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    元スレ妹「おい、くそ兄貴3千円貸せ」

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    みんなの評価 : ★★
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    51 :

    今起きた

    52 = 19 :

    「さて赤飯温めますかね」

    ♪~はてーしないーおおーぞーらとー

    「おっとぉ、…妹の携帯か。オフで友達できたんだろうなあうんうん。良い傾向だ」

    「俺はオフ行ってもできなかったけどね、友達…ふふ…」

    兄 ショボーン

    「…なにしてんだ兄貴」

    「おっ。妹早いな!赤飯温め中だ!」

    「いらねえっていっただろーがボケ!」

    「いやいや緊張してご飯も喉を通らなかったんじゃないかと心配してな」

    「余計なお世話だばーか!テメ―で食ってろ!」

    「そういえばお前の千春歌ってたぞさっき」

    「早く言え!」

    「で、赤飯いらないのか?」

    「明日食うから残しとけ」

    (食うんかい…)

    54 = 19 :

    「………」

    「あ、ちょっと甘かったな…」ムシャムシャ

    「……う、あ な……」

    「ていうか作りすぎたな… 隣のおばちゃんにもあげるか」

    「…あ、兄貴…」

    「ん?やっぱり今日会った人からか?」

    「…あ…会った初日から、さ、男女交際ってありなのか?」

    「え?」

    「会って数時間でこんなメール送るのって普通なのか!?」

    携帯画面『軽い気持ちで付き合っちゃいませんか的な口説き文句』

    「………」

    (…兄貴も誰かにこんなの送ってんのかな…)

    「妹、これ削除の仕方どうやるの」

    「!?」

    55 :

    百貫デブで弱気な兄貴に萌えてるのは自分だけw

    56 :

    百貫デブは言葉のアヤだろう
    つまりそういうことだ

    58 :

    ふむ続けてください

    59 = 19 :

    「…え?え!?そういう対応の仕方でいいのか!?」

    「良い。正しい。あとメアドも消しなさい」

    「ちゃんと断った方が…」

    「なんでお前そういう時だけまじめなの」

    「いや別にまじめではないけど」

    「こんな軽いやつに大事な妹やれるかってーの」

    「!んななな!何恥ずかしい事いってんだ馬鹿!」

    「交際するなら俺よりかっこいいやつ連れてこい」

    「んなもんいっぱいいるぞ!」

    「いやーそうそういないね」

    「うぬぼれてんじゃねえぞこのくそ兄貴!」

    「まずその言葉づかいからな。結構傷つくぞ」

    「そのまま死んじまえ!じゃーな!」

    「捨て台詞いただきました。おやすみ~」

    60 :

    こんな素晴らしい妹がいたなら
    俺の人生も少しは違ったものになっていたのだろうか・・・
    ちょっと履歴書買ってくる

    61 = 19 :


    「…合コンの次はなんだ」

    「何ってメインイベントですよ。じゃーん」

    「…父兄参観…?」

    「妹が愛してやまないお兄ちゃんを連れてきてもらおうじゃない!」

    「愛してねえし」

    「私会ったことないんだもん。妹も写真とか持ってきてくれないし」

    「見ない方がいいって。目がおかしくなるよ。軽くムスカ状態になるよ」

    「あ、もしかして私がお兄さんに惚れちゃうかも、とか思ってる?」

    「おもってない、ぞ」

    「じゃあお兄さんを独占したいから教えたくないとか」

    「…思ってな…」

    「じゃあ連れてきてくれるよね?」ニヤニヤ

    「………」

    62 = 49 :

    このてのスレは大好きじゃ

    63 = 19 :

    「おい」

    「はい」

    「来週の水曜日、用事を入れろ」

    「はい?」

    「何が何でもだ!いいな!」

    「いいなって…俺職業家事手伝いなのに…」

    「どっかバイト行け!」

    「えー…。なんで?」

    「うっ…」

    「なんかあんのか、来週の水曜日」

    「なんもねえよ!!いいから用事いれとけよ!」

    「怪しい…」

    64 = 19 :

    prrr

    「なんて都合のいいときに電話が!」

    「誰だ誰だ~」

    「いい!私が出るから安静にしてろ!」

    「なんでそんなパ二クってんの?…あ、妹の学校からだぞ」

    「でなくていいって!いいから!!」

    「はいもしもし~」

    「あーーーー」

    「お世話になってます」

    「あーーーー」

    「え?ちょ… 聞こえな…」

    「あーーーー」

    「るっせー!」

    (うお…マジギレされた…)

    65 :

    ちょっとかきこんでやるか

    66 = 49 :

    俺はもう寝る あとは
    たのんだ・・・

    67 = 19 :

    妹 ショボーン

    「はいはいすいません。…あ、はい…はあ」

    (…もういや…絶対友達に冷やかされる…)

    「はいどーも。失礼します」ガチャン

    「…わかったか」

    「まあ大体は」

    「来るなよ。絶対来るなよ!」

    「誰が行くかい。その年にもなって参観日ってアホらしいだろ」

    「えっ」

    「頼まれたら行くけど、別に…。お前まじめに授業受けてるでしょ?」

    「…え、うん。まあまあ…」

    「なら良いだろ。さて晩飯作るか―」

    (…なんでちょっと残念な気分なんだ!?)

    68 :

    しえーん

    69 = 60 :

    兄・・・ニートだったのかよ・・

    70 = 19 :

    翌日

    「おい馬鹿」

    「ついに兄貴と呼ばれなくなってしまった」

    「…あの、な」

    「はいはいなんざましょ」

    「…私の友達が、お前を見たいって言ってるんだ」
    「…だ、だから参観日、友達の為に来てくれない、か…」

    「マジかよまさかのフラグが立った」

    「?」
    「あ、友達と会ったらすぐ帰れよ!ずっといたりとかすんじゃねえぞ!」

    「足長スーツで行った方がいいかな?」

    「い、いつもの安物がお前にはお似合いだ!かっこつけようとすんな、ばか!」

    「へいへい」

    「…それだけだ。じゃあいってくる」

    「了解。いってらっしゃーい」

    (友達のためだ、友達の!)

    71 :

    まぁ最初の感じとは違うけどあからさまに兄を意識してるのも悪くないな

    72 = 65 :

    で、いつ俺にこんな妹ができるんだ?

    73 = 60 :

    >>72
    母ちゃんが今から頑張っても
    妹が高校生になる頃には俺たちは・・・

    74 = 65 :

    >>73
    養子なら・・・
    きっと養子なら・・・・・・・・




















    無理だな

    75 = 19 :

    「…ただいま」

    「あれ、どーした。おかえり」

    「午後ふけた。つーか主婦かよ…。徹子の部屋みてんじゃねえ!」

    「ルールルールルル」

    「うっさい」

    「弁当箱だせー」

    「鞄からだして勝手にもってけ」

    (ああすごい不機嫌だ…なんかやなことあったな…)

    「良い番組はいってねえー」

    「(触らぬ神に祟りなしだな…)あー、腹減った」

    「なんだ。意味のないダイエットか?」

    「いやー徹子に夢中で」

    「どんだけだよ」

    「すいません」

    76 = 19 :

    「…私がつくってやろうか」

    「え、いい」

    「………」

    「だってみなみけの夏奈と同レベルだもんお前」

    「は?意味わかんない。またアニメ?」

    「あー…インリン以上長瀬以下みたいな」

    「わからんがとりあえずへたくそって言いたいんだな?」

    「いや個性的っていうか」

    「言い回し変えただけじゃんそれ。腹立つ」

    「とりあえずいいから。まじで。勘弁して」

    「やだ」

    「は」

    「つくるから食え」

    (アーメン)

    78 :

    追いついた
    楽しませてもらってます支援

    79 = 19 :

    「ちなみに何を作るんでゴザイマショーカ」

    「塩ラーメン(インスタント)」

    「(ほっ)」

    「いまホッとしたろ」

    「めっそうもない」

    「座ってろ」

    「はい」
    (今まな板の上にポテチ置いてたぞ…大丈夫か…)

    「いてっ!」

    「どうしたー!?怪我か?」

    「うるせえ!ワクワクしてろ!」

    (とてもじゃないけど無理です)

    80 = 19 :

    1時間後

    「インスタントラーメンになんでこんなに時間かかるんでしょうか」

    「血と汗と涙の結晶だぞ。食え。感想言え」

    「ほんとだ血が浮いてる~。ってかやっぱり怪我してんじゃねえか」

    「さっさと食べろ」

    「いただきます…」

    「…うまいよな?」

    「しわレベルMAX…」

    「毎日食いたくなるか?」

    「なんねえ。まずい。お前どうやってつくったのこれ。劇物なんだけど」

    「うまいよな?」

    「あの…妹」

    「うまいよな?」

    「…おいしいっす…すいません」

    81 :

    むしろ兄に萌える

    82 = 19 :

    「当てて見せよう」

    「は?」

    「家庭科の実習でもあったか」

    「…ねえよ」

    「そこで大ブーイングだったんだろ」

    「うるせえ。男のくせに料理作れる方がおかしいだろ!」

    「コックさん板前さん全否定か」

    「大体包丁ってなんだよ!あぶねえし!」

    「そっからかい」

    「…どうせ女らしくねーよ」

    「いや、まだ間に合うぞ。お兄ちゃんが教えてやろう」

    「自分でお兄ちゃんとかきめえ」

    83 :

    支援


    俺の(今年6歳)は将来どうなるかなぁ~

    84 = 19 :

    「とりあえず晩飯作りなさい」

    「はー?」

    「これで家事呪縛から解放される…!!長かった…!実に長かったがついに世代交代の時が…!」

    「やんない」

    「え」

    「もう飽きた」

    「まだ何もやってませんがな」

    「だって兄貴、作ってくれるだろ?」 ニコー

    (こ、こんな時だけ良い笑顔しやがる!だが今回は負けん!い、妹の花嫁修業のためにも…!)

    「作ります」


    「だよなー!さすが!じゃあ私昼寝するから。おやすみー」

    「……………」

    「なんか文句あんのか?」

    「ないですすいません。おやすみなさい」

    85 = 19 :

    「さあまちに待った!」

    「待ってない」

    「参観日なのだけれども」

    「この前言ったこと覚えてるか?」

    「さっさと帰ればいいんだろ?友達見たら」

    「うし。忘れんなよ」

    「あいあいさー。いってらー」

    「いてきまー」


    学校

    友達「」 ニヤニヤ

    「ウザいんですけど」

    友達「ごめん…なんか楽しくて」

    「一瞬だからな。一瞬見たら帰らせるからな」

    友達「ケチ」

    「うるせえ物好き」

    86 :

    私怨

    87 = 19 :

    友達「早くこないかなー」

    「期待するだけ無駄だって」

    友達「あの人?」

    「違う」

    友達「じゃああっちだ!」

    「違う」

    友達「即答~」 ニヤニヤ

    「なんだよ」

    友達「あ、あの人?」

    「違う」

    友達「超手振ってるけど」

    「だから違…」

    友達「スーツで決め込んでるー。すごい気合い入ってんね」

    「………」
    (スーツやめろって言ったのに…くそ兄貴)

    88 = 19 :

    「………」カチカチ

    ピロリン

    「お、メール…」

    from 妹  帰れ!あほ!

    「」バイバーイ

    「」シッシッ

    友達「ちょっと!まだ話してない!」

    「話さんでいい」

    友達「せっかく来てくれたのに…追い返しちゃっていいの?」

    「………」

    友達「怒るんじゃない?こんな扱いされて」

    「こんなんで怒るひとじゃないよ兄貴は」
    「………」カチカチカチ

    友達「」 ニヤニヤ

    91 :

    俺の脳内妹ならいいがこれがリアル妹ならマジ即死だぜ

    92 = 83 :

    >>91
    どっちの意味で即死なのか

    93 = 19 :

    ピロリン

    from 妹 やっぱり校門のとこで待ってろ

    「めんどくさい妹をもったなあ」

    「もう家に帰りましたよ、っと」カチカチ

    「よし送信。さーて妹来るまでどう時間つぶそっかなー」



    「…馬鹿じゃないの」
    (うちのクラスから校門モロ見えるし)

    「私をおどかせようと思ってやがる」

    友達「面白いお兄さんじゃない」



    「…どこが、」

    「ただのクソ兄貴だよ」


    おわり

    94 = 83 :

    え?





      え     っ     ?

    95 = 90 :

    終わらない

    96 :

    そんな馬鹿な

    97 :

    なんてことだ

    98 = 19 :

    ためてた話を半分以上絞り出したのと、眠気でいっぱいなので打ち切り方式にします
    質問あればどぞー
    お付き合いありがとございました

    99 :

    なんとなくリアル妹持ちっぽい臭いを感じた
    大層乙であった

    100 = 91 :

    いいとおもいます


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