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    元スレ櫻子「6年後の未来に着いたぞ!」 向日葵「・・・・・」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - さくひま + - ちなあか + - ゆるゆり + - ゆるゆり大学 + - 大学 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    櫻子「町の外観は、大して変わらないかな・・」

    櫻子「うわぁああ!なにこれ携帯電話!?またこんなに形変わったんだ!更に薄くなってるのに、回線はやーい!」

    櫻子「え?ドラクエまだ?までしか出てないの?6年も経つのに?」

    向日葵「・・・・」

    櫻子「しかし、向日葵も本当大きくなったねぇ。特にこの胸・・・(ギリギリ)。ええい、畜生!この妖怪巨大おっぱい女がぁ!」

    向日葵「櫻子・・・」

    櫻子「しかしなんだよ、そのロングヘアー!無駄に大人っぽくなっちゃってさ!それがいわゆる大人の色香って奴か!!生意気な!」

    向日葵「櫻子、落ち着いて」

    櫻子「服装もさ!無駄にカジュアルチックな洋服着ちゃってさ。眼鏡なんかも装着しやがって!胸がでっかいからってアダルト気取りか!!」

    向日葵「だから少しは落ち着きなさい、櫻子」

    櫻子「えー、なんでだよー!!?私に何か文句があるっていうの!?」

    向日葵「そんな子供みたいにはしゃぎ回っては恥ずかしいでしょう」

    向日葵「自覚はないかもしれませんが、あなただって、外見は私と同じ19歳の大学生なんですから」

    3 = 1 :

    右も左も分からぬ若輩者ですが、
    こんな感じで書いてみたんで、よろしくです。

    4 = 1 :

    ~遡ること30分前~

    向日葵「それで先生。櫻子は本当に大丈夫なのですよね?」

    「ええ。階段から転落して負ったという頭部の打撲自体は大したことありません。首の骨にも頭の骨にもヒビ一つ入っていませんし・・・」

    「しかし、打ち所が悪かった。頭を打った時、その衝撃が彼女の脳内にまで伝道し、一時的な記憶の混乱を招いてしまったようです」

    向日葵「記憶喪失・・という訳ですか?」

    「有り体に言えばそうなります」

    向日葵「そんな・・。頭を打って記憶がなくなるなんて、そんな漫画やアニメみたいなことが・・」

    「こういう事例も医学的には珍しいことではないのですよ。時々居るんです。ちょっとした衝撃で記憶をスポポーンって弾き飛ばしちゃう子って」

    「特に、お気楽に考えなしに毎日を明るく生きている能天気の極みみたいな子に、こういった事例は多くみられます」

    向日葵「つまり馬鹿な子に多くみられると」

    「有り体に言えばそうなります」

    向日葵「何てこと・・。それってまんま櫻子ですわ」

    5 = 1 :

    「そしてこれは簡単なカウセリングの結果分かったことですが・・」

    「今回のケースの場合、彼女・・大室櫻子さんは、ただ記憶を失くしたという訳ではないようです」

    「言語機能や一般常識や良識、人として現代社会で生きていくための最低限の知識は残っている・・」

    「しかし、ある一定期間の記憶が、ごっそりそのまま抜け落ちているようです」

    向日葵「一定期間というと、やはり・・」

    「ええ、あなたも彼女の様子を見て気づくところもあったでしょう」

    櫻子「うおおおお・・!! なんてことだ!いつの間にか向日葵のおっぱいが殊更に肥大化してる・・!!ていうか全体的に大人になってる!?」

    「今の彼女は、自分のことを6年前の自分、中学一年生、年齢にして13歳の頃の櫻子さんだと錯覚している」

    「即ち、彼女が失くしたのは、今から遡ること約6年間、彼女が培い経験してきたことの記憶です」

    7 = 1 :

    「先ほども言いましたが、櫻子さんは決して深刻な外傷を負ったわけではありません」

    「記憶障害も一時的なものでしょう」

    「普段通りの生活を送っていれば、半日から一日ほどで記憶は戻るはずです」

    「どうか心配せず、櫻子さんを見守ってあげていてください」

    「明日になってまだ記憶の混乱が残っているようなら、また当院へお越しください」

    8 :

    書き溜めてあるみたいだな

    続けろ

    9 = 1 :

    ~回想終了~

    向日葵「ざっと説明すると、こんな感じですの。理解して頂けました、頭の中だけ中学一年生の櫻子さん?」

    櫻子「つまり、私は別にタイムスリップの能力に目覚めた訳でも、デロリアンに乗って未来に来た訳でもないってこと?」

    向日葵「ええ、あなたは順当に歳を重ね、中学、高校を無事卒業し、今では私と同じ大学に通う、女子大学生です」

    櫻子「へー。どーりでさっきから微妙に世界が低く見えると思ったー。そっかー、私も結構成長したんだねー」

    向日葵「能天気なところだけ今と変わっていない様で、本当に何よりですわ」

    櫻子「ねー、櫻子!鏡とかある!?あったら貸して!」

    向日葵「手鏡でしたら、携帯していますわ。どうぞ」

    櫻子「へへん、中々気が利くじゃん。誉めてつかわす。さてと、どれどれぇ。ほほう、髪は後ろで縛ってるのかぁ」

    櫻子「身体の全体像は・・、なるほどなるほど。悪くない・・。なんだかんだで、色々ちゃんと大人っぽくなってるじゃん、私も」

    櫻子「そしてお胸の様子は・・・!!」

    櫻子「・・・・・・・?」

    櫻子「おい、おかしいぞ向日葵!身体はでっかくなってるのに、胸はあんま変わってない!!一応ブラはしてるみたいだけど!」

    向日葵(不憫な子・・・・)ホロリ

    10 = 1 :

    向日葵「まぁそういう訳で、今のあなたは記憶を失くしただけの大学生、社会的に見れば立派な大人なんです」

    向日葵「あまり恥ずかしい言動ばかりしていると、周りの人から白い眼で見られますわよ」

    櫻子「そんなこと突然言われても、実感しろって言う方が無理だよ~

    櫻子「大きくなったって言っても、身長もまだ向日葵に負けたままだし・・、胸も大してでっかくなってないし」

    櫻子「ていうか、私はこんな惨状なのに、お前のおっぱいのデカさは何だ!!」

    向日葵「」ボイ~ンボイ~ン

    櫻子「少しは成長自重しやがれ、このおっぱい大魔神!!」

    11 = 1 :

    向日葵「はいはい・・、それは悪うございました」

    向日葵「ふぅ、櫻子にこの胸のことをとやかく言われるなんて、久方ぶりの経験ですわ」

    櫻子「え?そうなの?」

    向日葵「ええ、流石に大学生となれば櫻子も落ち着いてきましたし」

    向日葵「私だって胸の大きさで一々悩むことなんて無くなりましたしね」

    向日葵「そもそも、最近じゃ私たちが口喧嘩する回数自体、大分減ってきたのですよ」

    櫻子「そうなの?私達仲良くなっちゃったの?」

    向日葵「もともと、仲が悪かった時期なんてないと思いますが・・。まぁ、そういうことになりますわね」

    櫻子「そっかぁ。それはそれで・・、なんだか寂しい気もする・・」

    向日葵「大人になるってそういうことですのよ」

    櫻子「ふぅん。つまんないの・・」

    14 = 1 :

    向日葵「さぁ、着きましたわ」

    向日葵「これが、今私たちが通っている大学ですの」

    櫻子「うわー、中学校より全然でっかい」

    向日葵「お医者様は『普段通りの生活を送っていればそのうち治る』と仰られておりました」

    向日葵「今日受ける予定だった講義はもう終了してしまいましたが、校内を探索すれば何か思い出すかもしれません」

    櫻子「講義って・・大学の授業のこと? もう終わってるの?まだ昼過ぎだよ」

    向日葵「私達一回生は自由選択の講義が多いですから。選択如何によっては、今日みたいに午後いっぱい空きが出る曜日も出てくるのよ」

    櫻子「へー、大学生って楽ちんなんだね。どーりで撫子、いつも暇そうに家でブラブラしてたはずだよ」

    向日葵「そうでしたっけ?」

    向日葵「まぁ自由にできる時間が多い分、能動的に行動しなきゃいけないことも多いですから、決して楽な訳じゃないのですけどね」

    櫻子「へー、良く分かんない」

    向日葵「まぁ、実際中の様子を見てみれば、何か思い出すかもしれません。行きましょう、櫻子」

    15 :

    もう一度初体験ですか

    16 = 1 :

    向日葵「ここが、毎日昼食を食べている食堂ですの」
    向日葵「丁度お昼ですし、何か頂いていきまし・・」
    櫻子「うわーい!どれにししょうかな♪」
    向日葵「って、人が喋り終わる前に勝手に行動するんじゃありません!」


    向日葵「ここが生協の売店ですの。櫻子は忘れ物が多いから、よくここを利用していましたわ」
    櫻子「へー、学校の中なのに漫画売ってんじゃん。すげー!」


    向日葵「図書館・・はどうせ、櫻子は大して利用してなかったから除外ですの」
    櫻子「その辺は未来の私も変わってないようで安心した」


    向日葵「そして、大学で新しく出来た友達ですの」

    友人A「櫻子ちゃん、今日の朝に頭打ったんだって!?もう動いて大丈夫なの?」
    友人B「古谷さんの分も合わせて休んだ講義のノート取っておいてあげたから、後でコピーさせてあげるね」

    櫻子「お、おう。ありがと・・」
    (うおぉ、大学生の友達って、もう殆ど大人じゃん!いや、今は私も大人なんだけど・・)


    向日葵「どう、櫻子?少しは思い出しまして?」
    櫻子「いや、全然ダメ。何も思い出せない。大学生スゲーとは思ったけど」

    18 :

    大学生のあかりわんわんマダー?

    19 = 1 :

    櫻子「うわーん!本当に私記憶喪失なの!?

    櫻子「やっぱりタイムベルトか何かで未来の世界に飛んで来ただけなんじゃないの!?」

    向日葵「そんなこと言われましても・・。私の中にはしっかりと、今まで櫻子と過ごした記憶がありますし」

    櫻子「でも全然思い出せないんだよぉ」

    櫻子「知らない場所巡るのも、覚えのない友達と会話するのも、もう疲れたぁ」

    向日葵「まったく、この頃の櫻子は本当に手のかかる子供ですわね」

    櫻子「うるさーい、この妖怪ビッグボインボインめ!一人だけ大人の余裕かましやがって!その胸むしり取ってやろうか!」

    向日葵「やれやれですわ・・・」

    向日葵「それじゃ、私達が中学生だった頃の知り合いに会ってみます?」

    櫻子「へ?それってあかりちゃんとか、ちなつちゃんのこと?」

    向日葵「そうですわね」

    向日葵「あの頃特に仲良かったのは、ごらく部の皆さんと、当時の生徒会の先輩方、てところだったかしら」

    向日葵「幸い、皆さんの現住所はここから左程離れていないはずですし」

    櫻子「なにそれ!見たい!!大人になった皆のこと超見たい!」

    向日葵「決まりですわね。それじゃ、まず誰に会いに行きますの?」

    20 = 13 :

    アッカリーン

    21 :

    良いぞ!

    22 = 1 :

    実は、誰に会いに行くか全然決めてないんだけど、
    誰か希望とかある?

    23 :

    アッカリーン

    24 :

    これは期待せざるを得ない

    28 :

    安価にしたらいいじゃない

    29 = 28 :

    すみませんでした…

    30 :

    で、楓ちゃんと花子ちゃんは?

    31 = 13 :

    あかり期待

    32 :

    自分の好きにしたら

    33 :

    撫子と花子は? まゆげはいいや

    34 = 1 :

    向日葵「取りあえず、このテラスで待ち合わせることになりました」

    向日葵「あと五分くらいで着くそうです」

    櫻子「うー!何だか緊張するし!! ねぇ、大学生になったあかりちゃんってどんな感じなの!?」

    向日葵「中学時代の赤座さんと比べて、ですよね」

    向日葵「うーん。当時の赤座さんはどうも印象が薄くて・・」

    向日葵「今と比べてどうでしたっけ・・・?」


    ちなつ「櫻子ちゃん、頭打ったんだって!?大丈夫!?」


    櫻子「うわ!びっくりした!!」

    櫻子「て、あかりちゃんじゃなくて、もしかしてちなつちゃん!?」

    向日葵「吉川さん、どうしてここに」

    ちなつ「あかりちゃんに聞いたの。櫻子ちゃんが大変だって」

    ちなつ「私心配で、一足先に来ちゃった」

    35 = 13 :

    保守っとくか

    36 = 15 :

    ちなつが怪しすぎて怖い

    37 = 33 :

    姉がいるキャラは外見が想像しやすいな

    38 :


    あかりちゃんはさらに可愛くなってるんだろうなあ・・・ふぅ

    39 = 1 :

    櫻子(うわぁ・・・。大学生のちなつちゃん、可愛い)

    櫻子(ツインテールだったのがサイドテールになってるけど)

    櫻子(何て言うのかな・・、大人のお洒落?)

    櫻子(ネイルとかアクセサリとか、派手すぎない程度にキラキラしてて、とても似合ってる・・!)

    櫻子「うおおおおおおおお、これが大人の色香・・!?」

    ちなつ「櫻子ちゃん、どうしたの?」

    向日葵「実はカクカクしかじかで・・」

    40 :

    向日葵っぽいほうが櫻子で
    櫻子っぽいほうが向日葵

    41 = 28 :

    もふもふが…消えた…?

    42 :

    この調子で日付が変わって四十分くらい経つまで続けてくれ
    もちろんそのまま書き続けてくれても一向に構わん

    43 = 1 :

    ちなつ「櫻子ちゃん、前々から何か足りてないと思ったけど、ついに記憶まで・・」ホロリ

    向日葵「もう、不憫で不憫で・・・」ホロリ

    櫻子(あ、腹黒なところちゃんと残ってるみたい。少し安心した)

    櫻子「・・・・って、それってどういう意味だよ!」

    ちなつ「でも、中学時代ってことは、今のあかりちゃん見たらびっくりするよね、きっと」

    向日葵「まぁ、きっとそうでしょうね」

    櫻子「ん?それってどういうこと?」

    ちなつ「どういうもなにも・・。お、噂をすれば・・」

    向日葵「ほら、櫻子。赤座さんが来ましたわ」

    櫻子「お、本当!?どれどれ・・・って、」

    櫻子「え!?」

    45 = 13 :

    ついにあっかりん登場か

    46 = 1 :

    人波「」ゾロゾロゾロゾロ

    櫻子「・・・・・どこにもあかりちゃんいないじゃん」

    向日葵「いますわよ、ほらあそこ」

    櫻子「え~、何処~? でっかい人波がこっちに近づいてくるのは見えるけどさ~」

    ちなつ「だから、その中だよ」

    櫻子「え?また、櫻子ちゃん見切れてるの?また人ゴミに流されて?」

    向日葵「人ゴミに流されてと言うか・・」

    ちなつ「あの人波の中心があかりちゃんだよ」

    櫻子「へ~、そうなんだー」


    櫻子「って、あかりちゃんが中心!?」

    47 :

    ツインテールがサイドテールか……

    48 :

    大学生あかりはずっとニコニコ顔になってたり

    49 :

    団子を分身させれるようになったか

    50 = 24 :

    さすがはあかねさんの妹やで!


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