元スレキョン「今週は不思議探索パスな」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 = 1 :
電車。
ハルヒ「どこまで行く気かしら、あの二人」
古泉「僕には皆目見当つきませんね…」
古泉(というより、涼宮さんがお二人のデート見てて世界が破滅したら
洒落になりません)
古泉(なにか策を講じる必要が…)
長門「……」クイクイ
古泉「長門さん?」
長門「任せて」
古泉「何をです?」
長門「大丈夫。わたしが殺るから。うまく殺るから」
52 :
デコとか誰得
53 = 28 :
>>32
絶対に許さない
54 :
鶴屋さんとは珍しい
55 = 1 :
古泉「なんかとっても不安なんですが……」
長門「世界はわたしが守る」
古泉「…………」
みくる「……」
ハルヒ「あっ、二人が降りたわ!乗り換えるみたいよ!」ダッ
古泉「まあ、今はまだ様子を見ますか…」
長門「シュッシュ」ブンブン
56 = 1 :
キョン「えっと……」
鶴屋「あっ、アッチじゃないかなキョン君。新幹線乗り場って書いてる」
キョン「あっ、あれですね。すみません、新幹線とか乗り慣れてなくて」
鶴屋「良いって良いって♪お姉さんも頼ってくれていいにょろよ?」
キョン「ははは」
ハルヒ「どうやら新幹線に乗り換えるみたいね!」
ハルヒ「古泉くん!財布!」
古泉「はいっ!ってえぇぇぇ!?僕ですか?」
ハルヒ「当り前でしょ!女の子にお金つかわす気?」
57 = 28 :
長門さんェ…
58 :
古泉どんな展開だろうと財布なんだな可哀想に
59 :
ハルヒは安心のクズだな
60 = 1 :
古泉「そ、そういうわけでは…」
ハルヒ「だったら財布!早くしなさい!」
古泉「くぅっ!領収書ください!」バン
係員「お客さん、どこまで?」
古泉「あ……」
みくる「どこまでって……二人はどこまで行くつもりなんでしょう」
ハルヒ「こういうときは一番高い切符買うのよ!そうすればどこまででも
行けるわ!」
古泉「ちょ、おま!?」
61 :
流石の古泉も殴っていいレベル
62 = 1 :
ハルヒ「いいから買う!」
古泉「の、乗り過ごした分はあとで追加で…」
ハルヒ「ぐずぐずやってたらキョンを見失っちゃうでしょ!良いから買いなさい!」
係員「……お連れ様はああ言っておられますが」
古泉「一番高いの下さい……4枚分」シクシクシク
係員「かしこまりました」
63 :
↓ガチの値段調べてくるやつ
64 = 18 :
相変わらず空気のみくる
65 = 1 :
新幹線内
古泉「け、経費で落ちなかったら僕はどうすれば……」
みくる「それよりなんで古泉くんそんなに現金持ってるんですか?
ソッチの方が不思議ですぅ」
古泉「なにかあった時にすぐに使えるよう、組織のお金持ち歩いてるんですよ」
古泉「もう使いきってポケットマネーに手が出てますが…」シクシクシク
長門「完全に裏目」
古泉「う、うわぁぁぁぁん!!!」
ハルヒ「ちょっとソコ!うるさいわよ。キョンに気付かれちゃうじゃない!」
66 :
相変わらずハルヒはウザイな
67 = 1 :
みくる「そ、そう言えばキョン君と鶴屋さんはどんな感じですか?」
ハルヒ「相変わらず遠くてなに喋ってるかは分かんないわ」
ハルヒ「ただ、あのバカ。鶴屋さん相手に鼻の下伸ばしまくってる
みたいだけどね!!!」
アハハハハハ ニョローン ニョローン
みくる(き、機嫌わるいですぅ涼宮さん)ブルブル
68 = 1 :
みくる「古泉くん、古泉くん」ササッ
古泉「なんですか、慰めてくれるんですか朝比奈さん?」
みくる「いえ、そうじゃなくて機関の方は今回の件、なにか情報
掴んでたりとかはしないんですか?」ボソボソ
みくる「このままだと世界が壊れそうなんですけどぉ…」
古泉「鶴屋家に関しては、機関といえど監視は行っていません。大切な
パトロンですから」
みくる「あ、そうでしたね」
69 = 13 :
にょろ
70 = 1 :
古泉「ですから本当に知らないんですよ、僕も。二人の行き先に関しては」
みくる「長門さんは?」
長門「知っていたら今頃、デコ介の席とあたしの席は入れ替わっていたはず」
みくる「で、ですよねぇ…」
長門「でも安心してほしい」
長門「どんな事になろうと、わたしはデコ介をこの世から消す」
みくる「……」
71 :
72 = 28 :
今のところ長門からかませ臭しかしない④
73 = 1 :
キョン「にしても今日は久し振りに羽を伸ばせて嬉しいです」
キョン「いつもは不思議探索ばっかりですから」
鶴屋「おんや~~~、そんな事言っていいのかなっ?」
鶴屋「ハルにゃんが聞いてたら怒るよ~~~?」
キョン「あははははは、いくらなんでも新幹線まで乗って尾行してたりは
しませんよ」
キョン「もし乗ってたら国宝級のバカですよ」
鶴屋「あっはっは!確かに!」
ハルヒ「くしゅん!なによ、あの二人盛り上がっちゃって!」
74 = 29 :
もうキョンより古泉に幸せになってほしい
古泉朝倉でよろしく
75 = 1 :
キョン「それよりお腹すきません?目的地までまだありますし車内販売
の駅弁でも」
鶴屋「ふふ~~~ん、そう言うだろうと思って!」ジャジャーン
キョン「あ、それは…」
鶴屋「鶴屋さんの手作り弁当!今日のはとくに気合入れて作ってるよ!」
キョン「おぉ!」
ハルヒ「あ、鶴屋さんがお弁当とりだしたわ!キョンに餌づけする
つもりね!ムカつく!」
古泉「こっちもお腹すいて来ましたけど…」グー
みくる「朝早くから尾行してたせいでお腹ぺこぺこですぅ」
長門「カレーが食べたい」
76 :
おせーんだよks
78 = 52 :
ハルヒSSで駅弁とか嫌な予感しかしない
80 = 1 :
ハルヒ「そういえば、あたしもお腹すいたわ」グー
古泉「僕らもたべませんか?ちょうど車内販売来たみたいですし」
販売「お弁当はいかがですかあ?」ガラガラ
ハルヒ「そうね!すみませーん、一番高いお弁当4つください」
ハルヒ「あとお茶4本とおかし……これとこれとこれと……
面倒だから全部ください」
古泉「なんで一番高いのばっかり選ぶんです?」
ハルヒ「え、せっかく新幹線乗ったし。少しいい旅夢気分で気持ちを
立て直そうかと…」
81 = 1 :
古泉「だからってこんな量食べ切れるわけ……」
長門「けふぅ」
古泉「……」
ハルヒ「あっ、有希ってばあたし達の分まで食べちゃったの?」
みくる「ふえぇぇぇ、酷いですぅ長門さん!」
古泉「ま、まだ支払いも済んでないのに…」
長門「おかわり」
古泉「え?」
長門「おかわり」
古泉「……」
82 :
古泉…
83 :
古泉カワイソス
84 = 30 :
長門もひどい
85 :
なんかキョンがラブ○ラスと旅行いくやつに似てるな
86 = 1 :
古泉「お金置いときますのでこれで食べてください…」スッ
ハルヒ「あら、悪いわね」
古泉「僕は少しトイレに行きますので…」
Prrrrrrr ガチャ
古泉「ああ、森さんですか?至急僕の口座にお金を振り込んで
頂きたいのですが……えっ、それどころじゃない?」
古泉「そこをなんとか……はい、はい。ええ、そうです涼宮さん
も一緒です」
古泉「ですから経理の方から涼宮さんがらみの経費としてですね……え?
目的?知りませんよ、そんなの」
87 = 1 :
古泉「でももう活動資金に限界がですね……え、自腹?うそですよね」
古泉「鶴屋家からお金がまだ振りこまれてない?そんな…」
古泉「当面は自腹で建て替えですか……分かりました」
古泉「では私的な用件ですが、森さん僕にお金……」
プツッ ツーツーツー
古泉「切れた……チクショウ」
88 = 1 :
ハルヒ「あっ、やっと戻って来た」
みくる「なんで目が赤いんですか?」
古泉「なんでもありません。それより僕の弁当はどこです?
お金渡したんですから僕の分も買っててくれましたよね?」キョロキョロ
ハルヒ「あっ、それなら有希が…」
長門「けふぅ」
古泉「あ、あれだけ食べたのにまだ食べたんですか?」
長門「ごちそうさま」
古泉「チクショウ」
89 :
長門ワロタ
90 = 1 :
古泉「もういいです……それで何か進展はありましたか?」
ハルヒ「相変わらずキョンは鶴屋さんに鼻の下伸ばしてるわ。ムカつく!」
古泉「はあ、そうですか…」
ハルヒ「なによキョンのヤツ、デレデレしちゃって!」プンプン
Pipipipipipipipipipi
古泉(ん、メール?森さんから?)パカッ
古泉(遊んでないで現場に向かえ、か……ははは、機関って
僕が立ちあげたんじゃなかったっけ?)
91 = 58 :
古泉の設定が増えたおかげでひどい扱いに磨きかかってるな・・・・
92 = 12 :
ふ、古泉・・・
94 :
しえーん
95 = 1 :
2時間後!
キョン「ついたぁ!」
鶴屋「にょろ!」
キョン「思ったよりは遠くなかったですけど、それでも肩こりますね、
新幹線は」
鶴屋「まあね♪」
キョン「けど、空気が良いですよね、ここ」
キョン「なんかザ、自然って感じで」
鶴屋「田舎だからねぇ」
96 :
ザ、自然程度に20分近くもかけてんぢゃねーーよ
97 = 32 :
親御さんに挨拶か
98 = 1 :
キョン「それで、まずはドコ行くんです?」
鶴屋「そうだねぇ、まずは適当に本屋でも探してるるぶでも買う?」
キョン「もしかして事前に調べたりとかしなかったんですか?」
鶴屋「いやあ、行き当たりばったりの方が面白い気がしてさ~」
キョン「ははは、確かにそうかも」
鶴屋「でしょ?」
ハルヒ「ついた~」
古泉「まさか新幹線を降りてまた乗り換えるとは……おかげで
さらに費用が…」ブツブツ
みくる「わ~~~、あたし死国ってはじめてですぅ!」
古泉「朝比奈さん、死国じゃなくて四国ですよ」
99 = 1 :
古泉「でもまたなんで四国なんかに……ここって観光になる場所なかった
気がするんですが……阿波踊りはもう終わってますし」
ハルヒ「あれじゃない?うどんでも食べに来たんじゃ」
みくる「わざわざこんな遠いとこまで来てうどんですか?」
みくる「そんなに頑張るほどのもんじゃない気が…」
ハルヒ「でも他に何があんのよ、ここ」
100 = 1 :
長門「みかん」
ハルヒ「え?」
長門「四国と言えばみかん」
古泉「ああ、確かに!」
みくる「ちょっと待って下さい!それこそわざわざ来る程のものじゃ」
ハルヒ「分からないわよ?鶴屋さんまで来るという事はすごいミカンが
あるのかも!」
みくる「そうなんですか?」
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