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    元スレさやか「あたしが正義のデュエリスト!」杏子「あん?」

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    みんなの評価 :
    タグ : - 知識不足 + - 遊戯王 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :


    【あらすじ】

    憧れの先輩は魔法少女で、しかもデュエリストだった!

    マミに影響を受け遊戯王を始めるさやかとまどかだが、

    三人の前に不気味な魔法少女、暁美ほむらが立ち塞がる。

    対峙する魔法少女、マミとほむらは、二人の少女をかけ

    デュエルで決着を付けようとする。

    後輩二人の前でカッコつけようとしたマミだったが、

    ほむらの思わぬ反撃に会い、敗北に喫したことで、

    プライドを傷つけられ、そして自身の魔法で映した

    ソリッドヴィジョンにより深いトラウマを負ったのだった…

    http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1319726265/

    2 :

    支援

    すまんな、俺が不甲斐ないばっかりに・・・

    3 :

    おや? 続き?

    4 = 1 :

    保守していてくれた人、遅れてすいません
    今から残りの分を投下します
    残念ながら明日から急な用事を入れられてしまったので、
    今夜で完結しなかった場合、来週あたりにでも続きを立てます

    パートになってしまいすいませんでした

    5 = 1 :

    ―――――
    ―――

    ――翌日。

    さやか「……マミさん」

    マミ「み、美樹さん……!」ビクッ

    さやか「ちょ、ちょっと待ってくださいマミさん!」ガシッ

    マミ「い、いやっ! 放して! 私はもう貴女達といちゃいけないの!」

    さやか「マミさん、あいつの約束なんか聞かなくていいんです」

    さやか「それにあいつは『私とまどかに』って言ってたから」

    さやか「あたしがどこでどうしようが関係ないんです!」

    マミ「み、美樹さん……」ジワッ

    さやか「それに……」

    さやか「あたしは、あたしがマミさんといたいから、マミさんといるんです」

    さやか「それは誰にだって邪魔はさせません!」


    QB「………」

    6 = 1 :


    ――マミ宅。

    さやか「よしっ! 初めてまどかに勝ったぜぇ!」

    まどか「さやかちゃん、シンクロモンスターが強すぎだよ……」

    マミ「……確かにシンクロは効果が強いモンスターが多いわね」

    まどか「ですよねっ!」

    マミ「……それなら、鹿目さんもチューナーを入れてみたらどうかしら」

    マミ「チューナーさえあればどんなデッキでもシンクロモンスターは出せるもの」

    マミ「例えば……これなんかはそのデッキに無理なく入ると思うわよ」

    まどか「わかりました、ちょっと考えてみます」

    さやか「え~、まどか調整に入っちゃうの?」

    さやか「それじゃあマミさんと……」

    マミ「……ごめんなさい、その、まだちょっとやりたくなくて……」

    さやか「あ、あたしもごめんなさい。無神経でした……」

    7 :

    > マミ「……ごめんなさい、その、まだちょっとやりたくなくて……」

    エロい

    8 :

    マミ「………」

    マミ「ううん、私がいけないんだから気にしないで……」

    さやか「マミさんは悪くないです! 悪いのはトラウマを植え付けた転校生ですよ!」

    さやか「あいつはほんっと意味分かんないっ! 授業中もずっとまどかを見てるし」

    さやか「デュエルだってすっごい意地汚い、下衆で最低だったし!」

    さやか「次に会ったら、このマミさんと一緒に作ったこのデッキでブチのめして」

    さやか「あの変な約束を撤回させてやるんです!」

    マミ「駄目よ、美樹さん」コツンッ

    さやか「え~何でですか? 仇討ちですよ、仇討ち!」

    マミ「私は美樹さんに仇を取ってほしくてデュエルを教えてる訳ではないわ」

    マミ「デュエルって言うのは勝敗じゃなくて、勝負を楽しむものなのよ」

    マミ「私はただ、それだけを知っていてもらえれば良かったの……」

    マミ「勝っても負けても、私は、みんなが楽しくデュエルがしたかった」

    マミ「あんなデュエルをした私が言えることではないのだけどね……」

    さやか「マミさん……」

    10 = 8 :

    あ、前スレの名前を書きわせれていました

    まどか「あれ?これは…」マミ「遊戯王よ」

    11 = 8 :

    マミ「それにね、暁美さんの言う事は正しかった」

    マミ「私はずっと魔法少女になって勝ち続けてきたから、忘れてしまっていたわ」

    マミ「魔女狩りは本来、死と隣り合わせ」

    マミ「だから魔法少女は『あんな風に』なるかもしれないのに、私は……」

    まどか「マミさん……」

    マミ「暁美さんはソリッドヴィジョンを、あのデュエルを通じて私を諭してくれた」

    マミ「浮かれていた私に、私たち魔法少女とはなんなのかを……」

    さやか「そんなの……マミさんの思いすごしですよ! あいつはそんな奴じゃない!」

    マミ「そうかもしれない。でも、私に気付かせてくれたのは真実だから」

    マミ「だから、魔法少女体験コースはこれで終わり」

    マミ「2人とも魔法少女にはならないで欲しいの」

    マミ「ごめんね、私の勝手で危険なことに付き合わせてしまって……」

    マミ「だから……」

    マミ「もう、私に会わないで……」

    12 = 8 :

    さやか「そんな! あたしはまだマミさんと一緒にいたいです!」

    マミ「駄目……。私と一緒にいたら、危険な目に会うかもしれないわ」

    さやか「そんなの関係ない! あたしはただ……」

    マミ「美樹さんが良くても私が許せないの」

    さやか「マミさん!」

    マミ「……お願い、分かってちょうだい……」

    マミ「私だって、本当はまだ美樹さん達と一緒にいたいの……」

    マミ「でも……」

    まどか「……わかりました」

    さやか「ちょっ! まどか!?」

    13 = 8 :

    まどか「魔法少女のマミさんからは距離を置きます、でも……」

    まどか「『友達』のマミさんとは、ずっと友達でいさせてください!」

    さやか「まどか!」

    マミ「鹿目さん……」

    まどか「マミさんは『遊戯王で繋がった大切な仲間』って言ってくれました」

    さやか「そうです! 例えあたしたちが魔法少女になれなくても」

    さやか「あたしとまどかとマミさんは、もうデュエリスト仲間なんです」

    さやか「デュエルを教えてくれたマミさんだけ除けものに出来ません!」

    まどか「だからマミさん……」

    さやか「あたし達と一緒にデュエル、してください!」

    マミ「鹿目さん、美樹さん……。う、うぅ……」ポロポロ…

    まどか「マミさん」

    さやか「マミさん!」

    マミ「あ、ありがとう……!」ギュッ


    ほむら「………」ジー…

    14 :

    >>9
    左折糞ワロタ

    15 :

    完全にストーカー

    16 :

    待ってたぞ!

    17 = 8 :

    ―――――
    ―――

    マミ「な、なんかすっごい恥ずかしい所を見せちゃったわ///」カァー

    さやか「そんなことないですって! 泣いてるマミさんもかわいかったですよ」

    マミ「もぉ……///」

    マミ「そんな事より、デュエルするんでしょ?」

    さやか「はいはーい! あたしが最初にマミさんとデュエルする~!」

    マミ「分かったわ、じゃあデッキを取ってくるから待ってて?」トトトッ

    18 = 7 :

    マミさんの恥かしいところ見たい

    19 = 8 :


    ――十分後。

    さやか「……マミさん遅いなぁー。どうしたんだろ?」

    まどか「マミさん、たくさんカード持ってるから混ざっちゃったのかな」

    さやか「あぁ~、そうかも。恭介だってあんなに持ってなかったよ」

    まどか「それにレアカードの量もすごいよね」

    さやか「うんうん。箱の中だけじゃなくて部屋にも飾ってあるんだもん」

    まどか「さやかちゃん見てみて、これシークレットレアだよ!」

    さやか「ホログラフィックにパラレル、みんなきちんと写真立てに入ってるね」

    まどか「棚の一番上に置いてあるのが、この前見た『ブラックマジシャンガール』。それと……」

    まどか「あれっ? ブラックマジシャンガールの隣のケースには何も入ってないよ?」

    さやか「んー? ホントだ。なんでだろ」

    マミ「美樹さんお待たせ。ちょっと探すのに手間取っちゃって」パタン

    20 :

    部屋に飾ると日焼けしちゃうんだよなあ

    21 = 8 :

    まどか「あっマミさん。あの一番上に置いてあるあのケースってなんですか?」

    さやか「ほら、ブラックマジシャンガールの隣の奴なんですけど」

    マミ「……あぁ。あれはね、前にある人に貸してあげたの」

    さやか「え? でもこの辺りのカードって一枚何万もするんですよね?」

    マミ「カードによるけど、そうね」

    さやか「そんな高価なのを貸しちゃったんですかっ!?」

    マミ「ええ。でも、次に会う時に返してもらうって約束したから」

    さやか「それっていつの話なんですか?」

    マミ「う~ん……、もう1年前かしら」

    さやか「そんなに前から返ってこないなんて、それ盗まれたんですよ!」

    マミ「………」

    まどか「マミさん、あそこには何が入ってたんですか?」

    22 = 16 :

    >>まどか「マミさん、あそこには何が入ってたんですか?」

    これエロ過ぎだろ…

    23 = 8 :

    マミ「……知りたい?」

    さやか「もちろん!」

    マミ「……あそこにあったのは、私の初めてのエースモンスター」

    マミ「お父さんは何度か出張したときに海外パックを買ってくれたけど」

    マミ「その中で初めて当たったレアカードだったわ」

    さやか「そんな大切なものを……酷い!」

    マミ「美樹さん、まだ盗まれたって決まった訳じゃないわ」

    さやか「で、でも……」

    マミ「それにね、その娘とはまたここでデュエルする約束もしてるの」

    マミ「だから私は、それまで待ってることにしてるのよ」

    さやか「マミさん……」

    マミ「……そんなことより美樹さん、私とデュエルするんでしょ?」

    マミ「今日は私も結構本気で行くわよ? 大丈夫?」

    さやか「はい! ど~んとこいです!」

    まどか「さやかちゃん、立場が逆だよ……」

    24 = 9 :

    >>14
    すまん挫折だ
    スマホだとsとzが近くて

    25 = 8 :

    ―――――
    ―――

    まどか「結局わたし達、マミさんに一勝もできなかったね」

    さやか「まぁ~そこは年季の差だから仕方ないっしょ」

    さやか「それに、あたしもいつかマミさんくらい強くなるんだから!」

    マミ「ふふっ。楽しみにしてるわ」

    さやか「まぁ負けても楽しかったからあたしは満足っ!」

    マミ「美樹さんはデュエルで一番大切なことをもう分かっているのね」

    さやか「なんてったって、マミさんの弟子ですもん!」

    まどか「……ほむらちゃんは」ボソッ

    さやか「んっ?」

    まどか「ほむらちゃんは、あのデュエル、楽しかったの……かな?」

    26 = 8 :

    さやか「……何言ってるのまどか。そんなの決まってんじゃん!」キッ!

    さやか「あいつはマミさんを痛めつけて楽しんでたんだよ」

    さやか「自分のモンスターをずっと嬲っているのを見ていて、心の中で笑ってる」

    さやか「そういう奴なんだよ、あいつはっ!」

    まどか「そうなのかな……」

    まどか「あの時わたしには、ほむらちゃんも傷ついてるように見えたけど……」

    さやか「はぁ? そんなことないって!」

    マミ「……でも、私も鹿目さんの言う事がなんとなく解るわ」

    さやか「マミさんも!?」

    27 = 8 :

    マミ「デュエルをしてみると、カードを通して伝わってくるものがあるのよ」

    マミ「相手が今どんな気持ちなのかとか、どんなこと考えてるか、とか」

    マミ「私は、暁美さんが怒ってて、そして悲しんでいる様な感じがした……」

    マミ「カードの一枚一枚が、深い絶望で塗り潰されていて重く思えて」

    マミ「あの『ミラクル・フリッパー』も、攻撃される時は諦めてるみたいだったわ」

    マミ「抗おうとしても抗えない無力さ、悔しさ、疎外感」

    マミ「それなのに、暁美さんの為に必死になってるって感じ、かな」

    マミ「暁美さんも、何か絶対に守りたい物を守ってる様に見えて」

    さやか「う~ん、あたしにはよく分かんないです」

    さやか「例えマミさんが言ってるのが本当で、実はほむらがいい奴だとしても」

    さやか「でもあたしは、あいつがマミさんに土下座するまで許しませんから!」

    29 = 8 :

    ―――――
    ―――

    ――病院。

    まどか「さやかちゃん、お見舞い終わった?」

    さやか「うんん。今日は都合が悪いんだって。せっかく来てやったのにさ」

    さやか「まぁそんな事はほっておいて、早くマミさん家に行こっかー」

    まどか「うん」

    QB「大変だよまどか!!」

    さやか「あれ? キュウぇべえじゃん。何か久しぶりな気がするなぁ」

    まどか「どうしたのキュゥべえ?」

    QB「この病院に孵化しかかったグリーフシードがあるんだ!」

    30 = 8 :

    さやか「えぇ!?」

    QB「もう魔力の侵食が始まってる。結界が出来上がる前に2人とも逃げて!」

    さやか「……駄目! 逃げられないよ!」

    さやか「マミさんが言ってた、魔女が病院に取り憑いたらヤバいって……!」

    まどか「さ、さやかちゃん!」

    さやか「あたし、ここでコイツを見張ってる! まどかはマミさんを呼んできて!」

    QB「無茶だよ。孵化にはまだ早いけど、結界に閉じ込められたら出られないよ!」

    さやか「でもほっておいたら見失っちゃうかもしれないでしょ!?」

    さやか(……それにここには、恭介もいるんだ!)

    QB「わかった。僕もさやかと一緒にいてテレパシーを送ってからマミを誘導するよ」

    まどか「じゃ、じゃあわたしすぐマミさんを呼んでくる!」

    31 = 8 :

    ―――――
    ―――

    ――お菓子の魔女の結界。

    マミ「……ごめんなさい、また2人とも巻き込んでしまったのね」

    まどか「ううん。マミさんは悪くないです。わたし達が勝手にしたことだから」

    マミ「でも、危険な目に会わせているのも事実だわ」

    まどか「……じゃあ、わたしも魔法少女になります!」

    マミ「えっ!」

    まどか「魔法少女になったら、わたしだってマミさんのお荷物にならずに」

    まどか「自分で自分の身を守れるし、マミさんの手伝いだって出来ます!」

    マミ「だ、だめよ! 魔女狩りは危険なの!」

    マミ「鹿目さんをこんな闘いには巻き込めないって前にも言ったでしょ!」

    32 = 16 :

    支援、猿

    33 :

    あんこ早よう

    34 = 8 :

    まどか「分かってます、でも……」

    まどか「マミさんだけが辛い事をしてるのを見てるのも、辛いんです……」

    まどか「友達なのに、傷つくマミさんを見て見ぬふりなんて出来ません!」

    マミ「鹿目さん……」

    まどか「だから、マミさんの辛い事を、わたしにも一緒に背負わせてください!」

    まどか「もしもこんなわたしでも、誰かの、マミさんの役に立てるなら」

    まどか「わたしの願いは、それで叶っちゃうんです」

    まどか「だから、わたしも憧れのマミさんみたいに、わたしはなりたい!」

    マミ「……う、うぅぅ……」ポロポロ…

    35 = 8 :

    マミ「……私なんて、2人に憧れられるようなものじゃないの」グスッ

    マミ「本当はね、遊戯王の大会で優勝なんてしたことないのよ」

    まどか「えっ……?」

    マミ「それどころか、大会に出たり、外でデュエルしたりしたこともない」

    マミ「あなた達の前では無理やりカッコつけて先輩ぶってるだけで」

    マミ「独りになれば、いつも誰とも出来ないデュエルを一人でしていた」

    マミ「魔法少女だってキュゥべえと契約したから、仕方なくしているだけ」

    マミ「怪我だってするし、今みたいに泣いちゃうこともあるの……」

    36 = 7 :

    ぼっちのマミさんが大会に出てるなんておかしいと思ったらそういう…

    37 = 16 :

    マミさん安定のボッチだったのかよ…

    38 = 8 :

    マミ「一人でいるのが怖いから、一人デュエルで気を紛らわせる」

    マミ「誰かといるのが怖いから、虚勢をはって自分を隠してる」

    マミ「虚勢どころか、あなたたちの気を引くために嘘まで付いていたの」

    マミ「それに、二人を危険から、私から遠ざけなくちゃいけないのに、」

    マミ「まだ一緒にいてくれるって聞いて、ほっとして、それに甘えてた」

    マミ「最低なのよ、私って……」

    まどか「……そ…な」

    マミ「これが本当の私。だからいつも独りぼっちで……」

    まどか「そんなこと、ないですっ!!!」

    39 = 8 :

    まどか「マミさんはもう、独りじゃないんです!」

    まどか「それにわたし達は仲間って言ってくれたのはマミさんだもん」

    まどか「その気持ちには嘘がないって、わたし知ってます」

    まどか「わたしもさやかちゃんも、マミさんの隣にいますから、」

    まどか「だからわたしも、魔法少女として一緒に戦ってもいいですか?」

    マミ「……あ、ああぁ……」ポロポロ

    マミ「あ、あはは、まだちゃんと先輩らしくしてなきゃなのに……」

    マミ「やっぱダメだなぁ、私……」ゴシゴシ

    マミ「多分、私はもっと鹿目さんに甘えちゃう。それでもいいの?」

    まどか「はいっ!」

    マミ「でもありがと、これで、魔法少女コンビ、結成だね」ギュッ…

    まどか「マミさんっ!」ギュッ!






    ほむら「そんなこと、絶対にさせない」

    40 = 16 :

    ストーカーほむほむ

    41 = 8 :

    まどか「ほ、ほむらちゃん!?」

    マミ「暁美さんっ!?」サッ!

    ほむら「巴マミ。まさか私との "約束" を忘れたなんて言わないわよね?」

    ほむら「『私がデュエルに勝ったら、二度と私とまどかに近づかない』」

    ほむら「あそこまで惨めったらしく負けたのに、そんなこと記憶にないとでも?」

    マミ「うっ……。そ、それはその……」

    ほむら「……いいえ、今回は私の失敗」

    ほむら「巴マミと鹿目まどかを一緒にさせるとこうなるのは分かってた」

    ほむら「でも私も、約束違反なのに巴マミが接触し続けるのを黙認した」

    ほむら「でもその方が、まどかにとって幸せだと判断したからよ」

    ほむら「あなたたちといるまどかは、とっても楽しそうだったから……」

    ほむら「だけど、あくまでそれは『遊戯王』に関しての話」

    ほむら「『魔法少女』についてまで許した覚えはないわ」

    42 = 7 :

    ストーキングを公然と認めやがった…コイツ…

    43 :

    え、1人デュエルって普通じゃないの?

    44 = 8 :

    マミ「……なっ」

    マミ「なんの権利があって私と鹿目さんに関与してくるのよ!」

    マミ「いちいち話すことまで貴女に規定されるいわれはないわ!」

    ほむら「あら? あなたは私の出した条件を飲んだじゃない」

    マミ「うっ!」

    ほむら「これまでまどかと一緒にいさせてあげたのよ」

    ほむら「それこそあなたがまどかと関わっても良い理由がないわね」

    マミ「くぅぅ……」

    まどか「………」

    まどか「ほむらちゃん……。なんでこんなことするの?」

    45 = 8 :

    まどか「マミさんと会わせようとしなかったり、キュゥべえをイジめたり」

    まどか「どうしてそんな事するのか分からないよ!」

    ほむら「……あなたが知る必要はない。でも……」

    ほむら「これだけは分かって。それがあなたの幸せになるの」

    まどか「そんなのおかしいよ!」

    まどか「なんでほむらちゃんがわたしの幸せを決めるの!?」

    まどか「わたしは、ママやパパやタツヤやさやかちゃんや、マミさんといたい!」

    まどか「それなのに勝手にわたしにほむらちゃんの考えを押し付けて」

    まどか「ほむらちゃんにそんなこと頼んでないよっ!」

    ほむら「……っ!」

    まどか「わたしはマミさんと一緒に魔法少女になる!」

    まどか「それがわたしの願い! わたしの幸せはわたしが決める!」

    46 = 16 :

    まどまど、ほむほむの事全否定しやがったwwwww

    47 = 43 :

    『2人に近づくな』『一般人を巻き込むな』なら、わけるけど『私とまどかに近づくな』って
    親しくもないのに、すでに自分とまどかを連帯で考えてるこのほむらちゃんは正直ちょっと気持ち悪いです

    48 = 8 :

    ほむら「……くっ、まどか、それだけはさせない……!」ダッ

           アゲ・カンピアート
    マミ「……『 捕 縛 せ よ !』」シュルルルル…

    ほむら「なっ!?」ギシギシ

    マミ「……ふふ、ふふふふふっ!」

    マミ「そうよ、おかしいじゃない! 人の幸せは自分で決めるものよ」

    マミ「私も貴女も、誰も鹿目さんの願いを捻じ曲げることなんてできない」

    まどか「マミさん……」

    マミ「それは鹿目さん自身が選んだこと」

    マミ「本当に鹿目さんの幸せを願うなら、鹿目さんを応援するべきよね?」

    ほむら「巴マミ……、それは約束を破棄するってことかしら?」

    マミ「約束も何も、そんなもの、初めから意味がなかったってことよ」

    ほむら「あなたも、まどかを魔法少女にしようとするのね……」

    ほむら「………」

    ほむら「……そう。いいわ」

    ほむら「気が変ったわ。私はもう、あなたを見捨てる」

    49 = 8 :

    マミ「どういうことよ……? 私と手を組むつもりだったってこと?」

    ほむら「……あなたは助けるつもりだったけど、もういい。好きにしなさい」

    マミ「何も出来ずに捕まるような人に、私を助けるが出来るとは思えないけど?」

    ほむら「……"これぐらい" しないと、まどかの目も覚めないでしょう」

    マミ「会話が噛み合わないわね。なにが言いたいのよ!」

    ほむら「もうあなたに言う事は何一つない」

    マミ「……なによ、貴女……!」

    QB『マミ、まどか! 大変だ! もう魔女が孵化し始めてるよ!』

    まどか「そ、そうだ! さやかちゃんが!」

    マミ「……気が向いたら解きに来てあげる。それまで大人しくしてることね」

    ほむら「………」ギシ…

    50 = 15 :

    ほむほむにとってマミさんは動揺して仲間を撃ち殺すような奴だしさやかはいっつも暴走して魔女になるような奴だから
    まどか以外は敵と認識してもしかたない


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