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    元スレフリーザ「・・・いいでしょう」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - クウラ + - ドラゴンボール + - パラレルワールド + - フリーザ + - ブロリー + - 平和 + - 神スレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    悟空「やめだ。」

    フリーザ「な、なんだと・・・!?や、やめだとはどういうことだ!?」

    悟空「今の怯え始めた貴様を倒しても意味はねぇ。もうオレの気は済んだ。おめぇのプライドは既にズタズタだ。」

    悟空「ショックを受けたまま生き続けるがいい、ひっそりとな・・・。どうしても決着をつけたかったら、体力を回復させ、更に腕を磨くんだな。」

    フリーザ「・・・いいでしょう。次こそ、お前を殺してやるぞ、スーパーサイヤ人、孫悟空!!」

    悟空「・・・ふっ、その意気だ。じゃあな、フリーザ。」

    悟空は、フリーザを見逃した。フリーザは悟空に破れてからというものの、何年も激しい修行を重ねた。この物語は、宇宙最強の名を失ったフリーザの、あったかもしれない話、である・・・

    2 = 1 :

    フリーザ「はぁ、はぁ・・・ダメだ。ダメだダメだダメだぁ!!こんなものじゃ、あいつを倒すことなんてできやしない・・・!」

    フリーザ「はぁぁぁ!!ふんっ!!でぇいっ!!」

    フリーザ「ふぅ、ふぅ・・・ちょっと一息入れましょうか」

    フリーザ「こうしていると、昔を思い出しますね・・・。兄や父の後ろ姿を見ていたあの頃を・・・」

    3 :

    フリーザ「・・・いいでしょう、そろそろ中にお出しなさい」
    悟空「やめだ。」
    フリーザ「!!!?」
    悟空「お前とはもう会わない」
    フリーザ「そ、そんな・・・」

    4 = 1 :

    コルド『フリーザや。調子はどうだ?』

    フリーザ『パパ。わたしなどまだまだです。早くパパやお兄様のように、宇宙を統べる帝王のような威厳と風格を身につけたいです』

    コルド『はっはっは。なぁに、大丈夫だ。なにせお前はこのコルド大王の息子なのだからな。わしは、お前ならクウラを超えられると思っておるのだ。』

    フリーザ『このわたしが、お兄様を・・・?』

    コルド『そうだとも。クウラは確かに天才だが、お前はそのストイックさがなにより素晴らしい。わしやクウラが持ちえなかった才能とも言えよう。』

    コルド『その気持ちさえ忘れなければ、お主はかならずや宇宙最強になれる。わしが保障しよう。』

    フリーザ『・・・はい。ありがとうございます。』

    6 :

    フリーザ「いいでしょう、あなたが何でも思い通りにできるとおっしゃるならまずはそのふざけた幻想をぶち壊して差し上げましょう」

    7 = 1 :

    フリーザ「パパやお兄さんは、今どうしているのでしょうね・・・。一度、惑星コルドに帰ってみるのも・・・いや、それはダメですね」

    フリーザ「それは、ボクが再び宇宙最強の座を取り戻してから・・・」

    フリーザ「さて、そうと決まれば休んでいる暇はありませんね。今のボクは裸の帝王なのですから」

    フリーザはそれからも、修行を重ねた。ある時は生き物の存在しない惑星を訪れでは一心不乱に鍛錬を重ね、ある時は悪政を働く惑星の王を倒し・・・

    そうして暮らしていくうちに、フリーザの中である感情が生まれ始めていた。

    9 :

    支援

    さあ、いきますよ!ザーボンさん!ドドリアさん!

    10 = 1 :

    子供「ありがとう、お兄ちゃん!」

    フリーザ「ふふふ、礼には及びませんよ。さ、もう行きなさい」

    子供「うん!」

    フリーザ「こうして身も知らぬ者を助けるのも、気持ちのいいものですね。あの孫悟空というサイヤ人の気持ち、少しだけわかった気がしますよ」

    フリーザ「そして同時に、今までボクがしてきたことの罪深さも・・・」

    フリーザ「いけませんね。どうも、最近は感傷に浸ることが増えてきたようです」

    フリーザ「今のボクの力は、一体どれくらいになったのでしょうか・・・。確か今ボクが使っている宇宙船の中に、スカウターがありましたね」

    11 = 1 :

    フリーザ「・・・・・・。(ガサゴソガサゴソ)お、ありましたよ。装着して、と・・・」

    ピピッ・・・ピピッ・・・

    フリーザ「・・・ん?なんだ、この惑星に近づいている気は?・・・大きいですね・・・まさか!?」

    フリーザ「嫌な予感がしますよ。もしもパパやお兄さんだったら、今のボクを見てどう思うのか・・・。」

    フリーザ「くっ、こういう時気をコントロールできるのが羨ましくなりますね」

    フリーザ「あのベジータに出来て、このボクに出来ないわけがない・・・気を抑えるんだ・・・」

    フリーザ「・・・ふふふ、さすがボク。どんどんスカウターに表示されるボク自身の戦闘力数値がさがっていきますよ・・・」

    12 :

    SSでのフリーザ様の善人率は異常

    13 = 1 :

    コルドの宇宙船―――

    下級兵「・・・あれ?」

    コルド「どうした?」

    下級兵「おかしいですね。今まであの惑星にあった大きい戦闘力反応がなくなりました」

    コルド「なんだと?」

    コルド「ふむ・・・まぁ世界には気をコントロールする部族もいるからな。気を消すこと自体は不思議ではないが・・・。」

    コルド「表示されたほどの強さなら、もしやフリーザかもと思ったが、あやつは気のコントロールはできんはずだからな。」

    コルド「おそらく違う奴だろう。引き返せ」

    下級兵「はっ!」

    14 :

    ギャップ萌えという奴だ

    15 :

    大王が 気 って言うのはどうかと

    ポロリ様はまぁナメック星で学んだとしても・・・

    16 :

    これはいい
    支援

    17 :

    こいつは見逃せない

    18 = 1 :

    フリーザ「どんどん遠ざかっていく・・・どうやら引き返してくれたようですね。危ない危ない・・・」

    フリーザ「さて、それで今のボクの戦闘力は・・・と」

    ピピピピピッ

    フリーザ「ふむ・・・MAXの50%でこれほどですか。」

    フリーザ「今のボクならフルパワーを出しても体への負担はなくなっているはずだから・・・」

    フリーザ「今なら、孫悟空にも勝てるかもしれない・・・!?」

    フリーザ「ふふふ・・・ついにこの時が来たようですね。孫悟空!今こそ、復讐の時ですよ!」

    フリーザ「さて、ここから地球までの距離は、と・・・。」

    フリーザ「到着は約半月後ですか。なら、久しぶりにゆっくりと寝ることにしましょうかね・・・」

    19 :

    ふむ

    20 :

    トランクスをフルボッコにして欲しかったわ

    21 = 1 :

    >>15
    こまけぇこたあ(ry


    半月後、地球―――

    フリーザ「着きましたか、地球に」

    フリーザ「ほぉ・・・辺境惑星のくせに、なかなかどうして美しいじゃないですか」

    フリーザ「まぁいいでしょう。さて、ボクが来たのを孫悟空たちは察知しているはずですね。」

    フリーザ「とりあえず辺りをスカウターで調べてみましょう」

    ピピッ・・・ピピッ・・・

    フリーザ「・・・・・・・・・。」

    ピピッ・・・ピピッ・・・

    フリーザ「・・・おかしいですね。この星全体に、大きい反応があまりない・・・?」

    フリーザ「それに、この辺りには誰も来ていない・・・。ボクが来たことに気付いていないのか・・・?」

    フリーザ「とりあえず、表示された中で一番大きい数字の持ち主のところへ行ってみましょうか」

    22 :

    いつのまにか修行の旅に出たってことなのか

    23 = 1 :

    フリーザ「この辺ですね・・・。戦闘力、400万ほどですか」

    ??「はぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・!!」

    フリーザ「修行中の様子ですね。戦闘力が荒々しく変化していますよ。」

    フリーザ「さて、孫悟空か、ベジータか、それともあのナメック星人か・・・」

    ??「ふっ!はっ!だだだだだだ!!!」

    フリーザ「あの色の胴着は・・・孫悟空?いや、それにしては戦闘力反応が小さすぎる・・・」

    フリーザ「まさか、悟飯・・・?」

    24 = 1 :

    悟飯「はぁ・・・はぁ・・・」

    フリーザ「久しいですね、孫悟飯」

    悟飯「っ!?だ、誰だ!?」

    フリーザ「ボクのことを忘れてしまったんですか?」

    悟飯「ふ、フリーザ・・・ッ!!」

    フリーザ「ボクはあなたには用はありません。孫悟空はどこですか?」

    悟飯「お前に教える必要はない!!はぁぁっ!!」

    バシュゥゥ!

    フリーザ「! ・・・ほぉ。あなたも超サイヤ人に目覚めたんですね」

    25 = 1 :

    悟飯「・・・・・・・・・。お父さんに代わって、俺がお前を倒す!」

    フリーザ「ふん、ガキが一丁前に・・・。いいでしょう、かかってきなさい」

    悟飯「はぁっ!!」

    ダダン、バッ、ドガッ!!

    フリーザ「ほぉ、あのナメック星での戦いからは想像もつかないほどのパワーアップを果たしていますね!」

    フリーザ「だが、今のボクの敵ではない!!」

    ヒュッ

    悟飯「!? ど、どこに行った!!」

    フリーザ「上だぁぁ!!」

    悟飯が見上げると、フリーザの膝蹴りが顔面近くまで迫っていた

    悟飯「っ!!くっ・・・」

    ピタッ

    悟飯「・・・!?」

    26 = 19 :

    !?

    28 = 22 :

    悟飯の子供時代の一人称は僕じゃないのか・・・・
    まぁもっとやれ

    29 = 1 :

    フリーザ「ふふふ。ボクはあなたに用はないと言ったはずですよ。」

    フリーザ「今の攻撃であなたは死んでいましたが、ボクはあなたの命は奪いません。さぁ、教えなさい。孫悟空はどこですか?」

    悟飯「・・・お父さんは・・・。・・・・・・・・・死んだ」

    フリーザ「・・・・・・・・・。・・・・・・・・・なんだと?」

    悟飯「何度も言わせるな。お父さんは・・・もう何年も前に、心臓病で、死んだ・・・」

    フリーザ「ば、バカなっ・・・!?」

    悟飯「その左目につけてるスカウターで調べたらわかるだろう?もう、この星には戦士と呼べるほどの強い奴はいない・・・」

    フリーザ「た、確かに少ないとは思っていたが・・・。」

    フリーザ「なら、あのナメック星人やベジータはどこに行ったのだ!?」

    悟飯「・・・・・・・・・。」

    フリーザ「答えろ!!」

    30 = 15 :

    俄然興味が湧いたのれす^p^

    31 :

    いいよいいよ

    32 :

    まさかこの世界は・・・

    33 :

    未来編か!支援!

    34 = 1 :

    悟飯「その前に、教えなきゃならない事がある。・・・今のお前からは、そんなに悪い感じがしない」

    フリーザ「ふんっ」

    悟飯「お父さん・・・孫悟空が死んでから半年後、この星に二人の悪魔が現れた」

    フリーザ「悪魔・・・?」

    悟飯「ああ。どこから湧いたのか、二人の人造人間が姿を現したんだ。そいつらが、ベジータさんやピッコロさん・・・それに他の俺の仲間も、そいつらに全員殺された」

    フリーザ「なんということだ・・・!」

    悟飯「・・・?」

    フリーザ「孫悟空・・・ボクに勝ったまま勝ち逃げとは・・・!今までボクは、お前を倒すためだけに修行を重ねてきたのに・・・!!」

    35 :

    メカフリーザが地球に来なかったからトランクスも来なかったんだな・・・

    37 :

    書き溜めはしてないん?

    38 = 1 :

    悟飯「お父さんから、お前の話も聞いた。俺と戦いたいんなら、更に修行を重ねて強くなるんだ、と伝えてきたって。」

    悟飯「そして、フリーザ。現にお前は相当強くなってこうして現れた。」

    フリーザ「お前に褒められたってちっとも嬉しくなんかない!!くそぉ・・・!」

    悟飯「・・・なぁ、フリーザ」

    フリーザ「・・・なんです?」

    悟飯「恥を承知で頼みたいことが

    フリーザ「お断りですね」

    悟飯「・・・・・・。」

    フリーザ「どうせその二人の人造人間を倒してくれとでも言うんでしょう?」

    フリーザ「孫悟空がそいつらに殺されたというなら話は別だが、違うのだろう?」

    フリーザ「悪いが、ナメック星人やベジータはボクの敵じゃないんでね。そんな奴らの仇なんて討ってもつまらん」

    39 :

    未来トランクスがいる時代か

    40 = 15 :

    おお、変化球

    43 = 1 :

    >>37
    大体のストーリーは頭にあるけど、書き溜めはしてないぜ


    悟飯「・・・そうか。そうだよな。」

    フリーザ「・・・ふん。だがまぁ、あくまで個人的にそいつらを痛めつけるくらいならしてやってもいい。」

    フリーザ「もはやボクの目標は達成できないものになったからね。暇つぶしにはちょうど良さそうな相手だ」

    悟飯「・・・!ありがとう、フリーザ」

    フリーザ「お前に礼を言われるようなことなどない。さて、その人造人間はどこにいるのやら・・・」

    カチッ

    悟飯「それじゃ表示されないだろう。あいつらは気を持たないんだ」

    フリーザ「む。・・・なるほど、それもそうですね。じゃあ、具体的に奴らの戦闘力はわからんということですか。」

    フリーザ「まぁ、それも楽しそうではありますね。で、ならどうやって探せばいいんですか?」

    悟飯「奴らは町で適当に暴れるのが大好きなんだ。だから、待っていれば奴らが騒ぎを起こして居場所を教えてくれるはずだ」

    悟飯「それまでは、待っててくれ」

    フリーザ「ふん・・・つまらんな。まぁ、いいだろう」

    悟飯「とりあえず、今地球に残っている戦士を紹介する。俺についてきてくれ」

    44 :

    荒んだ世界とフリーザ様

    45 = 1 :

    悟飯「ここだ」

    フリーザ「地下、ですか」

    悟飯「ああ。ちょっと、ここで待っててくれ」

    タッタッタ・・・

    悟飯「連れてきた。ほら、トランクス。挨拶だ」

    トランクス「は、初めまして・・・」

    フリーザ「お前も、サイヤ人の血が混じっているな・・・」

    悟飯「トランクスは、ベジータさんの息子だ」

    フリーザ「! ベジータの息子ですか。あの野蛮な奴に子供が・・・」

    46 = 15 :

    うわー映像で見たい

    47 = 31 :

    バカ野郎!こんな時間に立てやがって!明日仕事なのに寝れねぇじゃねーか

    48 = 1 :

    トランクス「ねぇ悟飯さん。この人誰?」

    悟飯「トランクスも名前くらいは聞いたことあるだろう?フリーザだよ」

    フリーザ「初めましてトランクス。以後お見知り置きを」

    トランクス「え、フリーザって、あの悪者の!?」

    悟飯「今はそんなに悪い奴じゃない。あの人造人間と戦ってくれるって言ってくれてるからね」

    フリーザ「ふふ、ほんの暇つぶしですよ」

    ブルマ「トランクス、悟飯くん!人造人間のニュースが・・・っ!!?」

    トランクス「あ、母さん!」

    ブルマ「ふ、ふ、フリーザ・・・!?なんで地球に・・・!?」

    49 :

    >>1
    つづきが読みたい


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