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    元スレ結衣「男の子が生えた」京子「ラムレーズンうめ、……え?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - ゆるゆり + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    いいゾ~これ(歓喜)

    53 = 1 :




     五分か、もしかしたらそれ以上。
     京子は閉じていた目を開けて「結衣」と私を呼んだ。

    「ん?」
    「血、出たかな」
    「ん、わかんない、ちょっと、体起こすね」

     そっと体を起こし、繋がりあったそこを見る。
     暗がりだったけれど、血が漏れてシーツを汚しているのがわかった。

    「ごめん、出てる、血」
    「そっか」
    「ごめん」
    「なんで謝るのさ」
    「……なんとなく」

     京子「バカ」と呟いたあと、「愛してるぞ、バカやろう」といたずらっこのように笑い、言った。
     私は、「私もだ、バカ」と返した。

     私たちは深いキスを交わす。
     求めて、求められて、息つく間もないくらいに激しくて、甘いキスを交わした。
     唇も舌も唾液も吐息もぐちゃぐちゃに混ざり合って、わけがわからなくなるくらいに。

    54 :

    さすが夫婦

    56 = 1 :

     むさぼるように唇を重ねているうちに、京子のそこが、ひくひくと私を誘っているように蠢いた。
     それが合図のように私は感じた。

     京子、動かすね。
     私は心の中でたずねる。
     直接確認はしなかった。
     私は腰をゆっくりと押し込み、引いた。

    「ふ、あ……」

     控えめな京子の声。
     それは痛みから発せられるものじゃない、甘くてとろんとした、切ない声だった。

    57 = 1 :

     私はひかえめに腰を前後させた。
     中を開拓するように突きほぐす。

     すごい……。
     京子の中は、温かくて、やわらかくて、きつくて、想像していたよりもずっと気持ちよかった。
     私は京子の腰の横に手を突いて体を支え、密着した肉を掻き分けるように、リズミカルに抽送した。

    「ん、ん……、ん、ぅ……」

     夢中になって私は京子の体を求めた。
     とろとろの柔肉が私の男の子に絡みついてくる。
     京子は顔を横に背け、涙を流し、声が出てしまうのを耐えるように唇を噛み締めていた。

    「京子、こっち向いて」
    「ん、んぁ……、は、恥ずかしいよ」
    「だいじょうぶ」

     京子を抱きしめるように体を密着させる。
     開いていた京子の脚が完全に持ち上がり、それに反応したのか、京子の中がきゅっと軽く締まったのがわかった。
     放り出されていた京子の手をとり、指を絡める。

    58 = 45 :

    やらしくて良いですな

    59 = 51 :

    >>52
    しゃぶってよ、怒ってんの?(棒読み)

    60 = 8 :

    まとめには載らないでほしい

    61 = 1 :

     腰を小さく動かしたまま、露になった首筋に、唇をそっと落とした。
     耳たぶを唇ではさみ、涙の筋を舐め上げて、そのまま半開きの唇にキスをする。

     奥に引っ込んでいた舌を強引に絡めとり、吸い上げる。
     んーんーと苦しそうに京子は鳴く。

     それが、ちょっと、いや結構、ぐっときた。
     私ってサディストなんだろうかって思った。

    「ぷは」

     唇を離し、京子を見下ろす。
     頬を紅潮させ、乱れた前髪が、汗がにじんだ額に張り付いている。
     開いた唇から赤い舌がちろちろと動いているのが見えた。
     京子は閉じていたまぶたを開ける。

     潤んだ瞳。
     澄んだ色をした碧眼が、いつにも増して綺麗で、そして美しかった。

    62 = 36 :

    正直勃った

    63 = 1 :

     私は京子の脚を肩に抱え、体重をかけて腰を押し込んだ。
     ずぶずぶと私の男の子が、ついに根元まで京子の中に埋まる。

    「うぁ……」

     京子は体をよじり、悶える。
     歯をくいしばり、ふるふると体を震わせる。

    「声、もっと聞かせて」

     敏感な芽を、京子の中からあふれている体液を絡めて、指の腹でぐりぐりと押し付けて刺激させた。

    「いっあ! そこやだって! ぅく……」

     私の体を押し返そうと抵抗しようとする京子の右の手をつかみ、シーツへ押し付ける。
     華奢な手。私よりもずっと細い手首。
     それでもまだ抗おうとしていたもう片方の手もつかみ、京子の頭の上でまとめて片手で押さえつけた。

    65 = 1 :

     芽を刺激しながら、絶えず腰を打ちつける。
     両手を封じられた京子は、涙を流して私の責めを受け入れていた。
     薄く目を開け、半開きの口から涎を垂らし、弱々しく喘いでいた。

     もっと、もっと気持ちよくさせてあげたい。
     京子をめちゃくちゃにさせてみたい。

     満たせてあげたいと思う気持ちと支配欲とが混ざり合って、どうしていいのかわからなくなる。
     でもきっと、京子がめちゃくちゃになったとき、最高に気持ちよくなってんじゃないかな。
     なら京子のいいところを責めてあげれば、両方が満たされるんだ。

     私は、深く浅く、強く優しく、緩急をつけて、時には腰を回して、引っかく角度を変えて、京子の中をかき混ぜた。
     押し込むたびに、くちゅ、くちゅと粘着質な水音が結合部から漏れる。

    66 = 39 :

    この文の上手さはなんなんだよ

    67 = 1 :

    「あっあっあ、……あ、ぁー……」

     中のざらざらした壁に、私の男の子の先端を押し付けるようにして突き上げると、京子はちょっと違う反応を見せた。
     腰がぴくんと動き、中がきゅっと締まる。
     あ。ここ、弱いよね、京子。

     私はそこばかりを何度も押し上げ、ときおり最奥を叩き込むように突き、京子を執拗に責めた。
     京子は切れ切れの声をあげて腰をくねらせる。

    「あっあっ……、あ、は……!」
    「京子、かわいい」

     体を起こし、手を京子の腰に添える。
     汗ばんだ細い腰を引き寄せ、京子を絶頂へいざなうように責め立てた。
     京子の喘ぎがどんどん激しくなり、キーが上がった。
     限界が近いのだろう。
     私も限界が近く、腰の動きが速まるのが抑えられなかった。

    68 = 1 :

    「あっ、う、く……、ゆ、ゆい、やばい……、あぁ……あっ」

     私は追い詰めるように、京子のいいところを撫でるように突き上げた。
     結合部がくちゃくちゃとよりいやらしく鳴る。

    「あ……っ、や、ゆいぃ、もう、ああっ」
    「ん、……私も、いきそう」
    「う、あ……、あ、あ! あ……」
    「いいよ、いっていいよ京子」
    「っく、は……────っあ──」

     華奢な腰がびくんと跳ねた。
     腰を浮かせ、白い喉をあらわにして蚊の鳴く様なか細い声を喉から漏らし、体全体を痙攣させて、京子は果てた。
     中がきゅうううと強く締まる。

    「く!」

     そのあまりの締め付けに、私も絶頂へ達した。

     頭の中がぱんとはじけて目の前が真っ白になる、という感覚は女として感じるそれと変わらなかった。
     苦しいくらい気持ちがよくて、私は京子の体にのしかかるように倒れかかった。

    69 = 1 :

     私を深くまで飲み込んだままのそこはひくひくと収縮を繰り返していた。
     京子の中で、自分の男の子が脈打っているのがわかる。

     しまった、中で出してしまった。
     一瞬不安になる。
     なんだ、この男が抱くような感情は。
     でもまあ、だいじょうぶ、だろ。
     妊娠しないって言ってたし、西垣先生。
     信じてるぞ、信じてるからな。

     でも。
     まあ、もし妊娠したとしても。
     育ててけばいいじゃん。
     私と京子の子供だもん。
     きっと、すごくかわいい女の子だよ。
     うん。

    70 = 45 :

    うむ…エロいな 何か描写が良い

    71 :

    圧倒的支援だよぉ

    72 = 1 :

     私は、男の子をゆっくりと引き抜く。
     開放された京子の中から、私の放出した快感の証がどろりとあふれ出た。
     息を整えながら、私はそれが流れていく様子をただ眺めた。
     京子の中に出した私の体液がシーツを汚しても、私はその扇情的な光景から目が離せなかった。

    「けほっ……」

     京子の咳き込む声で私ははっとして我に返る。
     京子を見やると、口元に手の甲を当てて小さく咳をしている。

    「京子? 大丈夫か」
    「ん、ちょっと、喉渇いただけ」

     京子の声は少し、枯れていた。
     そういえば、最中、いつもよりも声出てたな。
     あんなに乱れる京子、もしかしたら初めてかもしれない。

    73 = 55 :

    素晴らしい…俺様のIDに免じてもっとやれ

    74 = 1 :

    「いっぱい鳴いてたもんね、今日」
    「べ、別に、そんなことないし!」

     素っ裸でシーツに脱力したまま言われても説得力ないなあ。
     私はティッシュで、濡れている京子のそことシーツに落ちた体液を拭いた。
     自分の男の子も刺激させないように手早く拭き取り、下着におさめる。


    「これでされるの、そんなに気持ちよかった?」

     と、聞くと京子は「これ?」と聞き返してきたが、私が指をさした自身の下腹部に視線を移して、はっとしたように肩を震わせた。

    「ち、違うよ」
    「気持ちよくなかったの?」
    「いやその、そうじゃなくって」
    「じゃあ気持ちよかったの?」
    「う……、いや、その、き、気持ちよかったけど、そうじゃなくって!」

     京子は私を見つめていた目を、斜め左下へと移す。
     伏せられたくりくりとした瞳を縁取った睫毛が震えていた。
     睫毛長いな京子。
     ぼんやりとそんなことを思う。

    75 = 1 :

     目を伏せていたら、ちょっとは色気みたいなものが垣間見えてもいいはずなのに、子供っぽく見えてしまうのは、眉を上げてしまっているからだろう。
     余裕がないときどこか勝気に眉を上げてしまうのは、京子の癖のひとつだ。

    「今日の結衣、いつも以上に、その、めちゃくちゃ丁寧だったから」
    「うん」
    「なんか、わたしの、その、あの、す、好きなところいっぱい触ってくれたし」
    「うん」
    「だからちょっと、声、出ちゃったの! バカ!」

     京子は私の首元に手を伸ばし、ぐいと引き寄せた。
     私の顔が、京子の首筋に埋まる。
     シャンプーの甘いにおい、大好きな京子のにおいがする。
     ちょっと息苦しくて、顔を横に背けると、真っ赤に染まった京子の耳が見えた。

    76 = 1 :

     下手な照れ隠し。
     すごく愛おしくて、胸がいっぱいで、ちょっとだけ、涙がこぼれた。

    「京子、ありがとう、愛してる」
    「……知ってる」
    「そうか」

     慣れないことをして、緊張やらなんやらで心も体も疲れきった私たちは、抱きしめあったまま眠りについた。
     寝返りをうたなくても、目をきつく閉じなくても羊なんて数えなくても、眠ることができた。
     京子がずっと離さないでいてくれたから。

    77 = 39 :

    これの逆verの

    京子「なんか生えた……」

    を思い出した

    78 = 1 :

     朝、ちゅんちゅんと騒がしい鳥の鳴き声で目が覚めた。
     体を半分起こし、思い出したように下半身に触れると、昨夜までそこにあった男の子はなくなっていた。
     朝の日の光が差し込む部屋の中、見慣れた私の体がそこにはあった。


     ほんとに朝起きたらなくなってるのな……。
     ほっとする気持ちと、不思議な喪失感が交差した。
     もっと京子としとけばよかったとか、思っちゃったりした。

     いつからこんな変態になったんだ、私。
     クールなはずだったのに。おかしい。

     そもそも、あれは本当に現実の出来事だったのだろうか。
     夢だったのだろうかと思った。
     けれど、テーブルに置かれた茶色いビンや、私の隣で裸で眠る京子や、シーツに滲んでいた血のあとが、夢じゃないことを物語っていた。

     実際のところ私よりも疲れたのであろう京子は、昼過ぎまで眠りっぱなしだった。
     そんな京子の髪の毛を優しく撫でているだけで、なんか幸せだった。

    80 = 1 :

     翌々日。
     放課後、京子と二人連れ添って茶道室へ行く途中、西垣先生に遭遇しどうだったかと問い詰められた。
     西垣先生はいつもと同じどこか冷めた目をして私の返答を待っていた。

    「あのドリンク」一呼吸置いて私は言う。「味がいまいち」
    「ふむ」
    「それくらいです」
    「ふむ。で、どうだった」
    「はい?」
    「あの晩はお楽しみだったんだろう?」
    「!」

     な、なに言ってるんですか。
     言い返そうとしたら、西垣先生は京子に視線を移し、そして目を細めてにやりと笑った。

    「ふむ」

    81 = 1 :

    「?」

     私もつられるように隣の京子に向き直る。

     京子は柄にもなく顔を真っ赤にさせて黙り込んでしまっていた。
     口を真一文字に結んで、顔どころか鎖骨あたりまで真っ赤だった。

     その様子を見て西垣先生は満足したらしく、「成功だ」と呟き去っていった。
     私たちは小さくなる後姿をぼんやりと眺めていた。

    「……成功だって」と京子。
    「性交なだけに?」と、私。

     「結衣のバカ!」と、京子に頭をぱこんと叩かれる。
     私、クールなはずだったのに。おかしい。

     京子はもう一度「結衣のバカ……」と呟いたあと、「愛してるぞ、バカやろう」といたずらっこのように笑い、言った。
     私は、「私もだ、バカ」と返した。




    おわりなり

    82 = 39 :

    乙乙乙

    83 = 24 :

    良かったよ 乙

    84 = 1 :

    ごめんね結衣ちゃんに変なもの生やしてごめんね
    許してヒヤシンス

    85 = 10 :

    お疲れ様
    ありがとう!!

    87 :

    おつおつ

    88 = 45 :

    乙 生やさずとも充分エロいものになりそう
    官能的というか描写が丁寧で良かった

    90 :

    ふぅ

    91 :

    素晴らしい結京をありがとう


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