元スレ唯「二週目!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
101 :
5分だけ休んでいいよ
102 :
3分間だけ待ってやる
103 = 97 :
ふとした瞬間に
104 :
待ってやる、10秒間だけな
105 :
難易度高いな
106 = 97 :
視線がぶつかる
107 :
正直かなり期待してる
108 = 97 :
幸せのときめき
109 :
>>1が「よし!」するまで"待て"するさ!
110 = 97 :
覚えているでしょ
113 = 97 :
季節に恋した
114 = 105 :
あの日のように
115 :
ういーあいすー
117 = 97 :
輝いてる
119 = 90 :
唯「しつれ~しま~……す」
律「うおおっ!なんだ唯、どうした!?」
唯「へへ……寝不足で……」
澪「なんで?寝てないの?」
唯「うん、なんか調子悪くって~……」
唯「あ、聞いて聞いて!ギー太ね、見つかったよ!」
紬「本当っ!?」
唯「うんっ、福岡県の楽器屋さんにあるみたい~」
澪「福岡県か……でも運送料は全国均一だから心配はいらないかな」
唯「それがね~、なんかネットで売ってないらしいんだ~、だから週末に行って買ってくるよ~」
律「ひ、一人でか?福岡まで?」
唯「そうだよ?」
澪「……それはそれは」
律「ほかに売ってあるところないのか?」
唯「うん、すごい探して、電話もしたけどないみたいなんだ~」
120 = 90 :
澪「ところでいくらなんだ?」
唯「31万円だった……すごいきついけどお母さんに土下座までして借りてきたの」
唯「だから私、今日からアルバイトするの!がんばらなくっちゃ!」
澪「な……」
律「さんじゅ……さんじゅういちまんえん?」
紬「……」
唯「なに?どうしたの?すごい顔してるよ?」
澪(この子、ただ者じゃない……)
律(なんて努力家なんだ……)
紬「わ、私、お金出すわ!」
唯「へ?」
紬「唯ちゃんばっかり頑張ってちゃ……私にも応援させて!」
律「何だとムギ……ぜ、全額投資か?」
紬「うん!」
澪(もう次元が違う……)
121 :
今書いてるの>>1?
122 = 90 :
唯「いや、いいの。私が買う」
紬「えっ……?なんで?出すのに……」
唯「いいの、今度は自分の力で頑張るから……」
澪「……」
唯「だからみんなでこの軽音部、楽しくしようよ!」
澪「唯……」
律「そうか……わかった」
律「唯がそんなに真剣だっていうなら私だって負けないぞ」
唯「そうだよりっちゃん、その意気だよ!」
紬「うう……なんて立派な子……」
唯「へへ、ムギちゃんなんで泣いてるの~、照れるよ~」
澪「あぶn」
唯「わっ!」
唯「あああ~ごめん~、紅茶こぼしちゃったあああああ」
澪(立派だけどなんかドジだ……)
123 = 90 :
>>121
乗っ取らせていただいております^^
>>1さん、続けたいときはなんなく申し出を
124 :
乗っ取りか、帰ろ
125 :
おれは見届ける
遠慮なく続けたまえ
127 :
うむ、続けたまえ
128 = 90 :
唯「憂~、塾いくの~?」
憂「私、おねえちゃと一緒の所いきたいもん。頑張ってくるね!」
唯(ういはおつむいいから大丈夫なのに~)
唯「いかないで~うい~」
憂「ごめんね、お姉ちゃん……もっと一緒にいたいけど」
唯(憂がいなくなるのはやだよお……この設定はやめてほしいいいいいよおおおおおお)
憂「じゃあね、頑張ってくるね!」
唯「うう……いってらっしゃい」
唯「うう……」
唯「はっ!今何時!?」
唯「バイト面接忘れてたああああ!!!やばいやばい!!!」
唯「はやくいかないとおおおお!!!!いってきまああす!!!!」
唯「ああ制服のままだったああ、はやく着替えないと!!」
129 = 90 :
唯「はあ……」
澪「面接落ちたのか……」
唯「落ちました……撃沈でした……」
律「そりゃ遅刻したら落ちるさ、極め付けに……」
―――
社員「あ、入って入って、ここ座って」
唯「しし、しし失礼しますでありますっ!!」
社員「……」
―――
律「入社の一次面接でもそんなこと言わないぞ?」
唯「だってえ、緊張したんだもん」
澪「ま。それはいいとして、私も明日ついていくよ」
唯「え?福岡だよ?」
澪「いや、楽器とかみたいから……」
律「心配なんでちゅね、澪ちゅわん。唯のことがs……あだっ!いってええええ!!」
130 = 90 :
唯「みんなついてくるって~」
憂「え~、そんないいの?福岡って遠くない?」
唯「うん、でもみんなついてくるんだ~!楽しみだな~!」
唯(はやくあずにゃんにも会いたいな~、楽しみだよ、あと3年もあるんだし!)
唯「あ~、よかったあ~」
憂「え?」
唯「いや、なんでもないよお~?」
憂(この顔はなにか隠してる顔だっ!)
憂(私、お姉ちゃんの事一番知ってなきゃやだ!!!)
憂「私に隠し事しないでよお姉ちゃん!」
唯「ひっ、え?」
唯(憂に2週目の事話したら、理解しそうで怖い……)
131 = 90 :
◇福岡◇
唯「ここ……だよね……」
澪「のはずだけど……」
律「どうみてもこれって倉庫だよな……」
紬「入り口とかあるのかしら……」
唯「探してみようよ……なさそうだけど」
澪「看板あるし、たぶんここだよ。探してみよう」
唯「どこだろ~」
律「裏に回ってみるか?」
唯「裏にもそんな入り口ないよ~?」
澪「じゃあこのシャッターを開けなきゃいけないのか?」
律「怪力自慢を連れてくればよかったな」
唯「え?誰それ」
律「いや、こっちの話……なんでもない」
132 :
憂に話しちゃったほうが楽なのに
134 = 90 :
唯「だめだ~、開かないよ~!」
律「当たり前だろっ」
澪「ここまで来たのにな……」
紬「どうする……?」
唯「あらっ、なんか車来たよ?」
澪「ワンボックスカー……あれ関係者かな」
律「さあ……」
関係者「ん、客の方ですか?」
澪(めっちゃ怖そう……)
関係者「すいませんね、待たせたみたいで今開けますんで」
唯「あ、はい」
唯(やっぱりこの倉庫がお店なんだなぁ……)
135 = 90 :
関係者「はい、どうぞ」
唯「わあ……・」
澪「うわ……」
紬「まあ……壁中楽器楽器楽器……すごい」
律「うお、パールじゃん」
澪「すごい……レフティ沢山ある……」
唯「わあ……可愛いのいっぱい……」
唯(ぷふっ、これさわちゃん使ってそうなギターの形してる~)
澪「フライングVなんかみてどうする、はやく見つけないと……」
唯「わあ、このギター見て見て!おかし、あはははは!」
澪(ああ、だめだこいつ)
唯「さて、ギー太を探さなくっちゃね!」
澪「メーカー言ったほうが早いんじゃないか?」
唯「あっ、見つけた!!これだよこれだよ!!」
澪(こいつ……早いッ!)
136 = 90 :
唯「あれだよあれだよ~!店員さ~ん!」
関係者「はいはい、あれですね……・え?あれですか?」
唯「はいあれです!私のギターです!」
関係者「あのビンテージですか?」
唯「はいっ!」
関係者(まじかよ……こんな初心者みたいな子が……)
関係者「ま、待っててください、いま在庫確認しますから」
唯「は~い、うふふギー太ようやく会えたね~」
ギー太「やあ」
澪「私もほしいなあ、マルチアンプシュミレーター……」
律「ツインペダルほしすぎる……」
関係者「ありましたありました、本当にいいんですね?」
唯「はいっ!!」
澪「よかったな、唯」
唯(よかったあ……これでスタートだねっ!)
137 :
お金どうした
138 :
やあってw
139 :
バイトして返すって約束で土下座して、ギター代と交通費も前借りか
140 :
俺「やあ」
141 = 90 :
唯「ギー太むちゅちゅちゅ~」
律「何だお前、気持ち悪いなあ」
唯「ギー太取り返したし、これからどうしよっか!」
澪「どうするって、帰んないのか?」
唯「え~、通天閣行かないの~?」
紬「ここは大阪じゃないわよ?」
律「暗くなってきたし、もう帰ろうぜ~」
唯「え~、そんなぁ~」
澪「はいはい、帰った帰った」
142 = 90 :
唯「ただいま~!ういうい~!」
唯「今日ね~、すっごく楽しかったよ~?」
唯「あれ~?憂い~?あ、そっか~、塾か~、今日楽しかったな~」
唯「ねっ、ギー太っ!」
唯「そうだよ、はやくバイト探さないとね!」
唯「よおし、今から求人あさってバイト先みつけなきゃ!」
唯「レッツゴー!」
唯「楽しみだな~、これから始まる軽音部!なんだしさ~」
唯「みんなとまた3年間過ごせるんだからすっごいうれしいよ!」
唯「うれしいな~……」
唯「……」
唯「……さて」
唯「お腹へったなあ、ご飯つくろ~」
唯「なんかレトルトあったっけ~?」
143 = 90 :
唯「ふわふわ時間~♪ふわふわ~時間~♪」
憂「ただいま~、お姉ちゃん居る~?」
唯「ういさびしかったよおおお!どこいってたのお?」
憂「塾だよっ?あっ、ギター買ったんだ~、かわいい~」
唯「でしょでしょ~?かわいいでしょ~?」
憂「弾いてみて弾いてみて~!」
唯「うんっ!」
~♪♪♪♪
唯「どうこのリフうまいでしょ~?チョーキングだってほら」
憂「えっ……お姉ちゃん?」
唯「あ……」
唯(しまった……3年間の成果をここで見せてしまったっ!)
唯「え、えへへ……なんかできたよ……」
憂「天才だよお姉ちゃん!!すごい!!将来プロになるかもしれないよっ!」
唯「えへへ~、そうかな~」
145 = 90 :
唯「テスト?」
律「ああ、そうだぞ?忘れてたろ~?」
澪「唯はちゃんと勉強したのか~?」
唯「してないよ~、ケーキおいし~」
唯(そういえばみんなで赤点の勉強したなあ……)
唯(またああやってできるんだもん、私は赤点取るべきなんだよ)
紬「高校に入ってから急に難しくなって大変だわっ」
澪「律、私は教えないからな?」
律「えええっ!?なんでなんで?」
澪「自分で勉強しろっ」
律「えええええ」
唯(大丈夫だよりっちゃん、澪ちゃん教えてくれるから)
146 :
唯は効率良く立ち回ろうとしてもグダグダになりそう
147 :
バイトはどうした
148 = 90 :
先生「テスト開始!」
唯(名前は書いておこう……ええと)
唯(……)
唯(えっ、簡単。こんな問題テストに出しちゃだめだよ、ここの答えは……)
唯(なんで一年生の問題が出てるんだろう……ここの答えは……こう)
――――
唯「簡単だったね~」
律「な、なんだとう!?」
澪「まさか律、できなかったとか言うなよ?」
律「まあ、ボチボチできた……感じ……」
澪「いきなり教えてとか言ってきたんだからちゃんと点数とらないとだめだぞ?」
紬「私は多分、大丈夫だわ」
唯「……」
唯(なんかなあ……なんだろう……)
149 = 90 :
律「ははははなんとか凌げたぞ!」
澪「まあいいだろう、ムギどうだった?」
紬「なんとかできました~」
紬「唯ちゃんどうだったの?」
唯「ん?100点だったよ~、ほい」
律「はっ!?」
澪「えっ!?」
紬「まあ!!唯ちゃんすご~い!」
唯「あ、バイトの面接始まっちゃうから、また明日ね!」
澪「ああ、じゃあな頑張って……」
律「ああ……」
律「唯って……頭良いんだな……ショックだ」
澪「あいつあんな感じだけど本当は物凄くできた子なんじゃないか?」
紬「きっとそうよ……ちょっと見る目が変わっちゃうわ……」
150 = 90 :
唯(みんなすごい顔してたな~、でも当たり前の点数っていうか……)
唯(あ~あ、わざと0点取っとけばよかったなあ……)
社員「高校生?」
唯「あ、はい」
社員「うちは基本だれでもオッケーなんで、ええと、空いてる時間帯教えてくれる?」
唯「空いてる時間帯ですか?」
唯「……」
社員「うん」
唯「空いてる時間帯……」
唯「放課後は無理です、部活があります」
社員「あ~、じゃあ厳しいかも。うち7時閉店だから……」
唯「そうですか……じゃあ……大丈夫です……はい」
社員「放課後入れていいって事?」
唯「はい……いいです」
社員「わかりました~」
みんなの評価 : ★★★
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