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    元スレさやか「奇跡も魔法も、あ…… あぁッ!?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 感情 + - 美樹さやか + - 阿部 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    恭介「僕の手は二度と動かないんだよ……奇跡か魔法でもない限り……」

    さやか「……あるよ。奇跡も魔法も、あ……」

    さやか「あぁッ!?」

    恭介「!?」

    2 :

    さやかの身に一体何が!?答えはCMの後で!

    3 :

    さやか「ベホイミ!!」

    4 = 1 :

    さやか「………」

    恭介「な、何だよ、さやか。突然大声出して……」

    さやか「い、いやー、別に?何でもない何でもない!」タラタラ

    恭介「………?」


    さやか(……そういえば、あの時)


    ――――――――――――――――――――
    ―――――――――――――

    5 :

    さやさや?

    6 = 1 :

    恭介父『さやかちゃん、君に頼みがある。これを預かっていて欲しいんだ』

    さやか『え、これって……恭介のバイオリンじゃないですか!なんであたしなんかに!?』

    恭介父『……怪我の具合が一向に良くならなくてね。どうやら、恭介は自暴自棄になってしまっているようだ』

    恭介父『もうバイオリンは見たくない、処分してくれと……私に頼んできたんだよ』

    さやか『………』

    恭介父『だが、私は諦めたくないんだ。父親として、恭介の夢を叶えてやりたい。例え完治する可能性がほとんど残っていなくとも……』

    さやか『おじさん……』

    7 = 5 :

    さやさや

    8 :

    レイニーデビルかと思ったのに

    9 = 1 :

    恭介父『もしも……もしも奇跡が起こって、恭介の腕が治った時のために。あいつの楽器を残しておいてやりたいんだ』

    恭介父『だから、君にこれを預かっていて貰いたい。あいつの演奏を、いつも素敵な笑顔で聴いてくれていた君にね』

    恭介父『……頼めるかい?』

    さやか『おじさん……!わかりました!』

    さやか『あたしに任せてください!責任持って預かります!!』


    ――――――――――――――――――――
    ―――――――――――――

    10 = 5 :

    さやさや

    11 = 1 :

    さやか(で、預かったのはよかったんだけど……)



    さやか『恭介の、バイオリン………』ゴトッ

    さやか『うわ、すごく使い込まれてる。……あいつ、本当にバイオリン馬鹿だったからなあ』

    さやか『恭介……』グスッ

    カサッ……

    さやか『え』

    G様「ハーイ!」

    ブーン

    さやか『ぎゃああああああああ!!!?』ブンッ

    バキッ


    ――――――――――――――――――――
    ―――――――――――――

    12 :

    流石さやか

    13 = 5 :

    さやさや……

    14 :

    ばか野郎

    15 :

    喘いでいるのかと

    16 :

    G相手じゃ仕方ない

    17 = 1 :

    さやか(壊しちゃったんだったあああ!!)


    さやか「………」ダラダラ

    恭介「さやか……?凄い汗だけど、大丈夫かい?」

    さやか「えっ!?あ、ああ!今日は暑いねー!!」

    恭介「……?」


    さやか「えーっと、何の話だったっけ! あ、そうそう!恭介の手!恭介の手の話ね!」

    恭介「え、あ、まあ……」

    さやか「手、もう動かないんだっけ!いやー恭介も大変だね!さやかちゃん同情しちゃうよ!」

    恭介「さやかは僕をいじめてるのかい?」

    18 = 5 :

    さやさやかみかみ

    19 = 3 :

    20 = 1 :

    さやか「だ、大丈夫だって!奇跡も魔法もあるんだよ!うん!」

    恭介「………」

    さやか「あ、あたし今日は帰るね!ちょっと用事思い出しちゃって!」

    恭介「………」

    さやか「それじゃあね、恭介!ちゃんとCD聴きなさいよ!また明日くるから!」

    さやか「奇跡も魔法もあるんだからね!それじゃ!」

    ガラガラッ バタン


    恭介「………何だったんだ……」

    21 :

    このさやかちゃんはオクタヴィアにならない

    22 = 1 :

    さやか「キュゥべえ!いるんでしょ!」

    QB「やあ、さやか。その様子だと願い事は決まったようだね」

    さやか「決まったよ!だから早く契約してよ!」

    QB「随分と乗り気だね。僕としてはそのほうが嬉しいけど」

    QB「それじゃあ、早速契約といこう。君の願いを言ってごらん」

    さやか「あたしが預かってた恭介のバイオリン!あれを元通りにして!」

    QB「合点承知の助さ!」



    QB「………えっ?」

    23 = 5 :

    さやさや?

    24 :

    さすがあほのこ

    25 :

    これはアホの子
    でもなぜか魔女になるきがしない

    26 = 1 :

    さやか「何してんのよ!早く契約してよ!」

    QB「えっ、いや、その。今のは僕の聞き間違いかな?バイオリンを直せと言われた気がするんだけど」

    さやか「そうだよ!あれ壊したのがばれたら恭介に嫌われちゃう!」

    QB「ええー………」

    さやか「ほら、早くしてよ!こっちは一刻を争うのよ!」

    QB「……まあ、君がそう言うのなら。本当に後悔しないね?」

    さやか「後悔なんてあるはずない!」

    QB「わかったよ……契約は成立だ」

    QB「君の願いはエントロピーを……… えっ」

    さやか「?」

    QB「エントロピーを凌駕しない……だと……?」

    27 :

    わけがわからないよ

    28 :

    >>11
    さすがというかなんというか。

    29 = 1 :

    さやか「な、何よ。まさか叶えられないなんて言うんじゃないでしょうね」

    QB「……いや、確かに契約は成立した。   ………はずだよ、多分」

    QB「恐らく、そのバイオリンも元通りになっているだろう……きっと」

    さやか「なんだ、脅かさないでよ……」

    QB「……まあ、いいか」

    パァァァァ

    さやか「これが……」

    QB「ソウルジェム。魔法少女の力の源さ。さあ、受け取るといい。それが君の運命だ」

    パァァ……

    30 = 3 :

    まるで売れば売るほど赤字になるドリームキャストのようなさやかだな

    31 = 1 :

    さやか「………」

    QB「………」


    さやQB「小さっ!?」


    ―――この日、見滝原に最弱の魔法少女が誕生した

    32 :

    >>30
    分かりやすそうで分かりにくいわ

    33 = 5 :

    さやさや……

    34 = 1 :

    ――廃工場・魔女の結界内――

    ガンガン!

    まどか(これって、罰なのかな)

    ガン!ガン!

    まどか(わたしが弱虫でうそつきだから、きっとバチがあたったんだ)

    ガンガンガン!!

    まどか(きっと……)


    ガンガガン!!ガガガガン!! ガンガガンガンガン!!


    まどか(うるさっ!?)

    35 = 28 :

    シャル戦終わってるから、エリー戦でデビューか…

    36 = 1 :

    ――工場前――

    ほむら(魔女の結界はこの辺りに…… えっ?)

    さやか「あーけーろー!あけろってばー!!」ガンガン

    ほむら「………」

    ガンガンガン

    さやか「あけろー!あけろっつってんだろー!! ……って、転校生!?」

    ほむら「……何をやっているの、あなたは。家を閉め出された酔っ払いじゃあるまいし」

    さやか「い、いや、その。あたしも魔法少女になったんだけどさー……」

    ほむら「!! 美樹さやか、あなたっ!」

    さやか「な、なんだよ。あたしがどうしようと勝手でしょ!」

    ほむら「………」

    37 :

    ポンコツさやかちゃんさやさや

    38 = 5 :

    さやさや

    39 = 28 :

    開けられないのか…

    40 = 1 :

    ほむら「……それで?結界に乗り込むわけでもなく、入り口を叩いて何をしていたの?」

    さやか「いやね。どうもこの中が結界みたいなんだけどさ……」スゥ

    ブンッ パキィン


    さやか「………」

    ほむら「………」


    さやか「……まあ、この通り。入り口を作ろうにもあたしの剣のほうが折れちゃうもんで……」

    ほむら(弱っ!?)


    さやか「でも、こんなことしてる場合じゃないんだ。中にまどかが……!」

    ほむら「!? まどか!」カチッ

    さやか「……って、消えた!?何なのあいつ!?」

    41 :

    ザコさやかちゃんかわいいね

    42 = 1 :

    さやか「まどか!大丈夫!?」

    まどか「あ、さやかちゃん……」

    さやか「……よかった、無事だったんだね。マミさんに続いてまどかまで亡くしてたら、あたし……」

    まどか「さやかちゃん……」

    ほむら「………」

    まどか「あ、ほむらちゃん待って!ちゃんとお礼言わせてよ!」

    ほむら「お礼なんて必要ないわ。わざわざ危険なことに首を突っ込むあなたが、見るに堪えなかっただけよ」

    さやか「……転校生。そこは素直に受け取ってやりなよ」

    43 = 1 :

    さやか「あんたは何かと気に食わない奴だけど……それでもあんたがいなければ、まどかも無事じゃ済まなかったかもしれない」

    さやか「だから、あたしからもお礼を言わせて。まどかを助けてくれてありがとう」

    さやか「……それと。あんたの事、少し誤解してた。ごめん」

    ほむら「………」


    さやか「……さてと!それじゃあ帰ろうっか、まどか!」

    まどか「あ、でも、仁美ちゃん達が……」

    ほむら「警察と救急車なら呼んでおいたわ。私達まで関連性を疑われる前に、彼らに任せてここを離れたほうがいいわ」

    まどか「そっか……それなら安心だね」

    さやか「転校生、あんた気が利くじゃん!」

    44 = 5 :

    ほむほむ

    45 = 1 :

    ――翌日――

    まどか「さやかちゃん。これからパトロール……だよね?」

    さやか「まどか。どうしたの?」

    まどか「あのね。邪魔にならない所まででいいから、一緒に連れて行ってほしいの。さやかちゃんのこと、心配だから……」

    さやか「まどか……ありがと。すごく心強いよ」

    まどか(だって、ほむらちゃんからあんな話を聞いたら放っとけるわけないよ……)


    さやか「さーて!そんじゃ張り切ってパトロールといきます……か………」ズゥゥゥゥン

    まどか「さ、さやかちゃん!?今の流れでテンション下がるっておかしいよ!」

    さやか「………いやぁ、ね……恭介から預かってたバイオリン、見せに行ったんだけどさあ……」

    46 = 5 :

    さやさや

    47 = 1 :

    さやか『じゃーん!これなーんだ!』

    恭介『………』

    さやか『正解は、恭介のバイオリンでしたー!ほらほら、新品みたいでしょ?どこも壊れてなんかないんだよ?』

    恭介『………』イラッ

    さやか『いやー、こんなに高そうなバイオリン使ってるなんて!あんたってほんとバイオリンの才能だけはあるよね!』

    恭介『さやかは僕をいじめてるのかい?』

    さやか『まっさかー!あたしが恭介をいじめるわけないじゃん!恭介の演奏大好きなのに!』

    恭介『………』ビキビキ

    さやか『それにしても、一時はどうなるかと思ったよ!でもこうして無事な姿のバイオリンを恭介に……』

    恭介『帰れえええええええ!!』ガッシャーン


    ――――――――――――――――――――
    ―――――――――――――

    48 = 25 :

    これはひどいwwwwwww

    49 = 5 :

    さやさや……


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