私的良スレ書庫
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元スレ澪「えーっと…軽音楽部部長の秋山澪です。部員は1名です…」
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澪「ら、ラッキーアイテムだよな…」
そう自分に言い聞かせて袋を開け、一つ食べる。
澪「うぐっ!」
辛さが一気に口の中を支配し、涙がこみ上げてくる。
澪「うえ! げほ! げほ! な、なんだこれ!」
あまりの辛さに涙が溢れる。バカだ、私は大バカだ。
何がラッキーアイテムだこんなのもの。
ただただ一人で涙を流して、仲間なんか誰も現れないじゃないか…
澪「うぅ… ぐす…」ボロボロ
………
そう自分に言い聞かせて袋を開け、一つ食べる。
澪「うぐっ!」
辛さが一気に口の中を支配し、涙がこみ上げてくる。
澪「うえ! げほ! げほ! な、なんだこれ!」
あまりの辛さに涙が溢れる。バカだ、私は大バカだ。
何がラッキーアイテムだこんなのもの。
ただただ一人で涙を流して、仲間なんか誰も現れないじゃないか…
澪「うぅ… ぐす…」ボロボロ
………
部員1名の部長とかマジで去年の俺じゃねえかwww
今は後輩1人いるんだぜ(キリッ
今は後輩1人いるんだぜ(キリッ
軽音部廃部だった場合、りっちゃんは校外でバンド活動しそう。
で、それに澪もムギも誘いそう。
うん、そしたらギターどうしようかな。
で、それに澪もムギも誘いそう。
うん、そしたらギターどうしようかな。
斉藤「例のろ過器と餌です」
紬「ありがとう。それでは私は音楽準備室の方へ行きます。」
澪ちゃんが一人で軽音部を復活させていたなんて知らなかった。
りっちゃんはどうして軽音部に入らないんだろう?
まさか、澪ちゃんがりっちゃんに軽音部のこと話してないなんてことないよね。
澪ちゃんは一人ぼっちの音楽準備室で何を思っているんだろう…
軽音部が廃部になったあと、他の部活に入部したのは私だけで、澪ちゃんもりっちゃんも部活に入らなかった…
私だけがのんきに合唱部で過ごしている間、あの2人はどうしていたんだろう。
1ヶ月間、一緒に部員を集めた仲なのに何にも知らないだなんて…
私は自分で思っているよりも冷たい子なのかな…
紬「ありがとう。それでは私は音楽準備室の方へ行きます。」
澪ちゃんが一人で軽音部を復活させていたなんて知らなかった。
りっちゃんはどうして軽音部に入らないんだろう?
まさか、澪ちゃんがりっちゃんに軽音部のこと話してないなんてことないよね。
澪ちゃんは一人ぼっちの音楽準備室で何を思っているんだろう…
軽音部が廃部になったあと、他の部活に入部したのは私だけで、澪ちゃんもりっちゃんも部活に入らなかった…
私だけがのんきに合唱部で過ごしている間、あの2人はどうしていたんだろう。
1ヶ月間、一緒に部員を集めた仲なのに何にも知らないだなんて…
私は自分で思っているよりも冷たい子なのかな…
紬「はぁ、今はそんなことよりも澪ちゃんが押し付けられたスッポンモドキのことね」
ぎっぎっぎっ
少し緊張しながら階段を上る。
澪ちゃんは今日は居るのかな。カメを飼い始めてから放課後は毎日来てるみたいだから多分居ると思うけど。
でも、もし居たとして、私どんな顔して澪ちゃんに会えば良いんだろう。
音楽準備室の前に来ても私はドアノブに手をかけることが出来なかった。
罪悪感がこみ上げてきて、ドアの前でうつむいて目をつぶってしまった。
紬「やっぱり今度にしようかな…」
そう言ってドアに背を向けた時、音楽準備室から苦しそうに咳き込む声が聞こえた。
ぎっぎっぎっ
少し緊張しながら階段を上る。
澪ちゃんは今日は居るのかな。カメを飼い始めてから放課後は毎日来てるみたいだから多分居ると思うけど。
でも、もし居たとして、私どんな顔して澪ちゃんに会えば良いんだろう。
音楽準備室の前に来ても私はドアノブに手をかけることが出来なかった。
罪悪感がこみ上げてきて、ドアの前でうつむいて目をつぶってしまった。
紬「やっぱり今度にしようかな…」
そう言ってドアに背を向けた時、音楽準備室から苦しそうに咳き込む声が聞こえた。
紬「澪ちゃん?」
ドアを少し開けて中を覗くと、水槽の前で澪ちゃんが咳き込みながら涙を流しているのが見えた。
紬「(澪ちゃん! 一人で寂しくて泣いているの!?)」
私は澪ちゃんが泣いている姿を見て、気まずさを忘れて勢い良く部室に入っていった。
泣いている澪ちゃんを後ろから抱きしめた。
紬「澪ちゃん!」ギュ
澪「げほ! げほ! え? ムギ!? 何でここに…」
紬「澪ちゃんごめんなさい! 澪ちゃんが寂しくて一人で泣いているのに、私は、私は…」
澪「へ?え? げほ! む、ムギ!それよりも何か飲み物を…げほ!」
紬「隠さなくて良いの! 私、合唱部やめて軽音部に入るわ! 悲しそうな澪ちゃんを放っておけないわ!」ギュウウ
澪「げほ! うぅ… ムギは何の話をしているんだよぉー… み、水ー…」
紬「ミミズね!分かったわ!」
澪「違ーう…」
………
ドアを少し開けて中を覗くと、水槽の前で澪ちゃんが咳き込みながら涙を流しているのが見えた。
紬「(澪ちゃん! 一人で寂しくて泣いているの!?)」
私は澪ちゃんが泣いている姿を見て、気まずさを忘れて勢い良く部室に入っていった。
泣いている澪ちゃんを後ろから抱きしめた。
紬「澪ちゃん!」ギュ
澪「げほ! げほ! え? ムギ!? 何でここに…」
紬「澪ちゃんごめんなさい! 澪ちゃんが寂しくて一人で泣いているのに、私は、私は…」
澪「へ?え? げほ! む、ムギ!それよりも何か飲み物を…げほ!」
紬「隠さなくて良いの! 私、合唱部やめて軽音部に入るわ! 悲しそうな澪ちゃんを放っておけないわ!」ギュウウ
澪「げほ! うぅ… ムギは何の話をしているんだよぉー… み、水ー…」
紬「ミミズね!分かったわ!」
澪「違ーう…」
………
>>95
可哀想だからせめて支援レスでくらい全員揃えてやれよ…
可哀想だからせめて支援レスでくらい全員揃えてやれよ…
TRITON占いが当たりすぎて怖い…
今度は人間が来た。
でも、少し困った。
澪「え?本当に軽音部に入るの?でも悪いよ…せっかくムギは真面目に部活してるのに…」
紬「軽音部だって部活よ!」
澪「でも今トンちゃんの世話しかしてないし…」
紬「良いのよそんなことは。私は私が正しいと思った方を選択するわ。」
澪「そ、そうか… まぁムギが居てくれるなら私も嬉しいけど…」
今度は人間が来た。
でも、少し困った。
澪「え?本当に軽音部に入るの?でも悪いよ…せっかくムギは真面目に部活してるのに…」
紬「軽音部だって部活よ!」
澪「でも今トンちゃんの世話しかしてないし…」
紬「良いのよそんなことは。私は私が正しいと思った方を選択するわ。」
澪「そ、そうか… まぁムギが居てくれるなら私も嬉しいけど…」
紬「ふふ、なら決定ね! それにね、合唱部って紅茶セット持ち込めなかったからちょっと不満だったのー」
澪「あぁあれか。廃部が決定した途端山中先生に撤収させられちゃったんだよな」
紬「明日からまた復活させるわ! 私の紅茶セットは何度でもよみがえるわ!」
澪「ふふ、そっか」
ムギが戻ってきてくれて良かった…
紬「それで、りっちゃんは?」
澪「ん?」
紬「りっちゃんは今どうしてるの?軽音部が復活してるのは知ってるんだよね?」ニコ
澪「お、おー んー」
澪「あぁあれか。廃部が決定した途端山中先生に撤収させられちゃったんだよな」
紬「明日からまた復活させるわ! 私の紅茶セットは何度でもよみがえるわ!」
澪「ふふ、そっか」
ムギが戻ってきてくれて良かった…
紬「それで、りっちゃんは?」
澪「ん?」
紬「りっちゃんは今どうしてるの?軽音部が復活してるのは知ってるんだよね?」ニコ
澪「お、おー んー」
澪「(そういえば律はまだ軽音部のこと知らないんだよな… でも、今更言いにくいし…)」
紬「?」
澪「えーっと律はバイトが忙しいとか何とか…」
紬「そう…それじゃあドラムは他に探さないといけないわね…本当はりっちゃんが良かったんだけど」
澪「う、うん」
しかし、部員を他に集めることなんて非現実的なことだった。
既にあと少しで夏休みに入ろうとしている時期に誰もこんな弱小部に注目しないし、私には知らない誰かに声をかけることなんかできなかった。
紬「?」
澪「えーっと律はバイトが忙しいとか何とか…」
紬「そう…それじゃあドラムは他に探さないといけないわね…本当はりっちゃんが良かったんだけど」
澪「う、うん」
しかし、部員を他に集めることなんて非現実的なことだった。
既にあと少しで夏休みに入ろうとしている時期に誰もこんな弱小部に注目しないし、私には知らない誰かに声をかけることなんかできなかった。
ドラムは人口少ないからできる人探し辛いんだよなあ。
律は実力は微妙みたいだけどドラム一本だからバンド的にはありがたい存在
律は実力は微妙みたいだけどドラム一本だからバンド的にはありがたい存在
結局私とムギとトンちゃんだけの軽音部のままで夏休みに突入した。
夏休みはそれなりに楽しかった。
ムギが持ってきたトンちゃん用の飼育器材で毎日世話に来なくて良くなったが、それでも時々音楽準備室にトンちゃんの様子を見に来た。
そんな時はムギと待ち合わせをして、紅茶を飲んだり、ちょっと一緒に演奏してみたりした。
澪「翼はためかせー 行きたいー♪」
紬「澪ちゃん歌上手いわね!」
澪「えへへ、そうかな」
紬「これは文化祭で歌ったら澪ちゃんのファンクラブが出来るわ!」ムフー
澪「ははは、それは言い過ぎだよー。な!トンちゃん」
夏休みはそれなりに楽しかった。
ムギが持ってきたトンちゃん用の飼育器材で毎日世話に来なくて良くなったが、それでも時々音楽準備室にトンちゃんの様子を見に来た。
そんな時はムギと待ち合わせをして、紅茶を飲んだり、ちょっと一緒に演奏してみたりした。
澪「翼はためかせー 行きたいー♪」
紬「澪ちゃん歌上手いわね!」
澪「えへへ、そうかな」
紬「これは文化祭で歌ったら澪ちゃんのファンクラブが出来るわ!」ムフー
澪「ははは、それは言い過ぎだよー。な!トンちゃん」
そうそう、そういえばムギのキーボードがTRITONという名前の製品なのを私は一緒に演奏している時に気づいた。
メールのTRITONとは何か関係があるのだろうか。
しかし、メールのことをムギに話して変に思われるのは嫌だったので、このことは私の心の中に閉まっておくことにした。
今は、ムギと演奏しているだけで楽しいのだ。
真夏の、溢れるような蝉の鳴き声も音楽準備室ではどこか遠く儚く聞こえた。
そしてそれに合わせるように、私のベースとムギのキーボードで演奏する「翼をください」はどこか幻想的だった。
もし、部員がこれ以上入ってこなくて私達だけの軽音部で続けるとしても、それはそれで私は満足だ。
そんなことをぼーっと考えていた。
ムギはどう思うだろう。
メールのTRITONとは何か関係があるのだろうか。
しかし、メールのことをムギに話して変に思われるのは嫌だったので、このことは私の心の中に閉まっておくことにした。
今は、ムギと演奏しているだけで楽しいのだ。
真夏の、溢れるような蝉の鳴き声も音楽準備室ではどこか遠く儚く聞こえた。
そしてそれに合わせるように、私のベースとムギのキーボードで演奏する「翼をください」はどこか幻想的だった。
もし、部員がこれ以上入ってこなくて私達だけの軽音部で続けるとしても、それはそれで私は満足だ。
そんなことをぼーっと考えていた。
ムギはどう思うだろう。
澪「なぁムギ…」
紬「スー…」ムニャムニャ
澪「あれ、寝ちゃってる…」
夏の日差し、遠くの蝉の鳴き声、その中で静かに眠るムギは天使のようだった。
ムギが戻ってきてくれて本当に良かった。
澪「私は、今のままでも良いよ…」
私は、そっとムギの頭を撫でた。
………
紬「スー…」ムニャムニャ
澪「あれ、寝ちゃってる…」
夏の日差し、遠くの蝉の鳴き声、その中で静かに眠るムギは天使のようだった。
ムギが戻ってきてくれて本当に良かった。
澪「私は、今のままでも良いよ…」
私は、そっとムギの頭を撫でた。
………
みんな期待してるから落ちないだろう
って思いながら書いてるんじゃね?
って思いながら書いてるんじゃね?
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