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    元スレほむら「ルームシェアしたい」

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    みんなの評価 : ★★★×13
    タグ : - 魔法少女まどか☆マギカ ×3+ - マミほむ + - 巴マミ + - 暁美ほむら + - 百合 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ほむら「寂しい……」

    マミ「え?」

    ほむら「寂しいわ……」

    マミ「突然どうしたのよ」

    ほむら「一人暮らしも学校も寂しいのよ……」

    マミ「そうねぇ、確かにそういう日はあるわよね」

    ほむら「そういう日じゃなくて毎日寂しいのよ……」

    マミ「どうしたのよ……」

    ほむら「今まで私はあの1ヶ月を乗り越えようと戦ってきたわ」

    マミ「そうね」

    ほむら「QBを潰す、まどかの契約阻止、仲間集め……といってもあなたと杏子だけど」

    マミ「第一印象は最悪だったから苦労したでしょうね」

    ほむら「まぁそれはいいとして、やることがいっぱいあったのよ」

    マミ「それで?」

    ほむら「今はその必要もないし、一人の時間が増えて……その……寂しいのよ……」

    2 = 1 :

    マミ「そう言われてもねぇ……」

    ほむら「大体誰も頼りにしないなんて強がったりもしたけど、元々そんなに強くないし……」

    ほむら「今まではどんなこともまどかのためと頑張れたけど……」

    マミ「でも、魔女退治があれば私や佐倉さんや美樹さんと一緒にいるわよね?」

    マミ「それに、学校もあなたは鹿目さんや美樹さんと同じクラスでしょう?」

    ほむら「私だけ席が離れてるもの……ただでさえ転校1ヶ月間は近寄るなって空気をだしてたから……」

    ほむら「授業内容とか今更のものばかりだし、かといって寝たら一番前だからたたき起こされるし」

    ほむら「QBがいないとまどかとテレパシーはできないし……QBは私のテレパシーを送信するわけないし」

    マミ「感情はないって言っても、あなたの事は避けるでしょうね……」

    ほむら「さやかにテレパシーを送って暇を潰そうにもまどかと仲良く話し中だったら申し訳ないし……」

    マミ「変な所で気を使ってるのね……」

    ほむら「まぁテレパシーをしない理由は他にもあるけど……」

    マミ「?」

    3 = 1 :

    マミ「よくわからないけど、今からでも自分の周りの子と友達になればいいじゃない」

    ほむら「病院通いから学校に出てずっと繰り返していた私にできると思う?」

    ほむら「それもすでに冷たい人付き合いの悪い女って思われているのに……」

    マミ「……」

    ほむら「えぇ、わかってるわ、出来るわけないってことぐらい……」

    ほむら「本来町を去るつもりだったから、こんなこと何も考えてなくて……」

    マミ「そうだったの?」

    ほむら「転校について先生に相談しているところをまどかとさやかに見つかって……」

    マミ「どうして町を去ろうと思ったのかしら?」

    ほむら「その……私って今は最弱の魔法少女でしょ?」

    マミ「……時間停止もないものね、武器も盗めないから自作爆弾だし……その……悪いけど否定はできないわね」

    ほむら「皆に迷惑かけたくないし、さっさと消えちゃおうと思ったって二人に問い詰められたから思わず言ってしまって……」

    ほむら「それを聞いたまどかが泣いてしまって……さやかもすごく怒ってて……」

    マミ「でしょうね……」

    5 = 1 :

    ほむら「どうも繰り返していたせいかとっさの出来事に弱くて……本当はかっこ良く去ろうって思っていたのだけど……」

    マミ「はぁ……そんな事二度と考えないことよ、私や佐倉さんだってあなたの仲間でしょう?」

    ほむら「……そうね、ごめんなさい……」

    ほむら「とまぁ、このいい話みたいなのは済んだことだしいいのだけど、とにかく寂しいのよ」

    マミ「……」

    ほむら「確かにさやか、まどか、そしてあの二人の親友である仁美とは話しぐらいはできるわ」

    マミ「仲良しでいいじゃない」

    ほむら「なんていうのかしら……仁美はこの二人が信頼してるからって感じなのよ」

    マミ「友達の友達っていうものはそういうものよ、でもそこから友達になれるわよ」

    ほむら「次にさやかとまどかだけど……」

    マミ「あの二人も何かあるの?」

    ほむら「えぇ、さっき言ったテレパシーをしない理由なのだけど……」

    ほむら「私に恩を感じてるのか、なんだかよそよそしいっていうのかしら……」

    ほむら「異常に気を使ってくれてるというか……これって友達といえるのかしら……」

    マミ「なるほどね……」

    6 :

    ほむ

    7 :

    まどかちゃんをメイドにしちゃえばいいんだよ!

    8 = 1 :

    ほむら「例えば私が帰りにそういえばクレープ食べてないなーなんて口にすれば」

    ほむら「さやかとまどかがじゃあ行こうと言い出すのよ……」

    マミ「それが駄目なの?」

    ほむら「その前の会話で今月のお小遣いが買い食いも危ないなんて話をしていたのによ?」

    マミ「……」

    ほむら「私はまどかに恩人になりたいんじゃなくて、大切な友達だから戦ってただけで……」

    ほむら「さやかなんて何度も見捨てたりしていたのに恩人にされてるし……契約止めてもいないのにね……」

    マミ「そうは言っても私たちからしたら助けてくれたあなたしか知らないもの、しょうがないわよ」

    マミ「まぁでも、そういう事は思ってても言えないわよね」

    マミ「無理に変えられてもそれはまた気を使ってくれてるみたいになるもの……」

    ほむら「えぇ……」

    ほむら「学校でも誰かと一緒にいても結局一人な気がして……」

    ほむら「家に帰ってもやっぱり一人だし……」

    9 = 1 :

    マミ「でも私だって、あなたを恩人って思ってるわよ?」

    ほむら「あなたは年上という点のおかげか対等に話せてる気がして話しやすいのよ……」

    ほむら「気を使うべきところで使って、ちゃんと自分が正しいと思う意見を出すって言えばいいのかしら」

    マミ「そう言ってもらえるのは嬉しいからいいけど……」

    ほむら「前置きが長くなったけど、あなたにある提案をしたいのよ」

    マミ「?」

    ほむら「ルームシェアしない?」

    マミ「はい?」

    ほむら「ひとつの住宅に親族関係や恋愛関係にない他人同士が、共同して居住することを指す事よ」

    マミ「意味は知ってるわよ……」

    10 :

    マミほむときいて

    11 :

    気体

    12 :

    いいね

    13 = 1 :

    ほむら「まずメリットを提示するわね」

    ほむら「家賃や光熱費などの節約、食事も一度に作る量が増えるけど互いに一人分を作るより安くする事が可能となるわ」

    ほむら「次にもしもの時、病気等は同居人がいることで安全性が高まる」

    ほむら「その他、家事の分担といった事も可能よ、お互いに魔法少女だからその辺の事情も気にせずにすむわ」

    ほむら「あとは人がそばにいるから寂しさを感じにくくもなると思うわ」

    マミ「最後はあなたのメリットね……」

    ほむら「次にデメリットだけど」

    ほむら「彼氏とかを連れ込みにくい……とこれはお互いに問題無いわよね、いざとなれば連絡をくれればいいし」

    マミ「まぁそうね……」

    ほむら「私が住まう事で家具等が増え、部屋が狭くなる点……と言っても私の部屋って知っての通り何も無いのよね」

    マミ「確かに人が住んでるって感じがしない部屋だったわね」

    ほむら「後は一人になりたいって時とか、その……そういう時間をとりにくいとか……」

    ほむら「ま、まぁその……い、言いづらいだろうけど言ってくれればコンビニにでも行くから///」

    マミ「ちょ、ちょっと変な想像して照れないでくれる?私まで恥ずかしくなるじゃない///」

    ほむら「と、とにかく、私の存在が気に食わないって事がないならデメリットはそんなにないと思うのだけど……」

    14 :

    ほむほむ

    15 :

    きたか……!

    16 :

    後はあんこちゃん飼えば完璧だな

    17 = 1 :

    マミ「突然言われても……」

    ほむら「えぇ、だから今日中に返事をなんて言うつもりはないわ……」

    ほむら「なんなら夕飯の時だけ一緒に食事とかでもいいから……」

    ほむら「最近、ちゃんと料理を作っても一人で食べるのも寂しくて……」

    ほむら「それに自分しか食べないのに気合を入れるのもおかしい気がして……」

    マミ「自分しか食べないならそういうものよ」

    ほむら「結構遅くまで愚痴を聞かせてしまったわね……」

    ほむら「そろそろ帰るわね……こんな時間まで邪魔してごめんなさい」

    マミ「待ちなさい」

    ほむら「何?」

    マミ「夕飯ぐらいごちそうしてあげるから食べていきなさい」

    ほむら「……ありがとう」

    18 :

    さやさやに撫でられたい

    19 :

    まみほむ!まみほむ!

    21 = 1 :

    ほむら「誰かと食べる食事ってやっぱり美味しいわね」

    マミ「ふふっそうやって料理を美味しそうに食べてもらえると作ったかいがあるわ」

    ほむら「あなたが和風な料理を出してくるなんて思ってなかったけど」

    マミ「ケーキや紅茶が好きってだけで、和食も好きよ?」

    ほむら「みたいね、誰かと食べる点を考えなくてもとても美味しいわ」

    マミ「まったく……楽しそうにぱくぱく食べて、急がなくてもおかわりぐらいあるわよ?」

    ほむら「久しぶりよ、こんなに食欲があるなんて」

    ほむら「最近不健康に痩せていってたし……」

    マミ「ちょっと特殊なホームシックってことかしら」

    ほむら「そうなのかしら……」

    マミ「お昼はちゃんと食べれてるの?」

    ほむら「まぁ一応……パン1個ぐらいなら……」

    マミ「重症ね……」

    22 :

    僕のお肉をお食べ

    23 :

    女子はパン1個でもわりと平気だよ。

    高校生のときの俺が平気だったし。

    24 = 18 :

    ぼくのもどうぞ

    25 :

    ちゃんと牛乳も飲まないとなチラチラ

    26 = 16 :

    健康には良くなさそうだな
    量の問題じゃない

    27 = 1 :

    マミ「お昼は誰かと一緒に食べていないの?」

    ほむら「まどかやさやかに誘われるけど、やっぱり二人に違和感を感じて一人のほうが気楽で……」

    ほむら「最近は二人から逃げるように人気のないベンチでパンを食べてるわね」

    マミ「でも寂しいって感じてるわけね」

    ほむら「……えぇ、わがままな話だと思うでしょうけど……」

    マミ「考えてみると新鮮ね」

    マミ「私たちの中で一番心が強いと思っていたあなたが寂しさに悩むなんて」

    ほむら「言ったでしょう?あの時は目的があって、その為ならなんだってしようと思ってたから……」

    マミ「でも、こうして弱い部分をみると普通の女の子なのね」

    ほむら「胸はないけど男ではないわよ」

    マミ「……」

    ほむら「……そこで黙られると困るのだけど……」

    マミ「ごめんなさい、あなたがそういう事を言うなんて思わなかったから」

    29 :

    ほむら「ごちそうさま」

    マミ「お粗末さま」

    ほむら「美味しかったわ、ありがとうマミ」

    ほむら「食器はシンクでよかったかしら?」

    マミ「そういう事は私がするから気にしなくていいわよ?」

    ほむら「そう……じゃあそろそろいい時間だし帰るわね」

    ほむら「愚痴を聞かせてごちそうにまでなっただけでなんだか邪魔してごめんなさい」

    マミ「暁美さん」

    ほむら「何?」

    マミ「明日、必要なものとか選んでここに持って来なさい、ルームシェアしましょう」

    ほむら「い、いいの?」

    マミ「いいのよ、だってあなたが私を頼ってくれるなんて始めてのことだもの」

    ほむら「そうかしら?」

    マミ「えぇ、少なくとも私の知ってる暁美さんはね」

    30 :

    やったー!

    31 :

    やったねマミさん!

    32 :

    仲間が増えるよ!

    33 = 29 :

    ほむら「なんだか自分から言っておいてあれだけど……本当にいいの?」

    マミ「もう、私がいいって言ってるのだからいいのよ」

    マミ「最初の世界、あなたが契約していない時、私は死んだのよね?」

    ほむら「え?えぇ……」

    マミ「なら今こうして私が生きているのはあなたのおかげじゃない」

    ほむら「別に私は……」

    マミ「深く考えないの、とにかくそのお礼って事なら気も楽でしょう?」

    ほむら「……」

    マミ「ほら、そんな顔してないで人の好意ぐらい受け取りなさい」ナデナデ

    ほむら「……ありがとう」

    マミ「じゃあ、また明日ね」

    ほむら「えぇ!また明日!」

    35 = 29 :

    マミ「……気持ちはすごくわかるのよね……」

    マミ「魔法少女になると周りの子みたいに遊べるってこともないし……」

    マミ「一緒に誰かとお昼を食べてもこの子達とは住む世界が違うみたいな事考えちゃうし……」

    マミ「慣れるまでは結構辛く感じてQBとお話してたのも懐かしいわね……」

    マミ「……帰り際の暁美さん、嬉しそうにしててよかったわ」

    マミ「お片づけぐらいしておこうかしら」

    マミ「後は明日どこに何があるかも教えてあげないと」

    マミ「えっと家賃とかは半分ずつって事でいいのかしら?あれ?でも今月はもう数日たってるしその分を考えると」

    マミ「ど、どうしたらいいのかしら、勢いでOKしちゃったけど……」

    マミ「暁美さんがあんな相談してくるなんて思ってなかったし」

    マミ「……明日暁美さんと相談したらいいわよね!」

    マミ「それにしても、暁美さんが鹿目さんと美樹さんから逃げているなんて、二人が気にしていなければいいけど……」

    37 :

    俺もルームシェアしてーな

    39 = 29 :

    ―翌日―

    マミ「で、持ってきたのがこれ?」

    ほむら「えぇ」

    マミ「学校関係の物と衣類、歯ブラシ等のちょっとした日用品だけ?」

    ほむら「これ以外は必要ないし、そんなに頻繁に必要なものじゃないなら盾にしまえばいいから……」

    マミ「あなたがいいならいいけど……」

    ほむら「後はお金の事と家事の当番とかでも話し合いましょう」

    マミ「そうね」

    ほむら「私の頼みでルームシェアしてもらっているのだからあなたはいつも通りでいいから」

    ほむら「私に何か至らない点があればどんどん言ってもらえるかしら?」

    マミ「わかったわ」

    40 :

    ほむほむまみまみ

    41 :

    マミほむとか…カフェイン中毒SS以来だ

    42 :

    布団は一枚…つまり、そういうことですよね

    43 = 29 :

    マミ「こんなものかしら……」

    ほむら「えぇ、と言うかこんな当番でいいの?」

    マミ「当番なんてゴミ出しとかだけでいいわよ、見知った間でのルームシェアだし」

    ほむら「見知った間でも意外とルームシェアしてみると嫌な所が目立つとよく言うわよ?」

    マミ「その時は私があなたに言えばいいのよね?」

    ほむら「確かにそうね……」

    マミ「えぇ、だから買い出しも一緒に行けばいいし料理も一緒にしましょう?」

    マミ「その方が寂しさも紛らわせるわよ」

    ほむら「……ありがとう」

    マミ「何言ってるのよ、色々と節約できるお陰でお金のやりくりも楽になるんだからいいわよ」

    ほむら「うん……」

    マミ「ふふっうんだなんてあなたらしくないわよ」

    ほむら「も、元々そんな性格だったからその……たまにでちゃうのよ///」

    マミ「ふふっ恥ずかしがらなくてもいいのに」

    44 = 30 :

    まみまみほむほむ

    45 = 40 :

    ほむほむほむかわいいよほむほむ

    49 = 29 :

    マミ「そういえばあなたは寝る場所はどうするの?」

    ほむら「タオルケットがここにあるから問題無いわよ?」

    マミ「したひく布団とか……」

    ほむら「あぁ、それなら気にしないで」

    マミ「あ、盾にいれて持ってきているの?」

    ほむら「私、普段タオルケットにくるまって床で寝てるから」

    マミ「……」

    ほむら「寒さで死ぬこともないし、慣れれば別に木の上でも寝れるわ」

    マミ「何よそのサバイバルな特技……」

    ほむら「別の世界で杏子と一緒にいた時に色々とね」

    マミ「あの子ってホテル暮らしじゃ……」

    ほむら「私の行動で色々と変わることもおおかったのよ……」

    マミ「まぁ深くは詮索しないけど……」

    50 = 48 :

    杏子ちゃん・・・


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