元スレまどか「キュゥべえが女の子に!?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 :
おおぐんたまどか
102 :
だいおうぐんたまどか
103 :
ほ
104 :
さいたま
105 = 97 :
まどかの聖地が群馬っぽくて俺は嬉しいよ
106 = 71 :
ほ
107 = 71 :
ほ
108 = 83 :
ほ
109 = 71 :
ほ
110 = 71 :
ほ
112 = 71 :
ほ
113 :
キュべレイは擬人化しなくてもお美しい
114 :
キュベレイの美しさはハマーンがパイロットでかつ専用色のパールホワイトでこそだと思う
115 :
どうでもいいけど昔のスパロボでキュベレイにEN回復とかHP回復とかついてたのはなんだったんだろう
DG細胞でも埋め込んでたのか
116 :
ほ
117 = 103 :
ほ
118 = 82 :
む
119 = 115 :
杏子「…いた!さやかだ!」
オクタヴィア「…」
マミ「鹿目さん、キュゥ子、始めて頂戴」
まどか「分かりました!…さやかちゃん、聞こえる?」
オクタヴィア「…!」
(車輪が撃ち出される音)
ほむら「…攻撃が始まった!」
(三人が二人を守るように結界を展開する音)
キュゥ子「さやか…お願いだ、目を覚ましてくれ!」
まどか「こんなの、さやかちゃんがやりたかったことじゃないはずだよ!」
杏子「いいぞ、続けろ!」
120 = 115 :
キュゥ子「君の力はこんなことをするためにあるんじゃないはずだ!」
まどか「誰かを…みんなを守るヒーローにさやかちゃんはなれるんだよ!」
オクタヴィア「…」
(車輪が続けて撃ち出される音)
マミ「くっ…美樹さん、お願いやめて!」
ほむら「…ッ!美樹さやか…私たちは…!」
オクタウ゛ィア「!!」
キュゥ子(これでもまだ…駄目なのか…
キュゥ子がふと演奏し続ける使い魔に目を向ける
キュゥ子(…もしかして彼女は…!)
121 = 115 :
キュゥ子「みんな!静かにして!」
杏子「はぁ!?お前何言って…」
キュゥ子「いいから!」
…
オクタヴィア「…」
ほむら「攻撃が…止まった?」
マミ「どうなってるの?」
キュゥ子(やっぱり…)
122 = 115 :
まどか「キュゥ子ちゃん?」
キュゥ子「彼女は…あの使い魔の演奏だけが全ての世界なんだ
僕たちの声は…ただの雑音にすぎない」
杏子「そんな…」
マミ「じゃあ一体、どうすれば…」
ほむら「…」カチャッ
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「彼女に何も届かないなら、やることは一つよ」
杏子「お前…諦めるっていうのかよ!」
123 = 115 :
ほむら「私だって…」
キュゥ子「…?」
ほむら「私だって…諦めたく…ないわ
みんな笑いあって…幸せな…そんな日々を送りたい!」
マミ「暁美さん…」
ほむら「けど…どれだけやっても…無意味だっていうなら…
もう私たちにできることは…」
まどか「…まだ方法はあるよ」
杏子「何だって!?」
マミ「鹿目さん…まさか!」
まどか「キュゥ子ちゃん、私と契約して」
124 :
えっ?
125 :
おいおい
126 = 115 :
ほむら「まどか!?」
キュゥ子「それだけはダメだ、まどか」
まどか「なんで!?私には無理だって言うの!?」
キュゥ子「違う、君には魔法少女として恐ろしいほどの素質がある
確かにさやかを元に戻せるだろうね」
まどか「ならなんで…」
キュゥ子「魔法少女の素質があるってことは、それだけ強い魔女になるってことだ
それこそ、世界を滅ぼせるような…」
ほむら「…史上最悪の魔女にね」
まどか「そんな…」
杏子「本当に…もう打つ手はないのかよ…!」
127 :
128 :
普通に可愛いと思うんだけどーアニメ版
129 = 115 :
キュゥ子「…僕が」
キュゥ子「僕がなんとかやってみる」
マミ「キュゥ子?」
キュゥ子「僕が自分自身と契約して願うんだ
僕が人間として生きてるなら、できるはずだ」
まどか「それじゃ…あなたが…」
キュゥ子「まどか、君は僕が敵になったら撃ってくれる
そう言ってくれたね
その言葉、信じるよ」
まどか「キュゥ子ちゃん…」
キュゥ子「もし僕が魔女になりそうなら…迷わず殺して欲しい」
マミ「キュゥ子…」
130 = 115 :
キュゥ子「…始めるよ」
キュゥ子が光に包まれる
キュゥ子「ぐっ…」
その直後オクタウ゛ィアを光が包み込む
オクタヴィア「gyy…」
キュゥ子「あ…ああ…」
キュゥ子を包む光が弱々しくなっていく
ほむら「キュゥ子!」
キュゥ子「まだ…あと少し…」
132 = 115 :
次第にオクタヴィアの身体が崩壊していく
オクタヴィア「uryyyyyyy!!!」
キュゥ子「あああああああ!」
杏子「キュゥ子!」
マミ「結界が…崩れていく…」
オクタヴィアが完全に輪郭を失いソウルジェムのようなものが落ちてくる
キュゥ子「…」ドサッ
まどか「キュゥ子ちゃん!」
ほむら「ソウルジェムが…出てこない?」
133 = 124 :
えっていう
134 = 115 :
杏子「おい!さやかのソウルジェムは回収したぞ!」
マミ「あれ…佐倉さん、そのソウルジェム…!」
杏子が持ってきたソウルジェムは真っ黒に染まっていた
ほむら「まさか…失敗したの?」
杏子「いや…微かにだが…この中にちゃんとさやかの魂はいる」
まどか「キュゥ子ちゃん?キュゥ子ちゃん!?」
マミ「…とりあえず私の部屋に運びましょう」
135 = 115 :
~マミ宅
キュゥ子「…」
マミ「一体、どういうことなのかしら」
杏子「ソウルジェムを持ってきてもさやかは起きない…
こいつもだ。契約したはずなのにソウルジェムが出てこない…」
ほむら「失敗でもなければ成功した訳でもない、というところかしら」
まどか「ねぇ、2人ともこのまま起きないのかな…」
ほむら「分からないわ。この時間軸は、イレギュラーな要素が多すぎる
これからどうすればいいのか私だって知りたいくらいよ」
杏子「…そういえばお前、時間軸がどうのこうのって
何の話をしてるんだ?」
ほむら「それは…」
キュゥ子?「彼女はここ1カ月ほどの時間を延々とやり直し続けている
そうでしょう?」
137 = 115 :
マミ「キュゥ子!?」
まどか「目が覚めたの!?」
キュゥ子?「私はこのインキュベーター、キュゥ子ではありません」
杏子「はぁ?何言ってんだこいつ」
キュゥ子?「私は…なんと言ったらいいんでしょうか…
意識の集合体のような…」
ほむら「イデ?」
キュゥ子?「そうそう、それそれ
厳密にはちょっと違いますけど…
この個体を人間の少女にしたのは私の力です」
マミ「なんですって!?」
139 = 115 :
キュゥ子?「インキュベーターが魔法少女を魔女に変えた後、グリーフシードを回収しますよね?」
杏子「…ああ」
キュゥ子?「そのグリーフシードには、魔法少女だった時の残留思念のようなものがあるんです」
キュゥ子?「エネルギー回収の過程で一箇所に集められたグリーフシード…
残留思念がやがて一つの意識となった。それが私です」
杏子「つまり…私たちの先輩ってことか」
キュゥ子?「そうですね…私の事はイデ子と呼んでください」
マミ(ネーミングが適当すぎるわね…)
140 = 115 :
まどか「それで、なんでキュゥべえを女の子に?」
イデ子「インキュベーターは私…私たちを騙していた
私たちの感情というものをただのエネルギー源としか考えてなかった」
イデ子「当然恨んでいます。けど、この姿になっても彼らを全滅させるような力はない
そして考えました。彼らに復讐するならどうしたらいいか…」
ほむら「それで女の子に変えたって訳ね」
イデ子「かつての私たちの境遇になれば、きっと感情の本質に気付いてくれる
本当は全ての個体に出来ればよかったんですが、私の力ではこれが精一杯で…」
マミ「そうなんですか…」
イデ子「今この子はインキュベーターと人間の中間の存在…
契約するにも感情がまだ未熟なせいでこうなったと私は考えてます」
141 = 115 :
杏子「…キュゥ子とさやかは助かるのか?」
イデ子「キュゥ子に関しては私の全ての力を使えば可能だと思います
けれど、そのさやかという子は…キュゥ子の感情の成長次第です」
イデ子「契約に値するように強くなればあるいは…」
まどか「あの…」
イデ子「?」
まどか「キュゥ子ちゃんのことは…私たちに任せてください
私に何ができるか分からないけど…」
イデ子「ふふ、ありがたいです
そう言ってくれるなら…私も安心して眠れます」
142 = 115 :
杏子「お前は…その、消えるのか?」
イデ子「キュゥ子の中で…深層意識の中に生き続けます
だから心配はしないでください。元々幽霊みたいなものですし」
ほむら「そう…」
イデ子「そうだ、最後にマミさん」
マミ「何でしょうか?」
イデ子「この子とは、友達でいてください。私からのお願いです」
マミ「…」
イデ子「できるだけ多くの支えが必要なんです」
143 = 115 :
マミ「…言われなくても、私とキュゥ子は…友達ですよ」
まどか「マミさん…」
イデ子「ありがとう…それでは、私はこれで…」(キュゥ子の身体が光に包まれる音)シュゥゥ
(キュゥ子が再び倒れこむ音)ドサッ
キュゥ子「う…」
杏子「キュゥ子!」
キュゥ子「あれ…僕は…
!そうだ、さやかは!?」
さやか「…」
キュゥ子「そんな…やっぱり…僕じゃ…」
144 = 115 :
マミ「落ち着いてキュゥ子。あなたはできるだけのことはやったのよ」
ほむら「美樹さやかをグリーフシードからソウルジェムの形まで戻せた
十分すぎるほどの成果よ」
キュゥ子「でも…彼女は僕のせいで…
あの時ちゃんと断っておけば…」
杏子「さやかは言ってたろ?お前を恨んでないって
それに、戻せないって訳じゃないらしいよ」
キュゥ子「本当なのかい!?」
145 = 115 :
キュゥ子「僕の感情次第…か
正直言うと自信がない」
ほむら「感情なんて目に見えるものでもないし、ましてや成長なんて分からないものね」
まどか「でも…キュゥ子ちゃんならきっとできる
私は…そう思う」
キュゥ子「まどか…ありがとう」
マミ「え、ええと…キュゥ子?」
キュゥ子「なんだい、マミ」
マミ「その…友達じゃないなんて言ってごめんなさい
あの時私はあなたを信じられなかった」
キュゥ子「…」
147 = 115 :
マミ「我が儘かもしれないけど、私とずっと友達でいて欲しいの
駄目…かしら」
キュゥ子「もちろんいいよ、マミ
君にあんなこと言われた時、僕の世界が終ったような感じがして…」
マミ「…大丈夫、もうそんな思いはさせないわ
だから、安心して。ね?」
キュゥ子「マミ…うわぁぁん!」(マミの胸に飛び込む音)
マミ「キュゥ子…
よし!これは完璧のはず!絶対いける!むしろこのままベッドイン!
突き放しちゃってからどうなるかと思ったけどこれは好感度リバウンドキタコレ!」(小声)
ほむら「コホン…美樹さやかはどうしようかしら?」
まどか「今はただ眠ってるような感じだし…どこかで安静にしてた方がいいと思うけど」
148 = 115 :
杏子「そ、その、私が預かっちゃ駄目かな?」
まどか「杏子ちゃんが?」
杏子「私の寝床ならそう人目にはつかないし、静かだしな
べ、別にやましいことなんて考えてないぞ。本当だぞ」
まどか「いいと思うけど…ほむらちゃんはどう思う?」
ほむら「別に構わないわ。」
杏子「イエスッ!」(小声)
「それじゃ、私が誠心誠意さやかの世話するからな!
任せておけ!」
杏子「そう、身体拭くのにちょっと脱がせたり血行悪くならないようにモミモミしたり
寂しそうなら一緒に寝たり…」(小声)
150 = 115 :
(ほむらが時間を止めて杏子の背後に移動する音)
ほむら「ほどほどにね」ボソッ
杏子「ああ…って!?」
まどか「あれ、ほむらちゃん何時の間に…」
キュゥ子「…zzz」
マミ(泣きつかれて寝ちゃった
ヤバイ凄くかわいいわこの子)ジュルペロッ
みんなの評価 : ★
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