元スレまどか「QB消えろ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 54 :
私は条件を満たしたんだ。
もう覚えたよ。
これを繰り返すというなら繰り返してもいい。
だから早く。その温もりを。
―――私は三度目の時間停止を行う。
仰向く巴マミの傍まで再び歩み寄り、みぞおちに拳を構える。
時間停止の解除に合わせ、体重を乗せ拳を打ち下ろす。
まどか「・・・ひっ!?」
巴マミの身体が大きく跳ねる。
背後に美樹さやかの呻きを感じながら、震える手で、縒れた手紙をまどかに差し出す。
102 :
ほむほむェ…
104 = 60 :
まどかの反応が気になって寝れん
105 :
こンなところで寝れねェだろうが・・・
106 = 54 :
まどか「な、何・・・?」
声を聞くだけで体がしびれるように感じられる。
ほむら「手紙・・・読ん、で」
まどか「や・・・どうして・・・こんな・・」
ほむら「おねが・・・っおねっ」
声がうまくでない。
まどか「そんなこと・・・っマミさん!さやかちゃん!……QB!?」
107 = 60 :
ほむほむ・・・
108 = 54 :
まどかは手紙を受け取らない。
QB「これはひどいね、ふたりとも重傷だ。今から治癒するけれど・・・暁美ほむら、君は何を考えているんだい?」ヒョイ
ほむら「ちが・・・っ私、は……手紙っ」
もう一度手渡しを試みる。おぞましげな眼差しを向けながらまどかはやっと受け取った。
まどか「私の・・・手紙・・・?」
分かっていた。
どうしようも、なかった。
まどか「こんなの・・・違うよ・・・」
109 = 54 :
手紙をもらう日までは、私が繰り返す毎に自分の理想を実現した。
私が守りたいと願ったまどかは、繰り返すたびに弱弱しくなって、同時に、魔法少女としては強くなっていた。
手紙を貰ってから。
繰り返す日常の中、誰もがみんな強くなっていった。
私だけがそのままで、
皆が因果を重ね強くなっていった。
21回のまどかは21様のまどかで、そこに手紙を書いたまどかは居なかった。
私の髪を撫で、頬を撫で、笑い合ったまどかは、それでも、あのときのまどかではなかった。
22回目のまどかも、強張った笑みで私を見るのだろうか。おぞましげに私を睨むのだろうか。
これは長い闘いに、なりそうだ。
私はまだ麓さえ踏んでいない。
あの日の貴方に逢えるまで。
110 :
うわあああああああああああ
111 = 60 :
ほむほむこわれちゃうよ
112 = 54 :
(了)
気合いで終わらせた感が半端ない
というか前半と後半の差が;
ギャグものを書くつまりがどうしてこうなった
お付き合い頂いてまだ起きている方いましたらありがとうございます
ちゃんと書けないとこのように読者に迷惑をかけるのだと身にしみて分かりました
もっと精進しようと思います
本当に申し訳ありません;
113 = 60 :
乙
水遁残念だったな
完結してよかった。
面白かったけどほむほむを幸せにしてやってほしかったぜ
114 = 99 :
さあ何もなかったかのようにタイムリープして続けるんだ
ビバリセット世代
115 = 57 :
乙
結局QB消す為に頑張るのはほむほむ一人だったのか
まどかのドSっぷりパネェな
116 :
乙
> ほむら(濡れた)
> それは黄色いがチーズではない。
さらっとこういうの混ぜれるのに私には無い才能を感じる
みんなの評価 : ☆
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