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    元スレゆり「オペレーション・スイーツフォワード!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 前スレ→1298015819 + - 次スレ→1301935035 + - AngelBeats! + - エンジェルビーツ + - オペレーションシリーズ + - 東方 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    携帯から代理立て

    2 :

    ~~♪ ~~♪


    日向「お、昼休みのチャイムじゃねぇか」

    音無「腹減ったと思ってたら、もうそんな時間になっていたのか」

    日向「んじゃいっちょメシでも食べに行こうぜ」

    音無「いいね、決まりだな」

    直井「音無さん! 僕も一緒についていっていいですか!」

    音無「ああ、いいぞ」

    直井「ふん…そういうワケだから貴様は一人便所でマーボーでも食べているんだな」

    日向「ふざけんなっつぅの! なんで誘ってねぇお前からそんなん通告されるんだよ!
       しかも『僕も』って言ってたのに俺ありきの事柄じゃなかったわけ!?」

    直井「音無さんが行くから『僕も』とつけただけだろうが。
       全く、愚民であるが故の勘違いも甚だしいな」

    音無「あー、はいはい。いつもどおり三人で一緒にメシ食べようぜ」

    3 :

    久々だな 楽しみにしてるぞ

    4 = 2 :

    【初見の方向けのあらすじ】

    天使から神の所在を突き止めようと、様々なミッションを遂行する『死んだ世界戦線』。
    しかしてそのどれもが、神の所在どころか天使に見向きもされない始末。
    ボケ倒しで歩みを進めるゆりっぺ達の明日はどっちだ……!


    ちなみに過去スレを見ずとも本編には全く問題ありません。


    関連スレ:オペレーションシリーズ

    音無「オペレーション・ラブエクストリーム…?」
    音無「オペレーション・スレイブオブマイン…?」
    音無「オペレーション・ラブエクストリーム 2 …?」
    音無「オペレーション・ラジオウェイブトーキング…?」

    5 :

    スレ立てれたんだ
    よかったよかった

    楽しみにしてるよ

    6 = 2 :

    ~食堂にて~


    日向「お、音無はA定食か」

    音無「昼飯ならこれが鉄板だろ」

    日向「A定食もいいけれど、がっつり食べるならやっぱり納豆カレーだろ」

    音無「これとそっちじゃ見るからにボリューム違うしな」

    日向「ゆりっぺが納豆嫌いな所為もあって、お前らとくらいしかコレ食べられないんだよ」

    音無「へぇ、ゆりは納豆嫌いなのか」

    日向「ああ。体育会系男子が一週間履き続けた靴下の匂いー!とか言ってさ…」

    音無「うわ、お前の一言で俺もそれ食べられなくなりそうだ…」

    日向「………俺もなんか食欲失せてきちまったよ」

    8 = 2 :

    音無「そんじゃ、いただきます」

    直井「いただきます」

    日向「いっただっきまー……」

    ~~♪ ~~♪

    日向「んぁ? 校内放送のチャイムじゃねぇか」

    直井「ふん、大方NPCでも呼び出されるんだろう」

    音無「じゃ、気を取り直して」

     「「「いただきまーす」」」


    『SSSのメンバーに告ぐ! 繰り返す、SSSのメンバーに告ぐ!』


     ピタッ


    日向「……おい、直井。まだマーボーを口に運んでないのに汗が浮かんでんぞ」

    直井「……同じ台詞を貴様にそのまま返してやろうか」

    音無「……さっきまでの空気が嘘みたいな緊張感だな」

    9 = 2 :


    『戦線精鋭の女性陣、放課後のPM4:30までに調理室に集合!
     男性陣は間違っても来ないように!』


    日向「へ? 女性陣?」

    音無「今回は男手が必要ないミッションというのか」

    日向「今までとは趣向の違う内容って事か」

    直井「ふん、ここしばらくは面倒事ばかりだったから願ってもない」

    音無「しかして女子ばかりで行なうミッションなんて想像し難いな」

    日向「確かにそりゃ言えてるわ」

    10 = 2 :


    『繰り返す、戦線精鋭の女性陣は放課後のPM4:30までに調理室に集合!
     もし今回のミッションの過程を覗いた男性陣は、まずは眼球と脊髄を………』プツッ



    日向「怖えぇぇーーよ!! 眼球と脊髄が一体どうなっちまうんだよ!!」

    音無「しかも『まず』とか言ってたあたり、更に上乗せされる何かがあるのか……」

    直井「音無さん。
       僕はあの女こそが神云々という前に倒さなくてはならない敵のような気がします」

    音無「これじゃあどっちが悪役なのか分かんねぇな…」

    11 :

    岩沢に期待しつつ寝る

    12 = 2 :

    同時刻  ~作戦本部にて~


    藤巻「なんか凄げぇ恐ろしい言葉が聞こえてきた気がするんだがな」

    大山「ゆりっぺの放送は毎度ながら無駄に緊張感が走るね!」

    高松「今回は男子禁制のミッションですか」

    藤巻「……へへっ。お前らさ、何かそういう隠し事って気になんねぇ?」

    松下「藤巻、そういうのは無粋というんだぞ」

    野田「ゆりっぺが来るなというなら俺達はそれに従うべきだろうが!」

    TK「just creatures on the earth~♪」

    大山「それにもし万が一見つかったら、中世の拷問みたいな事受けるんだよ藤巻くん!」


    藤巻「あーーーもう! 男の割合が高すぎんだろこの空間!!」

    高松「全くですね」 スルスル

    藤巻「いきなり何の前触れもなく脱ぐなぁぁぁぁぁぁーーー!」

    松下「あんまり叫ぶとむさ苦しいぞ」

    藤巻「『むさ苦しさAngel beats!代表』に言われちゃどうしようもねぇなチクショウ!」

    13 :

    ちょいちょい名前見ても顔が出て来ないやつがいる

    14 = 2 :

    高松「冗談はさておき、見に行くのは本当に止めておいた方が無難かと」

    藤巻「冗談でもいきなり脱ぐのは勘弁してくれよ…」

    野田「触らぬ神は猫を殺すというヤツだ」

    藤巻「混ざりに混ざって神様が残酷な猫嫌いになってんぞオイ!!」

    TK「You came hear no way out~♪」

    大山「ほら、TKもこう言ってるよ藤巻くん」

    藤巻「どう言ってんだよ!」

    TK「止めておきなはれ。それに彼女なら後日しっかり説明してくれるだろうから、
       それまでゆっくり待てるだけの器量も大事ですよ藤巻氏」

    藤巻「ああもうツッコミ追いつかねぇよ! 普通に伝えれるならそうしとけっつぅの!」

    16 :

    アニメじゃ名前覚えにくいから助かるわ

    17 = 2 :

    さらに同時刻 ~学習棟A棟 空き教室にて~


    ひさ子「…なんだ、さっきの放送は」

    関根「……嫌な予感だね」

    入江「……嫌な予感しかしないね」

    ユイ「いやぁ~! こりゃヤバそうな匂いがプンプンしますねぇ~。
       むしろこれだけ嫌な予感しかしなかったら、逆に良い事かも知れませんよ!」

    ひさ子「あんたの無駄なポジティブっぷりには感動すら覚えそうだよ」

    岩沢「ねぇ、ちょっと」

    ユイ「おぉ! 岩沢さんが口を開いた!」

    ひさ子「いや確かに口数は少ないけれど、そんな驚くことじゃないだろ…」

    岩沢「ここの曲だけどさ、リバーブかけすぎて音が崩れてないか?」

    ひさ子「口開いてもどうせそんな事だろうと思ってたよ…」

    ユイ「安定の音楽キチっぷりですね!」

    18 = 2 :

    ユイ「というか、今回って別に私達が出る必要性は無いんじゃないですか?」

    ひさ子「う~ん…どうだろうな」

    入江「でも戦線精鋭って放送で言ってたし、カウントされてる可能性もあるのかなぁ?」

    関根「私達は陽動部隊であって、戦闘に関してはからっきしだもんね。
       精鋭に含まれているのかどうかは難しいかな」

    ユイ「という事はですよ!
      『その辺の定義が曖昧でしたので、保留と考えて今回は見送りました~』で
       どうにかまかり通る理屈じゃないですかね!?」

    ひさ子「どちらかというと屁理屈に限りなく近いがな……」


    ~~♪ ~~♪


    『もちろんガルデモの皆も強制的に参加よ!』 プツッ


    ユイ「な、なんという見事なタイミングで放送を…」

    入江「間髪いれずに淡い希望を否定してきたね~」

    ひさ子「…盗聴器でも仕掛けられてるんじゃないだろうな」

    20 = 2 :

    ――放課後――


    ゆり「みんな、よく集まってくれたわね」


    遊佐「言われたように教室付近にはギルドメンバーの方を数名配置しておきました」

    ゆり「ご苦労様。いつも手早い仕事に感謝するわ」

    ひさ子「随分と重々しい警備だな…男共に見られちゃ何か問題でもあるのか」

    ゆり「大有りよ。今回のミッションは私達で行なうことに意義があるの」

    遊佐「…ゆりっぺさん。今回も突発的という解釈で宜しいのでしょうか?」

    ゆり「いやいや、いくら私でも毎度急に考えつくわけ無いじゃない」

    ひさ子「だったら急に呼び出すなっつうの」

    遊佐「具体的には今回のプラン、何時頃に計画を練っていたのですか?」

    ゆり「昨日の学食で野田くんとご飯食べている時よ」

    ひさ子「……また絶妙な頃合だな。
        ていうか最近あんたホントよくあのハルバードと一緒に居るよな」

    ゆり「たまたまよ、たまたま」

    21 :

    安価で椎名さんを取るまで眠れないな……

    22 :

    明日早いから寝たい。だがみたい

    23 = 2 :

    入江「な、なんか秘密の任務って緊張するね~…」

    関根「おぅおぅ、みゆきち! ブルってんのかーい!?」

    入江「ちょ、ちょっとだけ……」

    関根「アタシもだーい! 何言われるかドキドキもんだぜーぃ!」

    ユイ「おおーぅ、テンションたっかいですねー!
       一体何食ったら普段からそうなっちまうんですかー!?」

    関根「つまり私が普段何を食べているのか気になって聞きたいのかい!」

    ユイ「うっす、実はそんなに聞きたくないッス!」

    ひさ子「…実も蓋も無い会話だな、オイ」

    24 = 2 :

    ゆり「では、ちゃっちゃと済ませるために早速今回のミッションを説明するわよ」


    ゆり「今回のミッションは…これよ!!」



    『オペレーション・スイーツフォワード』

    25 = 2 :

    ゆり「今回のオペレーションの内容を説明するわ」


    『学園内で幸せな事柄を達すれば、その生徒は成仏する。
     学生の幸せな1シーンと言えば恋愛に関わる事柄がポピュラーであろう。
     今回は擬似的にその幸せなシーンを演出するために、
     今の季節柄に似つかわしくチョコを手渡すという手段を用いてみる』


    ゆり「以上、大まかな概要よ」

    遊佐「……つまり?」


    ゆり「要するに、チョコ渡してさも『私たち青春してます~』って見せ付けるのよ。
       あくまでオペレーションなわけだから、当然私たちは成仏しない」

    入江「な、なるほど~」

    ゆり「それをたまたま通りがかった天使が目撃して、
       <何故あの人たちは幸せそうなのに成仏しないのか>という疑問を持たせる。
       そして慌てふためく彼女は神へ相談しに行くでしょう。そこを突き止めるのよ!」


    ひさ子「天使がたまたま通りがかるのを待つあたり、これはまた運任せの内容だな…」

    椎名「あさはかなり」

    26 = 15 :

    フォワードってこれだよな
    .html

    27 = 2 :

    入江「ねぇみゆきち、今日の日付ってさ…」

    関根「どっからどう見ても2月の13日…」

    ユイ「おお! なんかチョコ作る理由が明確になりましたね!」

    ひさ子「わざわざ調理室に集まらせた理由ってのは、ひょっとして…」

    ゆり「手作りのチョコを制作するためよ。
       適当に溶かして固めるも良し、手の込んだ義理チョコを作っても良し」

    遊佐「まさかの手作りオンリーですか」

    28 = 2 :

    岩沢「既に完成してるヤツがあるなら、あたしはそれが良いんだが…」

    関根「もう完成されている物だったら、ラッピングするだけで楽なんですけれどね」

    ひさ子「手作り義理チョコとかド本命と勘違いされても仕方ないぞ」

    ゆり「ぐっ…………!」

    椎名「あさはかなり」

    ユイ「要するにアホだったんですね!」

    ゆり「うっさいわね! やっちゃったものは仕方ないし、潔く取り掛かりなさい!
       だったら板チョコ溶かしてもう一回板チョコの型に流し込んで作ればいいじゃない!」

    ひさ子「…不毛な提案にも程があるだろ」

    29 = 5 :

    寝る





    起きたときが楽しみだ

    30 = 2 :

    ゆり「言っとくけとあくまでも意図的に、だからね。 その辺は気をつけるように」

    関根「気をつける?」

    ゆり「本気のチョコを作ると作戦の破綻にも繋がりかねない。
       チョコを作るときは勿論、渡すときも義理チョコだというのを暗に醸しだすのよ!」

    ユイ「うわ、また妙にハードルの高い事を要求しますね」

    遊佐「………」


    岩沢「なぁ、これをあの連中に伝えないのは何か考えがあっての事か?」

    ゆり「勿論よ。もし事前にこのオペレーションを大根役者共に伝えたら
       『わーうれしい、おれこんなにしあわせなのはじめてだー』とか
       棒読み以前のリアクションが返ってくる可能性が大じゃないの」

    ひさ子「まぁ一概にそうとは言い切れないが、
        新鮮な反応を促したいなら事前に通告せずにぶっつけ本番が一番だろうな」

    ユイ「よっしゃあ! アタシの女子力を見せ付けるときが来たようですね!」

    入江「おお、気合入ってるねぇ~」

    ユイ「…まぁ、適当にやってりゃ見事なモノが出来ると信じてますよ」

    関根「数秒前が嘘みたいな弱気っぷり!?」

    31 :

     

    32 = 2 :

    遊佐「……私個人の事で申し訳ないのですが」

    ゆり「ん? どうしたの?」

    遊佐「あまりピンと来ないので、どう受け渡すかをゆりっぺさんが実践してくれると
       こちらとしては非常に助かります」

    関根「おお! ナイスアイデアですね!」

    入江「何事も見本があれば助かります~」


    ゆり「いいわよ。じゃあ模擬戦を兼ねた相手は、そうね…」

    ひさ子「いやいや、模擬戦てアンタ…」

    ゆり「貴方にお願いしちゃおうかしら」


    >>35

    33 :

    岩沢さん

    34 :

    俺メモ

    藤巻 黒短髪、刀
    大山 男の娘
    高松 青短髪、筋肉メガネ
    野田 斧バカ
    関根 黄、ベース
    入江 薄紫、ドラム

    35 :

    遊佐さん

    36 = 15 :

    また無難だな…しかしアリだ

    37 :

    >>35
    まさかの…

    38 = 2 :

    遊佐「………私、ですか」

    ゆり「そ、ここは遊佐さんが一番適任ね」

    遊佐「それはまた何故に?」

    ゆり「感情の起伏が薄い貴方なら、いちいちリアクションに反応しなくても良さそうだし
       何だかんだで付き合いも長いから気楽に演じれそうなのが理由よ」

    遊佐「付き合いが長いというならば、椎名さんも負けていないと思うのですが」

    椎名「あさはかなり」

    ゆり「何よ、私が相手じゃ不服ってわけ?」

    遊佐「……いえ、失礼しました。 見本の相手をさせていただきましょう」

    ゆり「よっし! じゃあ早速やってみるわね!」

    39 = 2 :

    ゆり「はい、これ。今日バレンタインでしょう。
       どうせ誰からも貰ってないだろうと思って貴方にあげるわよ」

    遊佐「あ、ありがとうございます……」

    ゆり「勘違いしないように。義理チョコよ」

    遊佐「でもコレって手作りですよね……?」

    ゆり「そ、それは自分で作った方が安上がりで済むし…」

    遊佐「この世界は金銭に関してあまり気にしなくてもいいのでは?」

    ゆり「そ、そう言われちゃうと…」

    遊佐「それにラッピングまで…」

    ゆり「あーもう、いちいち細かい! 私がアンタのために手作りの義理チョコ用意したのよ!
       嬉しいの? それとも嬉しくないの!?」

    遊佐「う、嬉しいです…」

    ゆり「よし、素直に受け取って喜んでればいいのよ。
       繰り返すけれど勘違いはしないようにね」

    遊佐「……ありがとう、ございます」

    ゆり「ふ、ふん。 喜んでくれるなら、その、なんていうか…作って良かったわ!」

    40 = 2 :

    関根「……こ、これは予想以上にひどい」

    椎名「あさはかなり」

    岩沢「下手くそ」

    ひさ子「いくらなんでも下手すぎるだろお前…」

    入江「あれは勘違いされても文句は言えないくらいの恥ずかしがりっぷりですね~」

    ユイ「いよっ! こーの大根役者!!」

    ゆり「うっさいわね! 生きてる頃にこういうイベント無かったから仕方ないでしょ!!」

    遊佐「ゆりっぺさんがあまり参考にならないという事だけは分かりました」

    41 = 2 :


    ゆり「他に何か聞きたいことは?」

    関根「あのぅ、一つ質問があるんですけど」

    ゆり「許可するわ」

    関根「チョコを受け取った方が成仏する、なんて事があるんじゃないですか?」

    ゆり「うちの男連中はアホ揃いだけど流石にそんな人は居ないでしょう」

    ひさ子「いや、少なくとも一人は該当しそうな奴がいるんだが…」


    ―――――


    野田「ぶへえぇぇぇぇーーっくしょい!!」


    松下「なんだ、急に大仰なくしゃみなんかして」

    高松「この時期の風邪は長引きますから、上着を着込んでおいたほうが宜しいかと」

    藤巻「高松はまず上着を着る努力から始めとけよ」

    42 = 7 :

    間違いなく消えるな

    43 = 2 :


    ゆり「では、そろそろ本格的に始めましょうか」

    ひさ子「ああ、すまん。 最後に一つだけいいか?」

    ゆり「許可するわ」

    ひさ子「サンキュー。 これってさ、各自が男全員分に作るのか?」

    岩沢「だとすれば相当な手間がかかりそうだな」

    ユイ「下手したら夜遅くまでかかっちゃいそうですね!」

    ゆり「う~ん…確かに今の時間帯から考えて、全員分の用意は難しそうね」

    44 = 2 :

    ゆり「それじゃあ各々が一人にだけ義理チョコを作ることにしましょうか」

    入江「…な、なんだか本命チョコと間違われる危険性が上がってる気がするんですけど~」

    ゆり「平気よ平気。要は気の持ちようよ。
       アンタの為に作ったんじゃない、と思いっきりオーラ出して渡せばいいのよ」

    関根「うっはぁ~、ツンデレだぁ~!」

    ゆり「渡す相手は…立候補制にでもする?」

    ユイ「え~! それはちょっと恥ずかしいですよ~!」

    椎名「あさはかなり」


    ゆり「もぅ、仕方ないわね。 念のために持ってきておいて良かったわ」

    ひさ子「ま、まさか………!」

    45 = 2 :

    ゆり「今回もコレ使うわよ~!」

    関根「こ、これは……」

    入江「こういう突発的なオペレーションでは必ずと言っていいほど登場している……」

    岩沢「クジ引き用の箱、だな……」

    椎名「あさはかなり……」

    ひさ子「うわぁ、これでまたランダムに決めんのかよ……」

    ユイ「今回は今まで以上にミッションでの火傷の度合いが高そうですね!」

    46 = 7 :

    ちくしょう寝る

    47 :

    どっせえええええええええええええええい

    48 = 2 :

    ゆり「チョコの制作時間を削る前に、さっさと引いちゃうわよ」

    岩沢「…で、最初の犠牲者は誰になるんだ?」

    ゆり「あら、犠牲者なんて人聞きの悪い。先陣を切るのはそうね…まずは椎名さんからにしましょうか」

    椎名「わ、私からか!?」

    ゆり「遅かれ早かれ順番は回ってくるのよ。 だったら先に決めておくと気が楽でしょ?」

    椎名「む、むぅ…言われてみれば確かに」

    ゆり「それにもしも椎名さんの意中の相手が、先に決まっちゃったら嫌でしょ?
       ま、それは椎名さんに意中の相手がいれば~の話なんだけど…」

    椎名「……………!」

    ひさ子「悪魔のような話術だな、オイ…」


    ゆり「さ、椎名さん。 サクっと引いちゃって頂戴♪」


    椎名「あさはかなり…あさはかなりいいいいいいいいいいいいいいいい!!」


    椎名っちがチョコを渡す相手
    >>50

    49 :

    大山


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