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    元スレまどか「ほむらちゃんが変態じゃなくなった!」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 変態 + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 鹿目 + - 鹿目まどか + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    351 = 345 :

     雌狼、豹、獅子を合わせた怪物をRPG7で屠るとほむらは走り出した。一刻も早くまどかに会うために。
    エントランスに入り、周囲を見渡して倦怠感に包まれているのを認めると、未だ魔女の脅威が去っていないことを痛感させられた。
    先ほどから、何度も悪寒が去来するので、魔女の正確な数を特定出来ない。おそらくその去来の原因は自分の他の魔法少女だろうことは解かっている。
    出来ればそれらと合流したい。特に巴マミだ。あの人を奔放にさせるのは賢明ではない。またマミられてまどかがショックでも受ければ・・・!
    すると景色は変わる――黒い霧に包まれた空間・・・周囲が特定出来ない――だが、背中に迸った悪寒から猛烈な勢いで後ろを振り向いた。
    二つの赤い光がこちらを見ている。いや、四つ、三つ。全部で三つだ。次には笑い声が聞こえた。しゃがれた声だ。ただの音ではないが、
    どこの言葉かは解からない。英語でも、ドイツ語でもない。フランス語か、それともイタリア語か・・・。

    「邪魔を・・・するな・・・!」

     ほむらの肩にはスティンガーが担がれていた。

    352 :



    朝まで残ってくれると嬉しいなって

    353 = 345 :

    ほむら「まどか」

    ほむら「まどか、わたし無能なんかじゃないよ?」

    まどか「・・・無能だよ。ほむほむは」

    ほむら「無能なんかじゃない。わたしね、此処に来るまで三体の魔女を倒したんだよ?」

    まどか「そう。俺様は六体。てめーの二倍」

    ほむら「・・・まどか程じゃないかもしれない。でも、わたしだって、あなたの露払いくらいは出来る・・・」

    まどか「俺様の矢は一発放てば塵埃もあいさようならなんで、ちょっと必要ないです」

    ほむら「あなたの負担にならないと誓うから・・・」

    まどか「負担になり続けたから、何度も失敗したんでしょ?」

    ほむら「・・・!」


    杏子「ん?おいあれ・・・おーい、まぁどかぁ!」

    354 :

    ;ω;)まどかあぁぁぁぁ......

    355 = 345 :

    まどか「あ、ぺったぁんこぱーい!」

    杏子「だぁかぁらぁ!それは言わないって約束しただろぉ!」

    マミ「あら・・・暁美さんも・・・二人とも、やっぱり来てたのね」

    杏子「いっやぁしかし、どうなってやがるんだろうなぁ、これ・・・もう大分瘴気も消えたが・・・まだきな臭いぜ?」

    まどか「なんだぜ・・・でもま、後はわたしがやっとくから、みんな帰って良いよ。んじゃばいびーん」

    杏子「っておい!何言ってやがんだよ、お前一人で手柄横取りしようってかい?そりゃ頂けないなぁ」

    まどか「ん?なんだ、あんこぱいはグリーフシードが欲しいの?それじゃぁこれあげるから帰ってね」

    杏子「――おい、なんだ、穏やかじゃないな。お前、何焦ってるんだよ」

    まどか「え?焦ってなんかないんだぜ?」

    マミ「じゃぁみんなで行ったって良いじゃないの。一人より複数の方が効率的よ?」

    まどか「えー。だってわたし一人で行ってちゃっちゃと倒しちゃったほうが速いすぃ。あ、特にマミさんは来ちゃ駄目ですよ?」

    356 = 345 :

    マミ「え、どうして――」

    まどか「じゃぁわたし行きますから。――離せよ、杏子」

    杏子「・・・!」

    まどか「じゃぁ、良い子はお家でねんねしな」


    杏子「なんなんだよあいつ、独りでいっちまいやがって・・・」

    マミ「・・・追いかけましょう」

    マミ「暁美さんも――」

    杏子「あれ?どこ行ったんだあの美少女」

    マミ「・・・仕方ない子ねぇ」

    357 = 354 :

    マミさん行くなあああああああああ
    マミられるううううううううううう

    358 = 345 :

    まどか「いやぁいつ見てもぷりちーだなぁ。パンツ何色なん――だいっ!」

    まどか「はっはっは!忍法空蝉でござるかニンニン!それは見破ったでござるよ!」

     妖精のような愛らしい人形の口から身をよじりながら現れた、表情が戯画化されたかのような
    巨大な大蛇を射抜き、まどかは空間の終わりを待った。幻想的な空間。ケーキの家、棒付き飴の電柱、チョコレートの丘
    見ていて空腹になる風景だ。まどかはふとパンツくいてえと思い、嘆息して俯いた――

    まどか「え?」

     大蛇と目が合った。

     次に風景を見て取れたとき、どこか高い場所で、まどか誰かに抱かれ、足が地に付いていなかった。嗅ぎなれた臭い・・・
    まどかそれが誰であるかを察し、駄目押しに見上げて、言った。

    まどか「ほむらちゃん?」

    ほむら「・・・ね、わたし。まどかの役に立てるよ?」

     風景が、先ほどまどかが予期していたものに変わる。まどかはまだほむらに抱かれたままだ。
    動けない。腕が震えている。あぁきっと、それは疲れているから。どうしてか涙が溢れてきそうになる。
    それはきっと、夕陽がまぶしいからだ。

    ほむら「・・・まどかぁ、良かったぁ」

     まどかは恥じも外聞もなく泣き叫んだ。先ほどの恐怖が再び湧きあがってきた。死ぬかと思った。殺されるかと思った。
    でも自分はなにも出来なかった。死んでも良い、死に瀕すとそう考えてしまったが――生き延びると、今どれだけ自分が幸福かを
    噛み締めさせられた。

    359 :

    シャルロッテは精神攻撃でも行ってるんだろうか

    361 = 345 :

    杏子「どうやら、あたしらの出番はなかったみたいだな」

    まどか「うっせあんこぱい帰れ。おっぱ・・・尻揉むぞこら」

    杏子「て、てめえ!一体何回約束破れば気が済むんだよ!もうあたしの胸のことは言うな、絶対に弄るな、良いか弄るなよ、絶対だかんな!
    それにな、マミと暮らし初めて、へへん!ちょっと付いてきたんだからな!てめえ見てろよ、ぺったぁんこぱいは過去の虚像だぜ!そのうち
    杏子のきょは巨乳のきょに変わるんだからな!見てろよ、いいか見てろよこのやろうが!」

    まどか「長い長いはいはいQBQB」

    ほむら「・・・杏子」

    杏子「いかにもあたしは佐倉杏子だが、どうしてあんたあたしの名前を知っているんだ?まどかから聞いたのか?」

    ほむら「それはおいおい・・・ではなく、杏子・・・それは多分、太っただけよ」

    杏子「・・・はい?」

    まどか「あんこぱい・・・魔法少女の服はいらねえとか、洒落にならないからね・・・?」

    杏子「いや太ってねえ、太ったわけじゃねえし!豊かになったの!このニュアンス解かる?」

    まどほむ「「はいはい」」

    362 = 345 :

    杏子「だーっ!マミからも言ってやれよ!あたしの胸、最近大きくなってきたよな、な?」

    マミ「・・・少し、餌付けしすぎたかしら・・・」

    杏子「あたしはお前のペットかよ!?」

    まどか「ちなみにあんこちゃん、どこを指して大きくなったと?」

    杏子「ここだよここ!胸の下の部分!へへん、どうだい?触るかい?気持ち良いぜ?」

    まどか「ほむらちゃん・・・帰ろうぜぇ・・・」

    ほむら「・・・えぇまどか・・・わたしたちが居ては、その、杏子に迷惑がトラウマを植え付けかねない・・・」

    まどか「俺様が空気を読める内に・・・ね」

    363 = 359 :

    巨うんこ

    364 = 354 :

    さやかのKYを取り込んだまどかが空気を読んだだと...!

    365 :

    本編でさやかはそこまでKYでもなかったがな

    366 = 359 :

    人の話を聞こうとしないくらいだな

    368 = 345 :

    さやか「こっわいよねー。幸運にも死者ゼロ人だから良かったものの・・・」

    ひとみ「結局上条君にも会えずじまいでしたの?」

    さやか「うん・・・まず病院が警察に閉鎖されちゃってさ・・・で、数日は警察の調査で家族以外は面会禁止だって。ほんと残念」

    ほむら「仕方ないわ。だって、人の命を扱う場所だもの。この異常事態の後に後日開放なんてことをする方が糾弾を受けるでしょう」

    さやか「うーんまぁ、仕方ないよなぁ・・・ぶぅ。いいもん。あたしにはほむらがいるもん。恭介なんてもう良い」

    ほむら「さやか、あなたにはひとみという素敵な親友がいるでしょう」

    まどか「今日のさやパンなんだろうなっ♪ あれ、履いてない!?こりゃ残念。おーい中沢ー、座っとけー」

    さやか「ばっ!?このまどか!あんたいきなり何すんのよ、つか履いてるし、履いてますから!!」

    まどか「女がおパンティーを履いてない履いてない言うもんじゃない!見たまえ、中沢が顔を赤くして前かがみになっているではないか!
    あれが童貞の証だ!」

    さやか「だから履いてるっての!お前は少し黙れこのやろう!」

    まどか「きゃーほむほむー。さやノーパンがいじめるよぉ」ウルウル

    さやか「ほむら・・・あたしたち親友でしょ・・・? ・・・さぁ、そいつをこっちに渡しなさい・・・」

    ひとみ「・・・大変ですわね、ほむらさん」

    ほむら「・・・えぇ、そうね・・・でも、嫌いじゃないわ、こういうの」

    369 = 345 :

    ほむら『1日だけで良いの。・・・お願い、友達で居させて』

    まどか『え、やだ』

    ほむら『お願い・・・』

    まどか『だからやだって』

    ほむら『・・・』

    まどか『いやそんな目で見てもだめ。やだ、めんどくさいからやだ』

    ほむら『・・・』ホム

    まどか『目に涙湛えてもだめだって。いーや、やだ、やだやだめんどくさいからやだ』

    ほむら『・・・わたしは、まどかを助けたわ』

    まどか『魔法少女にはどんな献身にも見返りなんかないんだろ?というかずるいなそれ使うの。でも無理。俺様KYなんで』

    ほむら『・・・まどかと遊びたいから助けたの・・・』

    まどか『だぁかぁらぁ!い・や!』

    ほむら『・・・』ホムホム…

    まどか『・・・わぁたよ、1日だけな。1日だけだからな・・・ちっ』

    370 :

    なにこれ・・・すごくいい!!

    371 = 345 :

    ほむら「ねぇ、今日は帰りにまどかも誘ってもいいかしら?」

    さやか「ん?まぁ、良いけど・・・その変わり、セクハラは全部ほむらが受けてね?」

    まどか「そうは問屋が卸さない!見ろ中沢!これがJCのパンティーというものだぁ!」

    ひとみ「ひゃぁっ!ちょっと、まどかさん!」

    まどか「やべえ殺される!権力に絞め殺されるぅ!」

    さやか「ありゃりゃ、こりゃ死んだねえまどか。何せあんたはかの高名なひとみ嬢に手を出したんだ。只じゃ済まない」

    まどか「・・・消される前に、一つ願いがあるんだ、さやえもん・・・」

    さやか「うん?なんだい?なんでも言ってごらん」

    まどか「さやぱいを吸いたいです」

    さやか「よしひとみ。こいつギルティ。遠慮なくやっちゃってー」

    まどか「あぁん殺生なー」

    372 = 370 :

    373 :

    374 = 345 :

    さやかがほむらを誘って何処か行こうって言うシーンさ、行き場所本屋だったことにしてくれると
    とっても嬉しいなって

    ほむら「それじゃぁ、いつものところ行きましょうか」

    まどか「えー。またジャ○コー?田舎の小坊かっての」

    さやか「ばっかまどか。小坊にゃジャス○ーは早いって。イトー○ーカドーが関の山でしょ」

    まどか「まぁ結局中学生くらいにもなりゃ定番じゃん。もっとアダルティなところ行こうぜー。ラブホ行こうぜー」

    さやか「あんたねぇ・・・行けるわけないでしょうが。一発で年齢ばれるわ」

    まどか「大丈夫だって。俺様着ぐるみ来てくし」

    さやか「いやなんの解決にもなってないから!」

    まどか「『いらっしゃいませー』『すみません、大人二人。』『哺乳類一匹と蛙一匹調理室入りマース』みたいな感じで」

    さやか「いや訳わかんねえし!ていうか笑いどころがさっぱりわからん!蛙は特定されてるのになんでもう一方ただの哺乳類扱いなんだよ!」

    まどか「こんなの絶対美味しいよ!」

    375 :

    面白い

    376 = 345 :

    ほむら「(・・・会話に入れない)」

    ひとみ「お二人とも、仲がよろしいですわよね」

    ほむら「え、あぁ、そうね・・・」ホム

    ひとみ「わたくしが相手では、ほむらさんには役不足ですわよね?」

    ほむら「・・・そんなことないわ。あなたと居ると、とても落ち着く」

    ひとみ「まぁ嬉しい。そんなこと言ってくださるの、ほむらさんが始めてかもしれません」

    ほむら「きっと、二人とも思っているわ。ただ、言葉にする必要がないのではないかしら。・・・正直、その関係はとても羨ましいわ」

    ひとみ「まどかさんには、ムラムラするから近寄るなと言われたことがありますけれど・・・」

    ほむら「・・・」

    ひとみ「・・・」

    ほむら「アイスは、バニラにしようかしら・・・」

    ひとみ「わたくしは、やはり抹茶ですかね・・・」

    377 = 345 :

    眠いんだな、これが

    378 = 370 :

    せめてオチはつけてできればQBで

    379 :

    がんばれ

    380 = 345 :

    ひとみ「申し訳ありません、わたくし習い事が・・・」

    さやか「そっか、またね。あ、二人とも。ちょっと本屋寄っても良い?」

    ほむら「構わないわ」

    まどか「会えないのによくやるなぁ。献身献身」

    さやか「うっさいってーのばーか」

    ほむら「上条君の書く話、是非とも読んでみたいものね」

    さやか「考えたりはしているらしいよ。でも、全然教えてくれないけど」

    まどか「大方、まだバイオリンのことが諦めきれてないんだろうなぁ」

    さやか「・・・それは、そうだろうね。昔っから続けてきたことだから、それは仕方ないよ」

    381 = 345 :

    さやか「でも、恭介なりに前に進もうとしているんだから、あたしは協力したい。なんでも、出来ること全部。
    えへへ、実はさ、恭介が小説書いたりするときに出来ない、タイピングする役目、とか、そんな打算的な目論みも
    あるんだよ。ははっ・・・ずるいよね、あたし」

    ほむら「・・・そんなこと」
    まどか「あるわ」

    さやか「・・・だよねぇ、はは。本当、まどかはすっぱり言うなぁ!」

    まどか「で、もしも上条君の腕が治るって言われたら・・・さやかちゃん、どうるするの?」

    さやか「・・・もしも、そんなことがあるとしたら・・・」

    さやか「・・・わたしは、その悪魔に、魂を差し出せる、かな」

    ほむら「・・・」ホム

    まどか「・・・誰も悪魔とは言ってないんだがなぁ」


    382 = 359 :

    さやさや

    383 = 370 :

    384 :

    385 = 345 :

    QB「まどか。入って良いかい?話があるんだ」

    まどか「・・・インキュベーション。俺様も、丁度話があったんだ・・・」

    QB「まったく奇遇だね。その話とちなみにどういったものだろうか」

    まどか「・・・恋、かな・・・」

    QB「おやおや、どうやら僕らは何かしらの境界を越えてめぐり合った運命の友のようだね。斯く言う僕も恋の談合を君と交わそうかと思っていたところだ。
    いやいや、乙女心と言うのはどうにも複雑でね。女心と秋の空、とはまたちがう趣があるというか、いやどうにもままならない。なぁ、まどか。僕が間違っていたのだろうか。
    僕が愛するのはベアトリーチェただ一人なんだ。だというのに、彼女は僕が女の子に契約を迫ればすぐに浮気だ浮気だと騒ぎ立てる。契約してくれそうな女の子がベアトリーチェに
    顰蹙するからと陰に隠れていてくれと願っても彼女は嫉妬に狂う。まったくわけがわからないよ。どうして女性というのはこんなにも短絡的な生き物なんだい?愛しているのは君
    ただ一人だと僕は何度も言っているのに」

    まどか「それは前にお前さんが言っていたとーり、ベアトリーチェが他の雄と交尾してたらっていうのを想定すれば、まるっと解決よ?」

    386 = 345 :

    QB「――まったく僕らしくないな、君に助けられるだなんて。いや、失敬したよ。ありがとう、やはり君は僕にとって大切な友人だ。
    ありがとう。これからも僕らはビジネスパートナーであると同時に、コンサルタントとクライアントの関係も保ち続けよう。本当に
    今日は助かった。いやすまない、野暮用を思い出してね。あとはテレパシーするからそれでどうにかしてくれ。姿を消すが、
    これは決して君に対し不義理を働いているわけではないというのを御承知してほしい――ベアトリーチェ、ベアトリーチェ!
    あぁ僕が悪かった。確かに君の言う通りだったよ!僕も腸が煮えくり返る!だというのに、ごめんね、ベアトリーチェ。僕は君に
    常時そうであれと強いていたんだ――本当、なんとお詫びすれば良いか解からない・・・ただ、これだけは解かって欲しい。僕が
    愛しているのは世界で、いやこの宇宙で只一人、君なんだということを――え?他の女の匂いがする?
    いやいや、大丈夫、これは憤慨には及ばない。君に対しての愛情を此処で示させてもらおう。僕はね、
    まどかのところを訪ねたのさ!というのも、どうにかして君と仲直りがしたくてね!ははっ、この明々白々な態度
    僕の君に対する真心を理解してもらえるかい!?待て、待つんだベアトリーチェ!違う、まどかとは決して君が邪推するように
    やましい関係ではないんだ、お願いだから顔を水面からベアトリーチェ!くそ、手が届かない!どうして僕の手はこんなに短い――
    はっ、耳毛!そうだ、これがあったじゃないか、ほら、ベアトリーチェこっちだ、おいで・・・そう、もう少し、もう少し此方へ来るんだ
    あぁ、さがってはいけないよ!ほら、こっちへこっちへそう――あぁっ!助けて、誰か助けて!僕は泳げないんだ!まどか、まどか
    聞いているんだろう!?今すぐ住所を言うから助けに来て――」プツン

    まどか「役にたたねー」


    387 = 359 :

    これ全部テレパシってたのか

    388 :

    qbずいぶん長くしゃべるようになって…

    389 :

    ほす

    390 = 370 :

    これ読んでるとなんか安心する

    391 = 345 :

    さやか「恭介、久しぶりだね」

    恭介「あぁ、さやか。本当に久しぶり」

    さやか「大変だったでしょ。あんなことが起きて。恭介は大丈夫だった?」

    恭介「うん。僕は平気だよ。眠って、起きたらなんだか騒々しいことになっていたといった具合かな」

    恭介「その間、本当にさやかが持ってきてくれた本の数々、助かったよ。どれも面白いのばかりだ。
    さやかは傑作を見つける天才だね」

    さやか「えへへ、そうかなぁ」

    さやか「ねぇ恭介。お話考えるの、どう?進んでる?」

    恭介「・・・うん、まぁ、ぼちぼちかな・・・」

    さやか「あたしにできる事があったらなんでも言ってね?力になるから」

    恭介「・・・ねぇ、さやか」

    さやか「ん、なぁに、恭介?」

    恭介「久しぶりに・・・クラシックが、聞きたいんだ」

    392 = 345 :

    さやか「・・・駄目だよ、恭介・・・そんなの、恭介が傷付いちゃうよ・・・」

    恭介「・・・でも、聞きたいんだ・・・」

    さやか「・・・それじゃぁ、あたし以外に頼みなよ・・・あたしは、無理。
    恭介の傷付く姿なんて、見てられないから・・・」

    恭介「ごめん、さやか」

    さやか「・・・そんな、恭介があやまることなんか」

    恭介「ごめんねさやか」バサッ

    393 = 345 :

    さやか「・・・え?」

    恭介「・・・嘘だよ。僕は君が買ってきた本の一冊も読んでいない」

    恭介「君の前で読んでいる振りをしながら、僕はずっと、音楽のことを考えていた」

    恭介「いらないんだよ!僕の人生に・・・文学なんてものは・・・!」

    恭介「父さんも母さんも、君と同じ理由を吐いて、僕から音楽を遠ざけようとする・・・!
    解かってるさ、弾けないなんてくらい!だけど!聞いちゃいけないなんて道理が・・・どこにあるって言うんだ・・・!」

    恭介「とうとう、腕は治らないって言われた。奇跡でも魔法でもない限り・・・それでも、僕は音楽を手放せるとは思えない。
    僕は永久に音楽に関わり続けたい・・・お願いだ、さやか。お金ならいくらでも払うから、CD、買ってきてくれないかな」

    さやか「・・・ょ」

    恭介「・・・さやか?」

    さやか「奇跡も、魔法も」

    さやか「あるんだよ」


    さやか「まどか・・・会わせて。悪魔に」

    394 = 359 :

    さらにまどかが絶望を背負いこむことになるのか

    395 = 345 :

    QB「やれやれ。願い事を叶える相手を悪魔呼ばわりかい?美樹さやか」

    さやか「・・・あんたは、あのときの・・・」

    QB「おっと、それ以上近付かないでくれ、お願いだ。僕の人生に大きな泥を塗ってしまうことになる。
    君にも解かるだろう、美樹さやか。そう、最もいとおしい人を失うという最大にして最悪の汚点だ!
    美樹さやか、どうか理解してほしい。君が愛する人の為に今こうして僕と契約を結ぼうとしているのなら
    君には理解出来る、僕の苦難を。僕は件の愛する人と契約を交わしたんだ。このスペースを全ての女性と保つ
    ということを。さぁ美樹さやか!この世界の空気を読めるさやかであれば履行した上でその願いを奏すことが
    出来るだろう!さぁ、言い給え、君の願いを!僕には理解できる、君の痛みが!苦しかっただろう、愛するもの
    が苦しむ様を見せられる様は、たとい熱された刃で腹をえぐられるのが温く感じるほど悲痛なものだ!
    さぁ、美樹さやか。君はようやくその苦しみから脱却し、愛するものと幸せになる権利を手に入れた。
    解き放ってごらん!それが君の、新しい力だ!」

    さやか「え、あ、きょ、恭介の腕治してー!」

    QB「良いだろう!さぁ、君の願いはエントロピィィィィを凌駕した!
    解き放ってごらん!君の新しい力を!」


    まどか「何で二回言ったよ」

    ほむら「まどか・・・微妙に違うわ・・・」

    396 :

    しエントロピィィィィ

    397 = 345 :

    さやか「これがあたしのソウルジェム」

    QB「それじゃぁ僕は失礼させてもらうよ。何せさっきからベアトリーチェが
    ごきげんななめなんだ。これから蝿をプレゼントする約束なんだよ。それじゃ」

    まどか「QB・・・頑張れ」

    ほむら「この世界のあいつは・・・なんだか憎めないわ・・・」

    さやか「QB・・・本当に優しい奴だった・・・人を愛するということを、教えてくれた・・・」

    さやか「ありがとうQB!あたし、幸せになるよー!」


    まどか「あれこれフラグじゃね?」フグフグ
    ほむら「お願い・・・黙ってて・・・」

    399 = 359 :

    素晴らしいっ! 新しい君の誕生だっ!!

    400 = 345 :

    さやか「さぁて!見滝原の平和は、あたしたちの手で守りましょうか!」

    まどか「――狙ったパンツは逃さない、もちろん、可愛いおっぱいもな♪いつも心はピンク色、
    見滝原ピーチっ!」シャキン

    ほむら「それじゃぁ、さやか。これから巴マミの家に行きましょう。他の魔法少女を紹介するわ」

    さやか「あ、あたしらの他にもいるんだ。へー、会ってみたいなあ、どんな子?」

    まどか「見滝原ピーチ」シャキン

    ほむら「・・・あなたに似ている、と思うわ」

    さやか「えー、マジで?へぇ、どんな子だろう」

    まどか「」シャキン


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