元スレ杏子「さすが台風!流木が大量だなー、これで豪邸が作れるぜええ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
1 :
↓
4 :
杏子「あれ?なんか人っぽい物が流れてきた・・・まどかじゃないか!」
5 :
杏子「原発近くだと盗み放題じゃねーか」
6 :
おい
7 :
さやか「あたしってほんとバーローwwwwww」
8 :
>>3
このAAの用途について5分くらい考えたがどうしようもなかった
9 :
杏子「よーしまずはここをこうして……」
仁美「あら……あの人は何をなさってるのかしら……?」
杏子「くそっ、なかなかうまく……なんだテメェ」
仁美「あっ、も、申し訳ございません……その、何をなさっているのか不思議に思いましたの」
杏子「変な喋り方だな……家を作ってんだよ、見てわかんねーか?」
仁美「い、家ですの!? ということは大工さんですか?」
杏子「そんなイイもんじゃねーよ。見せもんじゃねえんだ、さっさと消えろ」
仁美「は、はい……」
杏子「全く……」
仁美「……」
杏子「……なんでまだいるんだよ」
仁美「お、おもしろそうだと思いまして……」
ほむら「誰も得しない組み合わせね、監視はここまでにしましょう」
10 :
いつから誰も得しないと錯覚していた?
11 :
損も得もする段階ではないとなぜ気付かない。
12 = 6 :
いいからはやく
13 = 9 :
杏子「遊びじゃねえんだ、さっさとどっか行け」シッシッ
仁美「は、はい……」
杏子「……」
仁美「……」
杏子「……喧嘩売ってんのか?」ギロッ
仁美「気分を悪くされたなら謝りますわ、申し訳ありません」
杏子「ならなんでまだいるんだよ。どっか行く途中じゃなかったのか?」
仁美「お恥ずかしながら、家出してきましたの」
杏子「家出? そりゃまたなんで」
仁美「お稽古ばっかりで嫌になった、なんて、子供のような理由ですわ」
杏子「ふーん、アンタも大変なんだな」
ほむら「なんだかんだで話を聞くのね……」
14 :
杏仁とはわかってるな
15 :
あんあん
16 :
>>14
そう書くとなんか旨そうだな
17 :
>>14
素晴らしいジャンルだ
18 = 9 :
仁美「私としたことが、初対面の方にこんなお話を……」
杏子「いいよ、聞いたのはこっちだし」
仁美「……それは」
杏子「ま、たまにはいいんじゃねえの」
仁美「え?」
杏子「アタシはバカだから、細かいことはよくわかんねえけど」
杏子「そうやって肩肘張って生きてたら息がつまっちまう。適当でいいんだよ」
仁美「……ありがとうございます、少し、元気がでてきましたわ」ニコッ
杏子「別にアタシも何もしてねーよ」プイッ
仁美「ふふっ」
ほむら「なかなかいい雰囲気ね」
マミ(あの子は一体何をしてるのかしら)
19 :
ふむ
20 = 9 :
杏子「つーわけで帰った帰った、アンタの親も心配してるだろうしな」
仁美「そうも行きませんわ、志筑家の女として受けた恩はきっちり返します!」
杏子「えー」
仁美「というわけで私もあなたをお手伝いいたしますわ!」
杏子「いらねーよ」
仁美「こう見えても第二級建築士の資格を持ってるんですのよ!」
杏子「アンタ一体何者なんだよ」
ほむら「さすがの私もその資格は持ってないわね」
マミ(声をかけるべきなのかしら……怪しすぎるわ)
21 = 9 :
杏子「……仕方ねーな、少しだけだぞ」ハァ
仁美「任せてくださいませ!」
ほむら「こうして、二人による初めての共同作業が始まった」
マミ(はい)
杏子「……」
仁美「……」
杏子「なんつーか……」
仁美「ええ……」
杏子「それなり、だな」
仁美「ですわね」
杏子「まあ、アンタのおかげで新しい家を得ることができたよ。サンキューな」
仁美「ええ、新しいお家を……え?」
杏子「ん?」
23 = 9 :
仁美「お家……ですの?」
杏子「他に何があるんだ?」
仁美「え、いえ……ええと、お家はどちらのほうでしょうか」
杏子「今作っただろ」
仁美「え?」
杏子「ん?」
仁美「……ご両親は……」
杏子「死んじまったよ」
仁美「!……も、申し訳ありません……」
杏子「気にしてねえよ」
仁美「で、では……一人でここに住むおつもりですの?」
杏子「他にどうするんだよ」
仁美「いけませんわ!!」
杏子「は?」
24 :
このSSは関係ないけど無性に杏仁豆腐が食べたくなった、三大欲求の内の一つの意味で
25 :
杏仁豆腐の夢を見たいってこと?
26 = 15 :
アンニー
28 = 9 :
仁美「ここで出会ったのも何かの縁です、あなたを引き取らせて頂きますわ!」
杏子「はあ!? 何勝手に決めてやがる!」
仁美「恩人を見捨てるわけにはいきません!」
杏子「訳がわかんねえよ!」
仁美「というわけで、お持ち帰りですわ~~!」ガシッ
杏子「あっ、離しやがれ! こら!」
ほむら「行っちゃった……」
ほむら「はあ……私もあんな風に行動すればみんなを助けられるのかな……」
ほむら「とりあえず、追ってみましょう」クルッ
マミ「あっ」
ほむら「えっ」
29 = 17 :
いいよいいよー
30 = 6 :
実にすばらしい
32 = 9 :
仁美「さあ、つきましたわ」
杏子「……余計なことすんじゃねぇ、アタシは……」
杏子「って、門? 家なんかねーじゃねーか」
仁美「ここからは車で移動しますの」
杏子「おい……どういうことだよ……」
33 = 9 :
使用人「お、お嬢様!」
仁美「ただいま帰りましたわ、心配をかけましたね」
仁美「ご友人をお連れしましたので、丁重におもてなしを」
杏子「わけがわからねえよ」
使用人「お嬢様、そんな下賤な者を……」
杏子(ゲーセン?)
仁美「……」ギロッ
使用人「も、申し訳ありません!」
仁美「では行きましょう」
杏子「は、はい」
34 :
翌日使用人の水死体が…
35 :
富豪すぎて萎縮するあんこちゃんまじあんあん!
36 = 9 :
―車内―
杏子「家にタイヤが付いて動いてる! すげえ!」
運転手(ただのリムジンだけど)
仁美「ふふ、喜んで頂いたようでうれしいですわ」
杏子「べっ、別に喜んでねーし」
仁美「そういえば、お名前を聞いていませんわ。私は志筑仁美と申します」
杏子「……佐倉杏子だ」
仁美「では、よろしくお願いします。杏子さん」ペコリ
杏子「え? あ、お、おう……」
杏子(調子狂うな……)
ほむら「……ここね」
マミ「……広っ」
37 :
杏仁って、ものすごく仲良くなれそうだよな
38 :
仁美ちゃんにんにん
39 :
>>37
美味しいネタだよな
いろいろと
40 :
あ、杏子・・・
41 = 9 :
ほむら「これだけの豪邸……恐らく警備もそれなりでしょうね」
マミ「ふふ……潜入ミッションね。燃えてくるわ」
ほむら「どうしてあなたまで……」
マミ「あら、あの佐倉さんにお友達ができるかもしれないのよ。うまくいって欲しいと思うのは当然じゃなくて?」
ほむら「そういうのを、おせっかいと言うのよ」
マミ「お互い様よ」
マミ「……それに、私には出来なかったことだから」
ほむら「……」
マミ「あなたのことも、気になるのよ?」
ほむら「それこそ大きなお節介よ、巴マミ」
42 :
結局付いて来てるマミさんかわいいよ
44 :
無限の可能性を感じる
45 :
杏仁と聞いたんですが
46 = 39 :
>>42
どうせ警備システムでマミるよ
47 = 9 :
マミ「細かいことはおいといて……潜入ミッションにはコードネームが必要ね」
ほむら「そうね」
マミ「何にしましょうか……短くて呼びやすいのがいいわね」
ほむら「AとTでどうかしら」
マミ「ふふ……いいわね……」
ほむら「ふふ……」
マミ「さあ! ミッション開始よ!」
ほむら「ええ!……」
マミ「……どうしたの、A?」
ほむら「……いえ」
ほむら(よく考えるとちょっと恥ずかしいかも……)
48 :
>>24
睡眠欲か…
49 = 37 :
マミほむ!杏仁!まど……さや?
まどさや!まどさや!まどさやあああああ!
50 = 9 :
―邸内―
杏子「……」
仁美「どうしましたか?」
杏子「……か、かえる」
仁美「そ、そんな! ここまで来たのに!」
杏子「だ、だって……なんか広いし……」
仁美「わけがわかりませんわ」
杏子「あそこのおっさんなんかすげえ顔でこっち睨んでんぞ!!」
使用人(肖像画だよ)
仁美「外しなさい」
使用人「!?」
メイド「はい」
使用人「!?」
みんなの評価 : ★★★
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