私的良スレ書庫
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元スレ櫻子「お前の本当の名前はラフレシアなんだぞ」 花子「え」
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花子「そんな訳ないし、花子は花子だし」
櫻子「いや、本当だって、役所にはラフレシアって載ってるの」
櫻子「登録した後に流石に可哀想だって話になって、花子って名前で呼ばれるようになったんだよ」
花子「……そんなの嘘だし、信じないし」
櫻子「そもそも、撫子・櫻子と来て『花子』と来るのはおかしいよね」
櫻子「花の種類じゃないじゃん」
櫻子「いや、本当だって、役所にはラフレシアって載ってるの」
櫻子「登録した後に流石に可哀想だって話になって、花子って名前で呼ばれるようになったんだよ」
花子「……そんなの嘘だし、信じないし」
櫻子「そもそも、撫子・櫻子と来て『花子』と来るのはおかしいよね」
櫻子「花の種類じゃないじゃん」
櫻子「確か、書類のコピーがあったはずだから見せてあげるよ」
花子「……」
櫻子「えーと」ゴソゴソ
タッ
櫻子「ほら、これこれ…って」
櫻子「あれ、ラフレシア?」
花子「……」
櫻子「えーと」ゴソゴソ
タッ
櫻子「ほら、これこれ…って」
櫻子「あれ、ラフレシア?」
~公園~
花子(ラフレシアじゃないし、花子は花子だし…)
花子(けど……前から、不思議に思ってた、だって、確かに花子は花の名前じゃないし…)
花子(もしかして、本当に)
パラパラ
花子「……こんな時に、雨とか、最悪だし」
花子(家には帰りたくないし…)
花子(ラフレシアじゃないし、花子は花子だし…)
花子(けど……前から、不思議に思ってた、だって、確かに花子は花の名前じゃないし…)
花子(もしかして、本当に)
パラパラ
花子「……こんな時に、雨とか、最悪だし」
花子(家には帰りたくないし…)
花子(滑り台の下なら、雨宿りできるし…)ポツン
花子(………)
??「もー、いきなり振り出すんだもん!」タッタッタッ
??「ごめん、ちょっと私も入れてね!」
花子(……誰か来たし)
花子(櫻子と同じ中学の制服…今は見たくないし)プイ
花子(………)
??「もー、いきなり振り出すんだもん!」タッタッタッ
??「ごめん、ちょっと私も入れてね!」
花子(……誰か来たし)
花子(櫻子と同じ中学の制服…今は見たくないし)プイ
??「いやあ、酷い雨だねー」シャガミ
花子(何か話しかけてきたし)
??「傘、一応持ってきてたんだけど、学校に置き忘れちゃってさ」
??「君も、傘忘れちゃったの?ドジ同士、雨が止むまで仲良く雨宿りしよっか!」ニコ
花子(……何か、この人、押しが強くてちょっと櫻子に似てるし)イラッ
花子(無視してやるし…)プイッ
花子(何か話しかけてきたし)
??「傘、一応持ってきてたんだけど、学校に置き忘れちゃってさ」
??「君も、傘忘れちゃったの?ドジ同士、雨が止むまで仲良く雨宿りしよっか!」ニコ
花子(……何か、この人、押しが強くてちょっと櫻子に似てるし)イラッ
花子(無視してやるし…)プイッ
??「あれ、嫌われちゃったかな」
花子「……」
??「んーと……タオル、使う?」
花子「……!」
花子(…髪も服も濡れてるから貸して欲しいけど…)
花子(知らない人から気軽に借りるわけには行かないし)
ファサ
花子「あ…」
花子(頭にタオルかけられた…)
花子「……」
??「んーと……タオル、使う?」
花子「……!」
花子(…髪も服も濡れてるから貸して欲しいけど…)
花子(知らない人から気軽に借りるわけには行かないし)
ファサ
花子「あ…」
花子(頭にタオルかけられた…)
花子「か、貸して欲しいとは、言ってないし、勝手なことしないで欲しいし」
??「ごめん、けど、そのままだと風邪引いちゃうよ?」
??「風邪引くとにがーいお薬飲まなきゃならなくなっちゃうけど…」
花子「……借りておいてあげるし」ゴシゴシ
??「うん、遠慮せず使いたまえ♪」ニコ
花子「……」ゴシゴシ
??「ごめん、けど、そのままだと風邪引いちゃうよ?」
??「風邪引くとにがーいお薬飲まなきゃならなくなっちゃうけど…」
花子「……借りておいてあげるし」ゴシゴシ
??「うん、遠慮せず使いたまえ♪」ニコ
花子「……」ゴシゴシ
??「雨、なかなか止まないねえ」
花子「……」
??「しりとりでもしようっか?」
花子「……」
??「りす!」
花子「……」
??「……え、もうギブ?」
花子「……」
??「しりとりでもしようっか?」
花子「……」
??「りす!」
花子「……」
??「……え、もうギブ?」
花子「……すいか」ハァ
??「か、か、か…カブトムシ!」
花子「鹿」
??「また『か』!?」
??「えーと、えーと…」
花子(……そんなに悩まなくてもいいと思うし)
??「か、か、カサブタ!」
花子「鷹」
??「か、か、か…カブトムシ!」
花子「鹿」
??「また『か』!?」
??「えーと、えーと…」
花子(……そんなに悩まなくてもいいと思うし)
??「か、か、カサブタ!」
花子「鷹」
??「え、ええー、この子、つええ…」
??「えーと、か、か、か…」
花子「……早くして欲しいし」
??「え、そんな、えと…そうだ、カンダタ子分!」
花子「……プッ」
??「うわ、『ん』ついてた…また負けた…」ガクッ
花子「か、カンダタでいいのに、子分つけるって、意味わからないし」クスクス
??「えーと、か、か、か…」
花子「……早くして欲しいし」
??「え、そんな、えと…そうだ、カンダタ子分!」
花子「……プッ」
??「うわ、『ん』ついてた…また負けた…」ガクッ
花子「か、カンダタでいいのに、子分つけるって、意味わからないし」クスクス
??「お、やっと笑ってくれたね~」ニコ
花子「…べ、別に笑ってないし」
??「またまたー、笑った顔、可愛かったよ?」
花子「な、何言ってるか判らないし」
??「おう、また眉間に皺が寄っちゃった」
花子「元々こういう顔だし」
??「ひょっとして、何かお悩みとか?」
花子「……貴女には、関係ないし」
花子「…べ、別に笑ってないし」
??「またまたー、笑った顔、可愛かったよ?」
花子「な、何言ってるか判らないし」
??「おう、また眉間に皺が寄っちゃった」
花子「元々こういう顔だし」
??「ひょっとして、何かお悩みとか?」
花子「……貴女には、関係ないし」
??「まぁまぁ、袖触れ合うも多少の縁って言うしさ」
??「何か悩み事があるなら、ちょっと話してごらん?」
花子「……」
花子(なにか難しい言葉使われたし…袖?)
??「ね?」
花子「……」フゥ
花子(まあいいか、どうせもう二度と会わない相手なんだし)
花子(無視し続けるのも疲れるから、言ってしまおう…)
??「何か悩み事があるなら、ちょっと話してごらん?」
花子「……」
花子(なにか難しい言葉使われたし…袖?)
??「ね?」
花子「……」フゥ
花子(まあいいか、どうせもう二度と会わない相手なんだし)
花子(無視し続けるのも疲れるから、言ってしまおう…)
花子「私の名前、花子って言うんだけど」
??「私は京子、宜しくね!」
花子「いや、自己紹介じゃないし」
花子「…その、花子って名前、実は偽物で、本当は別の名前があったらしいし」
京子「別の名前って?」
花子「…酷い名前だから、言いたくないし」
??「私は京子、宜しくね!」
花子「いや、自己紹介じゃないし」
花子「…その、花子って名前、実は偽物で、本当は別の名前があったらしいし」
京子「別の名前って?」
花子「…酷い名前だから、言いたくないし」
花子「あまりに酷い名前だから、花子って呼ばれるようになったらしいし」
花子「こ、これって、あんまりだし…」ウルッ
花子「ずっと、ずっと家族から嘘つかれてたんだし」
花子「私、騙されてたんだし…」グスン
花子(泣くつもりなんてなかったのに、涙、出てくるし…)ゴシゴシ
花子「私…これからどんな顔で、家族に会えばいいのか、判らないし」
花子「どうすればいいのか、教えて欲しいし…」
花子「こ、これって、あんまりだし…」ウルッ
花子「ずっと、ずっと家族から嘘つかれてたんだし」
花子「私、騙されてたんだし…」グスン
花子(泣くつもりなんてなかったのに、涙、出てくるし…)ゴシゴシ
花子「私…これからどんな顔で、家族に会えばいいのか、判らないし」
花子「どうすればいいのか、教えて欲しいし…」
京子「え、私もわかんないよ?」
花子(……この人に聞いた私が馬鹿だったし…)ガクッ
京子「けど、もし帰りたくないっていうんなら、うちに来る?」ニコ
花子「……え?」
京子「ずっとって訳には行かないけど、考えが纏まるまでなら泊まって行ってくれてかまわないから」
花子「……知らない人の家に泊まるとか、ありえないし」
花子(……この人に聞いた私が馬鹿だったし…)ガクッ
京子「けど、もし帰りたくないっていうんなら、うちに来る?」ニコ
花子「……え?」
京子「ずっとって訳には行かないけど、考えが纏まるまでなら泊まって行ってくれてかまわないから」
花子「……知らない人の家に泊まるとか、ありえないし」
京子「そだね、あんまりおススメしない」
京子「けど、花子ちゃんが本当に帰りたくなくて、このまま滑り台の下で夜を明かすつもりなら」
京子「引っ張ってでも、うちに連れ帰って暖かい食事とお風呂と布団を無理にでも与えたいと思います!」
花子「……」
花子「無関係な人に、そこまでする、理由がわからないし」
京子「無関係じゃないと思うよ、私たち、お互い名乗ったんだから」
京子「けど、花子ちゃんが本当に帰りたくなくて、このまま滑り台の下で夜を明かすつもりなら」
京子「引っ張ってでも、うちに連れ帰って暖かい食事とお風呂と布団を無理にでも与えたいと思います!」
花子「……」
花子「無関係な人に、そこまでする、理由がわからないし」
京子「無関係じゃないと思うよ、私たち、お互い名乗ったんだから」
京子「それにさ、私も、子供の頃は泣き虫だったから、花子ちゃんの不安な気持ち、ちょっと判るんだ」
花子「私は泣き虫じゃないし」
京子「うん、そうだね、花子ちゃんは、たぶん、私より強い子」
京子「だから、一度、家に戻って、家族に話を聞いてみよう?」
京子「家族が嘘をついてたのだって、別に悪意があった訳じゃないんだろうからさ」
京子「酷い名前ってのも、何か理由があったのかもよ?」
花子「私は泣き虫じゃないし」
京子「うん、そうだね、花子ちゃんは、たぶん、私より強い子」
京子「だから、一度、家に戻って、家族に話を聞いてみよう?」
京子「家族が嘘をついてたのだって、別に悪意があった訳じゃないんだろうからさ」
京子「酷い名前ってのも、何か理由があったのかもよ?」
花子「けど…けど…」
京子「それで、もし本当に花子ちゃんが耐えられない理由だったなら」
京子「私の家に、来てくれていいから、ね?」
花子「……」
花子「……わかったし、とりあえず、家に帰ってみるし…」
京子「それで、もし本当に花子ちゃんが耐えられない理由だったなら」
京子「私の家に、来てくれていいから、ね?」
花子「……」
花子「……わかったし、とりあえず、家に帰ってみるし…」
京子「おー、雨、止んだねえ」
花子「あ、本当だし」
京子「見て見て、花子ちゃん、虹が出てるよ!」
花子「……別に、珍しくないし」
京子「けど、綺麗だよね?花子ちゃんと一緒に見れて良かった」ニコ
花子「……///」ドキン
花子「あ、本当だし」
京子「見て見て、花子ちゃん、虹が出てるよ!」
花子「……別に、珍しくないし」
京子「けど、綺麗だよね?花子ちゃんと一緒に見れて良かった」ニコ
花子「……///」ドキン
京子「よし、じゃあ、一緒に花子ちゃんの家に行きますか!」
花子「着いて来てなんて言ってないし」
京子「ツレない事、言わないでよ花子ちゃん」ダキッ
花子「重いし、抱きつかないで欲しいし///」
花子「……まあ、着いてきたいのなら止めないし」
花子「着いて来てなんて言ってないし」
京子「ツレない事、言わないでよ花子ちゃん」ダキッ
花子「重いし、抱きつかないで欲しいし///」
花子「……まあ、着いてきたいのなら止めないし」
京子「ありがと、花子ちゃん」
花子「何で礼を言うのか、意味がわからないし」
京子「花子ちゃんのお宅拝見~♪」
花子「家には上げないし、家の前までだし」
京子「チェーッ」
花子「何で礼を言うのか、意味がわからないし」
京子「花子ちゃんのお宅拝見~♪」
花子「家には上げないし、家の前までだし」
京子「チェーッ」
花子「……ここだし」
京子「ん、この表札…」
花子「あの、京子……さん」
京子「ん、なに~?」
花子「……話、聞いてくれてありがとう…一応、お礼、言っておくし///」
京子「どういたしまして!」ニコ
京子「ん、この表札…」
花子「あの、京子……さん」
京子「ん、なに~?」
花子「……話、聞いてくれてありがとう…一応、お礼、言っておくし///」
京子「どういたしまして!」ニコ
花子(櫻子に似てるって思ってたけど、全然違うし)
花子(京子さんのほうが、お姉さんっぽいし)
花子「……じゃあ、行って来るし」
京子「頑張れ~!」
花子「…スーーハーー…」
花子「……た、ただいまだし」ガラカラ
花子(京子さんのほうが、お姉さんっぽいし)
花子「……じゃあ、行って来るし」
京子「頑張れ~!」
花子「…スーーハーー…」
花子「……た、ただいまだし」ガラカラ
櫻子『あ、ラフレシア、何処行ってたの?ほらほら、これ見て、さっき言ってた書類』
花子『これ……どう見ても櫻子の手書きだし』
櫻子『げ、一瞬でばれた…』
花子『……もしかして、さっきの話…』
櫻子『え、嘘に決ってるじゃん』
櫻子『名前がラフレシアとか、ないって』プププ
花子『……』バコン
櫻子『うわああ、花子が怒ったー!』
花子『これ……どう見ても櫻子の手書きだし』
櫻子『げ、一瞬でばれた…』
花子『……もしかして、さっきの話…』
櫻子『え、嘘に決ってるじゃん』
櫻子『名前がラフレシアとか、ないって』プププ
花子『……』バコン
櫻子『うわああ、花子が怒ったー!』
花子「まったく、櫻子には困った物だし」ガラガラ
櫻子「いててて、耳引っ張らないでって」
花子「京子さん、ごめん、さっきの話…あれ?」
花子「居ないし…ん、ポストに紙が…」
≪大丈夫そうなので帰ります、お腹も空いたしね! きょうこ≫
花子「……なにこれ」
花子「……何も言わずに去るとか、正義の味方じゃないのだし」ガク
櫻子「いててて、耳引っ張らないでって」
花子「京子さん、ごめん、さっきの話…あれ?」
花子「居ないし…ん、ポストに紙が…」
≪大丈夫そうなので帰ります、お腹も空いたしね! きょうこ≫
花子「……なにこれ」
花子「……何も言わずに去るとか、正義の味方じゃないのだし」ガク
櫻子「花子、何落ち込んでるの?さっきのは悪かったって」
花子「それは、もういいし…」ガクー
櫻子「何だよ、意味わかんないぞー」ブー
櫻子「あれ、この手紙、歳納先輩?」
櫻子「うーん、けど意味がわからないなあ…どうしてお腹が空いた事の報告を私の家に…」
花子「それは、もういいし…」ガクー
櫻子「何だよ、意味わかんないぞー」ブー
櫻子「あれ、この手紙、歳納先輩?」
櫻子「うーん、けど意味がわからないなあ…どうしてお腹が空いた事の報告を私の家に…」
花子「櫻子」
櫻子「ん?」
花子「京子さんと、知り合い?」
櫻子「うん、学校の先輩だよ」
櫻子「あれ、花子、歳納先輩の事、知ってるの?」
櫻子「ん?」
花子「京子さんと、知り合い?」
櫻子「うん、学校の先輩だよ」
櫻子「あれ、花子、歳納先輩の事、知ってるの?」
花子「詳しく、教えて欲しいし、興味、あるし」
櫻子「うーん、詳しくねえ」
櫻子「基本的には、私と似てるんだよね」
櫻子「人気があって、明るくて、行動力があって、成績が学年トップで」
花子「最後のは似てないし、というか、学年トップって凄いし」
櫻子「あと、娯楽部の部長で、何時も生徒会と争ってる感じかなあ」
花子「何それ、かっこいいし」
櫻子「うーん、詳しくねえ」
櫻子「基本的には、私と似てるんだよね」
櫻子「人気があって、明るくて、行動力があって、成績が学年トップで」
花子「最後のは似てないし、というか、学年トップって凄いし」
櫻子「あと、娯楽部の部長で、何時も生徒会と争ってる感じかなあ」
花子「何それ、かっこいいし」
花子(京子さん、歳納、京子さん、もう一度会って、ちゃんとお礼言いたいし)
花子「櫻子、京子さんはうちに遊びに来たりする?」
櫻子「今まで遊びに来たことはないけど…呼べば来てくれるんじゃないかなあ?」
花子「じゃあ、明日呼んでほしいし」
櫻子「え、突然だな花子」
花子「さっきの嘘の件は、それで無しにしてあげるし」
櫻子「へいへい、わかりましたよー」
花子「櫻子、京子さんはうちに遊びに来たりする?」
櫻子「今まで遊びに来たことはないけど…呼べば来てくれるんじゃないかなあ?」
花子「じゃあ、明日呼んでほしいし」
櫻子「え、突然だな花子」
花子「さっきの嘘の件は、それで無しにしてあげるし」
櫻子「へいへい、わかりましたよー」
~翌日~
花子「としのう、きょうこ」
花子「苗字は難しいけど、名前は簡単だし」
花子「京子…と」カキカキ
花子「……」
花子「……花子、と」カキカキ
花子「……なにか、京子と花子って字的に似てる気がするし」
花子「隣に並んでても、違和感ないし」
花子「としのう、きょうこ」
花子「苗字は難しいけど、名前は簡単だし」
花子「京子…と」カキカキ
花子「……」
花子「……花子、と」カキカキ
花子「……なにか、京子と花子って字的に似てる気がするし」
花子「隣に並んでても、違和感ないし」
花子「……それにしても、櫻子、遅いし」ソワソワ
花子(何か、落ち着かないし)
花子(というか、御礼をする相手を呼びつけるとか、良く考えると失礼だし)
花子(本来なら私が出向くべきことだし)
花子(どうしよう、今から櫻子に電話して帰ってもらう…って、それこそ失礼だし)
櫻子「ただいまー」
花子(何か、落ち着かないし)
花子(というか、御礼をする相手を呼びつけるとか、良く考えると失礼だし)
花子(本来なら私が出向くべきことだし)
花子(どうしよう、今から櫻子に電話して帰ってもらう…って、それこそ失礼だし)
櫻子「ただいまー」
花子「……!」スタッ
花子「……」ウロウロ
花子「……」ササッ
櫻子「いやー、今日も疲れた…って、花子、なんで冷蔵庫の陰に隠れてんの」
花子「な、なんでも、ないし」
花子「……」ウロウロ
花子「……」ササッ
櫻子「いやー、今日も疲れた…って、花子、なんで冷蔵庫の陰に隠れてんの」
花子「な、なんでも、ないし」
櫻子「じゃあ、どいてよ、ジュース飲むんだから」
花子「……あれ」
花子「櫻子、京子さんは?」
櫻子「……あ、誘うの忘れてた」
花子「……」フゥ
花子「……あれ」
花子「櫻子、京子さんは?」
櫻子「……あ、誘うの忘れてた」
花子「……」フゥ
花子(櫻子が馬鹿で助かったし)
花子(やっぱり、私が出向くべきだし)
櫻子「ごめんごめん、そんなションボリするなって」
櫻子「明日、ちゃんと誘ってくるからさ~」
花子「いや、もういいし」
花子「それより…」
花子(やっぱり、私が出向くべきだし)
櫻子「ごめんごめん、そんなションボリするなって」
櫻子「明日、ちゃんと誘ってくるからさ~」
花子「いや、もういいし」
花子「それより…」
~翌日の放課後~
~七森中学~
花子「学校見学の手続きはこれで終了だし」
櫻子「め、面倒くさかったー」ガク
櫻子「花子、御褒美に、それちょっと別けてよ~」
花子「お断りするし」サッ
櫻子「くっ、妖怪ケチケチ2世め…」
花子「まあ、けどお礼は言っておくし」
~七森中学~
花子「学校見学の手続きはこれで終了だし」
櫻子「め、面倒くさかったー」ガク
櫻子「花子、御褒美に、それちょっと別けてよ~」
花子「お断りするし」サッ
櫻子「くっ、妖怪ケチケチ2世め…」
花子「まあ、けどお礼は言っておくし」
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