魔王「・・・この予算で二部屋いけますか?」
店主「どっちなんだい!!」
戦士「足りないか。じゃあ一部屋で」
勇者「あのー」
店主「なんだい!」
勇者「以前会いませんでしたか」
店主「うちの兄弟はみんないろんな街で宿屋をやってるよ!!」
戦士「へぇ」
僧侶「どうでもいいですよ上の階いきましょ」
勇者「早くお風呂にはいりたーい!」
戦士「お、やっすい割には部屋風呂ついてんじゃん」
僧侶「あ、いいですねぇ。ここから海もみえますよ!」
勇者「はいりたーい!」
魔王「では私は船着場で明日の乗船手続きをしてきます。どうかごゆるりと」
勇者「・・・」ギュ
魔王「?」
勇者「えへー」
魔王「・・・・・いやいやいやいや、さすがにそれは無理ですよ。ダメです」
戦士「魔王さーん、勇者様のご指名だぞー」
僧侶「む・・・勇者様、私が体ならあらってあげますから!!」
勇者「じゃあ僧侶と三人ではいろー! この間の続き!」
魔王「!!」
戦士「しらねぇぞー・・・お と う さ ん」
魔王「グゥ・・・ほんとやることたくさんありますので、すいませんすいません」ペコペコ
勇者「にげた・・・」
僧侶「いくじなしですねぇ」
戦士「いじめんなよ」
勇者「いじめてないよ! 魔王さんすっごく喜んでたよ!」
戦士「お前が言うとそれはちょっと危ない表現だなー・・・」
勇者「?」
僧侶「罰ゲームでも考えときましょうか」
勇者「罰ゲーム! やりたいやりたい!」
僧侶「魔王さんに、です」
戦士「やっとけやっとけ。酒と昼飯かってくる」
勇者「はーい!」
僧侶「私葡萄酒で」
戦士「お前にはやんねー」
僧侶「もうっ!」
・・・・
魔王「ただいま戻りました。無事乗船許可がおりました」
魔王「・・・おや」
勇者「・・・」グデー
僧侶「おい勇者様ァ! もっとガーンと向かってこいよ、私の胸に飛び込んでこいよ」ユッサユッサ
勇者「あ゛~~~きもちわるいよー」
魔王「なんなんですかこれは・・・昼間っから・・・まったく」
戦士「あははは! でたー! 説教だー!」
魔王「戦士さんまで・・・」
戦士「お前も飲め飲めー! あ、それとも私と一緒にあそこでのむ?」
魔王「あそこ?」
戦士「 お ふ ろ ♪」
魔王「・・・・お水いれてきますね・・・」
戦士「あんだよー! 寂しい独り身をなぐさめてやってんのによー!」
魔王「余計なお世話ですし、あなたたちなんて私からしたら小娘ですよ」
戦士「その小娘に・・・あはははは! あはははは!!」
魔王「何がおかしいんですか」
戦士「プッ、真っ赤になってんのだーれだ!」
魔王「なってませんよ。ほら、これ飲んでください。あなた以前、酔うまでは飲まないって言ってたのに」
戦士「だーーーってぇ、忘れたいこといっぱいあるしぃ」
魔王(この人はこうやって鬱憤晴らしをしているのか・・・?)
戦士「ほれ、美女の酒だぞ。のまんかい」
僧侶「そうだぞー飲めー! 大人として失礼だぞー!!」
魔王「質の悪い酔っぱらいの処理をするのも大人の勤めです」
勇者「うえー・・・」
魔王「勇者様も飲んだのですか?」
戦士「この街16から飲めるんだってさー! あははは勇者のやつ馬鹿だからジュースだとおもってしこたま飲んでさー」
魔王「・・・大丈夫ですか?」
勇者「大丈夫だよ・・・ごめんね魔王さん・・・」
魔王「いえ・・・謝らなくてもいいですよ」
勇者「ごめんなさああああいいいい!! びえーー」
魔王「え・・・」
勇者「ああああああん! ごめんなさいいいい!!」メソメソ
魔王(めんどくさいことになったな・・・)
僧侶「ほぉら、せんしさんとわたし、どっちか愛してるほうのお酒のむといーよぉ」
戦士「選ばなかったら罰ゲーーーーむ!」
魔王「もうすでに罰ゲームじゃないですか」
勇者「じゃあもう一個追加だよ!!」ドン
僧侶「はぁい! 三つの中から選んでくださーい!」
魔王「・・・」
戦士「・・・ほれほれー、どうしたぁ? 迷ってるのかな? いっっっちばん好きな人の入れた酒飲めよな!!」
魔王「はぁ・・・・・・いいですよわかりました・・・」
グビッ…
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