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元スレ亜美「トリックオア~☆」真美「トリ~ト☆」
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―――タクシー
美希「よかったの・・・うまくタクシーが拾えて」
雪歩「でもだいぶ離されちゃったね」
美希「大丈夫。ハニーがどこにいるかは匂いでわかるの」
春香(猟犬・・・!?)
春香「で、でも二人が気にするほどなにかあるとは思えないけどな~」
美希「春香は黙ってて!」
雪歩「春香ちゃんは黙ってて!」
春香「え~・・・」
―――水族館
P「よし、着いたぞ」
真「えへへっ。プロデューサー」ガシッ
P「どうしたんだ?真。いきなり腕なんか組んで」
真「だって今日はボクたちデートに来たんですよ?恋人気分でもいいじゃないですか」
P「まぁ、別にかまわないけど・・・あ、大人二枚で」
真「~♪~♪」
真「うわぁ・・・綺麗ですねプロデューサー」
P「そうだな。小さい魚が隊列を組んで泳いでるのは圧巻だよな」
真「あっ!ピラルクがいるみたいですよ!」
P「ピラルク?」
真「おっきい魚です」
P「わかりやすくてなによりだ。おっ、こっちには鮫がいるぞ」
真「うわぁ・・・あんなのに襲われたら一溜まりもないや・・・」
P「真でもやっぱり倒せないものがあるんだな」
真「ボクだって女の子ですよ!あんな怖いの無理ですよ!」
P「悪い悪い」
美希「やっと着いたの・・・」
雪歩「どこにいるのかな?順路を進めばいるはずだけど」
春香「ねぇ、二人とも。タクシーの料金と入場料って割勘だよね?ね?」
美希「中は暗くてよくわからないの・・・」
雪歩「ゆっくり急いで進もう」
春香「お~い、聞いてる~?」
美希「行くの!春香!」
春香「え、ええ!?」
真「水のなかのトンネルって神秘的ですね」
P「そうだな。俺たちも水のなかにいるみたいだ」
真「あっ、あっちになにかありますよ。行きましょう、プロデューサー」グイグイッ
P「おいおい、引っ張るなよ」
真「ふれあい広場みたいですよ」
P「ほら、真。ナマコがいるぞ」
真「ちょっ・・・なんですか!?この気持ち悪いの」
P「いいから触ってみろよ」
真「うぅ・・・なんか気持ち悪い・・・」
P「ほらほら」
真「うわっ!動かさないでくださいよ・・・え、えいっ」ニュル
真「気持ち悪いです・・・プロデューサー・・・」
P「そのまま触ってるとおもしろいことがあるぞ」
真「本当ですか?ん・・・くっ・・・こんな感じですか?」ニュルニュル
P「そうそう。擦る感じでな」
真「あれ?なんか固くなってきましたよ?」ニュルニュル
P「そのままそのまま・・・」
ブバァァァ
真「きゃあ!」
P「ははは!びっくりしたか?」
真「もう!びっくりしますよ!顔にかかったじゃないですか!」
P「でも可愛かったぞ。驚いたとき」
真「っ!?プロデューサーのバカ!」
P「怒るな怒るな。ほら、顔拭いてやるから」
真「もう・・・」ブー
P「悪かったよ。膨れるなって」
真「今度やったら怒りますからね」
P「わかったわかった」
美希「見つけたの!」
雪歩「真ちゃん・・・なにか触ってる・・・?」
春香「黒くて・・・なんか固そう・・・」
美希「黒くて固そう・・・ま、まさかハハハハ、ハニーの・・・」
雪歩「うわっなんか出てきた!?」
美希「黒くて固くて何かが出る・・・ハニーッ!」
春香「ダメ!美希!ばれちゃうよ!」ガシッ
美希「離して春香!ハニーが!ハニーが!」
春香「お、落ち着いて美希!尾行なんかばれたら嫌われちゃうよ!それでもいいの!?」
美希「嫌・・・われ・・・嫌われるのは嫌なの・・・でも・・・」
春香「たぶん美希が考えてるようなことはないから大丈夫だよ」
>>158
72は空気読めないから逆効果だよ
72は空気読めないから逆効果だよ
P「なんだ?騒がしいな」
真「プロデューサー。こっちにカニがいますよ」
P「お、小さいのがたくさんいるな」
真「こんな小さいカニでも挟む力は強いんですよね」
P「そうだな。挟まれると痛いからな。うん、すごく痛い」
真「挟まれたことでもあるんですか?」
P「まぁな」
P「お、ヒトデもいるんだ」
真「また気持ち悪いです」
P「俺もあんまし触りたくはないな」
真「ナマコはいいのに?」
P「あれは真の可愛いところを見るためだし」
真「プ、プロデューサー!?」
美希「春香、ありがとなの。落ち着けたの」
雪歩「なんだろう、真ちゃんが可愛く思えてきたよ・・・ダメ!でもダメ!やっぱり真ちゃんはかっこよくないと!」
春香「頑なだね。でもあんまり動きが無いね」
美希「春香、尾行とは忍耐力なの」
春香「美希が言う?」
美希「動くまで待つしかないの」
春香「そうは言ってもさ・・・」
P「なんかそろそろイルカショーが始まるみたいだぞ」
真「イルカショー!?観たい!観たいです!プロデューサー!」
P「ああ、見に行くから落ち着け真」
真「イルカかぁ・・・可愛いんだろうな」
P「イルカは頭がいいって言うしもしかしたら真に恋をするかもな」
真「な、何言ってるんですか!?プロデューサー!」
P「ほら、会場にいくぞ」
真「あ・・・は、はい!」
美希「動くの」
雪歩「この時間はイルカショーだね。真ちゃんなら・・・いえ、女の子なら誰もがみたいイベントだよ」
春香「え?そ、そうかな?」
美希「ハニーたちにばれない距離を保ってミキたちもイルカショーにいくの」
春香「イルカショーか・・・久しぶりに見るなぁ・・・」
美希「春香!遊びでやってるんじゃないの!」
春香「イルカショーくらい見せてよ!」
―――イルカショー
係員「はい!では次は大ジャンプです!」
ピィィィィ!
バシャャャャン!
真「うわぁ!すごいですよ!プロデューサー!あんなに高いジャンプ!ボクも出来ませんよ!」
P「動物の力ってすごいよな。人間には出来ないことばっかりだ」
係員「では次は会場の誰かにお手伝いしてもらいます。誰かお手伝いしてくれる人はいらっしゃいますか~!」
真「はい!はい!はい!はい!はい!はい!」
P「やる気だな、真」
\ハイナノハイナノハイナノハイナノハイナノ/
\オチツイテ!キョウハダメ!マタコンド!/
P「どこかで聞いた声がするな」
係員「では、そちらのピンクの服を着たお客さま」
真「え?ボク!?やったー!」
P「行ってこい、真」
真「はい!」
係員「では、こちらのフープを投げてください。イルカたちが見事にキャッチしてくれますから」
真「はい!」
真「じゃあ・・・え~い!」ブン!
キラーン☆
イルカ(あれは無理だわ・・・)
係員「あ・・・あははは・・・もう少しやさしめでお願いしてよろしいですかね?」
真「あ、す、すみません。力が入りすぎちゃって・・・えい!」ポン
ザッパァァァン
真「うわぁ、本当にキャッチした・・・」
係員「お客さま、ありがとうございました。それではこれにてイルカショーを終わります!」
ワァァァァァ
真「楽しかったです!プロデューサー!」
P「そうか、よかったなぁ。でもあれは投げすぎだぞ」
真「えへへ、すみません」
美希「ミキもやりたかったの~・・・」
春香「今日はダメだよ。あくまでも尾行なんだから目立っちゃ」
美希「う~・・・」
雪歩「あ、あれ?プロデューサーと真ちゃんは?」
春香「見失っちゃったの!?」
雪歩「うぅ・・・ごめんなさい」
美希「今から探すのは難しいの・・・」
雪歩「え・・・じゃあ・・・」
春香「尾行はおしまいかな?」
美希「う~・・・」
P「誰への何がおしまいだって?」
春香「プ、プロデューサーさん!」
美希「ハニー!」
雪歩「真ちゃんも!」
P「まったく・・・お前たちが尾行なんてまだ早いだろ。まさか春香まで・・・」
春香「あはははは・・・」
真「で、三人とも尾行なんかしてどういうこと?」
雪歩「いや、違うの。違うんだよ真ちゃん!これは・・・」
真「これは・・・なに?」
雪歩「これは・・・」
真「せっかくプロデューサーとデートだったのに・・・」
春香「ご、ごめんね。真。別に私たち邪魔をするつもりじゃ・・・」
真「春香は黙ってて!」
春香「え~・・・」
P「大丈夫だ春香。お前が頑張ってたのは見てたから」
春香「プロデューサーさん・・・」
真「雪歩、説明してくれないか」
雪歩「あの・・・その・・・」
雪歩「私は・・・私は・・・私のなかの真ちゃんはかっこいい真ちゃんなんだもん!」ダッ
P「雪歩!?」
真「・・・・・・・」
P「真!ちょっと待ってろ!っ!?」グッ
P「・・・・・・真?」
真「プロデューサー・・・今日はボクとのデートですよね・・・」
P「あ・・・あぁ・・・」
真「じゃあ今日は・・・ボクだけを見ていてくださいよ。ボクだけを・・・」
美希「ダメだよ!真くん!ハニーはミキの・・・」
春香「ここは落ち着こう美希」
美希「でも・・・」
P「確かにな。今日はおまえとの約束だ。だけど雪歩になにかあったら大変だろ?だから・・・」
真「だけど・・・」
P「またいつか埋め合わせはするよ」
真「プロデューサー・・・」
きゃああああぁぁぁぁ!!
P「雪歩!?」
真「雪歩!?」ダッ
春香「真!」
P「春香!美希とここで待ってろ!」
真「雪歩!雪歩!どこにいるんだ!」
真「雪歩!返事をしてくれ!雪歩!」
ま、真ちゃ~ん!
真「雪歩!?こっちか!」
雪歩「あぅぅ・・・真ちゃぁぁん」ヘタリ
バウッバウッ
真「犬・・・?」
雪歩「助けてぇ・・・真ちゃん」
真「なんでこんなところに犬が?」
雪歩「うぅぅ・・・真ちゃぁぁん」
真「あれ?この犬どこかで・・・」
いぬ美~!どこ行ったんだ!いぬ美~!
ここは入っちゃダメさ~!
いぬ美~!
真「はは・・・いぬ美だったのか」
バウッ
雪歩「いぬ美ちゃん?」
響「あ!真に雪歩!どうしたんだ?こんなところで」
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