元スレ美琴「『桃太郎電鉄~学園都市編~』・・・?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
151 :
陰陽師剥がなくていいのか
152 = 68 :
銀河鉄道にテレポートでみんなついていくのは常識だよな?
153 = 1 :
美琴(ということは……)
佐天(東北地方に残されたのは、禁書目録のついたあたしと御坂さんのみ)
佐天「あははは……、おいてかれちゃいましたね、御坂さん」
美琴「ははは……、そうだね、佐天さん」
佐天・美琴「……」
佐天(この鬼ごっこ……!)
美琴・佐天(負けられないッ!)バチバチバチバチッ
ヒメガーミン『泣く子はいませんか。泣く子はいませんか』
154 = 18 :
あいつはあのカードを使ったはず・・・!
155 = 1 :
~同年 次月(8年目 3月)~
黒子「それではわたくしも、ちょっと宇宙(そら)の旅に参りましようか」
→テレポートカード
佐天「へ?」
『てれぽ淑女はテレポートカードつかった!』
『てれぽ淑女! だれも近くにいないということは、禁書目録の危険が…
いまのうちに、だれかさんのそばに近づいておかないと!』
でんげき姫
さ天帝
→ういはる社長
フイフイフイフイフイ……
佐天「あーっ! ずるいですよ、白井さん! 初春に便乗して銀河にテレポートするなんて!」
黒子「わたくし、レベル4の『空間移動能力者(テレポーター)』ですから」
初春「あはは……、なんの言い訳にもなってませんよ……」
黒子(白井桃鉄家訓その六「銀河鉄道には便乗すべし」ですわ)
156 :
貧乏神ってナスるっていうのか、付ける付けられたって言ってた
157 = 1 :
佐天(くっそーっ! まずい!
ヒメガーミンは今月も御坂さんを襲ったから、御坂さんと距離があるのはいいんだけど、
あたしの後ろには禁書目録がついてる)
佐天(あたしも、白井さんみたいにカードを上手く使えないかな……)
ピッ
→カード
佐天「あ」
黒子「?」
佐天(あ、あった! この状況を打開するカードが1枚だけッ!)
158 = 1 :
佐天「ふふ……、白井さん、逃がしませんよ」
黒子「なーにを言ってますの。あなた、テレポートカードなんて持ってませんでしょう」
佐天「でもっ! 代わりならあるんですっ!」
→あっちいけカード
黒子(あっちいけカード……? たしかにそのカードを使えば、禁書目録に
誰かのところへ行ってもらうことはできますけれど……)
黒子(とはいえ、誰に取り憑くかはランダムですし、なにより成功率が低いですから、
わたくしなら、ふつうにサイコロをふって逃げますわね)
佐天「くらえっ!」
禁書目録『デーディカートゥス! たまにはほかの人のところへおジャマしたいかもっ!
だれにしようかなぁ?』
黒子「こんなバクチ、成功するわけが……」
禁書目録『ういはる社長さんっ! あなたにきめたんだよっ!』
初春・黒子「こっち来たぁーッ!?」
159 = 25 :
誰かが銀河鉄道カード
↓
テレポートで便乗
↓
先にゴールされる
↓
貧乏神がくる
↓
なぜかキングボンビーに変身する
↓
ボンビラス星直行
↓
(´・ω・`)
160 = 1 :
初春(し、しかし、2マス先に白井さん……。さっさとナスってしまえば大丈夫ですっ!)
→サイコロ
『1』
初春(しまった! ここで6分の1を引くなんて……! 白井さんにナスるには1足りない!
おとなしく急行カードを使っておけばよかった……!)
『おや?』
初春・黒子「!?」
『禁書目録のようすが』
『なんか 変だぞ?????』
『ま… まさか!』
『禁書目録が、伝説の「自動書記(ヨハネのペン)」を発動させようとしてるのでは!』
『3!』
『2!』
『1!』
『GO!』
161 :
桃鉄やりたくなってきた
164 = 1 :
ピカァーン♪
初春(ほっ、よかった……)
黒子(禁書目録たんですわ……)
『GO!!』
ピシャーン!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
初春・黒子「!?」
イカ娘『ゲッゲソ! ゲゲーソ! ゲゲーソ! ゲソー! イカ娘でゲソ~~~!』
初春・黒子「きゃぁぁあああッ!!」
イカ娘『私は海からの使者、イカ娘でゲソ!
ここは改めて、わたしの恐ろしさを思い知らせてやるでゲソ!』
美琴「地上ではヒメガーミン」
ヒメガーミン『泣く子はいませんか。泣く子はいませんか』
佐天「宇宙ではイカ娘」
イカ娘『この触手で吹き飛ばした物件を、人類侵略の拠点にしてやるでゲソ!』
美琴・佐天「なんだこのカオス……」
165 = 1 :
~9年目終了~
『 決 算 』
桃太郎『各電鉄会社の社長のみなさん! おまたせしました!』
桃太郎『決算の発表は、夜叉姫さんから!』
夜叉姫『夜叉姫です! それでは、今年度の収益額の順位を発表します!』
夜叉姫『昨年は、てれぽ淑女さんが1位でしたが、今年はどうでしょうか?』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
収益額 9年
1 位 てれぽ淑女 21億8410万円 ↑
2 位 ういはる社長 5億9910万円 ↑
3 位 さ天帝 3億2480万円 ↑
4 位 でんげき姫 2億2100万円 ↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
167 = 1 :
夜叉姫『引き続き、ゲームの順位を決めることになる、総資産の中間発表です!』
夜叉姫『昨年は、てれぽ淑女さんが1位でしたが、今年も首位をキープできるでしょうか?』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
総資産 9年
1 位 てれぽ淑女 124億1890万円 ↑
2 位 ういはる社長 15億 910万円 ↑
3 位 さ天帝 10億5240万円 ↑
4 位 でんげき姫 4億1877万円 ↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
黒子「初春、なにケータイいじってるんですの。
初春がボタンを押さないと次の画面にいきませんわよ」
初春「あ、すみません」
黒子(絶対いるんですわよね~。勝負が決まったと分かると、
やる気をなくして、他のことをやりだす人が)
169 = 36 :
>>167
あるあるwwwww
途中から漫画読み始める奴多い
170 = 68 :
>>167
俺なんかは剛速球買って投げまくるな
171 = 1 :
黒子(今年は本当に運がよかったですわね)
黒子(なんといっても、物件1件を購入額の10分の1で買える、
ゴールドカードなどというレアカードをこの局面で引き当てるなんて、
うれしい誤算でしたわ)
美琴「黒子の収益額と総資産の大幅アップは、ゴールドカードで買った、
学園都市駅、100億円の能力開発研究所のせいね」
黒子「せっかくの地元ですし。それに、一頭地を抜くカードも使っていて
持ち金も潤沢でしたから、これは買わない手はないと思いましたの」
佐天「すごい差をつけられちゃったなぁ……」
初春「……」
黒子「ドラゴンやらヒメガーミンやらイカ娘やら……色々ありましたけれど、
――これで勝敗は決したも同然ですわね、お姉様」
美琴「ぐっ……!」
172 = 1 :
黒子(残り1年、総資産の差は30倍で、こちらの手持ちカードも使えるカードばかり。
一方のお姉様は、1年近く、ずっと目的地を外しているような状態……)
黒子「うふふふふ……、ふっふっふっふ……、ふへへへへ……」
初春「し、白井さん!?」
黒子「まさか、罰ゲーム、忘れたわけじゃありませんわよね、お姉様?」
美琴「……やっぱり、あんた最初から……ッ!」
黒子「いやですわ、お姉様。罰ゲームなどと申しましても、
『たった1日黒子の愛をすべて受け入れる』
程度のものですから、ご心配なく、ふへっ♪」
黒子(もう最終の10年目は、消化試合ですわね)
173 = 59 :
黒子ってすぐ後ろにイカ娘付いた初春が居るんじゃね?
174 = 1 :
~10年目(最終年) 8月~
美琴「……」
→サイコロ
コロコロコロ……
チョンッ…チョンチョン
『3』
ポンッポンッポォーン
黒子(さすがのお姉様も、もう諦めムードですわね。明らかに口数が減ってますし、
ここ数ヶ月は、禁書目録がいるのにサイコロをふってばかり)
黒子(少しばかりお悔しいでしょうけれど、これも黒子の愛情ゆえ。
きっと、明日はお姉様を心ゆくまで満足させてあげますわっ!)
『プラス駅に止まった!』
ピピピピ……ピョーン
『プラス 2050万円でした!』
『でんげき姫の持ち金は9120万円になった!』
『おや?』
176 :
ボンビーブリーダーか
177 :
上条さんがくるのかな?
178 = 1 :
『禁書目録のようすが』
『なんか 変だぞ?????』
黒子(あら、つい数ヶ月前も禁書目録たんになったばかりですのに)
『ま… まさか!』
『禁書目録が、伝説の「自動書記(ヨハネのペン)」を発動させようとしてるのでは!』
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
『3!』
『2!』
『1!』
『GO!』
ピカァーン♪
黒子(まーた禁書目録たんですわ。まぁ、これで少しお姉様のイライラも収まるでしょう)
179 = 1 :
『GO!!』
ピシャーン!
美琴・黒子・佐天・初春「!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
魔神・禁書目録『警告――第三章第二節。第一から第三までの全結界の貫通を確認。
現状十万三千冊の書庫の保護の為、侵入者の迎撃を優先します』
魔神・禁書目録『――侵入者駆除に対して最も有効な魔術の組み合わせに成功しました。
これより特定魔術「聖(セント)ジョージの聖域」を発動。
侵入者を破壊します』
美琴・黒子・佐天・初春「じ、自動書記モードきたあああああああぁぁぁぁぁッ!!」
180 = 1 :
初春「ま、まさか最終年に発動するなんて……」
佐天「ううん、これ、萌えブームの煽りでリストラされたキングボンビーの代わりなんでしょ?
歴代桃鉄なら、ここまで出てこなかったことが逆に不思議なくらいだよ」
美琴「……」
黒子「お姉様……泣きっ面に蜂とはこのことですわね。心中お察し申し上げますわ」
美琴「……ふふ……」
黒子「お姉様?」
黒子(運に見放されすぎて、イラだちが頂点に達しましたのね……。
こういうとき、『買い物に行ってくる』とか言って試合放棄する人もよくいますけれど、
そんなお姉様、黒子は見たくありませんわ)
黒子「弱り目にたたりめなんて言葉もありますし、あまりお気を落とさずに……」
美琴「……やっと……」
黒子「……?」
美琴「……」
181 = 18 :
ナニする気だ・・・?
182 = 96 :
どーまんせーまん
183 = 1 :
~同年 次月(10年目 9月)~
美琴「黒子……、わたしがどうして、この数ヶ月、あんたの近くにいたと思う?」
黒子「へ?」
美琴「どうして、サイコロばっかりふってたと思う?」
黒子「な、なにを言ってますの、お姉様……?」
美琴「すべてはこのための布石……」
→カード
美琴「これが、わたしの切り札よ!」
→陰陽師カード
黒子「そ、そのカードは……!」
美琴「おかしいと思ったわ。わたしが偶然このカードを手に入れたとき、
あんた、むりやり話題をカードからそらしたでしょ、秋田で。
そこでピーンと来たのよね。このカード、おそらくすごく重要だって」
黒子「で、でも、どうしてそのカードの効果を知ってますの!? お姉様は初心者なはず……!」
美琴「切り札になるかもしれないカードの効果を、自分を陥れようとする
人間には聞けないわ。だから――」カチャッ
黒子「携帯電話……ッ!」
184 :
伏線回収キター
185 = 68 :
しかし間に合うか?
186 :
展開がベタ過ぎる
187 = 1 :
美琴「効果は、ネットの攻略サイトで教えてもらったの」
黒子「!」
美琴「相手プレイヤーを自由に操作できる、このゲーム最凶の鬼畜カード……」
美琴「『初心者だから効果を知っているはずがない。だから、そうそう使ってはこない』。
そう軽く考えていたのが誤算だったわね、黒子」
美琴「わたしは、あんたに、そう考えていてほしかった。
そして、そのまま、このカードの存在を忘れ去ってほしかった。
持ってることを知られたままだと、どんな対処をされるか分からないからね」
美琴「だから、このカードの効果を知ってから、便利系カードの一覧を、
わたし、一度も開いてないのよ」
黒子「わ、わたくしに陰陽師カードを目視させないため……!」
美琴「禁書目録にカードを割られる危険があったから、本当は、もっと早い段階で
使いたかったんだけど……。でも、なかなかチャンスはおとずれなかった」
美琴「しかも、9年目にあんたが能力開発研究所を買ったことで、状況はますます暗転した。
わたしはもう、自動書記モードの魔神・禁書目録に賭けるしかなくなった……」
初春「そして、勝ったんですね。その最後の『賭け』に……」
黒子「ぐっ……ッ!」
美琴「――さあ、黒子、魔神と二人きり、楽しいランデヴーの時間よ」
188 = 1 :
『でんげき姫は陰陽師カードをつかった!』
『でんげき姫!』
『歴史の闇にかくされた、禁断のカードを、ついにおつかいになられますか。
呪われますぞ! 怨まれますぞ! たたられますぞ!
呪われても、怨まれても、おつかいになりたいのですな!』
『さあ、禁断の呪法をかける相手をおえらびください!』
ピッ
→てれぽ淑女
『てれぽ淑女!』
『あなたに陰陽の術をおかけいたします!』
『東の青龍! 西の白虎! 南の朱雀! 北の玄武! 四門より来たれ!
臨! 兵! 闘! 者! 皆! 陣! 列! 在! 前!
いでよ! ドーマンセーマン!』
『てれぽ淑女! そなたに呪(しゅ)をかけた!
さあ、でんげき姫! 意のままにてれぽ淑女を動かすがいい!』
『でんげき姫が、てれぽ淑女の行動をのっとった!』
189 = 68 :
というか美琴の能力ならイカサマし放題だろうけどな
190 :
191 = 1 :
美琴「まずは、リニアカード以外のカードを全部捨ててっと」
黒子「ちょっ、お姉様っ!」
美琴「たしか、鹿児島に入るとき使ってたわよね、リニアカード。30マス進めるんでしょ?」
ピッ
→リニアカード
『てれぽ淑女(呪)はリニアカードをつかった!』
『これはびっくり! てれぽ淑女(呪)は、30マスぴったり進むことができます!』
美琴「で、わたしの魔神・禁書目録を引き連れて、はるか僻地で孤立してもらうわ」
黒子「うぐっ……!」
初春「鬼ですね~」
佐天「うっわぁ……」
『マイナス駅に止まった!』
192 = 36 :
そんなカードあるんだ
193 = 68 :
ワープマスじゃないのか
194 = 82 :
これ実際にやられたらリアルファイトもんだよな
195 = 1 :
黒子(ま、魔神・禁書目録をつれて孤立した状態でわたくしのターン……!
さすがお姉様……、ここ一番の勝負強さと引きのよさは並ではありませんね……)
黒子(しかし、いくら魔神・禁書目録といえど、今の黒子の優位を崩すことはないはずっ!)
→サイコロ
コロコロコロコロコロコロ……チョンッ…チョンチョン
『1』
ポォーン
魔神・禁書目録『第二〇章九節。曲解した十字教のモチーフを確認。
上記の術式に対し最も有効な術式の構築を開始します』
魔神・禁書目録『命名、「神よ、何故私を見捨てたのですか(エリ・エリ・レマ・サバクタニ)」
発動準備完了。即時実行可能』
魔神・禁書目録『発動条件――サイコロの出目の合計値による勝敗。
対象はサイコロを5個振り、
此方はサイコロを10個振る。例外条件及び猶予、絶無』
196 :
さ欺師ェ
197 = 8 :
一ジャンル物件全破棄きましたわ
199 = 151 :
初手メテオとか運ないな
200 = 45 :
ヤバいぞ!w
みんなの評価 : ★★
類似してるかもしれないスレッド
- 古畑任三郎「学園都市・・・・・・?」 (571) - [43%] - 2011/7/14 5:45 ★★
- 美琴「アンタ・・・名乗り出ればヒーローよ?」 (979) - [36%] - 2010/2/19 15:15 ★★★×4
- カイジ「は・・・・?隣人部・・・・・?」 (124) - [34%] - 2013/3/5 9:00 ☆
- ドンパッチ「学園・・・都市・・・?」 (362) - [33%] - 2010/4/29 12:00 ★★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について