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    元スレ結衣「男の子が生えた」京子「ラムレーズンうめ、……え?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - ゆるゆり + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    1 2 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    1 :

     京子はスプーンを口にくわえたまま、小首をかしげた。
     その頭の上に、漫画のようにはてなマークがぴこんと浮かび上がったように見えた。

    「……?」
    「聞いてた?」
    「え? あ? ごめんもう一度言って」
    「なんか、男の子のあれが生えた」
    「……」
    「もう一度言う?」
    「いやいい」

     京子が理解できない気持ち、よくわかるよ。
     私だって、わけわからなかったし。

    2 :

    結核?

    3 :

    南部十四朗とパイナポゥの復活を願ってこのSSを捧ぐ

    5 = 1 :




                      ri|ソi       ̄ ̄/
                      乂リ         /
                   _.......l__}_
                / ̄      `  、    / ̄ ̄/
          r7⌒ ,.  /  r‐ ,  r‐ 、    ヽ.  / ̄ ̄/
         //    i  l   l┃l  l┃}     ',     /
       [::://    j  l   `'' r‐, `'''゙      i    |
       i'/   r‐{   ',   (_........_,     /  ‐─┼‐
        l.l   /  }  ヽ   `'''''"     /     /
        l.l   /-ィ >、__ノ|` ──── ' |
    .   ヾ__/  ヽノ /.ノ! [ ]    [ ] くヽl、    |  |
                 ̄  !          メ/ヽ.      |
                 >‐┬┬──┤ ヽ人    /
                /   /  !     }  {  }
                (___ノ  ヽ__...ノ   ̄

    6 :

    喉仏か

    7 = 1 :

     原因は、間違いなく西垣先生が学校でくれたあのドリンクだ。
     間違って買ってしまったがあまり好きではないからお前にやるって言って、私にくれた、あのドリンク。
     茶色いビンに入っていた。
     ファイトイッパーツ! なんて文字が青いシールに書かれていた。

     まあ、苦手な人は苦手だよな、これ。
     私はあまり深くは考えず、それを受け取り、家に持ち帰った。

     京子はうちに泊まるらしく、当然のように家にあがりただいまーと言った。
     遠慮しろ、とも思わなくなった。
     私も京子と一緒にすごすのが当然のようになっていた。

    8 :

    風邪をひく、クライマックスをはやく

    9 :

    さて、皆さんに謝らなければいけないことがあります
    人がいるかどうか知らないですけど書きますね
    全裸でラムレーズンの人と呼ばれている者ですが、
    結衣「京子が00:00:00.00ゲットするってうるさいんだけど」のスレを昨日、今日と立てられずにすみませんでした
    仮眠をとってたら00:00:00.00を二日連続で寝過ごしました…面目ないです
    昨日に立てると一度約束したにも関わらず立てられずにすみませんでした、この場を借りてお詫びします

    11 = 1 :

     そこはどうでもいい。そう、重要なのは、そこじゃあない。
     私は西垣先生からもらったそのドリンクを、冷蔵庫に入れて冷やして、そしてなんの疑いもせずに、風呂上りに飲んでしまった。

     夜に飲むものじゃないとかそんな突っ込みはノンノンノートルダムだ。ブフゥ。
     栄養ドリンクを飲むと目が冴えるから、その、なんだ、あれですよ。
     夜の営みがはかどるかなって、思ったわけなんです。
     言わせるな恥ずかしい。

     今思えば、味がおかしかったように感じた。
     今思えば、蓋が簡単に開いたような気がした。
     うん。今思えば。

     私の股間から男の子が生えたのは、すぐだった。
     飲んですぐ、という意味で、すごい勢いでしゃきんと生えたという意味ではない。
     それはもう、たけのこのようににょきにょきと生えてきた。
     生えきるまでの間、むずむずしておかしくなりそうだった。

    12 :

    >>9
    帰ってよぉ

    13 = 1 :

     生えきったときの感動といったらなかった。その後訪れた絶望感も。
     だって、男の子が生えたんだよ。私の股間に。
     夢かと思うじゃん。だから、感動したよ。うわお、おちんちんだ、って。
     そんなもの、見たことないし。存在するんだ、これ、って思った。
     この世界、男の人見かけないし。

     なんか、見ちゃいけないような気になって、すぐに下着におさめた。
     前を開けていたパンダの着ぐるみパジャマのボタンも全部しめた。
     ついでにフードもかぶって気持ちを落ち着けようとしたけど無理だった。

     女なのに、どうするの。
     ほんと、これどうするのさ。
     一気に絶望。

     夢かと思ったけど夢じゃなかった。
     お約束のようにほっぺたをつねったけど痛かった。
     私はベランダに出て、夜風に当たって一息ついた。

    14 = 1 :

     そうして十分ほど経ち落ち着いた頃、私は西垣先生の携帯電話に電話をかけた。

     西垣先生曰く、「そうか生えたか」と。
     「実験は成功だな」と。
     「それはしっかりと機能する。排出器官としても、生殖器官としてもだ」と。
     「それの効果は予定では六時間ほど持続する。つまり、今それが生えたとすると、明日の朝にはもう元に戻っているだろう」と。
     「生殖器官として使用した場合、オーガズムに達したとき尿道口から体液が排出されるが、それは精液ではないからな」と。
     「だから妊娠はしない。安心してセックスしてくれ。心配はノンノンノートルダム」と。ブフゥ。

     そんなもの私でなく、自分たちで──会長と実験してくださいよ、と怒ると、
     「船見、それは犯罪だ」と。

     だからってなんで私が、と問うと、
     「船見がタチで、歳納はネコかなと思って」と。

    15 = 1 :

     違う。そんなことを、属性がどうとかを聞いたんじゃない。
     なんで、他のもっとあけっぴろげにいちゃいちゃしている──そう、古谷さんや大室さんのペアじゃなく私が、という意味で、と聞きなおすと、「え? あいつらそんな関係なのか?」と。
     ……この爆発教師、鈍感を装って楽しんでいるに違いない。

     先生は「まあ数時間だからな、好きに楽しめ。あと結果は報告してくれ。よろしくたのむ」と言い、一方的に電話を切った。
     電話が切れたとほぼ同時に、二番風呂からあがった京子がラムレーズン片手にリビングに戻ってきた。




     そして、今、ラムレーズンを頬張った京子に私は自らの体に起こった自体を告白した。
     「男の子が生えました」と。

    16 :

    ……

    17 = 1 :

    「西垣ちゃんなに作ってんだ……」
    「さあ……」

     京子は顔をしかめて口にくわえたままだったスプーンを引き抜き、ラムレーズンをまた一口頬張った。

    「しかしまあ、六時間くらいなんでしょ? 寝て起きりゃ元通りじゃん。だいじょぶじゃね?」

     京子は口をもぐもぐと動かしながら言う。

    「まあそうか」

     小さく溜息を吐く。
     下げていた目線を上にあげると、京子はアイスを食べる手を止めて、一点をじっと見つめていた。
     少しうつむき気味のその顔。
     京子の視線の先をたどるとそこは私の下腹部で、京子の頬は、淡い朱色に染まっていた。
     え? なに、まさか興味あり?

    18 = 1 :

    「み、見る?」
    「み、見ないよ!」
    「あ、あー、だよな、だよなあ」

     ははは、と笑いあう。
     だよなあ、うん。だよな。

     私は京子の後ろの壁にかけられた時計を見る。
     アナログ時計の針のさす時刻は、夜の11時30分を少し過ぎていた。

     うーん、ちょっと早いけど、寝るかな。
     なんかもう、なにもする気になれないし。
     さっさと寝て、心体共にピュアな女の子としてすっきりした気分で朝を迎えたい。


    「もう寝るか」と言うと、京子はぎょっとした顔をして私を見た。

    「え!?」
    「……変な意味じゃないぞ」
    「あ、あー、だよね、だよねえ」

     ははは、と笑いあう。
     そうだ、変なことなんてしないんだ、今日は。
     こんなのが生える前はするつもりだったけど、こんなのが生えてしまったからには、するなんてとんでもない。

    19 = 1 :

     京子の初めてを私が奪うなんて想像できない。
     じゃあ、知らない男が奪うのは想像できるのか、私。
     できるわけがない。受け入れることだってできそうにない。
     だいたい、この世界、男なんて滅多に見ないし。

     じゃあ、誰が京子の初めてを奪うんだ。

     ──私だろ。

     もう一人の私の声が聞こえた。
     私は首を横に振ってその声を跳ね返す。
     ありえない。ありえないよ。
     京子は私の幼馴染で親友で、恋人なんだ。
     京子は私の大切な人で、世界で一番の人で──、だから。


     京子の初めてを私が奪うなんて想像できない。
     嘘だ。
     ありえない?
     嘘だ。

     本当は。
     本当は私は京子の初めての人になりたい。

    21 = 1 :

    ---------


    「悪いけど布団、一組しかないから」
    「知ってる」

     私の下半身がどうなっていようと、私は私なわけで、一緒の布団に寝るとなっても京子は特別なんの警戒もせず、それを受け入れた。

     電気を消し、私たちはもぞもぞと布団に潜り込む。
     天井を見上げて、「おやすみ」と言うと隣から「おやすみ」と言う声が返ってきた。

     最後に言葉を交わしてから十分ほどが過ぎた。
     私はなかなか寝付けずにいた。

     がさり。

     京子が寝返りをうったようで、掛けていた布団が軽く乱れた。
     ふわりとシャンプーのにおいが香る。
     いいにおい。
     私と同じシャンプーのにおい。だけど、紛れもない京子のにおい。

    22 = 1 :

     どきん。

     ……あれ?

     どきんどきんどきん。
     やばい、息苦しい。
     なんだ、これ。

    「……っ」


     京子、どうしよう。
     いけないことだってわかってる。
     けどどうしよう京子。
     私、今、すごく京子とエッチがしたい。
     京子をめちゃくちゃにしたい。

     おかしいな。
     私、心まで男の子になっちゃったんだろうか。
     ……眠ろう。
     眠ればなんとかなるはず。
     うん。

    23 = 1 :

     布団に入ってどれくらい経ったんだろう。
     壁際に寝返りを打ち、目をきつく閉じてみても羊を数えてみても眠れそうにない。
     どきどき脈打つ心臓の音がかちかちと時計が秒針を刻む音や外から聞こえる虫の声が、妙に大きく聞こえた。

    「……結衣?」

     不意に、京子が私を呼んだ。

    「ん?」
    「起きてたか」
    「うん」」
    「眠れないね」
    「そうだな」

     京子も眠れないのか。
     珍しいな、いつも真っ先に寝ちゃうのに。

     私に変なもの生えちゃったから、多少は意識してるのかな。
     まあ、してないわけないよな。

     だからといって、それがエッチする理由にはなるはずもないし。
     でも、言うだけ言ってみてもいいだろうか。
     したい、って。
     だって別に、京子とそういう行為は何度もしたことあるし。

    24 :

    しえん

    25 = 1 :

     私は京子へと向き直る。
     京子もこちらを向いていて、自然と目が合った。 
     沈黙。心臓の音。時計の音。虫の声。

    「あの!」と、二人の声が重なった。

     そして再び沈黙。心臓の音。時計の音。虫の声。

    「なに?」と先に問うたのは京子だった。

    「……えっと」

     言葉が出なかった。
     京子を見つめていた目はゆっくりと伏せられる。
     言おうか言わまいか、少しの間逡巡する。


     言いたいことは、ひとつだけ。
     京子としたい、ってただそんな、欲望まみれの一言だけ。

     多分、京子は断らない。
     ああみえて京子は優しいから。
     でもこのまま進んでしまうと、ふたりの関係、みたいなものが少し変わっちゃうんじゃないかと少し、不安だった。
     だって、本当の意味で一線を越えてしまうから。
     京子の本当の意味の初めてを奪うことになるから。

    26 :

    経験済みかよwww

    27 = 1 :



    「いいよ」


    「え?」

     私よりも先に口を開いた京子に、私は思わず間の抜けた声で聞き返してしまった。
     顔を上げる。
     京子はいつもみたいなちょっと勝気な上がり気味の眉で、ほんのりと頬を染めて笑う。

    「しようよ、結衣」
    「え?」

     ちょっと、頭が回らない。
     なんていうか、不意打ちみたいなのにはめっぽう弱いから。私。
     えっと、なんて言った、京子は。
     たしか、いいよ、しようよ、結衣、って言った。

    「え?」

     何度も聞きなおす私に京子は、

    「え、えっちしようって言ってんの! 言わせんなバカ!」

     と、真っ赤な顔をして吐き捨てた。
     私の喉がごくりと鳴った。

    28 = 1 :

     いいの? 京子。
     わかってるの? 京子。
     今の私は男の子なんだよ。
     京子の初めてを奪っちゃうことになるんだよ。

     京子は間髪入れず、

    「結衣がいい」

     そう言った。

    「結衣、好きだよ。結衣にならいいよ。わたしを結衣にあげたい。あげる」
    「京子……」

     どきんどきんと鳴っていた心臓の音がばくんばくんに変わる。

     京子は私の幼馴染で親友で、恋人なんだ。
     京子は私の大切な人で、世界で一番の人で──、だから。


    「京子、私に初めてをちょうだい」

    29 = 1 :

     京子へゆっくりと手を伸ばす。
     指先が震えていた。

     京子の髪に指が触れる。
     やわっこい髪をほぐすように頭を撫でる。
     そのまま背中へ腕を回しぐっと抱き寄せると、京子は小さな声をあげた。
     京子の心臓もわたしと同じくらい大きな音で鳴っていた。

     そっと、唇を重ねあう。
     感触や温かさを確かめるように、押し当てて、ついばむ。
     次第にそれは、深い、大人のくちづけに変わり、は、は、と息が乱れていく。
     舌と舌を絡ませて、吸いあって、噛みあう。

    30 :

    ウーイェイッ
    さるよけ

    31 :

    デュフフフ

    32 = 1 :

     我慢できなくなり、私は京子の上に覆いかぶさった。
     京子は少し脅えた表情をしたけれど、すぐにいつものようににししと笑った。

    「野獣みたいだな、結衣」
    「うっさい」 

     京子の体を包んでいるトマトの着ぐるみパジャマのボタンを一番下まで外す。
     首元から、谷間、とは言いがたいふくらみとふくらみの間、みぞおち、へそ、と指先をすすすと滑らせる。

    「京子の体、すべすべだよね」
    「ん? そう?」
    「うん、すごく気持ちよくて好きだ」
    「ひひ」

     照れくさそうに、京子は笑った。
     私は再びキスをして、京子の体を一通り撫で回し、パジャマの上から手のひらを右のふくらみに添える。
     重ねあった唇から、「んん」と京子の小さな声が漏れ、私の上顎をくすぐる。

    33 = 1 :

     パン生地をこねるように、京子のふくらみを揉みしだく。
     パジャマはしわを作り、指を動かせばやわらかなふくらみが形を変える。
     次第に先端は硬く主張し、手のひらにその感触が伝わってきた。
     人差し指の先でこりこりと弾くと京子は体をびくりと震わせた。

     私は京子の乱れたパジャマの襟元に手をかけ、前を開いたままでいたそれを上半身分脱がした。
     暗がりに白い肌がぼんやりと浮かび上がる。

     露になった、控えめなふくらみのなだらかな丘のふもとから、ソフトクリームを舐めるように、舌を這わせる。
     頂には触れないように。
     壊れ物を扱うように、慎重に優しく丁寧に。

     京子の右手が私の頭に触れ、愛撫にあわせて上下に動くその手が髪をかき乱した。
     焦らさないでと訴えるように。

    35 :

    素晴らしい

    36 :

    文うめえな
    内容も最高

    37 = 1 :

    「仕方ないなあ、京子は」 

     私はツンとかたくとがった先端を口に含んだ。
     ちろちろと舌の先で舐め、円を描くようになぞる。
     歯でかしかしと噛んでちゅっと吸い上げると、京子は顔をそらし目をぎゅっと閉じた。

    「あぅ……、ん、んあ……」

     先端を愛撫したまま、私は開いたもう片方の手を京子の下半身へと伸ばす。
     下腹部に手を這わせ下着をずらした。
     薄い茂みをこえ、敏感な芽には触れないように、京子の女の子に触れる。

    「っひぁ!」

     膝をびくりと震わせ、京子は体を硬直させる。
     何度もしている行為なのに未だに慣れないのか、ここに触れると京子はいつも眉をハの字にさせて私を見上げる。
     涙の浮かんだその目は、不安や焦燥や緊張に混ざって、淡い期待の色がにじんでいた。

    38 = 1 :

     指を上下に動かすと、そこから小さな水音が漏れた。
     とろとろと蕩けるように熟れたそこは、ふにふにしていてとてもやわらかい。

    「濡れてるね」

     そう言うと、京子は赤く染まった頬を更に赤くさせて恥らった。

    「言うな」

     そんな顔も、かわいい。
     なんて口が裂けても言わない。
     というか、言えない。照れくさくて。今更。

    39 :

    ニヤニヤ

    40 = 1 :

    「腰ちょっと浮かせて」
    「ん」

     腰の辺りで丸まっていたパジャマを、ぐっと下へ引っ張り完全に脱がす。
     私は京子の足元へ移り、両膝を折りたたむように曲げさせ、体をその間へと潜り込ませる。
     いつもはエッチのメインだった中指を、そっと、京子の中へ埋めた。

    「あっ? ゆ、ゆい?」

     京子は驚いたような声をあげて体を起こそうとしたけれど、私が入れた指を曲げて壁を引っかいてやると、力が抜けたようにぽすんと枕に頭を落とした。

     京子はわりと感じやすい、と思う。
     とかく中への刺激にはめっぽう弱い。
     どんなに京子が抗おうと、ちょっと中をくすぐるだけですぐにおとなしくなってしまうのだから。

    「う……、なんか、入れんの早くない?」
    「今日のメインはこれじゃないからな」
    「ああ、そうだったっけ……」

    41 = 1 :

     埋めた指を軽く動かす。
     指を伸ばしたまま三回、続いて第一関節を曲げて五回出し入れさせる。
     ぐりんと中の粘膜を剥ぎ取るように指を回すと、京子は口をぎゅっと結んで快感に耐えた。

     まあ、いい具合に濡れてるな。
     ある程度滑り具合を確認して、私は薬指も一緒にそこへ挿入した。

    「っ……、性急だ、ね……」
    「ちょっと、我慢できなくなりそうだから」

     実際、私の男の子はかなり反り上がっていて、お腹に当たるんじゃないかと思うほどだった。

     男の人は興奮するとこんなになるんだな、っていやに冷静に考えてしまった。
     隠し切れないじゃないか、こんなの。大変だな、って。
     そんなことを。こんな場面で。

    42 = 8 :

    ふぉぉぉぉ!!!!

    43 = 1 :

     京子のそこへ入れた指を動かしたまま、親指をそっと、京子の敏感な芽に触れる。
     京子はびくんと腰を跳ね上げさせ、悲鳴のような声をあげた。

    「っや! ちょ、だめ、そこっ!」

     京子、ここだめなんだよね。
     感じすぎて、おかしくなっちゃいそうで、だめなんだよね。
     知ってるよ。
     触られるより、舐められる方が京子がもっと乱れるってことも知ってる。

     あたしは体勢をずらして、そこを舐めあげた。
     真っ赤に膨れた芽を、舌でこねてつついて吸った。 

    「う、あっ! あ……! ゆ、いぃ……」

     京子の中が締まる。
     いつもならこのままいかせてあげるんだけど、今日は違う。

     私は着ていたパンダの着ぐるみパジャマのボタンを外す。
     下着を少し下ろすといきり立った男の子が露出した。
     自分の体の一部になったそこをマジマジと見るのは実は初めてだった。
     さっきはなんだか恥ずかしくなってすぐしまっちゃったから。

    44 = 1 :

     思ったよりもグロテスクなものではなかった。
     ただ、思ったよりもずっと太く感じた。
     反り方こそバナナに似ているけれど、太さはそれ以上あるんじゃないか。
     だいたい、この、先のでっぱりがやっかいそうだ。

     これ、本当に入るのか?
     京子の中に入れられるのか?
     入ったとしても、痛いだろうな。
     どうするんだ私。できるのか。

     目の前の、くたっと寝そべっている京子と、下半身の男の子へ視線を往復させる。
     大好きだから最後までしたい。
     大好きだから痛い思いをさせたくない。
     大好きだから本当にこれでいいのかと考える。

     色んな気持ちがごちゃまぜになって頭がぐわんぐわんした。
     ええい、考えるな。
     ええい、ままよ。
     私は京子の太ももをつかみ、濡れたそこへ、男の子の先端をあてがった。

    45 :

    鼻血でそう

    46 = 1 :

    ここまで百合なりよ

    ここから濃厚なふたなりよ

    47 = 1 :

    「京子、入れるよ」
    「えぁ? あ、うん……」

     腰に力を入れて、先を少し進ませると、京子が引きつった声をあげた。

    「いっ……」
    「あっ、ご、ごめん」

     咄嗟に腰を引く。
     無理か。やっぱ無理なのか。
     先っぽがほんの少し入っただけだったのに痛がったぞ。

    「や、やめる?」
    「……していい、って何度言わすのさ」
    「痛くてもいいの?」
    「……結衣にならいいよ、って何度言わすのさ」
    「うん……」

     再び男の子をあてがう。
     少しこわばってる京子の体。
     力抜いて、と言ってもできないらしく、無理、と短く返された。

    48 = 45 :

    百合部分だけで充分エロいっすな

    49 = 1 :

     静かに上下する京子の胸。
     私は京子と呼吸をあわせる。

     吸って、吐く。吸って、吐く。吸って──。
     息が吐かれた次の瞬間に、私は腰に体重をかけて、男の子を京子の中へ一気に挿入した。
     一番太い先端のでっぱった部分が、ぎちぎちに密着していた膣壁をさき、ぬるん、と埋まった。

    「────っ!」

     京子は目を見開き、声なき悲鳴をあげた。
     抗うように、そこがぎゅううと私の男の子を押し出さんばかりに締まる。
     両手はシーツを握り締め、きつく噛み締められた歯の隙間から、ひっひっと荒げた息を吐いていた。

    「うっ……く」
    「ごめん、痛かったよね」
    「……、ううん、平気。でもごめん、もう少し、動くの、待って」

     落ち着かせて、と京子は言った。
     私は、ゆっくり、刺激させないように体を京子へ倒し、京子の体を抱きしめた。

     触れるだけのキスを唇に落とし、首筋や鎖骨をついばんだ。
     京子が落ち着くまで、京子のそこが私に慣れるまで、ずっと。

    50 = 36 :

    生唾を飲む展開


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