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元スレ上条「その幻想に」垣根「常識は通用しねえ」
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美琴「……だ・れ・がビリビリですって~?」
上条の一言で、体に流れていた電流が一気に威力を増す。
上条「イヤ、あの美琴さん?これは言葉の綾というか」
美琴「問答無用よ!」
そう言うや否や、御坂美琴は上条へと電流を放った。
バシュウウウウウ………!!
上条「あ、あっぶねえ!」
電流は上条のギリギリ足元へと落下した。
――――流石は第三位。遊びのそれでこの前の雑魚のよりも威力を持っている。
だてに『超電磁砲』を名乗るだけはあるようだな。
……て、それをこの少年に放っていいのか?
上条の一言で、体に流れていた電流が一気に威力を増す。
上条「イヤ、あの美琴さん?これは言葉の綾というか」
美琴「問答無用よ!」
そう言うや否や、御坂美琴は上条へと電流を放った。
バシュウウウウウ………!!
上条「あ、あっぶねえ!」
電流は上条のギリギリ足元へと落下した。
――――流石は第三位。遊びのそれでこの前の雑魚のよりも威力を持っている。
だてに『超電磁砲』を名乗るだけはあるようだな。
……て、それをこの少年に放っていいのか?
などと垣根が考えていると、
上条「と、とにかくすいませんでした!それじゃ!」
上条は垣根に一礼した後、
そのまま背を向け、一気に走りだした。
美琴「あ、コラ待ちなさい!」
後を追う超電磁砲。その表情は修羅か羅刹か、といった所か。
ヤレヤレ、これは当分追い回されるんだろうな。
頑張れ、少年。
垣根は心の中で、少年に黙祷を捧げるのであった。
上条「と、とにかくすいませんでした!それじゃ!」
上条は垣根に一礼した後、
そのまま背を向け、一気に走りだした。
美琴「あ、コラ待ちなさい!」
後を追う超電磁砲。その表情は修羅か羅刹か、といった所か。
ヤレヤレ、これは当分追い回されるんだろうな。
頑張れ、少年。
垣根は心の中で、少年に黙祷を捧げるのであった。
十数分後。帰り道。
――――どうも、ここ数日は常識外にばかり会う日みたいだな。
垣根は歩きながらそう思っていた。
――――変なシスターに超電磁砲。
もしかすりゃあ、ホントに魔術師とやらとも出会えそうだ。
まあ、まさかな。
自分で思った冗談で、思わず笑いそうになる。
―――魔術師と出会う?バカバカしい。
それならまだUFOがやってくるとか、火星人が襲来してくるって言った方が現実的だぜ。
第一、もう人っ子一人外にはいねえみたいだし―――――
――――どうも、ここ数日は常識外にばかり会う日みたいだな。
垣根は歩きながらそう思っていた。
――――変なシスターに超電磁砲。
もしかすりゃあ、ホントに魔術師とやらとも出会えそうだ。
まあ、まさかな。
自分で思った冗談で、思わず笑いそうになる。
―――魔術師と出会う?バカバカしい。
それならまだUFOがやってくるとか、火星人が襲来してくるって言った方が現実的だぜ。
第一、もう人っ子一人外にはいねえみたいだし―――――
そう思った瞬間。
不思議な感覚が、体を通り抜けた。
その感覚を感じた方向を見上げる。
垣根「(どっかの学生寮か。今度は一体なんだ?まさか本当に――――――)」
いくら人がいないとはいえ、能力をそう簡単に使うのもマズイ。
そう考えた垣根は寮の入口まで行くと、階段を一気に駆け上がり、気配の下へと走った。
―――ここだ
不思議な感覚が、体を通り抜けた。
その感覚を感じた方向を見上げる。
垣根「(どっかの学生寮か。今度は一体なんだ?まさか本当に――――――)」
いくら人がいないとはいえ、能力をそう簡単に使うのもマズイ。
そう考えた垣根は寮の入口まで行くと、階段を一気に駆け上がり、気配の下へと走った。
―――ここだ
気配のする階に着いたその時。
―――――ざわっ…
激しい胸騒ぎに襲われる。
嫌な予感がする、ここから先には行くべきじゃない。
今すぐ引き返せ。今ならまだ間に合う。
引き返せ。引き返せ。引き返せ。
ヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセ
ヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセ
ヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセ――――――――――!!!
―――――ざわっ…
激しい胸騒ぎに襲われる。
嫌な予感がする、ここから先には行くべきじゃない。
今すぐ引き返せ。今ならまだ間に合う。
引き返せ。引き返せ。引き返せ。
ヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセ
ヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセ
ヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセヒキカエセ――――――――――!!!
垣根「――――五月蠅え。黙れ」
その一言で自分への警告を振り切り、歩みを進める。
頭の中を駆け巡る警告音がMAXになる。間違いなくここが最終ラインだ。
いつもなら、こんなめんどくさそうなことは放っておくに違いないのに。
それでも、垣根は自らの歩みを止めなかった。
そしてたどりついた先にいたのは――――――
その一言で自分への警告を振り切り、歩みを進める。
頭の中を駆け巡る警告音がMAXになる。間違いなくここが最終ラインだ。
いつもなら、こんなめんどくさそうなことは放っておくに違いないのに。
それでも、垣根は自らの歩みを止めなかった。
そしてたどりついた先にいたのは――――――
垣根がインデックスを拾う話なのか、それとももっと捻りがあるのか気になる
しえん
しえん
煙草をくわえた、長身で赤髪の男と。
――――――白い修道服を朱に染めた少女だった。
――――――白い修道服を朱に染めた少女だった。
申し訳ないけど、ここで一旦休憩入れさせてください。
10~20分以内には戻ってくる予定です。
10~20分以内には戻ってくる予定です。
ていとくんと接触→上条さんと接触→歩く教会破壊→ステイルにやられる←今ここ
てきな?
てきな?
書き込んでから気づいた・・・
やっちまった、って思いました
正直すまんかったと思ってる
やっちまった、って思いました
正直すまんかったと思ってる
すいません、お待たせしました。
それでは再開します。
それでは再開します。
ステイル「……ここにはもう誰もいないと思っていたんだけどね」
ステイルが値踏みをするかのように垣根を見据える。
ステイル「やれやれ、これは面倒なことになってしまった」
インデックス「テイ………トク………なんでここに………」
血まみれのインデックスが垣根に話しかける。
インデックス「早く………逃げ……………て……」
そう言い終わるとインデックスの体から力が抜ける。
意識を失ったらしい。
ステイルが値踏みをするかのように垣根を見据える。
ステイル「やれやれ、これは面倒なことになってしまった」
インデックス「テイ………トク………なんでここに………」
血まみれのインデックスが垣根に話しかける。
インデックス「早く………逃げ……………て……」
そう言い終わるとインデックスの体から力が抜ける。
意識を失ったらしい。
垣根「……それはテメエがやったのか?」
垣根が念のために、目の前の男に尋ねる。
ステイル「正確には僕の仲間が、だね」
悪びれる様子もなくステイルが話しだす。
ステイル「彼女の着ている服は『歩く教会』と呼ばれる霊装でね。一切の攻撃が通用しない代物だったはずなんだが――――何の因果か砕けてしまっているようだ」
垣根「しっかし、よってたかってこんなガキを追い回すたぁテメエらあれか?ロリコンか?」
ステイル「……なかなかヒドイ事を言ってくれるじゃないか」
垣根が念のために、目の前の男に尋ねる。
ステイル「正確には僕の仲間が、だね」
悪びれる様子もなくステイルが話しだす。
ステイル「彼女の着ている服は『歩く教会』と呼ばれる霊装でね。一切の攻撃が通用しない代物だったはずなんだが――――何の因果か砕けてしまっているようだ」
垣根「しっかし、よってたかってこんなガキを追い回すたぁテメエらあれか?ロリコンか?」
ステイル「……なかなかヒドイ事を言ってくれるじゃないか」
ステイル「これは外に出回っちゃいけない、大変危険なものだからね。すぐに『回収』する必要があるのさ」
ステイル「正確に言えば、危険なのは彼女の持つ10万3000冊の魔道書の方なんだけどね」
――――――だから魔術結社なんだよ、マジックキャバル。
私の持ってる10万3000冊の魔道書を狙ってるみたい――――――
あの時の会話が脳裏に浮かぶ。
垣根「……ならこんなガキに構ってねえで、その10万3000冊とやらを直接回収すりゃいいじゃねえか」
ステイル「それは残念ながら不可能なんだよねぇ。だってその10万3000冊は、」
ステイル「―――――彼女の頭の中にあるのだから」
ステイル「正確に言えば、危険なのは彼女の持つ10万3000冊の魔道書の方なんだけどね」
――――――だから魔術結社なんだよ、マジックキャバル。
私の持ってる10万3000冊の魔道書を狙ってるみたい――――――
あの時の会話が脳裏に浮かぶ。
垣根「……ならこんなガキに構ってねえで、その10万3000冊とやらを直接回収すりゃいいじゃねえか」
ステイル「それは残念ながら不可能なんだよねぇ。だってその10万3000冊は、」
ステイル「―――――彼女の頭の中にあるのだから」
ステイル「完全記憶能力者……というものをご存知かな。つまりはそういう訳だ」
なるほど、そういう訳ならこいつが言ってた事も納得できる。
頭の中。そりゃ、バカじゃなくったって見えねえ訳だ。
垣根「……ったく。説明するならしっかりやれっての」
ステイル「……っと、少し余計なことまで喋ってしまったようだ」
ステイルが口にくわえた煙草を手にし、垣根の方を向く。
ステイル「……さて、これは君とはまったく関係のない事なんだ。今すぐ立ち去って、忘れてはもらえないかな?」
提案のような脅し。有無を言わせぬ警告。
この魔術師は、言外に「消えろ」といっているわけだ。
なるほど、そういう訳ならこいつが言ってた事も納得できる。
頭の中。そりゃ、バカじゃなくったって見えねえ訳だ。
垣根「……ったく。説明するならしっかりやれっての」
ステイル「……っと、少し余計なことまで喋ってしまったようだ」
ステイルが口にくわえた煙草を手にし、垣根の方を向く。
ステイル「……さて、これは君とはまったく関係のない事なんだ。今すぐ立ち去って、忘れてはもらえないかな?」
提案のような脅し。有無を言わせぬ警告。
この魔術師は、言外に「消えろ」といっているわけだ。
叩かれようが何言われようがどうでもいいけど
ちゃんと終わらせてね
支援
ちゃんと終わらせてね
支援
垣根「………そうだな。俺とはまったく関係ねぇしな」
このガキがどうなろうと、このガキがどういう運命を歩むのだとしても俺には関係ない。
だいたい、コイツとは昨日あったばかりな訳だし、むしろ一度助けてやった側だ。
これ以上訳のわからん連中と関わって面倒を起こす必要は、無い。
――――――――ありがとなんだよ、カキネ
カキネに神のご加護がありますように―――――――――――
――――――それでも。
垣根「だから、個人的にテメェをぶちのめす」
垣根「―――――――ムカつくんだよ、お前」
このガキがどうなろうと、このガキがどういう運命を歩むのだとしても俺には関係ない。
だいたい、コイツとは昨日あったばかりな訳だし、むしろ一度助けてやった側だ。
これ以上訳のわからん連中と関わって面倒を起こす必要は、無い。
――――――――ありがとなんだよ、カキネ
カキネに神のご加護がありますように―――――――――――
――――――それでも。
垣根「だから、個人的にテメェをぶちのめす」
垣根「―――――――ムカつくんだよ、お前」
ステイル「…やれやれ、それじゃ仕方ないね」
やれやれ、と言わんばかりにステイルがかぶりをふる。
ステイル「¬¬¬―――『Fortis931』」
ステイルがそうつぶやくと、ガラリと雰囲気が変わる。
垣根のよく知る空気。
死の気配、血の匂い。
ステイル「これは魔法名といってね。昔は相手に名前を知られてはいけないなんて言い伝えがあったそうだが……まあそれはどうでもいいか」
ステイル「そうそう、僕の本当の名はステイル・マグヌスというんだ。覚えておくといい」
ステイル「――――――自分を殺す相手の名前位はね」
やれやれ、と言わんばかりにステイルがかぶりをふる。
ステイル「¬¬¬―――『Fortis931』」
ステイルがそうつぶやくと、ガラリと雰囲気が変わる。
垣根のよく知る空気。
死の気配、血の匂い。
ステイル「これは魔法名といってね。昔は相手に名前を知られてはいけないなんて言い伝えがあったそうだが……まあそれはどうでもいいか」
ステイル「そうそう、僕の本当の名はステイル・マグヌスというんだ。覚えておくといい」
ステイル「――――――自分を殺す相手の名前位はね」
ステイルの手からタバコが落ちる。
ステイル「――――炎よ」
するとその言葉に呼応するかのように煙草の炎は、ステイルの右手の上で渦を作る。
その炎は徐々に増大していき、今やステイル以上の大きさになっている。
ステイル「これが魔術ってやつさ。天国へのいい土産話になるだろう?」
ニヤリ、とステイルが笑う。
垣根「ああそうだな、話のつなぎ位にはなりそうだ」
それでもなお、垣根は余裕を崩さない。
ステイルがその手を大きく振りかぶる。
ステイル「巨人に苦痛の贈り物を!」
その手の上で渦巻く炎は、
そのまま、垣根を飲み込んだ。
ステイル「――――炎よ」
するとその言葉に呼応するかのように煙草の炎は、ステイルの右手の上で渦を作る。
その炎は徐々に増大していき、今やステイル以上の大きさになっている。
ステイル「これが魔術ってやつさ。天国へのいい土産話になるだろう?」
ニヤリ、とステイルが笑う。
垣根「ああそうだな、話のつなぎ位にはなりそうだ」
それでもなお、垣根は余裕を崩さない。
ステイルがその手を大きく振りかぶる。
ステイル「巨人に苦痛の贈り物を!」
その手の上で渦巻く炎は、
そのまま、垣根を飲み込んだ。
>>92
ロリコンの時点で社会的に死んでるんで大丈夫です。
ロリコンの時点で社会的に死んでるんで大丈夫です。
ステイル「やれやれ」
そう呟きながらステイルが髪をかきあげる。
まったく無駄な戦いをしてしまった。
インデックスを回収して、早く帰らねば――――――
―――――――――ゾクリ。
急に、
背筋が凍りついた。
おぞましい気配のもとを確かめるべくステイルが振り向く。
そこには―――――――――
垣根「なるほどな。魔術ってのはこんなもんか」
六枚の白い翼を展開した、垣根帝督の姿があった
そう呟きながらステイルが髪をかきあげる。
まったく無駄な戦いをしてしまった。
インデックスを回収して、早く帰らねば――――――
―――――――――ゾクリ。
急に、
背筋が凍りついた。
おぞましい気配のもとを確かめるべくステイルが振り向く。
そこには―――――――――
垣根「なるほどな。魔術ってのはこんなもんか」
六枚の白い翼を展開した、垣根帝督の姿があった
垣根「なかなか大した威力じゃねーか。土産話には勿体ない位だ」
垣根「――――ただ、相手が悪かったな」
口元には笑み、動作は緩慢。
だが、その眼はまるで相手を射殺すかのような光をたたえていた。
ステイル「な………その羽は一体…………?」
呆然とするステイル。だがすぐに意識を戻す。
―――ステイルの全身に緊張が走る。
この男は、只者ではない。
全力を出さねば、こちらが殺られる―――――――!!
ステイル「やれやれ、いきなりこいつを使う事になるなんてね――――!」
垣根「――――ただ、相手が悪かったな」
口元には笑み、動作は緩慢。
だが、その眼はまるで相手を射殺すかのような光をたたえていた。
ステイル「な………その羽は一体…………?」
呆然とするステイル。だがすぐに意識を戻す。
―――ステイルの全身に緊張が走る。
この男は、只者ではない。
全力を出さねば、こちらが殺られる―――――――!!
ステイル「やれやれ、いきなりこいつを使う事になるなんてね――――!」
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