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    元スレ悟空「バトルロワイアルっちゅうのはなんだ、神龍」

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    タグ : - ドラゴンボール + - バトルロワイアル + - ロックマン + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    神龍「お前達のような資格ある者が戦い、生き残った者が勝者となるゲームだ」

    2 :

    【カプセルコーポレーション・重力室】

    ベジータ「ふざけた真似をしやがって。何故オレ達が貴様のお遊びにつきあわなきゃならないんだ」



    神龍「最早ドラゴンボールを集めることは、お前達にとって造作もないことだ。」

    神龍「願いを叶える尊さを、お前達は忘れてしまったのではないか?」


    【神殿】

    ピッコロ「どういうことだ。神龍が自分の意思で現れるなど、聞いたことがないぞ」



    神龍「参加資格は、ドラゴンボールに関わったことのある、戦闘力1000以上の人間」

    神龍「互いを殺し合い、勝者の願い事を三つ叶えてやろう」

    神龍「この願いは文字通り、なんでも叶えてやる。神の力を超えていようと、だ」

    3 :

    どうせ願い事の一つで全員復活するんでしょ?

    4 = 2 :

    【亀仙人の島】

    クリリン「神の力を超えていようと、なんでも願いを叶えるのか……?」

    神龍「勝者は願いが合致すれば複数人でもかまわない。叶える願いが定まった時、勝者が決まるのだ」


    【パオズ山】

    悟飯「いくら願いを叶えるといっても、殺し合いだなんて正気の沙汰じゃない……!」

    悟空「でえじょうぶだ」

    悟飯「お父さん!?」

    悟空「ドラゴンボールがあるじゃねえか。死んだ人間も生き返る」

    悟飯「……!」


    クリリン「そうか。一つ目の願いに殺した者を生き返らせれば、全部元に戻る……」

    クリリン「何をしても構わないんだ……」

    【西の都・東部】

    ヤムチャ「無茶を言うな。は、はっきり言うが勝者なんて初めから決まっているようなものじゃないか」

    5 :

    BR系SSの中でも珍しい始まり方だな

    期待

    6 = 2 :

    神龍「このバトルロワイアルには、いくつかのルールがある」

    神龍「一つ、参加していない一般人を傷つける行為をした者は即失格。死を以って制裁する」

    神龍「二つ、いつでも降参ができる。両手を掲げて『降参』と叫ぶことで、勝負から離脱する」

    神龍「ただし一度降参したのなら、復帰はできず、不参加と同じ扱いになる」

    神龍「不参加者も同様に、参加者を傷つける行為をしてはならない」

    神龍「三つ、参加者の位置を示すスカウターをそれぞれに与える」

    神龍「決着がつくまで無期限に、フィールドは地球大気圏内であれば自由だ」

    神龍「今のところ、参加資格のある者は全員参加することになっている。参加しないならば今すぐ降参しろ」

    7 :

    >>4
    勝者より敗者が決まりすぎてて泣ける

    8 = 2 :

    悟空「オラは参加するぞ」

    悟飯「お、お父さん……!」

    悟空「面白そうじゃねえか。最近はおんなじような修行ばっかで、身体もなまってきたしな」

    悟空「悟飯はどうすんだ?おめえにも叶えたい願いの一つや二つぐれえあるだろ?」

    悟飯「そういうお父さんは何かあるんですか?そこまでして叶えたいものが……」

    悟空「オラか?まあ特には思いつかねえなあ」

    悟飯「……。」


    ベジータ「カカロットが参加するならオレも参加する。今度こそ決着をつけてやる」

    ベジータ「ブルマ、後のことは頼んだぞ」

    ブルマ「はあ、あんたらしいわね……。ほどほどにしなさいよ」

    ブルマ「あ、そうだ。トランクスに会ったら降参するよう言ってきてよね」

    ブルマ「あんたに似て馬鹿な子よ、参加するにきまってるわ」

    9 = 2 :

    18号「クリリン。あんた参加する気じゃないだろうね?」

    クリリン「……そのつもりだ」

    18号「馬鹿言ってるんじゃないよ!あんたの考えなんか全てお見通しさ!」

    18号「わたしを人間に戻したいとか、そんなくだらない考えなんだろう!?」

    18号「わたしには叶えたい願いなんてない!とっとと降参させてもらうよ!」

    クリリン「そうしてくれ。18号、マーロンを頼んだぞ」

    18号「馬鹿な奴……!わたしのことなんて、どうでもいいだろう……!」

    クリリン「大丈夫、心配するなよ。ドラゴンボールがあるんだ……」

    【18号 棄権】


    ヤムチャ「……オレも参加しよう」

    プーアル「ヤムチャさま!?」

    ヤムチャ「安心しろプーアル、ちょっと様子を見るだけだ。危なくなったらすぐに降参する」

    プーアル「じゃあボクもお供させてください!何の役にも立たないけど、ヤムチャさまのおそばにいたいんです!」」

    ヤムチャ「プーアル……」

    10 = 2 :

    トランクス「おい悟天、お前どうする?参加するよな?」

    悟天「えーっ、ボクじゃお父さん達に勝てないよ!」

    トランクス「何言ってんだ、オレがいるだろ。フュージョンすればもしかしたら……」

    悟天「そっかあ!頭いいなあトランクスくんは」

    トランクス「皆を生き返らせて、願いは残り二つだ。お前何にする?」

    悟天「うーんとね……。そうだ、新しいゲームが欲しいなあ」

    トランクス「お前なあ。せっかく神の力を超えた願いを叶えるって言うんだぞ」

    悟天「む……。そういうトランクスは何をお願いするのさ?」

    トランクス「ふふん。オレはなー、パパのパパを連れてきてもらうんだ!」

    悟天「ええーっ!?ベジータさんのお父さんを!?」

    トランクス「ママのおじいちゃんはいるけど、パパのおじいちゃんがどんな人だか、気になるだろ?」

    悟天「ボクも、お母さんのおじいちゃんはいるけど、お父さんのおじいちゃんは知らないなあ」

    トランクス「サイヤ人なんだぞ?きっとすっげえ強いんだぜ!」

    悟天「そっかあ。じゃあボクもおんなじお願いにする!」

    悟天「どんな人なんだろうなあ……」

    11 = 2 :

    天津飯「こんなこと、馬鹿げている……!」

    餃子「天さん……」

    天津飯「だが、悟空達は参加するだろう。戦う場所を選ばん奴だ」

    天津飯「奴らを止めなければ……!餃子、お前は待っていてくれ」

    餃子「そんな……。天さん、僕も一緒に……」

    天津飯「嫌な胸騒ぎがするんだ。わかってくれ、餃子」


    ブウ「願い事ってなんだ?美味いのか?」

    サタン「え!?あ……、ま、まあ美味しい食べ物をお願いすればいいんじゃないでしょうか」

    ブウ「ふうん。じゃあオレも参加するぞ!サタンは何か欲しいか?」

    サタン「い、いえわたしは特に……ブウさんのお好きにしてくだされば……」

    ブウ「じゃあ美味しいチョコ、美味しいキャンディー、美味しいクッキー。これを山ほどお願いする」

    12 = 2 :

    サタン「で、でも殺し合いなんて物騒なこと……あまり良くないんじゃあ……」

    ブウ「そうなのか?」

    サタン「そうですよ」

    ブウ「なら、みんなが参加していたらオレも参加する。これでどうだ?」

    ブウ「本当に悪いことなら、皆やらないはずだ」

    サタン「そうですね、彼らは地球を守った戦士達だ……。こんなものに参加する筈が……」


    ピッコロ「チッ……。資格のある者はほぼ全員参加するつもりだ」

    デンデ「そんな……」

    ピッコロ「悟空にベジータ、奴らはただの本能で動いている」

    ピッコロ「地球人はまたちょっと毛色が違うな。どう立ち回るつもりだ?」

    ピッコロ「そして魔人ブウ、この様子じゃあ奴も出てくるだろう」

    デンデ「あなたはどうするんですか?」

    ピッコロ「……。しばらく、様子を見てみよう」

    13 :

    面白そう

    14 = 2 :

    神龍「ではこれよりバトルロワイアルを開始する」

    神龍「スカウターを参加者に支給した。参加者は全員反応するようになっている」



    悟空「とりあえず悟飯。おめえとはまだ戦う気にならねえ。また後で会おうぜ!」ヒューン!

    悟飯「お父さん……」


    ベジータ「では早速カカロットの奴を探しに出かけるか」

    ベジータ「こんなくだらんオモチャなんかなくとも、気で位置くらいわかる」グシャ!

    ブルマ「あ、あんたそれ大丈夫なの?何も壊さなくても……」

    ベジータ「昔を思い出して虫唾が走る。必要ない」

    15 = 2 :

    ヤムチャ「オレは、この戦いがただの力比べにはならないと思ってる」

    プーアル「え!?どういうことですか?」

    ヤムチャ「まともに戦えば力の強い同士が互いをつぶし合い、弱い者は淘汰される。だが……」

    ヤムチャ「一般人を傷つけてはならないルールがある。オレ達は一般人を盾に都を隠れ蓑にできる」

    ヤムチャ「あいつらは強いが、周りを傷つけずに戦うなんて器用な真似はできないからな」

    ヤムチャ「少なくとも、オレ達はここ、都に隠れることで、終盤まで生き残ることができるだろう」

    プーアル「な、なるほど。さすがですヤムチャさま!」

    ヤムチャ「だがそこから先はどうすることもできない。生き残ったところで奴らを倒す方法がない」

    ヤムチャ「それはこれからじっくり考えるよ。オレ達はしばらくここでまったりしてようぜ」


    ------------

    17 = 2 :

    悟空「どうすっかな~。どうせベジータの奴、オラと戦うつもりでいるんだろうなあ」ヒューン

    悟空「思いっきりやりあえる機会もそうそうねえ……。やっぱりベジータんとこ行くかな」

    悟空「ん?誰か近づいて来る。この気は……」

    天津飯「悟空!見つけたぞ!」ヒューン

    悟空「よお天津飯!おめえも参加してるみてえだな!ほら、スカウターにちゃんと写ってるぞ」

    天津飯「寝ぼけたことを……!本気で殺し合いを始めるつもりなのか!?」

    悟空「殺し合いなんて物騒な言い方すんなよ。ただ本気で戦うだけじゃねえか」

    天津飯「お前はこの戦いを、天下一武道会の延長線としか思ってない」

    天津飯「だが全くの別物だ。死ぬまでやりあうんだぞ。敵じゃなく、身内をな……!」

    天津飯「お前の家族だっているんだ、最悪親子で殺し合うことになる……!」

    天津飯「こんな馬鹿げたことはやめて、みんなを止めにオレと来てくれ!」

    悟空「でえじょうぶだって。みんなドラゴンボールで生き返る」

    天津飯「お前という奴は……!」

    18 :

    ふむぅ

    20 = 2 :

    悟空「天津飯、戦う気がないならオラもう行くぞ」

    悟空「戦わねえならさっさと降参して、見てた方がいいんじゃねえか?」

    悟空「いつか誰かに殺されちまっても文句言えねえぞ?」

    天津飯「……!」

    悟空「ま、おめえはおめえの好きなようにやればいいさ。またな、天津飯!」シュン!

    天津飯「待て!くそ、瞬間移動か……!」


    悟飯「天津飯さん!お父さんをいくら説得しても無駄ですよ」ヒューン

    天津飯「悟飯……」

    悟飯「お父さんはどんなに憎い敵にでも情けをかけるような慈悲深い人だった……」

    悟飯「それがどうして、あんな風になってしまったのか……」

    ピッコロ「……ドラゴンボールがあるせいだろう」ヒューン

    悟飯「あ、ピッコロさん!やはりそう思いますか」

    ピッコロ「悟空だけではない。参加した何人かは、殺しても生き返るから良しと思っている奴らだ」

    21 = 2 :

    天津飯「そんなの……許せない。誇りも道義もない戦いなんか……」

    天津飯「悟飯、ピッコロ、お前らはどうやら戦いに参加するつもりではないようだな」

    悟飯「ええ。ボクはお父さんに、今までのお父さんに戻ってもらいたいと思っています……」

    ピッコロ「誰が死のうがどうでもいいが、オレはドラゴンボールがこんなくだらんことに使われるのが嫌なだけだ」

    天津飯「悟空さえやる気をなくせば、他の奴らも戦意喪失すると思ったのだが……」

    悟飯「お父さんはやはり、ベジータさんと決着をつけに行った筈です。ボクなら止められる」

    ピッコロ「確かにこの中で一番強いのはお前だ、悟飯。しかしどうするつもりだ?」

    悟飯「誰も傷つけずに終わらせるためには……」

    悟飯「全員が降参するか、全員が勝者になればいい」

    天津飯「!」

    悟飯「みんなの願いを揃えるんだ。そうすれば戦いは終わる」

    22 = 2 :

    悟飯「その間に皆さんで、説得して回りましょう。願いは『今までどおりの生活』のただひとつだと」

    悟飯「上手くいったらお父さん達の戦いをボクが止めに行きます」

    ピッコロ「……お前らしいやり方だな、悟飯」

    ピッコロ(だが、そこまで上手くいくのか?確かに大した願いのなさそうな奴らばかりだが)

    天津飯「では皆で別れて説得に回ろう」

    悟飯「はい!みなさんもお気をつけて」

    ------------

    悟空「よう、ベジータ」

    ベジータ「カカロット……!ふん、貴様から来たか」

    悟空「こういう時に一番本気で戦ってくれそうなのは、おめえだからな」

    ベジータ「貴様こそ、手加減したら承知しないぞ」

    悟空「まずは場所を変えようぜ。まだここじゃあ被害が出ちまうかもしれねえ」

    ベジータ「いいだろう。それで貴様が本気を出せるのであればな」

    23 :

    >>1が丸投げ過ぎてワロタ

    24 :

    >>1は代行じゃねえの

    25 = 2 :

    >>23
    すみません、言ってないのですが代行さんなんです

    26 :

    >>23
    どうみても代k……何でもない

    27 = 2 :

    ------------

    天津飯「おい!クリリン!」ヒューン

    クリリン「天津飯……」

    天津飯「今、オレと悟飯、ピッコロで戦いを止めに回っているんだ!お前も来い!」

    クリリン「戦いを止める?」

    天津飯「そうだ!願いを一つに絞るんだ、『今までどおりの生活』を望むと」

    クリリン「…………。」

    クリリン「……オレはその考えに賛成できないな」ヒュ!

    天津飯「!?クリリン……何をっ……」ガシ!

    クリリン「オレの願いは……18号を元の人間に戻してあげること」ギリギリギリ

    クリリン「この機会を逃す手があると思うのか……?」

    天津飯「……!ならみんなでそれを望めばいい!その願いなら、皆も願ってくれるだろう……!」

    天津飯「お前だって、悟空やベジータにそう易々と勝てると考えてはいないだろう!?」

    天津飯「いや、はっきり言わせてもらう。無謀なんだ、お前と悟空ではな!」

    天津飯「オレ達の作戦に乗った方が、可能性があるんじゃないのか!?」

    28 = 2 :

    クリリン「……。確かに、お前の言うとおりだよ、天津飯……」

    クリリン「だけど……!」シュ!

    天津飯(!?早い!)

    ガッ!ドッシャアアア!

    クリリン「その負け犬根性……!気に入らないな……!いつからそんなに腑抜けたんだよ、天津飯」

    クリリン「悟空達に会って、あいつらとの力の差を感じて……、お前は所詮その程度なんだ」

    クリリン「オレは違う!オレはそんなふざけた決意でこの戦いに出ていない、他人任せに叶えたい願いじゃない!」

    クリリン「今この場で勝たせてもらうぜ。天津飯!」

    天津飯「お前っ……!」

    天津飯(殺し合い、願いを叶えるこの戦いの……狂気に飲まれている……!)

    天津飯(感覚が麻痺しているんだ、正常な判断ができなくなっている!)

    天津飯(悟空と同じように……ドラゴンボールという免罪符のもとで……!)

    29 = 2 :

    天津飯「18号とは結婚して、子供もできただろう!彼女はもはや人間とほとんど変わらない!」ドドドッ

    天津飯「どうしてそこまでこだわるんだ!」

    クリリン「お前は一緒にいないからわからないんだ、18号が心の底で自分の存在にどれほど苛まれているか!」ドドドッ

    クリリン「お前に18号の、何がわかるっていうんだあああああ!!」

    天津飯(このまま戦っていたら埒があかない!とにかく気絶程度にクリリンを倒し……)

    天津飯(もう一度悟飯達と合流する必要がある……!)

    ??「加勢してやるよ」

    メキッ…

    天津飯「がはっ…………!?」

    天津飯(し、しまった……!)

    ------------

    プーアル「わあヤムチャさま!ここのケーキは美味しいですね!」

    ヤムチャ「人が多いから入ってみたが、意外と美味いな」

    プーアル「ここならあいつらも迂闊に手は出せませんしね!」

    ヤムチャ「あいつらが今どうなってるのか全くわからないのはちょっと不安だけどな」

    30 = 2 :

    ヤムチャ「そもそも誰が参加しているんだ?神龍はそういう情報を全く教えてくれなかったな」

    ヤムチャ「ぱっと思いつく限りじゃあ、悟空とベジータ、クリリンに天津飯、ピッコロ、悟飯、ブウ……」

    プーアル「戦闘力が1000以上とか言ってましたよね」

    ヤムチャ「1000以上なんて、オレ達の身近な奴らしかいないだろうな。こんなもんだろう」

    ヤムチャ(ちなみに栽培マンが戦闘力1200だったが……あまり思い出したくはないな)

    ヤムチャ「しかし、皆そこまでして叶えたい願い事があるとは思えないな」

    プーアル「ヤムチャさまは何かあるんですか?」

    ヤムチャ「え!?そ、そうだな。新しい彼女にあげるネックレス……とか……?」

    プーアル「えっ?」

    ヤムチャ「いやなんでもない!真面目に考えると意外と思いつかないものだな……」

    プーアル「誰も参加してないこととか……ないですよね?」

    ヤムチャ「それはないだろう、既に悟空達の気が乱れている」

    ヤムチャ「……!?」

    プーアル「ど、どうしましたかヤムチャさま?」

    ヤムチャ「天津飯の気が消えた……まさか……」

    31 = 2 :

    ------------

    クリリン「お、お前は……」

    ??「久しぶりだな。18号は元気か?」

    クリリン「17号……生きていたのか……!」

    17号「ふん。おかげさまでな」

    クリリン「ど、どうしてオレの加勢をしたんだ?」

    17号「気まぐれさ。もともと暇つぶしで参加したんだ」

    17号「それよりどうだ、オレと手を組まないか?」

    クリリン「なに?」

    17号「お前の力不足は目に余る。どうせならもっと、試合運びを面白くしてやりたいんだ」

    17号「弱い奴があっさりやられるんじゃあ、なにも面白くないだろ?」

    35 = 2 :

    クリリン「……お前も、18号のために?」

    17号「ば、馬鹿言うな。そんなつもりはない!」

    クリリン「そうか……。わかった。オレからもお願いしたい」

    クリリン(天津飯……悪いな。お前はやっぱりいい奴だったよ)

    【天津飯 死亡】

    ------------

    悟空「このへんでいいな。思う存分やれそうだ」スタッ

    悟空「そういやおめえ、スカウターは?もう壊しちまったのか?」

    ベジータ「あんなもの、気で相手の位置がわかるオレ達には必要あるまい」

    悟空「……おめえわかってねえなあ」

    ベジータ「……なに?」

    悟空「まあいいさ。じゃあ始めっとすっか!」

    悟空「はああああああ!!!」

    SS3悟空「……待望の全力だ。この姿は長く続かねえ、さっさと決着をつけようぜ」ビリビリ…

    36 = 2 :

    ベジータ「ふん。オレがこれまでの間、ただ時間だけを食いつぶしてきたと思うのか?」

    ベジータ「だああああっ!!!」

    SS3ベジータ「認めたくはないが、貴様のおかげでまた一つ壁を乗り越えることができた……」ビリビリ…

    SS3悟空「おおっ、おめえもついになれるようになったんだなあ!」

    SS3悟空「はは、悪そうな顔がもっと悪そうになってら」

    SS3ベジータ「カカロット、今日こそ下級戦士とサイヤ人の王子との格の差を見せてやる」

    SS3悟空「へへっ、久しぶりに本気を出せそうだ……」

    SS3ベジータ「でやあああああああっ!!!」

    SS3悟空「だりゃああああああ!!!」

    ------------

    悟天「ねえトランクスくん、誰か来るよ」

    トランクス「ほんとうだ!この気はピッコロさんじゃないか?」

    悟天「ピッコロさん、ボクたちと戦うつもりなのかな?」

    ピッコロ「おまえら……!ガキまで参加してるとは、世も末だな」

    37 :

    文章クソすぎ

    38 = 2 :

    悟天「こんにちは、ピッコロさん」

    トランクス「ピッコロさん、もしかしてオレ達とやる気なの?」

    ピッコロ「悪いことは言わん。おまえたちはさっさと棄権しろ」

    悟天「きけん?」

    ピッコロ「降参しろと言っている。他の奴らはともかく、さすがにガキがいるのは看過できん」

    トランクス「嫌だよ!オレたちが負けたみたいじゃないか」

    悟天「そうだよ!ピッコロさん、ボクたちが子供だってバカにしてるんじゃない?」

    トランクス「オレたちが強いこと、ピッコロさんが一番よく知ってるでしょ?」

    ピッコロ「ならば……、参加したままでいい。願いごとは『今までどおりの生活』の一つだと決めろ」

    悟天「ええーっ!?三つも叶えられるのに!?」

    トランクス「なんだよそれ!そんなの、願う必要なんてないよ!」

    悟天「イヤだ!ぜったいイヤだ!」

    トランクス「そうだ!オレたちにだって願いごとがあるんだ!」

    39 = 2 :

    ピッコロ(くそっガキはこれだから……!)

    悟天「いーやーだーっ!」

    ピッコロ「……。一度くらい痛い目に合わなきゃわかんねえみたいだな……」

    トランクス「そうこなくっちゃ!悟天!」バッ!

    悟天「うん!じゃあちょっと待っててね、ピッコロさん」バッ!

    ピッコロ「……。」

    悟天「えーと、大体このへんかな……」

    トランクス「手の位置は大体これくらい……。よし、いいぞ悟天」

    ピッコロ「……。」

    悟天「せーの、フュー~……」

    ピッコロ「誰が待つか」 ゲシッ

    トランクス「うげっ!?」

    ガシャーン!ガラガラ

    悟天「こ、こら~!卑怯だよピッコロさん!ちょっと待っててよ!今変身するんだから!」

    40 = 2 :

    ピッコロ「うるせえ。勝負でそんなこと構ってられるか」

    ピッコロ(フュージョンされたら勝算はない……。ガキ二人まとめて相手した方がマシだ)

    ピッコロ「オレと戦い、負けたら降参しろ。オレに勝てたら、お前らの命令を聞いてやる」

    悟天「言ったね!?絶対負けないぞ!」

    トランクス「あったまきたぞ!やってやろうぜ悟天!」

    ------------

    ヤムチャ「やはり……天津飯はやられてしまったようだ」

    プーアル「この戦いに、積極的に参加している誰かがいるのですか!?」

    ヤムチャ「そ、そのようだな。正直言って今の今までどこか白昼夢のような気持ちでいたが……」

    ヤムチャ「一体誰が天津飯を……!?」

    プーアル「敵でもないのに殺し合うなんて……惨いですよ……!」

    ヤムチャ「く、くそ。オレはどうすればいいんだ?このまま隠れてどうなる……?」

    ヤムチャ「別に願いがあるわけじゃねえ。ただ傍観者になりたくはなかっただけだ」

    ヤムチャ「……。一度外に出よう。誰かに会って話を聞かなくては」

    41 = 2 :

    ------------

    SS悟天「……!」

    ガシャーン!

    SSトランクス「ご、悟天!くそ……なんなんだよ……!」

    ピッコロ「諦めろ。何度やったって同じだ」

    SSトランクス「同じなもんか!ちくしょう、フュージョンさえできれば……!」

    ピッコロ「……。」

    SSトランクス「フュージョンさえできれば……!」チラッ

    ピッコロ「……。」

    SSトランクス「フュージョンさえ……」チラチラ

    ピッコロ「……オレはお前の父親みたいなヘマはせん」

    SSトランクス(や、やっぱりだめか!)

    ------------

    42 :

    天さんが死んだだと?

    43 = 2 :

    悟飯(誰か近づいてくる……?この気は……)

    クリリン「よう、悟飯」ヒューン

    悟飯「クリリンさん!良かった!」

    悟飯「聞いてください。ボクとピッコロさんと天津飯さんは、このゲームを終わらせようと思っています」

    クリリン「みんなで願いをそろえようって言うんだろ?」

    悟飯「え……?ご、ご存知でしたか」

    クリリン「天津飯から聞いたんだ」

    悟飯(……!?天津飯さんの気が……見つからない……!)

    クリリン「オレは断ったんだけどな」

    悟飯「く、クリリンさん……。まさか……」

    悟飯(どうしてなんだ、クリリンさん……なんのために……!?そこまでして叶えたい願いが……)

    悟飯(もしかして……18号さんのことか?あのときは叶えられなかった……)

    クリリン「悟飯、オレと勝負してくれ」

    44 :

    期待
    最後までよろ

    45 :

    キャラの口調に所々違和感

    46 :

    オラの元気をやるよ
    つ④

    47 :

    絵が浮かぶわ

    48 = 2 :

    悟飯「……。クリリンさん。はっきり言って、ボクはあなたに勝てる自信があります」

    悟飯「それでもボクと戦うつもりですか……?」

    クリリン「悟飯、お前達にはなんの恨みもない。だけど……」

    クリリン「オレはどうしてもこの戦いに勝ちたいんだ……!全力で戦わせてもらうぜ」

    悟飯「そうですか……。ではお相手いたします。少しの間、眠っててもらいますよ」

    バッ!

    クリリン(やっぱり……悟飯はアルティメットはおろか、超サイヤ人になる気配すらない……!)

    クリリン(手加減して戦うつもりだ……!)

    クリリン「うらあああっ!!」

    ガシ!バキィ!

    悟飯「だあっ!」ベキィ!

    クリリン(い、痛ェ……!だけど……!)

    悟飯「はっ!たあっ!」ドカ!ガガガ!

    クリリン(オレが狙うのは、ただ一つ……!)

    49 = 2 :

    クリリン「そこだあああああ!!!」

    グシャア!

    悟飯「!? スカウターが……!」

    悟飯「くっ!」ドゴ!

    クリリン「うげえっ……ゲホ!おえ……!」

    悟飯「クリリンさん、ボク達と一緒にきてください」

    悟飯「今のボクに傷すらつけられないようでは、とてもお父さん達には勝てません」

    悟飯「18号さんのことは、ボク達みんなで叶えましょう。みんなを生き返らせて、18号さんを人間にして……」

    クリリン「……。」


    ドシュ!




    悟飯「……………………え?」


    悟飯(な、なんだ?)

    悟飯(身体が、上手く、バランスが取れない)グラッ

    50 :

    クリリンは勝ち組


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