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    元スレ京子「ひまっちゃんは友達が少ない」

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    タグ : - ゆるゆり + - 京ひま + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ~屋上~

    向日葵「ふぅ…」

    京子「ひまーっちゃん!」モミッ

    向日葵「ひゃあ!?」

    京子「どしたのさ、ため息なんてついて?」モミ

    向日葵「と、歳納先輩…」

    向日葵「あ、あの、胸を揉むのは止めていただきたいのですけど…///」

    京子「あ、ごめん、つい触り心地が良くて…」

    2 = 1 :

    京子「それで、どうかしたの?浮かない顔だけど」

    向日葵「いえ、別に…大したことではございませんわ…」

    京子「とてもそうは見えないけどな~」プミプミ

    向日葵「あ、あの、頬を突かないでもらえると…」

    京子「ごめん、何か触り心地が良くて!」ニコ

    向日葵「……ぷっ、歳納先輩ったら」

    京子「お、やっと笑ってくれたね、ひまっちゃん」

    4 :

    ふむ

    5 = 1 :

    京子「まあ、私はあんまり頼りにならないかもしれないけどさ」

    京子「話すだけでも気が楽になるって事もあるから」

    京子「ちょっとお姉さんに打ち明けてみて御覧なさいって」

    向日葵「歳納先輩…」

    向日葵「あ、ありがとうございます、私なんかの為に…」

    向日葵(歳納先輩なら、頼りになるし…悩みを打ち明けても…)

    6 = 1 :

    京子「友達が少ない?」

    向日葵「はい…」

    京子「え、でも櫻子ちゃんは…」

    向日葵「あれを友達と呼べるかどうか判りませんが…仮に勘定に入れるとしても、一人です」

    京子「あかりやちなつちゃんは?何時も一緒にいるんじゃなかったっけ?」

    向日葵「あのお二人は…どちらかというと、櫻子の友達という感じですし…」

    京子「うーん、そんな事ないと思うけど…」

    7 = 1 :

    向日葵「先日、櫻子に言われたんです…お前は友達が少ないから副生徒会長にはなれないって…」

    向日葵「櫻子にとっては何時もの軽口のつもりだったんでしょうし、私もそのつもりで反論してたのですが…」

    向日葵「あとから良く考えると…確かに、私は友達が少ないなって…」

    京子「ひまっちゃん…」

    向日葵「……朝、数えてみたんです…挨拶する人数…」

    8 = 1 :

    向日葵「櫻子は、クラスのほぼ全員と挨拶交わしてますが…私は…3人でした…」

    向日葵「櫻子と吉川さんと赤座さん…この三人だけだったんです…」

    向日葵「それで、わたし…わたし…」ヒック

    京子「ひまっちゃん…」ナデ

    向日葵「私、本当に、友達が少ないなって…何のために学校来てるんでしょう…」ヒックヒック

    9 :

    原作だと普通にいるけど

    11 = 1 :

    京子「ひまっちゃんは…友達が欲しい?」

    向日葵「……はい…」グスン

    京子「うん、友達いないのは、苦しいよね…」

    京子「……よし、ひまっちゃん!」ガシッ

    向日葵「え、え?」グスン

    12 = 1 :

    京子「娯楽部に入ろう!」

    向日葵「ご、ごらく部に、ですか?」ゴシゴシ

    京子「うん、娯楽部に入れば、ちなつちゃんやあかりとの交遊も増えるし」

    京子「それに、私もひまっちゃんとちゃんと友達になりたいから、さ」

    向日葵「歳納先輩…」

    14 = 1 :

    向日葵「…私なんかが、娯楽部に入っていいのでしょうか…」

    京子「私の方からお願いしてるんだよ、ひまっちゃん」

    京子「だから是非、娯楽部に来てほしいな!」ニコ

    向日葵「……」

    向日葵「ありがとうございます、歳納先輩…」

    向日葵「私、私、娯楽部に…入りたいです…」グスン

    向日葵(歳納先輩…ありがとうございます…友達を作る機会をくれて)

    15 = 1 :

    ~娯楽部~

    京子「という訳で、新入部員を紹介します!」

    京子「ひまっちゃんです!」

    向日葵「ふ、古谷向日葵です…不束者ですが、宜しくお願いいたしますわ…!」ペコー

    一同「わーい!」パチパチパチ

    結衣「向日葵さん、宜しくね」

    あかり「向日葵ちゃんが来てくれて嬉しいよぉ!」

    ちなつ「ちょっと意外だったけど、歓迎するよ!向日葵ちゃん!」

    向日葵「み、みなさま…」

    16 = 1 :

    向日葵(正直、どんな反応をされると不安でしたけど…)

    向日葵(優しく迎え入れてくれた…)ホッ

    京子「今日は向日葵ちゃんの歓迎式って事で、駄菓子屋でお菓子をたくさん買ってきました!」

    京子「みんな、食べて食べて!」ドサー

    ちなつ「わー!京子先輩、太っ腹!」

    向日葵「あ、え、その…」

    あかり「ありがとう!京子ちゃん!」

    17 :

    ハァハァ

    18 = 4 :

    あかりやちなつのことは友達だと思ってなかったのか
    さりげにひどいなwww

    19 :

    生徒会はどおすんだよwwwww

    20 = 1 :

    向日葵(どうしよう、て、展開が速すぎてついていけませんわ…)

    向日葵(と、とりあえず、歳納先輩にお礼を言わないと…)

    結衣「向日葵さんも、ほら、遠慮しないで」ニコ

    向日葵「は、はい!」

    ちなつ「このお菓子、おいしいよ♪」パリッ

    向日葵「……」パリッ

    向日葵(お、お礼、言えてないですわ…)

    21 = 17 :

    >>19
    綾乃が嬉しそうに文句言う回数が増えるだけだからWin Winの関係さ

    22 = 1 :

    向日葵(け、けど、もうみんな、食べ始めてますし…)

    向日葵(というか、私も、食べちゃってますし…)

    向日葵(ど、どうしよう、今さら言ったら、空気を乱してしまいますかしら…)

    向日葵(……)プスプスプス

    京子「ひまーっちゃん!」ダキッ

    23 = 1 :

    向日葵「ちょ、歳納先輩///抱きつかないでください///」

    ちなつ「あ、向日葵ちゃん気をつけてね、京子先輩、抱きつき魔だから」

    ちなつ「というか、こないだまで私に抱きついてた癖に、もう鞍替えですか」

    京子「え、ちなつちゃん、嫉妬?」

    ちなつ「嫉妬な訳ありません!」

    ちなつ「ほらほら、京子先輩、向日葵ちゃん困ってるじゃないですか、離れてはなれて!」

    京子「えー、ひまっちゃん、抱き心地いいのに~」ブー

    25 = 1 :

    京子「よいしょっと…」ペタン

    向日葵(あ、歳納先輩、私の横に座った…こ、これなら…!)

    向日葵「あ、あの、歳納先輩…!」

    京子「ん?なに~?」

    向日葵「お、お菓子、ありがとうございます…私の歓迎式、も…」ボソッ

    京子「どういたしまして!」ニコ

    向日葵(い、言えましたわ…歳納先輩も、笑ってくれたし…)

    向日葵(よ、よかった…)ホッ

    26 = 1 :

    京子「ほら、向日葵ちゃん、もっと食べて食べて!」

    京子「これとか美味しいよ~?」

    向日葵「は、はい、美味しいです!」

    京子「ほら、あーんして、あーん」

    向日葵「え、そ、それはちょっと///」

    ちなつ「……」

    27 = 1 :

    キャッキャウフフ


    結衣「あ、もうこんな時間だ」

    あかり「わー、時間が経つの速いねぇ!」

    京子「よし、じゃあ、今日はこれまでにしよっか!」

    一同「はーい!」

    向日葵(最初はどうなるかと思いましたけど…)

    向日葵(先輩方と、沢山話が出来て、良かったですわ…)

    向日葵(赤座さんや吉川さんとも、クラスで話す以上にお話しできましたし…)

    28 = 17 :

    京ひま に見せかけた 京ちな なのか!

    29 = 1 :

    ~帰路~

    結衣「京子は向日葵さんを送って行くの?」

    京子「おう!もう遅くなっちゃったしね」

    京子「結衣はちなつちゃんとあかりを宜しく~!」

    ちなつ「京子先輩、向日葵ちゃん、また明日!」

    あかり「京子ちゃん、向日葵ちゃん、ばいばい~!」

    向日葵「みなさま、お疲れ様でした」

    31 = 1 :

    向日葵「それにしても…娯楽部って、あんなにのんびりとした部活でしたのですね」

    京子「そだよ~、まったりするだけの部活ですから!」

    向日葵「……以前、私が娯楽部を訪れたのは『生徒会vs』の勝負の時でしたし」

    向日葵「てっきり、普段から部活内で切磋琢磨するような活動をしてるのかと思ってました」

    京子「あははは、そんなの、疲れちゃうよ」クスクス

    向日葵「そうですわね」クスクス

    32 = 1 :

    向日葵「けど、一年の間では、そういう噂が流れてるんですよ?」

    京子「え、噂ってどんな?」

    向日葵「学年トップの成績を誇る歳納先輩と」

    向日葵「学年トップの運動能力を誇る船見先輩が作った少数精鋭の部活で」

    向日葵「生徒会も一目置くほどの活動をしている…って」

    京子「え、ええー、そんな目で見られてたのか、私達…」

    向日葵「ふふふ、だから、実際見てそのギャップに驚いてしまって…」クスクス

    33 = 1 :

    京子「うん、ひまっちゃんは、やっぱり、不安そうにしてるより、笑ってる顔が可愛いよ」

    向日葵「え……」

    向日葵「そ、そんな…私、可愛くなんか…」

    京子「少なくとも、私はひまっちゃんが、笑ってると何だか幸せな気分になれるよ~」

    京子「だから、ね、もっと笑顔見せてくれると、嬉しいな」

    京子「私も、ひまっちゃんが笑ってられるように、頑張るから」

    向日葵「歳納先輩…」ドキ

    35 = 1 :

    向日葵(どうして、歳納先輩、私の事なんかをそこまで気にかけてくれるんでしょう…)

    向日葵(友達になりたいからって言ってくださったけど…)

    向日葵(私を構うより、もっと他の方と友達になった方が、有意義でしょうに…)

    京子「ほら、また不安そうな顔になってるよ~」コチョコチョ

    向日葵「ひゃわ!?ちょ、歳納先輩///」

    京子「ほらほら、笑え笑え~」コチョコチョ

    向日葵「や、やめてください、歳納先輩///」クネクネ

    36 = 1 :

    ~翌日~

    ~娯楽部~

    あかり「こんにちわぁ」

    ちなつ「こんにちわです」

    向日葵「こ、こんにちわ…」

    結衣「こんにちわ、みんな」

    京子「お!ひまっちゃん達、来た~!」

    京子「ひまっちゃーん♪」ダキッ

    向日葵「と、歳納先輩、だ、抱きついて来なくても///」

    ちなつ「……」

    37 = 1 :

    向日葵「あ、そ、そういえば、歳納先輩」

    京子「ん?どしたの、ひまっちゃん」

    向日葵「杉浦先輩が、『歳納京子プリントまだ出してないー』って激怒してましたよ?」

    京子「うわ、忘れてた…!ちょっと出してくるね!」

    結衣「まったく、お前はいつもそうだな」

    京子「えへへ♪」

    38 = 1 :

    向日葵「……」

    ちなつ「……」

    あかり「……」

    結衣「……」

    向日葵(…みなさん、思い思いの事をやってて、会話がない…)

    向日葵(ど、どうしましょう、何か話しかけた方が良いのでしょうか…)

    向日葵(けど、別に空気が悪いわけじゃないし…)

    向日葵(私が発言したらこの空気が壊れるんじゃ…)

    39 :

    結衣の向日葵さんに違和感が凄い


    京ひまなのか、京ちななのか、はたまた櫻子の帰還があるのか…

    40 = 1 :

    結衣「あ、そういえばさ」

    ちなつ「どうしたんです?結衣先輩」

    結衣「こないだちなつちゃんが言ってたお菓子のレシピ、見つかったから」

    結衣「今度作れたら持ってきてあげるね」

    ちなつ「本当ですか!結衣先輩!

    あかり「あれ美味しそうだったよねぇ」

    向日葵「そ、そうですわね」

    41 = 1 :

    向日葵(ど、どうしよう、何のお菓子だかわからない…)

    向日葵(聞いた方がよいかしら、けど、話を止めてしまうのも…)

    向日葵(ああ、昨日はちゃんと話出来てたのに、どうして今日は…)


    キャッキャウフフ


    向日葵「……」

    42 :

    さ、櫻子ちゃん息してない

    43 = 17 :

    向日葵ちゃんマジコミュ障

    44 = 1 :

    京子「たっだいまー!」

    結衣「遅かったじゃない、京子」

    京子「綾乃に超絞られてた><」

    ちなつ「そりゃ、毎回プリント出し忘れてたら絞られますって、京子先輩」

    あかり「京子ちゃん、大変だったねえ」

    向日葵「お、おかえりなさい、歳納先輩」

    京子「ひまっちゃんー!私を慰めてー!」ダキッ

    45 = 1 :

    ちなつ「……」

    向日葵「と、歳納先輩、また///」

    京子「で、随分盛り上がってたみたいだけど、どしたの?」ダキーン

    結衣「ああ、こないだ言ってたお菓子あっただろ?」

    京子「おう、あのドーナッツの事ね」

    ちなつ「…ドーナッツじゃありませんって、あれはこれこれこーゆうお菓子です」セツメイ

    京子「ああ、ドーナッツじゃなかったか、ごめんごめん!」

    向日葵(そ、そういうお菓子だったのですか…)

    46 = 1 :

    向日葵「わ、私、先日、街のお菓子屋さんでそのお菓子見かけましたわ」

    あかり「え、本当?向日葵ちゃん、今度お店教えてよぉ」

    向日葵「は、はい、喜んで」

    結衣「じゃあ、今度の休日にでも皆で行こうか?」

    京子「結衣、ナイスアイデア!」

    ちなつ「……」

    47 = 1 :

    京子「そういえば、ひまっちゃん?」ホホプニ

    向日葵「あの、もう日常と化してますけど、頬を突きながら話しかけるのは///」

    京子「呼び方、歳納先輩って、何か固い気がするなあ」

    向日葵「え…」

    結衣「うん、私も気になってた、私の事も、名前でいいよ」

    あかり「あ、あかりも~」

    ちなつ「私も前から思ってたけど、名前でいいよ?向日葵ちゃん」

    48 = 1 :

    向日葵「え、は、はい…ありがとうございます…」

    向日葵「えっと、京子先輩、結衣先輩…」

    向日葵「あ、あかりさん、ちとせさん…」

    京子「うん、それでオッケー!」

    向日葵(櫻子以外を名前で呼ぶことなんてなかったですわね、私…)

    向日葵(な、なにか、緊張しますわ…)


    キャッキャウフフ

    49 = 39 :

    急に千歳が湧いて来たので…

    50 = 4 :

    ちなつ(向日葵ちゃん私の名前知らなかったんだ…)


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