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元スレ両津「ハンター試験だと?金になるのか?」
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両津「……しっかし本当に人が多いな」
本田「本当ですねえ。こんなに人がいっぱいいると、なんだかコミケ会場に来た感じを思いだしますよぉ」
両津「確かに雰囲気は似てるかもな」
両津「しかし肝心の『おたく』たちがいないぞ。こんな群衆の中でも美少女ゲームのキャラの名前を叫べるようなおたくがいなきゃ、コミケとは……」
『うおぉぉお! 沙織ぃぃいい!』
両津「んっ? 今の声は……」
本田「もしかしてどきどきメモリアルのヒロイン、沙織ちゃんの名前ですかね?」
『沙織ぃぃいい』
『落ち着け! こんな狭い場所で叫ぶんじゃない!』
両津「……待てよ。しかもどっかで聞いた事あるような声が二つも」
本田「本当ですねえ。こんなに人がいっぱいいると、なんだかコミケ会場に来た感じを思いだしますよぉ」
両津「確かに雰囲気は似てるかもな」
両津「しかし肝心の『おたく』たちがいないぞ。こんな群衆の中でも美少女ゲームのキャラの名前を叫べるようなおたくがいなきゃ、コミケとは……」
『うおぉぉお! 沙織ぃぃいい!』
両津「んっ? 今の声は……」
本田「もしかしてどきどきメモリアルのヒロイン、沙織ちゃんの名前ですかね?」
『沙織ぃぃいい』
『落ち着け! こんな狭い場所で叫ぶんじゃない!』
両津「……待てよ。しかもどっかで聞いた事あるような声が二つも」
両津「もしや……ちょっとゴメンよ。通してくれ」
本田「先輩? どうしたんすか?」
両津「お前にも聞こえただろ、さっきの声が」
『沙織ぃぃい!』
『落ち着け左近寺! 周りに迷惑がかかるだろうが!』
本田「はい、沙織ぃぃって声と落ち着け左近寺って言う声が……って、え、左近寺さんですかぁ?」
両津「世界広しと言えど、こんな公衆の面前で沙織の名前を叫べるのは奴しかいない」
本田「じ、じゃあその左近寺さんと一緒にいるのは……」
両津「おそらく、ボルボだ」
本田「先輩? どうしたんすか?」
両津「お前にも聞こえただろ、さっきの声が」
『沙織ぃぃい!』
『落ち着け左近寺! 周りに迷惑がかかるだろうが!』
本田「はい、沙織ぃぃって声と落ち着け左近寺って言う声が……って、え、左近寺さんですかぁ?」
両津「世界広しと言えど、こんな公衆の面前で沙織の名前を叫べるのは奴しかいない」
本田「じ、じゃあその左近寺さんと一緒にいるのは……」
両津「おそらく、ボルボだ」
驚きのおもしろさ
かつてこのクオリティのこち亀SSがあっただろうか
かつてこのクオリティのこち亀SSがあっただろうか
本田「で、でも人の波が多くて二人の場所まで行くのが一苦労なんすけど~……」
両津「行くのが大変ならば、来させればいい」スッ
両津「あ~~っ! こんなところに限定生産の沙織ピンズが落ちてるぞ~~!」
左近寺「沙織ぃぃいいいい!?」
ボルボ「ま、待て! 走るな左近寺ぃ! ぐおっ」ダダッ ガッッ
女試験者「きゃっ!」ドタッ
ボルボ「す、すいません……人が多くてつい……」ムニュッ
ボルボ「こ、この感触は!」
両津「行くのが大変ならば、来させればいい」スッ
両津「あ~~っ! こんなところに限定生産の沙織ピンズが落ちてるぞ~~!」
左近寺「沙織ぃぃいいいい!?」
ボルボ「ま、待て! 走るな左近寺ぃ! ぐおっ」ダダッ ガッッ
女試験者「きゃっ!」ドタッ
ボルボ「す、すいません……人が多くてつい……」ムニュッ
ボルボ「こ、この感触は!」
左近寺「沙織! 沙織はどこだ! 沙織ぃぃい!」
ボルボ「む、胸がある……お、女……ブフゥゥウウ!」ブシャァァァァ
左近「うおお! 見つけた! つかまえたぞ沙織ぃぃい!!」
ボルボ「あ……あ……が……」ピクピク
両津「どこにいても目立つ連中だな……」
本田「なんだか見てるこっちが恥ずかしくなるっすよ~」
両津「ううむ、しかし本当にここにいるとは」
ボルボ「む、胸がある……お、女……ブフゥゥウウ!」ブシャァァァァ
左近「うおお! 見つけた! つかまえたぞ沙織ぃぃい!!」
ボルボ「あ……あ……が……」ピクピク
両津「どこにいても目立つ連中だな……」
本田「なんだか見てるこっちが恥ずかしくなるっすよ~」
両津「ううむ、しかし本当にここにいるとは」
……。
ボルボ「と言うわけで、俺たちはお前の到着を首を長くして待っていたんだぞ、両津」
左近寺「うむ、お前をサポートするためにわざわざここまで来たんだぞ」
両津「急に真面目になるんじゃない。今から見た読者は何の事だかわからんぞ」
本田「でもぉ、仲間が増えたのは単純にいい事じゃないですか~。試験も協力しあえれば多分大丈夫ですよ~」
ボルボ「協力できる内容ならいいのだがな」
両津「んん? そういえばワシ、試験の内容を知らされてないな。一体どんなテスト内容なんだ?」
ボルボ「なんだそんな事も知らないでここまで来れたのか、呆れた奴だ」
左近寺「それなら一通り説明しよう。いいかまず……」
ボルボ「と言うわけで、俺たちはお前の到着を首を長くして待っていたんだぞ、両津」
左近寺「うむ、お前をサポートするためにわざわざここまで来たんだぞ」
両津「急に真面目になるんじゃない。今から見た読者は何の事だかわからんぞ」
本田「でもぉ、仲間が増えたのは単純にいい事じゃないですか~。試験も協力しあえれば多分大丈夫ですよ~」
ボルボ「協力できる内容ならいいのだがな」
両津「んん? そういえばワシ、試験の内容を知らされてないな。一体どんなテスト内容なんだ?」
ボルボ「なんだそんな事も知らないでここまで来れたのか、呆れた奴だ」
左近寺「それなら一通り説明しよう。いいかまず……」
ボルボ「……と言うわけだ」
両津「なるほど、つまり試験内容はその年や試験官によって変わるのか」
左近寺「そうだ。今年は何をするか……もうすぐわかるぞ」
ボルボ「そろそろ時間だ」
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリピタ
サトツ「……ただ今をもって、受付け時間を終了いたします」
ボルボ「始まるぞ、両津」
両津「おう。腕が鳴るぜ」
サトツ「ふむ……ではこれより、ハンター試験を開始いたします」
両津「なるほど、つまり試験内容はその年や試験官によって変わるのか」
左近寺「そうだ。今年は何をするか……もうすぐわかるぞ」
ボルボ「そろそろ時間だ」
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリピタ
サトツ「……ただ今をもって、受付け時間を終了いたします」
ボルボ「始まるぞ、両津」
両津「おう。腕が鳴るぜ」
サトツ「ふむ……ではこれより、ハンター試験を開始いたします」
サトツ「承知しました。第一次試験408名全員参加ですね」
本田「やっぱりみんな受けますよね~」
左近寺「当然だろうな」
ザッ ザッ
両津「待て……なんかおかしいぞ」
ぐんぐんぐん
チィ
ボルボ「進むペースが段々早くなっているんだ! 前はもう走り出してるみたいだぞ!」
両津「なにィ!」
サトツ「申し遅れましたが、私一次試験官担当のサトツと申します。これより皆様を二次試験会場へ案内いたします」
本田「やっぱりみんな受けますよね~」
左近寺「当然だろうな」
ザッ ザッ
両津「待て……なんかおかしいぞ」
ぐんぐんぐん
チィ
ボルボ「進むペースが段々早くなっているんだ! 前はもう走り出してるみたいだぞ!」
両津「なにィ!」
サトツ「申し遅れましたが、私一次試験官担当のサトツと申します。これより皆様を二次試験会場へ案内いたします」
サトツ「二次試験会場まで私について来ること。これが一次試験でございます」
本田「えええぇ! つまり一次はマラソン大会っすか~!」
ボルボ「フルマラソンの距離ですめばいいがな」
両津「奴らはプロだ。多分それ以上の距離を走るだろうな」
本田「えぇ! ボクそんなに走れませんよぉ!」
左近寺「……俺だって面倒だが仕方あるまい。楽に走ると言ったらいつものバイクぐらいしか無いだろうが」
本田「バイクかぁ……確かにあれがあれば全然楽っすけど~。それってインチキじゃないんすかね?」
本田「えええぇ! つまり一次はマラソン大会っすか~!」
ボルボ「フルマラソンの距離ですめばいいがな」
両津「奴らはプロだ。多分それ以上の距離を走るだろうな」
本田「えぇ! ボクそんなに走れませんよぉ!」
左近寺「……俺だって面倒だが仕方あるまい。楽に走ると言ったらいつものバイクぐらいしか無いだろうが」
本田「バイクかぁ……確かにあれがあれば全然楽っすけど~。それってインチキじゃないんすかね?」
>>261
タイトル教えてくれ
タイトル教えてくれ
ボルボ「いや、武器や道具の使用は自由だ。現に見てみろ、あの少年を」
キルア「~♪」ガーッ
本田「わ~スケボーだ。でもボクのバイク地上の定食屋に置きっぱなしだからなぁ」ははっ
両津「……本田、キーを貸せ」
本田「えっ?」
両津「早くしろ、今のままだとどんどん遅れるばかりだぞ」
本田「まさか……」
ボルボ「両津なら、そのまさかをやると思ったよ」
左近寺「うんうん」
両津「よし……すぐ戻るからな。みんなは先に行っててくれ!」
ダダダッ
キルア「~♪」ガーッ
本田「わ~スケボーだ。でもボクのバイク地上の定食屋に置きっぱなしだからなぁ」ははっ
両津「……本田、キーを貸せ」
本田「えっ?」
両津「早くしろ、今のままだとどんどん遅れるばかりだぞ」
本田「まさか……」
ボルボ「両津なら、そのまさかをやると思ったよ」
左近寺「うんうん」
両津「よし……すぐ戻るからな。みんなは先に行っててくれ!」
ダダダッ
本田「……あ、でも今思ったんすけど~。バイク押しながらお店の中を通らなきゃいけないんすよね?」
本田「お店の人にものすごい迷惑かかるんじゃないかな~……」
ボルボ「まあ両津だから大丈夫だろう」
左近寺「そうだ、両津だからな」
本田「……なんだか心配だなぁ、ボク」
両津「うおぉぉぉお!」
ガシャーン
ガシャーン
本田「お店の人にものすごい迷惑かかるんじゃないかな~……」
ボルボ「まあ両津だから大丈夫だろう」
左近寺「そうだ、両津だからな」
本田「……なんだか心配だなぁ、ボク」
両津「うおぉぉぉお!」
ガシャーン
ガシャーン
店主「お、お客さん。バイクは困るよバイクは……店がめちゃくちゃになっちまう!」
両津「緊急事態だ! 押し通る!」
ガシャーン
店主「お客さーん!」
キィィィッ!
両津「そういえばさ親父~、ちょっと相談があるんだけどぉ」ユラリ
両津「協力してくれるよね~、非常事態なんだから」
店主「ひぃい……」
両津「ひっひっひっ」
両津「緊急事態だ! 押し通る!」
ガシャーン
店主「お客さーん!」
キィィィッ!
両津「そういえばさ親父~、ちょっと相談があるんだけどぉ」ユラリ
両津「協力してくれるよね~、非常事態なんだから」
店主「ひぃい……」
両津「ひっひっひっ」
両津「ワシの念は規格外だとぉ!?」
ウイグル「六系統のどれにも属していない…特質系ですらない。あなた本当に人間ですか?」
ズシ「水見式がこんな滅茶苦茶になるなんて…自分はまだまだっス!」
ウイグル「六系統のどれにも属していない…特質系ですらない。あなた本当に人間ですか?」
ズシ「水見式がこんな滅茶苦茶になるなんて…自分はまだまだっス!」
>>284
ウイグルwwwwwwワロタwww
ウイグルwwwwwwワロタwww
グィィィーン
本田「あの音は……!」
両津「うおぉ待たせたなお前ら!」
キィィィ!
本田「せんぱ~い」
左近寺「結構早かったな」
ボルボ「店に迷惑はかけなかっただろうな? ずいぶん心配してたんだぞ」
本田(うわ~、嘘ばっかり)
左近寺「それにその背中と手に持っているポリタンクはなんだ? まさかガソリンか?」
両津「その通り。いくらバイクと言えどガソリンがなければただの鉄屑だからな」
両津「備えあれば憂いなし、うししだ」
本田「あの音は……!」
両津「うおぉ待たせたなお前ら!」
キィィィ!
本田「せんぱ~い」
左近寺「結構早かったな」
ボルボ「店に迷惑はかけなかっただろうな? ずいぶん心配してたんだぞ」
本田(うわ~、嘘ばっかり)
左近寺「それにその背中と手に持っているポリタンクはなんだ? まさかガソリンか?」
両津「その通り。いくらバイクと言えどガソリンがなければただの鉄屑だからな」
両津「備えあれば憂いなし、うししだ」
両津「お前らもちゃんとポリタンクを持つんだぞ、荷物係だ」
左近寺「しかしこの短時間でよくこれだけのガソリンを集めたな。一体どんな方法を使ったんだ?」
両津「いやあ、定食屋の親父が『快く』協力してくれてね。お店の主燃料であるガソリンを『快く』貸してくれたんだよ」わははは
ボルボ「……ずいぶん太っ腹な店主だな」
本田「せんぱ~い、本当は貸してくれたとか何とか言って強引に奪ってきたんじゃないんですか~?」
左近寺「しかしこの短時間でよくこれだけのガソリンを集めたな。一体どんな方法を使ったんだ?」
両津「いやあ、定食屋の親父が『快く』協力してくれてね。お店の主燃料であるガソリンを『快く』貸してくれたんだよ」わははは
ボルボ「……ずいぶん太っ腹な店主だな」
本田「せんぱ~い、本当は貸してくれたとか何とか言って強引に奪ってきたんじゃないんですか~?」
両津「わはは、お店がたった一ヶ月営業中止になるくらいだ、たいした事はない……と思う」
両津「さーて、とりあえず先頭集団に追い付くために発車準備を……」フンフ-ン♪
ボルボ「店を半分潰して鼻歌を歌えるなんて……」
左近寺「やはり両津は恐ろしい」
店主「ひーん! 俺の店が! 店がぁ!」
あの繋がり眉毛に睨まれたら石のように動けなくなる……とは店主の言葉だった。
まるで汚いメデューサが目の前に立っているようだ、と後々まで語られる事となる。
店主「……ハンター試験の会場なんて二度と請け負うもんか! もうこりごりだ!」
両津「さーて、とりあえず先頭集団に追い付くために発車準備を……」フンフ-ン♪
ボルボ「店を半分潰して鼻歌を歌えるなんて……」
左近寺「やはり両津は恐ろしい」
店主「ひーん! 俺の店が! 店がぁ!」
あの繋がり眉毛に睨まれたら石のように動けなくなる……とは店主の言葉だった。
まるで汚いメデューサが目の前に立っているようだ、と後々まで語られる事となる。
店主「……ハンター試験の会場なんて二度と請け負うもんか! もうこりごりだ!」
両さんの最大の武器は 無理が通れば道理が引っ込む∞ だからな
特質系な気がする
特質系な気がする
レオリオ「うおおおお!」
60キロメートル地点、脱落者いまだ0。
ブォォォォン!
キルア「ん……エンジン音?」
ゴン「後ろからだよね?」
ブォォォォン!
本田「おらおら! どけどけぇ!」
両津「バカヤロー轢き殺されてえのか! どきやがれ!」
左近寺「……」
ボルボ「……」
クラピカ「あれは……船にいた両津、とか言う」てっきり見ないから落選したのかと
本田「うおりゃぁぁああ!」
60キロメートル地点、脱落者いまだ0。
ブォォォォン!
キルア「ん……エンジン音?」
ゴン「後ろからだよね?」
ブォォォォン!
本田「おらおら! どけどけぇ!」
両津「バカヤロー轢き殺されてえのか! どきやがれ!」
左近寺「……」
ボルボ「……」
クラピカ「あれは……船にいた両津、とか言う」てっきり見ないから落選したのかと
本田「うおりゃぁぁああ!」
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