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元スレジンオウガ 「ほう……未来を見通せるお守りか……」
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クルペッコ 「…………ほう。そんなことが」
ジンオウガ 「それきり、ウンともスンとも言わぬ」
クルペッコ 「これがもし、猫の言うとおりに、未来を見通せるお守りなのだとしたら……」
クルペッコ 「それは、意思に関係なく発動するものなのだろう」
ジンオウガ 「と、言うと?」
ジンオウガ 「それきり、ウンともスンとも言わぬ」
クルペッコ 「これがもし、猫の言うとおりに、未来を見通せるお守りなのだとしたら……」
クルペッコ 「それは、意思に関係なく発動するものなのだろう」
ジンオウガ 「と、言うと?」
クルペッコ 「普通のお守りというものは、持っているだけで力を与えてくれるものだが……」
クルペッコ 「古代のお守りに関しては、その限りではないと言った話を、私は先代から聞いたことがある」
ジンオウガ 「古代のお守り……」
クルペッコ 「それは古龍の力に近いものを持つが、持ち主に不運をもたらすとも聞く」
クルペッコ 「いずれにしても、あまり良いものではないだろう」
クルペッコ 「ウラガンキン様に頼んで、破壊してもらうといい」
クルペッコ 「古代のお守りに関しては、その限りではないと言った話を、私は先代から聞いたことがある」
ジンオウガ 「古代のお守り……」
クルペッコ 「それは古龍の力に近いものを持つが、持ち主に不運をもたらすとも聞く」
クルペッコ 「いずれにしても、あまり良いものではないだろう」
クルペッコ 「ウラガンキン様に頼んで、破壊してもらうといい」
大型モンスターが他の種族と仲良かったりしたらかわいいよね
ありえないね
ありえないね
ジンオウガ 「…………」
ジンオウガ 「いや、これは今しばらく俺が持っておこう」
クルペッコ 「そうか……いずれにせよ、出所不明のモノだ。お勧めはしないが……」
ジンオウガ 「それよりも、俺が見たビジョンが気になる」
ジンオウガ 「その中では、太陽が中天に差し掛かるころ、ドスジャギィが人間に捕獲されていた」
ジンオウガ 「いや、これは今しばらく俺が持っておこう」
クルペッコ 「そうか……いずれにせよ、出所不明のモノだ。お勧めはしないが……」
ジンオウガ 「それよりも、俺が見たビジョンが気になる」
ジンオウガ 「その中では、太陽が中天に差し掛かるころ、ドスジャギィが人間に捕獲されていた」
ジンオウガ 「それがいつのことかは分からないが、もし本当ならば、何とかして阻止しなければならぬ」
ジンオウガ 「幸い今は夜。中天まで時間はある」
ジンオウガ 「俺はドス組とは仲がよろしくない」
ジンオウガ 「それで先生、貴方の所に来たというわけだ」
クルペッコ 「…………」
クルペッコ 「残念だが若頭、ドスジャギィを止めることは、もはや適わん」
ジンオウガ 「幸い今は夜。中天まで時間はある」
ジンオウガ 「俺はドス組とは仲がよろしくない」
ジンオウガ 「それで先生、貴方の所に来たというわけだ」
クルペッコ 「…………」
クルペッコ 「残念だが若頭、ドスジャギィを止めることは、もはや適わん」
ジンオウガ 「どういうことだ?」
クルペッコ 「昼に、ドスフロギィが、人間のハンターに、落とし穴に落とされた末、毒袋を壊されるという大怪我を負った」
ジンオウガ 「!!」
クルペッコ 「ドスフロギィは、ドスジャギィの婚約者だ。ドスバギィもそれを認めている」
クルペッコ 「その意味が分かるな?」
ジンオウガ 「…………ぬう……」
クルペッコ 「昼に、ドスフロギィが、人間のハンターに、落とし穴に落とされた末、毒袋を壊されるという大怪我を負った」
ジンオウガ 「!!」
クルペッコ 「ドスフロギィは、ドスジャギィの婚約者だ。ドスバギィもそれを認めている」
クルペッコ 「その意味が分かるな?」
ジンオウガ 「…………ぬう……」
クルペッコ 「ドス組は何より仁義を大事にするが……」
クルペッコ 「何より、血の気が多い集団だ」
クルペッコ 「それに仲間意識も高い。いや、高すぎると言っても過言ではない」
クルペッコ 「それ故、私ももはや、口出しができる領分ではないのだよ」
ジンオウガ 「昼にそんなことが起こっていたのか……」
ジンオウガ 「やけにハンターの数が多いと思っていたが……」
クルペッコ 「何より、血の気が多い集団だ」
クルペッコ 「それに仲間意識も高い。いや、高すぎると言っても過言ではない」
クルペッコ 「それ故、私ももはや、口出しができる領分ではないのだよ」
ジンオウガ 「昼にそんなことが起こっていたのか……」
ジンオウガ 「やけにハンターの数が多いと思っていたが……」
クルペッコ 「渓流は広い。気づかなかったのも無理はないだろう」
クルペッコ 「若頭よ、ドスの争いに巻き込まれるな」
ジンオウガ 「…………」
クルペッコ 「ドスにはドスの掟がある。あ奴らが通す義理は、通させてやるのが筋というものだよ」
クルペッコ 「それに、お前さんには妻が……」
ジンオウガ 「…………」
クルペッコ亜種 「そうよ、ジンオウガさん。あなたは、今は奥様のことを第一に考えるべきだわ」
クルペッコ 「若頭よ、ドスの争いに巻き込まれるな」
ジンオウガ 「…………」
クルペッコ 「ドスにはドスの掟がある。あ奴らが通す義理は、通させてやるのが筋というものだよ」
クルペッコ 「それに、お前さんには妻が……」
ジンオウガ 「…………」
クルペッコ亜種 「そうよ、ジンオウガさん。あなたは、今は奥様のことを第一に考えるべきだわ」
クルペッコ 「私もそう思う。何なら、私達と、ジョーがお前さんたちを孤島に送ってもいい」
クルペッコ 「ジョーも、お前さんたちのことなら喜んで協力してくれるだろう」
ジンオウガ 「ダメだ」
クルペッコ 「……うぅむ……」
ジンオウガ 「今のこの緊迫した状況に、イビルジョーなどを火山から呼んだら、更に人間達を煽ることになってしまう」
ジンオウガ 「…………俺は、人間を逃すべきではなかった」
ジンオウガ 「あの時に殺し、モンスターの脅威を見せ付けておくべきだったのだ……」
ジンオウガ 「それを、中途半端に煽ってしまったのが悔やまれる……」
クルペッコ 「ジョーも、お前さんたちのことなら喜んで協力してくれるだろう」
ジンオウガ 「ダメだ」
クルペッコ 「……うぅむ……」
ジンオウガ 「今のこの緊迫した状況に、イビルジョーなどを火山から呼んだら、更に人間達を煽ることになってしまう」
ジンオウガ 「…………俺は、人間を逃すべきではなかった」
ジンオウガ 「あの時に殺し、モンスターの脅威を見せ付けておくべきだったのだ……」
ジンオウガ 「それを、中途半端に煽ってしまったのが悔やまれる……」
クルペッコ 「気に病むことはない。もしドスジャギィが、未来予知の結果どおりに、人間に捕まったとしても……」
クルペッコ 「それは、彼の、彼自身の天命だったのだろう」
クルペッコ 「ドスの社会ではそう考える。お前さんたちの組でも、そうだろう?」
クルペッコ 「どこの組にも、口出し無用の領域というものがあるのだよ、違うかい」
ジンオウガ 「その通りだ。だが」
クルペッコ 「それは、彼の、彼自身の天命だったのだろう」
クルペッコ 「ドスの社会ではそう考える。お前さんたちの組でも、そうだろう?」
クルペッコ 「どこの組にも、口出し無用の領域というものがあるのだよ、違うかい」
ジンオウガ 「その通りだ。だが」
ジンオウガ 「俺は、わかっていることをみすみす見逃せるほど、気が穏やかではないものでな」
>ズシン、ズシン
ジンオウガ 「馳走になった。先生、奥様、俺は帰るとする」
クルペッコ 「…………そうか。そのお守りは、何だったら私が預かってもいいが……」
ジンオウガ 「いや。それこそ、口出し無用の領分だ」
クルペッコ 「分かった。だが……くれぐれも気をつけるんだ。お前さんに言うべきことではないのかもしれないが……」
>ズシン、ズシン
ジンオウガ 「馳走になった。先生、奥様、俺は帰るとする」
クルペッコ 「…………そうか。そのお守りは、何だったら私が預かってもいいが……」
ジンオウガ 「いや。それこそ、口出し無用の領分だ」
クルペッコ 「分かった。だが……くれぐれも気をつけるんだ。お前さんに言うべきことではないのかもしれないが……」
クルペッコ 「最近の人間達は、何か不穏なものを持っている」
クルペッコ 「私は、嫌な予感がしてならないのだよ」
クルペッコ 「この渓流の、水没林の暮らしが、大きく変わってしまうのではないかという懸念をね……」
クルペッコ亜種 「お父さん……」
クルペッコ 「若頭、悪いことは言わない」
クルペッコ 「時期を見て、奥様を連れて、孤島のドボルベルク様のところに身を寄せるのだ」
クルペッコ 「私は、嫌な予感がしてならないのだよ」
クルペッコ 「この渓流の、水没林の暮らしが、大きく変わってしまうのではないかという懸念をね……」
クルペッコ亜種 「お父さん……」
クルペッコ 「若頭、悪いことは言わない」
クルペッコ 「時期を見て、奥様を連れて、孤島のドボルベルク様のところに身を寄せるのだ」
クルペッコ 「お前さんが、人間のハンターに対して過剰な気持ちを抱くのは分かる」
クルペッコ 「だが、抑えるのもまた強さだよ」
ジンオウガ 「…………」
ジンオウガ 「ご忠告、感謝する。それでは」
>シュバッ!!
クルペッコ亜種 「…………お父さん、彼は行くわ」
クルペッコ 「うぅむ……彼の力なら懸念を抱くことはないのかもしれないが……」
クルペッコ 「何か、嫌な予感がする。私も、明日はドスジャギィの行動に注意するとしよう」
クルペッコ 「だが、抑えるのもまた強さだよ」
ジンオウガ 「…………」
ジンオウガ 「ご忠告、感謝する。それでは」
>シュバッ!!
クルペッコ亜種 「…………お父さん、彼は行くわ」
クルペッコ 「うぅむ……彼の力なら懸念を抱くことはないのかもしれないが……」
クルペッコ 「何か、嫌な予感がする。私も、明日はドスジャギィの行動に注意するとしよう」
―ユクモ村<朝>―
太刀 「ふあぁぁ……ここの温泉は格別ねぇ」
太刀 「ポッケ村には温泉なんてなかったから、新感覚よ」
ハンマー 「まったく、朝っぱらから元気なことだな。こんなに早くから温泉に入らなくてもいいだろうに……」
太刀 「早くだから良いのよ。遅れれば遅れるほど、汗臭い男達に汚されちゃうじゃない」
太刀 「うーん……ゆっくりできていいわー」
ハンマー 「それはそうと、何故お前は温泉の中でも下着をつけているんだ?」
太刀 「混浴だからに決まってるじゃない! 何? ハンマーはあたしの裸を見たいの?」
ハンマー 「そんなつもりは毛頭ない」
太刀 「ふあぁぁ……ここの温泉は格別ねぇ」
太刀 「ポッケ村には温泉なんてなかったから、新感覚よ」
ハンマー 「まったく、朝っぱらから元気なことだな。こんなに早くから温泉に入らなくてもいいだろうに……」
太刀 「早くだから良いのよ。遅れれば遅れるほど、汗臭い男達に汚されちゃうじゃない」
太刀 「うーん……ゆっくりできていいわー」
ハンマー 「それはそうと、何故お前は温泉の中でも下着をつけているんだ?」
太刀 「混浴だからに決まってるじゃない! 何? ハンマーはあたしの裸を見たいの?」
ハンマー 「そんなつもりは毛頭ない」
太刀 「それはそれで何かイラつくなぁ……」
ドリンクアイルー 「ささ、旦那さん方、あっしの自慢のドリンクをご賞味くだせぇニャ」
太刀 「わぁ、いろんな種類があるのね!」
太刀 「どれにしようかなー」
ドリンクアイルー 「このラッキーヨーグルトなどが、自慢の一品ですニャ」
太刀 「ヨーグルト? ハンマー、ヨーグルトってなんだか知ってる?」
ドリンクアイルー 「ささ、旦那さん方、あっしの自慢のドリンクをご賞味くだせぇニャ」
太刀 「わぁ、いろんな種類があるのね!」
太刀 「どれにしようかなー」
ドリンクアイルー 「このラッキーヨーグルトなどが、自慢の一品ですニャ」
太刀 「ヨーグルト? ハンマー、ヨーグルトってなんだか知ってる?」
ハンマー 「…………」
太刀 「ハンマー! ちょっと、聞いてるの?」
ハンマー 「? あぁすまん、何の話だったか」
太刀 「もういいわよ。じゃあそれを二個」
ドリンクアイルー 「へい、かしこまりやしたニャ」
>ゴソゴソ
ドリンクアイルー 「お代は締めて1000zになりやすニャ」
太刀 「お金取るの!?」
太刀 「ハンマー! ちょっと、聞いてるの?」
ハンマー 「? あぁすまん、何の話だったか」
太刀 「もういいわよ。じゃあそれを二個」
ドリンクアイルー 「へい、かしこまりやしたニャ」
>ゴソゴソ
ドリンクアイルー 「お代は締めて1000zになりやすニャ」
太刀 「お金取るの!?」
アマツマガツチ「ごちゃごちゃうるせーな!www俺たちに任せろ!!wwwww」
アルバトリオン「オウフwww」
アカムトルム「ドュクシwwwwドュクシwwwww」
ウカムルバス「ちょwwwwwおまいらwwwww」
どごーん
人類は滅亡した
アルバトリオン「オウフwww」
アカムトルム「ドュクシwwwwドュクシwwwww」
ウカムルバス「ちょwwwwwおまいらwwwww」
どごーん
人類は滅亡した
ドリンクアイルー 「へい。一応商売なんで」
ハンマー 「仕方ないな……ほら。これでいいだろう」
ドリンクアイルー 「確かに受け取りやしたニャ。どうぞどうぞ」
太刀 「(ゴクゴク……プハァー!!)うん、美味い!!」
ハンマー 「礼もなしか……」
太刀 「何か言った?」
ハンマー 「いや、いい」
ハンマー 「仕方ないな……ほら。これでいいだろう」
ドリンクアイルー 「確かに受け取りやしたニャ。どうぞどうぞ」
太刀 「(ゴクゴク……プハァー!!)うん、美味い!!」
ハンマー 「礼もなしか……」
太刀 「何か言った?」
ハンマー 「いや、いい」
ハンマー 「それはそうと、ドリンク屋」
ドリンクアイルー 「へい? 何ですかい?」
ハンマー 「昨日の昼間、随分と騒がしかったが、何かあったのか?」
ドリンクアイルー 「あぁ、昨日ですかい」
ドリンクアイルー 「聞いて驚くなかれ、渓流に、またジンオウガが現れたんですニャ」
ハンマー 「……ジンオウガ?」
太刀 「あぁ、あたし知ってる。あたしらがここに来た直後あたりから、渓流に住み着いた、化け物みたいなモンスターでしょ?」
ドリンクアイルー 「へい? 何ですかい?」
ハンマー 「昨日の昼間、随分と騒がしかったが、何かあったのか?」
ドリンクアイルー 「あぁ、昨日ですかい」
ドリンクアイルー 「聞いて驚くなかれ、渓流に、またジンオウガが現れたんですニャ」
ハンマー 「……ジンオウガ?」
太刀 「あぁ、あたし知ってる。あたしらがここに来た直後あたりから、渓流に住み着いた、化け物みたいなモンスターでしょ?」
ドリンクアイルー 「へいへい。その通りで」
ドリンクアイルー 「一体どこから流れてきたのやら、あれのせいでガーヴァ便は欠航せざるを得なくなるわ……」
ドリンクアイルー 「ドリンクの材料は、モンジロウ殿にお頼みするしかなくなるわで、散々なんですニャ」
ハンマー 「そんなに強いのか?」
ドリンクアイルー 「少なくとも、このユクモ村には太刀打ちできるハンターはいねぇかと……」
ドリンクアイルー 「昨日も挑んだハンターが、黒こげになって帰ってきましたしねぇ」
太刀 (ごくり)
ドリンクアイルー 「一体どこから流れてきたのやら、あれのせいでガーヴァ便は欠航せざるを得なくなるわ……」
ドリンクアイルー 「ドリンクの材料は、モンジロウ殿にお頼みするしかなくなるわで、散々なんですニャ」
ハンマー 「そんなに強いのか?」
ドリンクアイルー 「少なくとも、このユクモ村には太刀打ちできるハンターはいねぇかと……」
ドリンクアイルー 「昨日も挑んだハンターが、黒こげになって帰ってきましたしねぇ」
太刀 (ごくり)
クルペッコ亜種ならゴーヤ呼ぶからジンオウガさんの悩みも解決だなwwww
ハンマー (俺の持つ武器の、古龍の大宝玉が、昨日の昼に反応していた……)
ハンマー (そのジンオウガとやらのせいだろうか……)
ハンマー (龍とは、刃を交えたりしたこともあったが……)
ハンマー (いずれも高い知性を持っているモンスターだった)
ハンマー (黒こげにしても殺さなかったとは……)
ハンマー (何か訳があるんじゃないだろうか……)
ハンマー (そのジンオウガとやらのせいだろうか……)
ハンマー (龍とは、刃を交えたりしたこともあったが……)
ハンマー (いずれも高い知性を持っているモンスターだった)
ハンマー (黒こげにしても殺さなかったとは……)
ハンマー (何か訳があるんじゃないだろうか……)
支援
これ読んでたらジンオウガ倒したくなってきたわ。
いっちょ黒焦げにされてくる
これ読んでたらジンオウガ倒したくなってきたわ。
いっちょ黒焦げにされてくる
太刀 「そんな危険なモンスター、放っておくわけにはいかないわ!」
ドリンクアイルー 「! お客さん、無茶はしない方がいいですニャ。何せあいつは……」
太刀 「ね、ハンマー。そうでしょ?」
ハンマー 「俺に振るのか……」
太刀 「このハンマーはね、ポッケ村やシュレイド地方では知らないハンターがいないほどの、有名なG級ハンターなのよ」
太刀 「こいつにかかれば、ジンオウガなんて二捻り半よ」
ドリンクアイルー 「ニャニャ! そいつはすげぇや! 早速村長さんに報告してきますぜ!(ダダダッ)」
ハンマー 「おい待……」
ハンマー 「行ってしまったか……余計なことを言うな。俺は、ここにはただの地形調査のために来ただけだ」
ドリンクアイルー 「! お客さん、無茶はしない方がいいですニャ。何せあいつは……」
太刀 「ね、ハンマー。そうでしょ?」
ハンマー 「俺に振るのか……」
太刀 「このハンマーはね、ポッケ村やシュレイド地方では知らないハンターがいないほどの、有名なG級ハンターなのよ」
太刀 「こいつにかかれば、ジンオウガなんて二捻り半よ」
ドリンクアイルー 「ニャニャ! そいつはすげぇや! 早速村長さんに報告してきますぜ!(ダダダッ)」
ハンマー 「おい待……」
ハンマー 「行ってしまったか……余計なことを言うな。俺は、ここにはただの地形調査のために来ただけだ」
ハンマー 「お前がそれに勝手についてきたんだろう。戦うならお前一人で戦うんだな」
太刀 「えぇぇー、つれないこと言うなよダーリン」
ハンマー 「やめろくっつくな……」
太刀 「路銀もなくなってきたしさ。ここらでガッポリ稼いで、ここでも尊敬を集めておこうよ」
ハンマー 「お前がやれば良いだろう」
太刀 「あたしに出来ると思ってんの!?」
ハンマー 「まぁ無理だな」
太刀 「何だとぅ!?」
太刀 「えぇぇー、つれないこと言うなよダーリン」
ハンマー 「やめろくっつくな……」
太刀 「路銀もなくなってきたしさ。ここらでガッポリ稼いで、ここでも尊敬を集めておこうよ」
ハンマー 「お前がやれば良いだろう」
太刀 「あたしに出来ると思ってんの!?」
ハンマー 「まぁ無理だな」
太刀 「何だとぅ!?」
>>79
はっきり言ってそいつらだけじゃ力不足
はっきり言ってそいつらだけじゃ力不足
村長 「オホホホホ。仲がお宜しいことで」
太刀 「そ……村長さん!」
番台猫 「話はドリンク屋から聞かせていただきましたニャ。すぐ近くで村長さんと、丁度ジンオウガについての話をしておりましたニャ」
番台猫 「ジンオウガの退治を、是非ともご依頼したいですニャ」
番台猫 「あのモンスターのせいで、交易や通行の便が殆ど封鎖されてしまっているのですニャ」
村長 「……全面的にジンオウガのせいということもないのですが……」
太刀 「そ……村長さん!」
番台猫 「話はドリンク屋から聞かせていただきましたニャ。すぐ近くで村長さんと、丁度ジンオウガについての話をしておりましたニャ」
番台猫 「ジンオウガの退治を、是非ともご依頼したいですニャ」
番台猫 「あのモンスターのせいで、交易や通行の便が殆ど封鎖されてしまっているのですニャ」
村長 「……全面的にジンオウガのせいということもないのですが……」
村長 「渓流は比較的に村に近いために、新米ハンターが、無謀にも戦いを挑みに行き易い場所なのです」
村長 「昨今は、渓流のモンスターも様変わりしまして……」
村長 「この村のハンターでは、たち打ちが出来ないモンスターも多数出ております」
ハンマー 「しかし、昨日はモンスターを撃退したと、大きな騒ぎがあったではないですか」
ハンマー 「偶然通りかかったのですが、そんなに弱いハンターばかりとは思えない」
太刀 「ちょっとハンマー。折角村長さんから直々の依頼なんだから、受けておこうよ」
ハンマー 「それとこれとは話が別だ。だから、俺はここに地形調査に来ただけだと……」
村長 「昨今は、渓流のモンスターも様変わりしまして……」
村長 「この村のハンターでは、たち打ちが出来ないモンスターも多数出ております」
ハンマー 「しかし、昨日はモンスターを撃退したと、大きな騒ぎがあったではないですか」
ハンマー 「偶然通りかかったのですが、そんなに弱いハンターばかりとは思えない」
太刀 「ちょっとハンマー。折角村長さんから直々の依頼なんだから、受けておこうよ」
ハンマー 「それとこれとは話が別だ。だから、俺はここに地形調査に来ただけだと……」
村長 「…………ドスフロギィは、比較的弱いモンスターです。ですが……本当は、安易に倒してはいけないモンスターだったのです」
ハンマー 「? ……どういうことですか?」
村長 「渓流に住むモンスターは、何故かものすごく連帯感が強いのです」
村長 「例えば、クルペッコと呼ばれるモンスターは、他のモンスターの鳴き声を使うことにより、呼び寄せたりもします」
ハンマー (クルペッコ……あの彩鳥のことか。ここにも生息していたのか……)
ハンマー 「? ……どういうことですか?」
村長 「渓流に住むモンスターは、何故かものすごく連帯感が強いのです」
村長 「例えば、クルペッコと呼ばれるモンスターは、他のモンスターの鳴き声を使うことにより、呼び寄せたりもします」
ハンマー (クルペッコ……あの彩鳥のことか。ここにも生息していたのか……)
村長 「それでなくとも、異種間であるにも拘らず、一緒に行動していることが多いのです」
村長 「それゆえに、不必要にモンスターに手出しをすることは禁止しているのですが……」
村長 「禁を破ったハンターが、昨日ドスフロギィに深手を負わせてしまいました」
村長 「そのせいで、昨日の夜分から、渓流に不穏な空気が流れています」
村長 「私は、それが不安でならないのです……」
村長 「それゆえに、不必要にモンスターに手出しをすることは禁止しているのですが……」
村長 「禁を破ったハンターが、昨日ドスフロギィに深手を負わせてしまいました」
村長 「そのせいで、昨日の夜分から、渓流に不穏な空気が流れています」
村長 「私は、それが不安でならないのです……」
ハンマー 「…………」
太刀 「どうするのハンマー? 村長さん困ってるよ?」
村長 「近く、確実にジンオウガは出てきます。ハンマーさん、太刀さん、よろしければ、警戒にだけでも参加していただけないでしょうか?」
ハンマー 「それなら構いませんが……」
太刀 「決まりだね。それじゃ村長さん、報酬の件だけど……」
ハンマー 「お前は本当に意地汚いな。村長さん、討伐でもないのに報酬はいただきませんよ」
太刀 「何で!? いいじゃんもらったって。どうせハンマーが倒して終わりでしょ」
太刀 「どうするのハンマー? 村長さん困ってるよ?」
村長 「近く、確実にジンオウガは出てきます。ハンマーさん、太刀さん、よろしければ、警戒にだけでも参加していただけないでしょうか?」
ハンマー 「それなら構いませんが……」
太刀 「決まりだね。それじゃ村長さん、報酬の件だけど……」
ハンマー 「お前は本当に意地汚いな。村長さん、討伐でもないのに報酬はいただきませんよ」
太刀 「何で!? いいじゃんもらったって。どうせハンマーが倒して終わりでしょ」
ハンマー 「物騒なことを言うな……」
村長 「オホホホホ。きちんと謝礼は用意させていただきますわ」
村長 「警戒には、今日の昼から熟練ハンター組を行かせる予定です。貴方達には、村近くの渓流を担当していただきたいのです」
ハンマー 「確かに……村にまで危害が及んだら大変だ。戦えない女子供も、ここには多い」
ハンマー 「引き受けましょう」
太刀 「あたしも行くよ!」
村長 「オホホホホ。きちんと謝礼は用意させていただきますわ」
村長 「警戒には、今日の昼から熟練ハンター組を行かせる予定です。貴方達には、村近くの渓流を担当していただきたいのです」
ハンマー 「確かに……村にまで危害が及んだら大変だ。戦えない女子供も、ここには多い」
ハンマー 「引き受けましょう」
太刀 「あたしも行くよ!」
番台猫 「狩場はとても不安定な状態になっておりますニャ。十二分に気をつけてくださいニャ」
太刀 「(ガチャガチャ)大丈夫よ。ハンマーがいれば。何とかしてくれると思う」
ハンマー 「それはいいが、自分の身は自分で守るんだな(ガチャガチャ)」
太刀 「もう、ダーリンは冗談がうまいなぁ」
ハンマー 「…………」
村長 「もう少しで先発隊が出発します。貴方達は、ご自分のペースで出撃されてください」
太刀 「(ガチャガチャ)大丈夫よ。ハンマーがいれば。何とかしてくれると思う」
ハンマー 「それはいいが、自分の身は自分で守るんだな(ガチャガチャ)」
太刀 「もう、ダーリンは冗談がうまいなぁ」
ハンマー 「…………」
村長 「もう少しで先発隊が出発します。貴方達は、ご自分のペースで出撃されてください」
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