元スレ上条「16歳の誕生日に魔王倒しに行く羽目になった」

みんなの評価 : ★
1 :
詩菜「当麻さん的にはまだもう少し寝ていたいでしょうけどそろそろ起きないと王様に怒られますよ」
上条「・・・ん・・・ごはんはまだだぞ・・インデックス・・」
詩菜「あらあら、当麻さんったら寝ぼけちゃって本当に起きないと間に合いませんよ」ユサユサ
上条「ん・・・?ってあれ何で母さんが?ってか何で俺ベッドに寝てるんだ?」
詩菜「こんな大事な日に寝ぼけてるなんて当麻さん的には魔王なんてかなり余裕な感じなのかしら?」
魔王?何その不幸そうな単語
詩菜「早く準備して王様に会いに行きなさい、今日が勇者当麻さんの旅立ちの日なんですもの」
当麻「え?」
当麻「ええええええええええええ!!」
2 :
期待していいんだな?
3 = 1 :
どうやら目が覚めると私上条当麻は不思議な幻想の世界に来てしまってるらしい
んで俺が魔王ってのを倒しに行くため立ち上がった勇者らしい
とりあえず簡単な話を聞いてお決まりの「不幸だー!!!」と叫んでおく
そして何でいきなりこんな可笑しな事になったのか昨日の寝るまでの事を思い出してみる
―それは昨夜の事
土御門元春がいきなり「かみやーん!このゲーム面白いから貸してやるぜよ!」
と勢い良くゲームを持ってきたのが始まりだ
5 :
みずがめ座だから今ぐらいの生まれか
具体的な誕生日はいつだろ
6 :
なにっ
7 :
魔王自体が異能の塊のようなもんだから触れたら魔王がはじけとぶ簡単なお仕事です
8 = 1 :
「ふむふむ・・・ドラクエ3・・・?しかし土御門の奴いきなり来てゲームだけ貸して行くなんて・・」
頭をボリボリと書きながら当麻は改めてゲームを見る
ソフトラベルを見る限り冒険もののRPGらしい
「ねーねーとうま、それどんなゲームなの?」
インデックスもどうやら愛猫スフィンクスとじゃれ合うのにも飽きて
飛び込んできたゲームに興味を持つ
何せインデックスはこういったコンピューターなどの機械にはめっぽう弱いのだ
なので今までゲームも見ているだけであまりプレイしたりはしない
必然的にプレイヤーは上条自身になるのだ
「ま、土御門のおすすめだ、一回やってみようぜ」
そういってソフトを刺して電源を入れる
9 :
前にもドラクエⅢあったよな
スレタイ忘れちゃったけど
10 = 1 :
上条「とそこで二人でオープニングを見たのはいいが・・・」
上条「そこでいきなりインデックスの奴が眠りだして・・・」
上条「俺もだんだん気が遠くなって・・・・」
しばらく静かになった部屋で母さんが持って来てくれた何やら変わった服装に着替えながら
冷静に昨日のことを思い出す
上条「・・・・・・」
上条(つ・ち・み・か・ど!!!!!)
11 :
上条が勇者とかwwwwwwwwwww肉弾戦しかできねぇじゃねぇかwwwwwwwww
勇者のくせに回復はいちいち薬草ですかwwwwwwwwww
勇者の能力ってただでさえ微妙なのにお荷物確定wwwwwwwwwww
12 :
ディンもルーラも使えない勇者がいるらしい
13 = 7 :
>>11
上条さんの説得力なら出会ったモンスターを片っ端から仲間にしかねないぜ?
14 = 1 :
一通り着替えを終わり一度顔をつねってみる
上条「っ・・痛ぇ!!」
もちろん右手だ 異能の力ならなんでも打ち消す
それは神の奇跡さえも
そんな特異な右手つねっても何も変わらない
上条「っつーことは俺自身が魔術とか異能の力によっておかしくなってるわけじゃない・・か」
考えていても仕方がない と上条当麻は切り替える
確か”王様に会いに行け”って母さんは言ってたな
上条「ハァ・・・・何かこんな状態で案外落ち着いている自分が悲しいですよ・・・はい」
上条はとっとと部屋から出て王のもとへ向かう
15 :
上条、フィアンマ、☆、エイワス
最強パーティ
むしろラジアータストーリーだなこれは
16 :
あぶない水着を誰に装備するか
17 :
>>16
セロリさん以外に誰がいるんだ
18 :
モンスターは異能の産物に含まれますか?
19 :
仲間のルーラで一人取り残される上条さん
20 = 1 :
詩菜に「頑張ってねぇー当麻さーん!」と激励されつつ家から外に出る
上条「うわぁ・・・」
外の異様な光景に呆気にとられてしまう
上条の住む学園都市は科学に町だ
掃除用ロボが徘徊していれば車や飛行機など
外の世界とは10年の技術差と呼ばれるほどに科学の代名詞となっている
だが上条の見た光景は全くの別のものだった
道行く人は上条の恰好に似たマントを羽織っている者もいれば
本当にゲームで見たような鎧や剣を身に纏った剣士や
あ、こいつ魔法使いだというようなとんがり帽子を被ったもの
あるいは町の住人なのか古めかしい服を着ている人がほとんどだ
上条(マジで異世界に来ちゃってるんですね・・・ハァ・・・こういうときに役に立たないのかよ・・)
改めて自分の右手に視線を落とす
上条(ま、落ち込んでもいられないよな!っつーか俺がこの世界にいるっつーことは、インデックスもこっちに来てるはずだよな)
当面の目標が決まった
多分一緒にこっちにきているであろう暴飲暴食シスターを探さなければ
どっかの家で拾われて後で食費を請求される前になんとかしなければ
上条は改めて右手をぐっと握る
21 = 15 :
パーティは無難にステイル・五和・土御門あたりとみた
22 = 11 :
ローレシアの王子と同じように戦士的ポジションになると思ったけど、
考えれば考えるほど状況がやっかいになる
23 :
セロリ先頭で残り全員棺桶安定
24 :
ねーちんは出ますか?
25 = 12 :
ホイミもザオリクも効かないだろうし、死んだらどうなるんだろうか?
教会の奇跡でも無理だよな……
……教会にリアルゲコ太がいれば大丈夫か
26 = 1 :
新たな決意を決め込んだ上条に ふと聞き覚えのある声が聞こえてきた
「今日は僕の旅立ち感謝デーや!とうとう僕もこのアリアハンから出て世界中の僕を待ってる女の子に・・」
上条(ハハ、こっちの世界にも青ピみたいなやつはいるんだなー)
上条はそちらの方を見向きもせずに詩菜に簡単に書いてもらった地図を参考にお城を目指す
?「それこそもう猫耳悪魔魔女っ娘・・・それらを手なずけて美女・キャラバン青髪を作ったるでー!」
上条「そーそー、あいつなら何かそんな感じの事言って・・・・ってはぁ!?」
声の方を勢いよく振り向く
青髪ピアス「えぇでえぇで奥さん!今日の道具屋青髪は店じまいセールやぁ!次回から移動キャラバン・青髪になるでどーぞよろしく!!」
上条「」
27 = 17 :
上条「やった! とうとう虹のしずくを手に入れたぜ!
元の世界に戻るまであと一歩(パッキーン!)」
┗あと一歩┓三三
┏┗ 三三
上条「あァッヅ!! あと一歩が逃げていくうぅぅぅッツ!?」
28 = 15 :
死んだら右手切り離してから蘇生すればいいじゃないか
29 = 1 :
上条「青髪ピアスッ!!」
青髪ピアス「ん?おぉ!誰かと思えば勇者かみやんやないの!今から旅立ち?なんなら薬草セット安ぅしと・・」
走ってきた上条にいきなし肩をつかまれる青髪ピアス
青髪ピアス「なんやなんやかみやん、僕はいろんな種族やいろんな属性愛しとるけどそっちの趣味はないでぇ~?」
上条「ちっがーう!そーじゃない!お前、俺の知ってる青髪ピアスだろ!?」
ユサユサと肩を揺らす上条
青髪ピアスがこっちに? 母さんもそーだったけど何でこっちの世界に
俺の知ってる人物がいるんだ?
っつーかコイツも飛ばされてきたのか?
青髪ピアス「何言うとんのやかみやん、僕は僕やで!ハーレムキャラバンを夢見る道具屋の美青年や」
上条「っ・・・」
中身は大体一緒だがやっぱり学園都市の青髪ピアスとは全くの別人のようだ
つまり外見は俺の知ってる青髪ピアスで中身はこの世界の道具屋の一人ってことか
30 = 17 :
青髪でピアスしてるから青髪ピアスと呼ばれているだけだ
そんな特徴の人間なんて探せばそれなりにいるさ
31 = 12 :
つまりボス敵も禁書キャラってことか
32 = 1 :
青髪ピアス「まぁまぁかみやんも今日旅立ちやろ?プレッシャーとか寝不足で頭混乱しとんのわかるけどもはよお城行った方がええんちゃう?」
上条「ハッ!そうだ!忘れてた」
すっかり青髪ピアスを見つけたことで本来の目的を忘れていた上条
青髪ピアス「ハァ・・・世界を救う勇者のかみやんがそんなんではあかんでぇ・・・」
ため息をこぼす青髪ピアス
上条は不幸だー!と叫びながら地図を見てお城へ走り出す
青髪ピアス「かみやん・・・確かに旅はつらいけども・・・不幸だー!ってうらやましすぎるで本当に」
青髪ピアス「だって勇者てあのBAR使えるんやろ?・・・ホンマうらやましい限りやわー」
そんな青髪ピアスの言葉を残し上条は既に青髪ピアスの視界から消えていた
33 = 1 :
―数十分後、アリアハンの城の前―
「で?」
といきなり兵士に通せんぼされていた
「で、と言われましても・・・」
上条はお城の前まで来ていた
だがそこにある姿は家からいってきますした時とははるかに違う恰好となっていた
服は乱れマントはビリビリに破け体のあちこちに擦り傷のようなものまであった
「そんな恰好で王に謁見にきたと?」
城門の警備をする兵士からすると上条は明らかに怪しい人物である
この姿で「勇者です」なんて言い訳ができるはずもない
そもそも青髪ピアスと別れた後
走っている上条の横から何故か電撃が飛んできて
どこかで見たような少女が何か言いながら走ってきたので方向転換し町を逃げ回った
なんとか少女を撒いたと思ったら今度は足が動かなくなったご老人が声をかけてきたので
おぶって教会まで運んであげたりもした
とまぁ一部語るだけでかなり時間がかかってしまうのでここは自分の心にしまっておこう
いつもの事なのだ
「・・・もし貴様が勇者だというならそのとなるものを見せてみろ!」
「へ?証?」
34 :
御坂「私と二度と会えなくなったらどうする・・・?」みたいなタイトルのドラクエ3ネタはあったね
35 = 17 :
>>上条の横から何故か電撃が飛んできて
おい既に上条さんじゃない人が勇者じゃねーか
36 = 15 :
シスターズ全員と天草式の連中引き連れて行けばバラモスなんて余裕だな
37 = 9 :
>>34
それだ。ほぼ1年前だな
38 = 1 :
上条の出した証とは王からの手紙であった が
濡れてしまっていて読み取れるかなりギリギリのラインだったが何とか通行の許可を得た
だけどやっぱりこの恰好ではと一度帰って替えの服に着替えた上条だった
「うちの経済も結構厳しいのよー当麻さん」と笑顔で威圧をかける母さんに笑顔で手を振り
今度は何事もなく城にたどり着いたのだった
「へぇー、お城ってやっぱすっげーでっかいんだな」
キョロキョロする上条に「あまりキョロキョロするなよ」
と圧力をかけられてしっかり兵士についていく
いくつか階段を上ってついに大きい扉の前に到着した
「ここからは貴殿一人で行きたまえ」
「あ、はいどうも」
そういって軽くお辞儀をし、扉に手をかける
「お邪魔しまーす・・・っとうわッ!」
39 = 1 :
パキーンと突き出した上条の右手が何かを打ち消す
上条がドアを開いた瞬間何かが上条に向けて放たれたのだ
「なん・・・だよ・・・っ!」
ガンと少し焦げてしまったドアを蹴破って上条は多分王室であろう部屋に入る
「・・・チッ・・・・生きていたか」
そこには赤い髪の右頬にバーコードのような墨を入れた上条のよく知る魔術師が立っていた
「ステイル・・・か」
「フン、君にそう名前を呼ばれるような親しい関係じゃないはずだが?上条当麻・・・いや世界を救う勇者(仮)というところか」
フーっと王室でたばこを吹かすステイル
(こいつが・・・王様?)
40 = 17 :
なるほど
こいつならバスタードソードを最初に渡さないのも頷ける
41 = 1 :
「あー、勘違いしないでくれよ?僕は君を殺そうと思ったんじゃない あくまで試したんだ」
そう言って手をフラフラさせるステイル
なんでもステイルはこの国じゃ一応大臣という役職を与えられている
一応国王と呼ばれる人も先ほどまで居たがあまりにも上条の到着が遅いので
先にお昼寝に行ってしまった
で残ったステイルが国王の代わりに勇者にありがたいお言葉を授けるために待っていたというわけだ
「しっかしいきなりドア開けた途端魔法ぶちかますなんてもし違う兵士とかだったらどーすんだよ」
「ああ、その点は問題ないよ」
「君の胸糞悪い気の抜けた声はドア越しでよく分かるからねと」とつづけた
(コイツ・・・喧嘩売ってますよね?絶対喧嘩売ってますよね?!)
ワナワナと震える上条を余所にステイルは何もなかったように
「それじゃ、本題と行こうか?」
42 = 1 :
ステイルの話じゃこうだった
最近魔物の動きが活発になりつつある
これを各国の王たちは魔王の暗躍があると睨んだ
しばらく均衡を保っていた魔物と人間の戦いだったが
あるとき現武力(おもに剣や斧などの物理攻撃や魔法による攻撃)
を一切受け付けない特殊な魔物が表れて魔族の進行が進んでいる
そこでアリアハンが誇る? 異能を打ち消すという上条当麻が16歳となるのを待ち
彼を勇者にして世界の情勢をひっくり返してもらおうという魂胆らしい
「・・・・・」
上条は話を全て聞きこめかみをピクピク引き攣らせる
「ま、そういうわけだ、世界の為に、アリアハンの為に頼むよ 勇者様」
43 = 1 :
「ハァ・・・・」
とため息を一度つく
インデックスを探すついでだと思っていたが
事態は結構深刻らしい
「ま、一応世界ではもうすでに滅ぼされた町なんかもあったみたいだよ?何なら見てみるかな?」
ステイルが態々その町の様子を上条に見せて焚き付けようとする が
「要は俺がその変なモンスターとやらをぶっとばして、魔王って奴を潰せばそれでみんなが救われるんだろ?」
一瞬間を置いて「ああ、そうだね」とだけ答えるステイル
「だったら一々そんなん見せてもらわなくても俺はこの右手でやれるとこまでやってやる」
異能を打ち消す右手 魔術を打ち消す右手
この右手でこの世界が 仮に本来の上条の世界と違う世界だったとしても
そこに困っている人がいるのであれば上条に迷いは全く無かった
44 = 15 :
国王はローラさんか
45 = 1 :
城でステイルに事情を聞き、「君に手を貸そうにも生憎僕は大臣でね」とステイルに
いくらかのお金(ほとんど小銭である)と細やかな武器一式
道具袋を渡され
「この町の外れに腕の立つ冒険者が集う酒場があるらしい、そこで旅の仲間でも探して旅に出ればいいんじゃないか?」
とすぐ城から締め出されてしまった
「・・・って流石の上条さんでもこんな物資で世界救えって言われても・・・まぁでもこういうゲームだと最初は・・・」
等と文句を垂れながらステイルに聞いた酒場とやらに行くことにした
道中やはり犬の尻尾を踏んでしまい追いかけられたのはもう省略しておこう
上条は(一応苦難の道を得て)酒場の前に到着した
「こ・・・ここか・・・ふ・ふーんトムソンの酒場・・・か・・・」
もう嫌な予感しかしなかった上条であった
46 = 1 :
「あらぁん、大臣サマからお話は聞いてるわぁ、上条当麻クン だったわね?」
出迎えたのはやはり歩く18禁 オリアナ=トムソン
上条の記憶には大覇星祭とクーデーターと時に顔を合わせた魔術師だ
前者は敵として 後者は協力者として戦った相手だ
まぁ毎回大体上条としては魅力的な服で顔を合わせているが
今回の酒場のマスターとしての姿は最早爆弾並みの破壊力だった
「ど・・・どうも、か、上条当麻です」
「知ってるわぁん」とニッコリ笑う 何回か会っているはずなのに
紳士な上条さんは顔を赤らめてそっぽを向いてしまう
「お姉さん、上条君が世界の為に戦うからって選りすぐりの人材を引っ張ってきちゃった」
「は・・はぁどうも」
「この酒場にいる連中、かなりの使い手ばかりよ・・誰でも好きなの連れってあげてね」
上条は周りをざっと見まわす
47 = 15 :
小萌先生、打ち止め、アンジェレネ
俺のベストパーリィ
48 :
>>47
ロリコン乙
49 :
さて誰が来るやら
50 :
>>47
ホワイトロリータ乙
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