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    元スレハルヒ「SOS団は解散するわ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - キョン + - ハルヒ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :


    キョン「え?」

    ハルヒ「聞こえなかったの?解散するのよ、か・い・さ・ん」

    キョン「おい、それはどういうことだ」

    ハルヒ「どういうことって読んで字のごとくよ」

    キョン「どうして今さら解散なんだよ!」

    ハルヒ「うーん……なんかね、もう飽きちゃったの」

    キョン「飽きた……だと……!?」

    2 :

    いろいろ終わってるからなあ・・・

    3 = 1 :


    ハルヒ「そう飽きたの。もういろいろ楽しいこと経験したし、宇宙人も未来人も超能力者も実際いるわけないし」

    キョン「………………」

    ハルヒ「そろそろ普通の生活がしてみたいわ。部活入って打ち込んだり、友達とショッピングしたり……あと彼氏もつくりたいわね」

    キョン「……………」

    ハルヒ「ってわけだから、みんな今までご苦労様。今日をSOS団は解散します。」

    キョン「おい、マジかよ……」

    ハルヒ「しつこいわよキョン。解散って言ったら解散なの。」

    キョン「…………」

    5 :

    ってなわけで完

    6 = 1 :


    ハルヒ「部室は文芸部に返すわ。有希、今までありがとう」

    長門「………………」コク

    ハルヒ「じゃあみんなバイバイ」

    キョン「おいハルヒ待て……!」

    バタンッ

    キョン「………………」

    古泉「では、我々も解散しましょうか」

    キョン「おい待て古泉!お前これでいいのかよ!SOS団はここで終わりか!?」

    古泉「いいも悪いも涼宮さんが解散すると言ったら解散するしかないでしょう」

    7 :

    世界にとってのハッピーエンドだな

    8 = 1 :

    キョン「そんな簡単に……あ、朝日奈さんは?」

    みくる「えっ?」

    キョン「ハルヒはこのままでいいんですか?」

    みくる「す、涼宮さんがああ言うなら……それに私も今年で卒業ですから勉強忙しいし……それに……」

    キョン「(あなたは未来人でしょうが!)それに?」

    みくる「私も高校生活の間に一度はお付き合いとかしてみたいですし……」

    キョン「………………」

    みくる「ちょうどいい機会ですよね?明日からお相手探します!」

    キョン「………………」

    9 :

    朝日奈じゃなくて朝比奈だぞ
    まぎらわしいよな

    10 = 1 :

    >>9
    すまん、さっき確認したつもりだったんだがorz

    12 = 1 :


    キョン「………………」

    古泉「じゃあ僕はこれで。また明日……もっとも、もう集まりは無いわけですから明日会うかはわかりませんけどね」

    朝比奈「私も……キョン君さよなら」

    バタンッ

    キョン「………………」

    長門「………………」

    キョン「な、長門!お前はどうすんだ!!」

    長門「………………?」

    キョン「SOS団解散でいいのかよ?ハルヒの観察はしなくていいのか?」

    長門「涼宮ハルヒの観察はこれからも継続する。しかし以前ほど大きな力は持っていないし、世界に影響も与えなくなっているため間もなく観察を中止する予定」

    13 = 1 :


    キョン「中止って……それからはどうすんだ!」

    長門「とりあえずは一人間としての生活を続ける。涼宮ハルヒの観察終了後は一般の女子高校生にならった生活を実験の意をかねて行うつもり」

    キョン「………………」

    長門「それよりあなたにお願いがある」

    キョン「な、なんだ?」

    長門「今日からこの部屋は改めて文芸部の部室として使用することにする。もしあなたが文芸部に入る気がないなら気安くこの部屋に出入りしないでほしい」

    キョン「………………」

    14 :

    超能力者とかの存在そのものが消失しないのか…

    15 = 1 :


    長門「………………了解した?」

    キョン「………………わかったよ」

    長門「ありがとう。…………今日は帰る」

    バタンッ

    キョン「………………」

    キョン「………………」

    キョン「………………」

    キョン「………………」

    キョン「………………え?」

    16 = 1 :

    >>14
    都合悪いからとりあえず消えない方向で……

    17 :

    >>16
    萎えるからいちいちレス返さなくていいぞ
    このレスにも返すなよ

    18 = 1 :

    次の日

    キョン(あまり寝れなかった……。本当にSOS団終わりなのかよ……まだ実感がわかねぇ)

    キョン「ハルヒはまだ来てないか……」

    キーンコンカーンコーン

    ハルヒ「ふぅ、ギリギリね」

    キョン(ハルヒがチャイムのギリギリに来るなんて珍しいな)

    昼休み

    キョン「ハルヒは相変わらずの学食か。しかしあいつ休み時間の間何してんだ?」

    キョン「授業終わるやいなや教室を飛び出してチャイムギリギリに戻ってくる……」

    19 = 1 :

    次の日

    キョン(昨日は久しぶりに部室に行かなかったな……それにハルヒとも一言も喋らなかった)

    キーンコンカーンコーン

    ハルヒ「ふーセーフね」

    キョン(ハルヒはまたギリギリか……)

    昼休み

    キョン(昨日と全く同じだ……いったい何してんだ?)

    国木田「キョン、一緒にお弁当食べようよ」

    キョン「おう。谷口はどうしたんだ?」

    国木田「なんか委員会の仕事で3年生の教室にいってるみたい」

    キョン「へ~あいつが委員会を真面目にやってるとわね」

    国木田「たいした仕事ないと思ってたら先輩にコキ使われて大変らしいよ」

    キョン「そりゃ気の毒だったな」

    20 = 14 :

    谷口とハルヒが付き合うとは…

    21 = 1 :

    ………………

    谷口「あ~面倒くせぇ」

    国木田「あ、お疲れ様」

    キョン「大変そうだな」

    谷口「まったくだぜ!コキ使うなら1年にしてくれよな!」

    キョン「半年頑張るんだな」

    谷口「ったくよ……。それよりキョン」

    キョン「どーした?」

    谷口「涼宮のやつどうしたんだ?」

    キョン「どうしたって何がだ?」

    22 :

    一番解散させたいのは作者

    23 :

    とりあえず15まで読んだがゆきちゃん冷たすぎワロタw

    24 = 1 :

    谷口「いや、俺も最近委員会絡みでよく3年の教室行くんだが涼宮をよく見るんだよ」

    キョン「なに?」

    谷口「毎時間3年の各教室を覗いてるみたいなんだ」

    キョン「俺は知らねーぞ。いったい何やってんだ?」

    谷口「さぁな。なんか人を探してるみたいだったぞ」

    国木田「涼宮さんが3年の教室って何を探してるんだろう?」

    キョン「今回俺は関わってねぇ。俺の知ったこっちゃねーな」

    キョン(ハルヒのやつ毎時間いないと思ったらそんなことしてたのか。いったい何のつもりだ?)

    25 :

    長門とヤりたい

    26 = 1 :

    放課後

    キョン「おい、ハルヒ」

    ハルヒ「何よキョン?私忙しいんだけど」

    キョン「まぁまぁ、ちょっと聞きたいんだがお前休み時間に3年の階で何やってんだ?」

    ハルヒ「なんでそんなことあんたに答えなきゃいけないのよ。私の勝手でしょ?」

    キョン「…………そ、そう言わずに教えてくれよ」

    ハルヒ「はぁ?なんであんたが私の行動を知る必要があんのよ。何様のつもり?」

    キョン「えっ……いや……その……」

    27 = 1 :

    ハルヒ「もう何なのよ」

    キョン「ま、待てハルヒ!」

    ハルヒ「はぁぁ?まだ何かあんの?」

    キョン「え、SOS団は本当にもう終わりなのか?」

    ハルヒ「あんたまだ言ってんの?いい加減しつこいわよ本当に。もうあんな茶番はお~わ~り!」

    キョン「茶番って…………」

    ハルヒ「そんなにやりたきゃあんたがまた作れば?もちろん私は参加しないからね」

    キョン「………………」

    ハルヒ「もう……時間無駄にしたわ」

    タタタタッ

    キョン「………………」

    ハルヒ「あ、それとキョン」

    キョン「なんだ?」

    28 = 1 :

    ハルヒ「もう勝手に呼び捨てにしないで。ただでさえ私達変な噂流れてるんだから」

    キョン「………………」

    ハルヒ「わかった?いつまでもSOS団感覚はやめてよね」

    キョン「………………」

    キョン「………………目から汗が」

    キョン「…………部室行ってみるか」

    29 = 1 :

    キョン「でも何もないのに行くのわな……いっその事文芸部に入っちまおうかな」

    キョン「そうだ、そうしよう!今のままだと何か空しい」

    キョン「長門も正式な部員としてなら受け入れてくれるだろう」

    キョン「長門だって一人じゃ心細いしな。そうと決まれば」

    タタタタッ

    コンコン

    後輩A「はーい」

    キョン「ん?知らない声だ……」
    カチャ

    後輩A「どなたさんですか?」

    キョン「あ……えーっと……(なんだこいつ?知らない子だ)」

    30 :

    彼氏探してるのか

    31 = 1 :

    キョン「な、長門はいるか?」

    後輩A「あ、部長ですね?いますよ。長門部長、お客さんですよー」

    キョン(長門部長……!?)

    長門「…………何?」

    キョン「あぁ……その……(見たところ知らない女子が4人いる…)」

    キョン「様子見に来たんだ、長門が何してるかなーって思ってよ」

    長門「そう…………」

    キョン「し、知らないやつがいるけどまさか新入部員か?」

    長門「そう……募集かけたらすぐに4人集まった」

    キョン「そ、そりゃあよかったな……」

    33 = 1 :

    長門「用はそれだけ?」

    キョン「あ……その……本を借りにきたんだ。SOS団解散してから俺も暇でよ……いいか?」

    長門「わかった…………入って」

    キョン「おう……し、失礼する(変な感じだ……)」

    後輩B「こんにちは~」

    キョン「こ、こんにちは~……」

    キョン(内装はそのままか……)

    長門「好きなの選んで…………」

    キョン「じゃあ、えーと……(別に本なんか読む気ないんだが……)これにするよ」

    長門「…………それは前に私が貸したやつ」

    キョン「ま、また読みたくなったんだ。凄く面白かったからな」

    34 = 1 :


    長門「そう…………」

    キョン「…………(相変わらず気まずい……しかも新入部員がみんなこっち見てやがる)」

    キョン「ありがとよ…………ま、また今度図書館行くか!」

    キョン(何言ってんだ俺は!!)

    後輩A(えー嘘~)ヒソヒソ
    後輩B(部長あの人とデートしたことあるのかな~?)ヒソヒソ
    後輩C(もしかして彼氏さん?)ヒソヒソ
    後輩D(あの美人な部長に彼氏がいないわけないよね~)ヒソヒソ

    長門「………………考えとく」

    キョン「お、おう!じゃーな」

    バタンッ

    キョン「ふぅ……………」

    キョン「まさかもう部員がそろってるとわな……」

    キョン「文芸部に俺の居場所はねーな……」

    キョン「…………帰るか」

    35 = 1 :

    次の週

    キョン「SOS団解散から今日で一週間か……古泉や朝比奈さんとは全然会わないな……」

    ハルヒ「…………」ガチャ

    キョン(今日はハルヒ早いな……ん!?)

    キョン(あれはお弁当?ハルヒが弁当持ってくるなんて珍しいな……)

    キョン「おいハルヒ、お弁当なんて珍しいな。どうしたんだ?」

    ハルヒ「………………」

    キョン「おいハルヒ!……無視すんなよ!」

    ハルヒ「あ~も~うるさいわねぇ!!呼び捨てにしないでって言ってるでしょ!!」

    クラスメイト「……………」し~ん

    キョン「…………」

    ハルヒ「馴れ馴れしくしないでっ!!!」

    キョン「…………」

    37 = 1 :

    昼休み

    キョン(ハルヒのやつ弁当持ってどっか行きやがった……)

    国木田「キョン、涼宮さんと何があったんだい?つい最近まであんなに仲良かったのに」

    キョン「なんでもねーよ……」

    国木田「とても何にもないようには思えなかったけど」

    キョン「ほっとけ……」

    ………………

    谷口「おい…!!キョン!!」ハァハァ

    キョン「どうしたんだ?」

    国木田「そんなに慌てて何があったんだい?」

    38 = 9 :

    おいやめろ

    39 :

    もはや別キャラだなww

    40 = 1 :

    谷口「す、す、涼宮のやつどうしたんだ!?!?」

    キョン「またハルヒの話か……。ハルヒのことなら俺は無関係だ」

    谷口「無関係だから驚いてるんだ!」

    キョン「?」

    国木田「いったい何があったんだい?」

    谷口「委員会で3年の教室行ったら涼宮がいたんだが……」

    キョン(またか……)

    谷口「委員会の先輩と涼宮のやつが二人でどっかいったんだよ!!」

    キョン「何だって!?」

    41 = 1 :


    谷口「それはもう楽しげな雰囲気でよ……しかも涼宮は弁当持ってたぞ!!」

    国木田「どーいうことだい?涼宮さんはキョンとつき(ry」

    キョン「合ってない!!」

    キョン(ハルヒが先輩とだと!?…………まさか、あいつ本気で!!)

    谷口「キョン!いったい何があった!」

    キョン「し、知らねーし!」

    国木田「明らかに動揺してるね……」

    キョン「し、してねー!別にどうもこうもあるか。ただハルヒに彼氏ができただけの話だろ」

    谷口「彼氏ができただけってお前……」

    キョン「これであいつも少しは静かになるだろ!よかったじゃねーか!」

    谷口・国木田「………………」

    キョン「あ~弁当うめぇ~なぁ~!!!」ムシャムシャ

    谷口・国木田「キョン…………」

    42 :

    キョンwwww

    44 :

    まぁでも普通なら万々歳だよね、危険物に付きまとわれなくなるって

    45 = 1 :

    放課後

    キョン(ハルヒに彼氏……あいつ本気だったのか……)

    キョン「………………」

    キョン(文芸部に本返しにいくか……読んでないけど)

    コンコン

    後輩A「は~い」

    ガチャ

    後輩A「あ!この前の!部長ですか?長門部長は今部長会議でいないんです」

    キョン「え?いや、あの……借りた本返しに来たんだけど……」

    後輩A「そうなんですか……よかったら中へどうぞ」

    キョン「え?でも特に用ないし……」

    後輩A「いいから入ってくださいよ!部長との話聞かせてください!」

    キョン「え……………」

    46 = 1 :

    ………………

    後輩B「せ、先輩は長門先輩と付き合っるんですか?」ソワソワ

    キョン「いや……別に……」

    後輩C「でもこの前図書館に誘ってたじゃないですか?」ソワソワ

    キョン「あ、あれは……」

    後輩D「前に行ったことあるんですか?」ソワソワ

    キョン「それはあるけど……でも……」

    後輩A「あるんですか!!それはデートですか!?」ソワソワ

    キョン「ち…ちが……(不思議探しだっけ……?)」

    47 = 1 :

    ガチャ

    キョン「?……長門!」

    後輩A「部長、お帰りなさい!」

    長門「………………」

    キョン「よ、よう」

    長門「何してるの?」

    後輩A「この前借りた本を返しにきてくれたんです」

    長門「そう…………」

    キョン「本ありがとな……したら俺はこの辺で……」

    後輩B「またいろいろ聞かせてくださいね!」

    キョン「は、はぁ……(別に何も話してないんだが……)」

    長門「…………」

    キョン「じゃあまたな……」

    48 = 1 :


    長門「ちょっと待って……」

    キョン「なんだ?」

    長門「話がある…………廊下で二人きりで話したい」
    キョン「え?あ、ああ……わかった」

    後輩ABCD「うわ~キャ~」ザワザワ……

    バタンッ

    49 :

    鬱SSはやめろと











    だがそれがいい

    50 = 1 :

    キョン「なんだ話って?」

    長門「………………私の言ったこと覚えてる?」

    キョン「え~と……なんの話だ?」

    長門「ここはもうSOS団の部室ではない。そしてあなたは文芸部員でもない」

    キョン「ああ」

    長門「だから気安く出入りしないでほしいと言ったはず……」

    キョン「いや、別に今日はそういうわけじゃあ……」

    長門「しかも後輩達に余計なことを吹き込んでる……」

    キョン「余計なこと?」

    長門「そう…………。私とあなたは交際しているわけではない……でもあなた第三者が見てそう勘違いするようなことを言っている……」


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