元スレ杏子「間一髪、ってとこだな」ほむら「!?」

みんなの評価 : ★★
301 :
壊れてないさやかは頼りになるでぇ
302 :
これあんこちゃんが仲間になれば勝利コースじゃね?
303 = 278 :
まどっち・・・
304 = 270 :
~3週間後~
まどか「あれが…ワルプルギスの夜…」
さやか「で、でかいって」
マミ「なるほど、桁違いの魔力ね」
ほむら(大丈夫、作戦はしっかりと立ててきた!今度こそあいつを倒す!)
マミ「皆、準備はいい!?」
まどか・さやか・ほむら「はいっ」
マミ「行くわよ!」
305 :
終わり
306 = 274 :
ここから
307 = 270 :
~ほむホーム前~
杏子「…、巨大な魔力の波長を感じる」
杏子「『ワルプルギスの夜』か…」
QB「杏子、君は戦わないのかい?」
杏子「…」
QB「それにしても今日の君の行動は実に不可解だ」
QB「前に行ってたたいやき屋はいざ知らず、洋服店や見滝原の学校に足を伸ばすなんて」
QB「おまけにこうして暁美ほむらの家の前で1時間近く立ち止ってる」
QB「わけがわからないよ」
杏子「…、お前には関係ないよ、QB」
QB「まぁ、僕にとっては君達が勝とうが負けようがどちらでもいいんだけどね」
杏子「ふっ、そういう奴だったな、あんたは」
QB「?」
309 = 274 :
ほしゅほむ
310 = 270 :
~対ワルプルギス戦~
マミ「くっ、ティロ・フィナーレ!」
ドガァァァァ
まどか「そんなっ、直撃してるのに効いてない!?」
マミ「あの周りにいる影みたいなのが邪魔をしているんだわ!」
さやか「それなら直接切り込んでしまえばいい!」
さやか「はぁぁぁぁっ」
まどか「さやかちゃん後ろ!」
さやか「え?」
カシャッ
カシャッ
ズドドドドド
ほむら「間に合ったっ」
さやか「助かったよ、ほむら」
まどか「とても近寄れる雰囲気じゃないよ!」
311 = 270 :
さやか「こうなったらほむら、私を掴んだまま時間停止して!」
ほむら「どうするんですか!?」
さやか「時間停止して懐までもぐりこみ、一気に切りつける!」
ほむら「でも一撃で倒さないと反撃が!」
マミ「私たちが援護射撃するから!」
まどか「でももうグリーフシードのストックがないです!マミさん」
マミ「ぐっ、魔力の消耗もおさえないといけないのね…」
312 = 274 :
保守は任せたノシ
313 = 270 :
ほむら「一か八かでもやってみましょう!」
マミ「暁美さん、わかったわ、それじゃぁ…!?暁美さん!?」
まどか「ほむらちゃん!」
さやか「ほむら!」
ほむら「…え?」
ほむら(何?この巨大ビルは…)
ほむら(避けなきゃ、でもどうやって?)
ほむら(そうだ、時間停止だ…)
ほむら(止めな…)
ドォォォォォォォン
まどか「ほむらちゃぁぁぁぁん!」
314 = 289 :
あんあん
315 = 278 :
まだだ、まだできる
316 = 270 :
ほむら(ああ…間に合わなかったんだ…)
ほむら(私、死んじゃったんだ…)
ほむら(やっぱり私、皆に迷惑かけてばっかりだ)
ほむら(死ぬ前に一度、もう一度佐倉さんに会いたかったな…)
???「ぼんやりしてんじゃねーぞ、ほむら」
ほむら「…え?」
319 = 270 :
杏子「一緒に『ワルプルギスの夜』を倒すんじゃなかったのか?」
ほむら「あ…あああ…」
杏子「ったく、いつまでも世話のかかる奴だな」
杏子「この貸しはたいやきで返してもらうぜ。今度はカスタード味も付けてな」
ほむら「!?佐倉さん、記憶が…以前の記憶が戻ったの!?」
杏子「ああ、ほむら」
杏子「この前あんたらと別れてから妙に引っかかることがあったんだ」
杏子「今日になってふとあのたいやき屋に行きたくなってな」
杏子「そしたら、あんたとの出会った最初の日、最後の日のことを断片的に思い出してな」
杏子「あんたと行った洋服店、あんたの帰りを待った学校、そしてあんたの家」
杏子「全部回ってようやく以前の記憶が戻ったんだ」
320 = 301 :
泣いた
321 = 274 :
濡れた
322 = 302 :
あんこちゃん男前すぎる
323 = 270 :
ほむら「佐倉さんっ…っく」
杏子「おいおい、こんなときに泣くなって」
ほむら「奇跡は…本当にあるんですね」
杏子「半分はな。でももう半分はほむら、あんたの功績だ」
ほむら「え?」
杏子「あんた、言ってたよな?願い事は私との出会いをもう一度やり直して、また楽しかった日々を共有できるようになりたいって」
ほむら「うん」
杏子「どうやら『楽しかった日々の共有』の所も願い事に盛り込まれていたようだ」
杏子「曖昧な表現な上に、もう一度繰り返すというメインの目的があったせいで、記憶にロックがかかってたみたいだけどな」
ほむら「そうだったんだ…」
324 = 278 :
見届けたいのに異常に眠い
326 = 270 :
杏子「まぁ、何あともあれ、まずは…」
スッ
ほむら「え?」
バチッ
ほむら「あいた!(デコピン!?)」
杏子「約束破った罰だよ。魔法少女にならないって約束したのにさ」
ほむら「…うん」
杏子「そんでこれが私の分」
バチッ
ほむら「!?(自分で自分にデコピン!?)」
杏子「カチューシャ、返せなかったからな」
ほむら「あ・・・」
杏子「これで貸し借りなしだ!さぁ、さっさとあいつを倒しに行こうか!」
ほむら「っ…はいっっ!」
327 :
結局倒せずにもう一回ループする可能性は……?
331 = 270 :
ゴゴゴゴゴゴ
まどか「そんな…ほむらちゃんが…」
マミ「暁美さん!暁美さん!?無事なら返事してっ」
杏子「ほむらなら無事だよ」
マミ「!?」
マミ「あ、あなた…佐倉さん!?」
杏子「へへ、お久しぶり、マミさん」
マミ「っ!」
マミ「佐倉さん、あなた…」
杏子「もう、過去のことはいいんだ」
杏子「いつまでも過去にとらわれてちゃ先に進めない」
杏子「だから私はもう一度やり直したいと思ってる」
杏子「また、一緒に戦ってくれる?」
マミ「ええっ!…勿論よっ!!」
332 = 274 :
泣いた
334 = 274 :
眠い早く
335 = 270 :
さやか「あんた、来てくれたんだ!」
杏子「ああ、あの時はいろいろ迷惑かけたな」
さやか「お互い様だって」
杏子「今度は一緒に戦って欲しいんだけど」
さやか「勿論!よろしくな!杏子!」
杏子「ああ、さやか!」
336 :
続き気になって眠れないじゃないかあんあん!
337 :
全俺が泣いた
338 = 270 :
まどか「ええっと…」
杏子「あんたが鹿目まどかかい?」
まどか「あ、うんっ」
杏子「佐倉杏子だ。宜しくな」
まどか「あなたがほむらちゃんの言ってた大切な人だったんだ」
まどか「ほむらちゃんがラブラブな♪」
杏子(…おい、あいつに何話したんだ?)
ほむら(へ、変なことは話してないけど…)
まどか「宜しくね♪杏子ちゃん!」
杏子「ああ、こちらこそ」
339 = 274 :
ほむ杏もいいな
341 :
追いつき支援
342 = 270 :
マミ「それじゃぁ、作戦を立て直すわね」
さやか「でもグリーフシードがもう無いから、制限付か…」
杏子「おいおい、魔力温存して倒せる相手じゃねえぞ?あいつは」
まどか「でもこれ以上魔力を使っちゃうと…」
ドサドサドサッ
マミ「こっ、これは…」
さやか「大量のグリーフシード!?」
杏子「今まで有事の際に備えてストックしてきた奴さ」
杏子「これだけあれば出し惜しみなくあいつをぶっ潰せるだろ?」
344 = 270 :
マミ「でもこれはあなたの…」
杏子「気にすんなって、一緒に戦う仲だろ?」
杏子「こいつを倒したあと、ゆっくり返済してもらえば良いさ!」
さやか「一応は返さないといけないんだね」
杏子「当たり前だろ?」
ほむら「クスッ」
杏子「おいおい、笑ってる場合じゃないだろ?」
ほむら「ごめんなさい、昔を思い出しちゃって」
マミ「これならいけるわ!とっておきの必殺技もあるしね!」
杏子(まーた変な名前付けてんだろーなぁ…)
345 = 274 :
あんあん
346 = 270 :
杏子「さて、どうやら『ワルプルギスの夜』は空気を呼んで攻撃してこなかった様だ」
マミ「私たちの友情パワーに怖気ついたのかしら?」
さやか「杏子とほむらのラブラブパワーじゃないの?」
まどか「ねーっ」
ほむら「///」
ワルプルギスの夜「HAHAHAHAHAHAHAHAHA」
まどか「あ、笑い出した」
さやか「それじゃぁ、行くとしますか」
マミ「超魔女バスターズ、始動ね!」
杏子「マミさん、そのダサいネーミングは…、ま、いっか。」
ほむら「ふふふ」
マミ「いくわよ!皆!!」
まどか・ほむら・さやか・杏子「「はいっ」「おうっ」」
347 = 270 :
~Epilogue~
ほむら(…)
ほむら(う~ん…、今何時だろ)
ほむら(!もうお昼だ)
ムクッ
ほむら「ふぁぁ~、寝すぎちゃった…」
ほむら(『ワルプルギスの夜』との戦いから数日)
ほむら(私は今布団の中にいる)
ほむら(あの夜、私たちは『ワルプルギスの夜』を撃退した)
ほむら(ただ、QB曰く完全に消滅できたわけでなく、あくまで撃退したということらしい)
ほむら(とにもかくにも、大きな被害もなく、私たち5人も健在だ)
ほむら(事後処理があるといってマミさんとQBはしばらく現場を歩き回ってたけど)
ほむら(それも落ち着き、今日祝勝会を開く予定になっている)
ほむら(鹿目さんも、美樹さんも、それぞれの生活に戻り連絡を取り合っている)
ほむら(そして、佐倉さんは…)
348 :
やっと追いついた
あんこちゃんスキーの俺得スレ支援
349 = 274 :
えんだああああああああああ
350 :
杏子「私はただひたすらに強くあろうとした
そこに生きる理由があると信じていた」
ほむら「・・・・・・」
杏子「ようやく追い続けていたものに手が届いた気がする」
杏子「魔法少女、その称号はお前にこそ相応しい・・・」
ほむら「きょ 俺「杏子ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」」
-完-
みんなの評価 : ★★
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