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元スレ小萌先生「転校生の横島忠夫くんです」

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――夕食後、横島自室
横島「騙されんぞ……騙されんぞお……」
横島「尾行して現場写真おさえて社会的に殺してやるわあああ!!」
横島「まずはこの壁に『栄光の手』の指先で穴を空ける……よし」
横島「これで奴が部屋を出れば動向が分かる、完璧だ」
横島「騙されんぞ……騙されんぞお……」
横島「尾行して現場写真おさえて社会的に殺してやるわあああ!!」
横島「まずはこの壁に『栄光の手』の指先で穴を空ける……よし」
横島「これで奴が部屋を出れば動向が分かる、完璧だ」
横島「お……、動いた。動き出したぞ」
横島「くそ、タイガーとかも協力してくれれば物理的にも殺せそうなのに」
横島「言ってもしょうがねえ、追うか。フヒヒ……」
――常盤台中学女子寮前
横島「なっ、あいつこともあろうに女子寮だと……? しかもこの街有数のお嬢様学校じゃねーかああ! クソ! あの人非人が! ぶち殺す!」
トントン
横島「誰やあこの風雲急を告げる時にっ!」
ミサカ10020号「あなたこそ何ストーカーじみたことをしているのですか、とミサカは閉口します」
横島「あそこのスケコマシが悪いんやあああっ! 見ろ! 女子寮に侵入しようとしてる変態やぞおおっ!」
ミサカ10020号「……あそこは私たちのお姉さまがいるところのようですね、とミサカはうなずいてみます」
横島「あんたのお姉さんが毒牙にかかるかもしれへんのやぞおお! もっと危機感を持ちなさい!」
ミサカ10020号「いえ。私自身はお姉さまとはお会いしたことがありませんので。9982号は面識があったようですが」
横島「うん?」
ミサカ10020号「それよりも、ようやく準備が終わって用事に向かうところなのでここで失礼します。あなたも家に帰った方がよいですよ、とミサカは懇切丁寧に帰宅を促します」
横島「うっさいわー! あいつを地獄に叩き落としてやるまでは意地でも帰らん!」
ミサカ10020号「ではあなたがお縄につくのを若干ながら祈っておきます、とミサカは不吉に手を合わせます」
横島「ん? そういえばアンタみたいなうら若き乙女がこんな時間にほっつき歩いて何やってんだああ! まさか男か! 男といやらしくも素晴らしい情事に耽るつもりなのかああ!」
ミサカ10020号「去り際に卑猥なことをガンガン喚き散らすとは、童貞の権現のような方ですねとミサカはもう物も言えません」
横島「くっそおおお! 中学生に馬鹿にされるだなんて!」
ミサカ10020号「まあご心配なく。いやらしくも素晴らしくもない単なる実験です、とミサカはあなたを安心させてみます」
横島「ヴァージンを散らす女は皆そう言ってから家を出ていくんやああ! お父さんは許さあああん! ほらその背負ってる馬鹿長いケースも三角木馬とかいやらしいものなんやろうがあ!」
ミサカ10020号「これですか? とミサカはケースを背中からおろします」
横島「そうそれ!」
ミサカ10020号「みだりに見せるものでもありませんが、そのようなグッズと勘違いされては我々のコケンにかかわりますので」
横島「うわああっ! そんな禍々しいエログッズを見せんでええっ!」
ミサカ10020号「ほら見てください、ただの長銃です」
横島「なんだ、ただの銃か」
ミサカ10020号「誤解は解けたようですね。では行ってきます。あなたもつかまらないように」
横島「ああ、なーんだ。アダルトグッズじゃなかったのか、それなら安心だ」
横島「ん?」
横島「ちょっと待たんかああああああっ!」
ミサカ10020号「チッ、うっせーな。とミサカはいい加減うんざりした気分であなたに向きなおります」
横島「美神さんじゃあるまいし! 少なくともアンタみたいな堅気のうら若き乙女が持ってるもんやないやろうがあああっ!」
ミサカ10020号「その美神という方は知りませんが、戦う以上は必要かと」
横島「美神さんっていうのは俺の雇い主でヤクザから武器を巻き上げたり金の亡者だったりそんでもってイイ女で……」
横島「そんで戦うって、除霊とか?」
ミサカ10020号「除霊?」
横島「亡霊をこう、ぐあーって」
ミサカ10020号「亡霊とか、そんな非科学的なもんねーよ、とミサカはオカルトマニアなあなたにどん引きです」
横島「でも他に戦時中でもないのにそんな武器なんかありえへんやろうがあっ!」
ミサカ10020号「すいません、もう時間ギリギリですので失礼します。とミサカはせいせいしながら別れを告げます」
横島「またんかあああっ!」
ミサカ10020号「そこ、さっきのモテ男クンとやらが出てきましたよ」
横島「えっ! どこどこっ?」
ミサカ10020号 サッ
横島「ねえいないんだけどっ! いないけどってくっそおおおお逃げられたあああああっ!」
横島「おちょくりおってあの小娘えー! どうせあの銃も偽モンで実は巨大バイブとかなんやろうが騙されんぞおおっ!」
横島「そして夜通しでいやらしいことにぐわあああああっ!」
横島「させんぞ! させんぞおおおっ!」
寮入口
上条(何だ? 横島かアレ? って今はそんな場合じゃねえ、ビリビリを探さねえと……)
―河原
ミサカ10020号「利用できる障害物の少ない場所での戦闘パターン、上記での実験をこれより開始します」
一方通行「へェ、まァた殺されるためにノコノコ来たわけかァ」
ミサカ10020号「それが私たちの作られた理由ですから」
一方通行「どォだ? 命乞いでもしてみねェのか? あァン?」
ミサカ10020号「あと30秒で実験開始です、とミサカは時間を確認します」
一方通行「チッ……」
ミサカ10020号「利用できる障害物の少ない場所での戦闘パターン、上記での実験をこれより開始します」
一方通行「へェ、まァた殺されるためにノコノコ来たわけかァ」
ミサカ10020号「それが私たちの作られた理由ですから」
一方通行「どォだ? 命乞いでもしてみねェのか? あァン?」
ミサカ10020号「あと30秒で実験開始です、とミサカは時間を確認します」
一方通行「チッ……」
ミサカ10020号「開始10秒前です、とミサカは短く言います」
ミサカは背中の長銃を両腕に抱え、一方通行に構える。
一方通行「さっさと来ィよ。まァたぐっちゃぐちゃにして殺してやっからよォ」
ミサカ「はじめ」
同時、一方通行の額を目掛けて弾丸が飛ぶ。
直線軌道で突き刺さったそれは、しかし対象を貫くことはなかった。
そしてミサカが反応もできぬうちに、跳ね返った弾丸は銃口へと吸い込まれ、爆ぜた。
一方通行「おォ、小型の炸裂弾かァ。怖ェ怖ェ」
爆ぜ散った金属片に顔を傷つけたミサカは、使い物にならなくなった銃を一方通行に投躑する。
無論、それもあっけなく弾かれる。
ミサカ10020号「くっ……」
唯一の武器は既に失せた。
残るは能力、欠陥電気のみ。レベルはせいぜい3といったところか。
一方通行「なンだァ? もう諦めたのかァ?」
バックステップを踏み、ミサカが下がる。
追うように踏み込んだ一方通行に、間髪いれず電撃が飛ぶ。空中に走る青白い放電。
一方通行「その程度でどうにかなると思ってんのかァ?」
言葉通りであった。
かわす素振りも見せず、一方通行は正面から電撃の槍に突っ込む。
次の瞬間、全力で放電を続けるミサカの目前に一方通行が現れた。
一方通行「学習能力のねェ馬鹿どもめ。ちったァ研究したらどうだァ?」
腹部に猛烈な蹴りを見舞われ、ミサカはボールのように地を弾んだ。
横島って上条、青ピ、土御門のいいところを集めて凝縮したキャラって感じがする。
一方通行「つまんねェな……ンじゃ、そろそろ終わりにすっか……」
倒れ伏し、僅かにしか動けないミサカに一方通行の手が迫る。
触れれば血管を爆破され、もはや生きてはいられない。
ミサカ10020号「ここまで、ですか」
一方通行「あァ、終わりだ」
横島「オラァそこちょっと待てコラあああ! 河原で青姦なんかしてんじゃねえぞおおおっ!」
上条ならかっこよく登場するところがしょーもない登場シーンになってしまうのが横島クオリティ。
一方通行「あァん? なんだコイツ?」
横島「許さんぞ! 中学生相手にこんな河原で嬉し恥ずかし羞恥プレイに臨むなど……」
ミサカ10020号「……あなたの童貞思考には、未だについていけませんとミサカは……」
一方通行「なァてめェ? 俺がコイツを今からアヘアへさせるとでも思ってンのかァ?」
一方通行が、横たわるミサカを足蹴にする。
横島「え……? あのー……まさかその手のハードなプレイを?」
ミサカ10020号「そんなわけがないでしょう、とミサカは」
一方通行「てめェは黙ってろよ」
能力を発動させ、一方通行が再びミサカを蹴り飛ばす。うめき声とともに吹っ飛んだミサカは、地面を削りながらようやく止まる。
横島「おい! いくらSMでも今のはやりすぎだぞ!」
一方通行「ハァ? これがそンなのに見えンのかァ?」
横島「え? 違うの?」
一方通行「大違ェだ。俺はな、今からアイツを殺すんだよォ。血管と心臓を潰して、いや肺を潰して窒息させンのも面白ェかもなァ。ま、これも一種のSMかァ?」
横島「……あ?」
一方通行「おォ? なんだァ? 文句でもあんのかァ?」
>>75
横島はモテ期までかなり辛酸嘗めてる
横島はモテ期までかなり辛酸嘗めてる
横島がミサカの元へ駆け寄る。右手を光らせ、一つの玉を出現させる。
横島「大丈夫か? ってーか、今のはそういう設定のプレイとかじゃないんだな?」
ミサカ10020号「ようやく理解しましたか、それなら下がっていてください。とミサカは退去を促します」
ミサカ10020号「あなたがここにいても死ぬだけです、とミサカは」
横島「いいから怪我人は寝てろ」
横島の手で文珠が光る。その中には『癒』の一文字。
横島「これ、あくまで応急だからな。あんまり動くなよ」
光が発せられるのと同時、ミサカの傷が目に見えて消えていく。
一方通行「なンだてめェ? 治癒能力かァ?」
横島「語ることなんかねえよ。この白髪モヤシ」
一方通行「あァ?」
横島「要はお前の代わりにこいつを倒しちまえばいいんだろ?」
ミサカ10020号「それは無理です、とミサカは首を振ります。彼に勝てる能力者などこの都市には」
横島「ああ大丈夫、俺よそ者だから。それに美神さんに毎日殺されかけてるしへーきへーき」
>>82
後期おキヌちゃんと小鳩ちゃんディスってんじゃねーぞ。
後期おキヌちゃんと小鳩ちゃんディスってんじゃねーぞ。
wiki見る限り人間にも長いこと付き合ってると惚れられるらしいぞ
するめタイプか
するめタイプか
一方通行「いいねェ、正義のヒーロー気取っちゃってよォ? でもなァ、ここで負けたら最高にカッコ悪ィの理解してっかァ?」
一方通行が地面を一踏みする。ベクトル操作で威力を増された一撃は、小規模な地割れを起こすまでだった。
横島「どーせ俺は勝ってもカッコ良くない担当だからな。ピートとかに手柄持ってかれるんだよ」
横島の右手が変貌し、異形の姿となる。
収束した霊気で作られた変幻自在の刀、『栄光の手』である
一方通行(治癒系統の能力じゃねェのか……?)
一方通行が横島の手に見入る間に、ゴキブリのような素早さで横島が間合いを詰める。
一方通行「ン?」
横島「サイキック猫騙しぃっ!!」
パン、と横島の両手が一方通行の眼前で叩かれる。
一斉に放射された霊気は閃光と化し、一時的に一方通行の視界をくらます。
横島「っしゃあ今のうちに食らえオラあああー!!」
正々堂々も糞もない。
一方通行が目をくらませている隙に、最大出力の霊波刀を脳天に叩きつけた。
そして、逆流した霊波に横島は吹っ飛んだ
横島「ぎゃああーっ! 手首がっ! 手首が一瞬ありえない方向に曲がったあああっ!」
一方通行(なンだ今の? 反射した感じが妙だなァ……)
横島「ええいっ、ならば伸びろ!」
近接での戦闘を諦めた横島が、手の形状に変化させた栄光の手を伸ばす。
メートル級の長さに伸びた五本の指がそれぞれ違う角度から、握り潰すかのように一方通行に迫る。
横島の手が、握りこぶしを作る。
横島「いっけえええええええっ!」
全部の指が見事に弾かれた。
栄光の手を収めた横島が、これまたゴキブリのように素早くミサカに駆け寄る。
横島「あれって何なんだよおおおっ! 俺の攻撃が効かねえじゃねえかあああっ!」
ミサカ10020号「だから言ったじゃないですか、今からでも土下座してさっさと逃げた方がよいとミサカは提案します」
横島「なるほど」
ミサカ10020号「え?」
横島がミサカを両手に抱え、凄まじい速さで逃げ出す。
横島「あーばよーこの変質者ーっ! おしりぺーんぺーんっ!」
ミサカ10020号「待ってください、私を連れていては奴が追ってくるはずです。とミサカは置き去りを要求します」
横島「大丈夫っ! 逃げ脚には自信あるからっ!」
抱えながら、また文珠を一つ出す。刻む字は『速』
一方通行「この一方通行サマから逃げられるとでも……あァン?」
ベクトル操作で一気に詰め寄ろうとした一方通行は、閃光から戻ったばかりの視力を疑った。
ミサカを抱えたまま、横島がとんでもない速度で走っているのだ。
自動車というたとえでは生ぬるい、いうなればリニアモーター並みの速度。
横島「うおおおおおおっ! 空気抵抗で目がいてええええええええっ!」
ミサカ10020号「ゴーグルは貸しませんよ、とミサカは自分の目の安全にぬくぬくしながら抱えられます」
一方通行「まァ、無駄だがなァ」
操作を開始。踏み出す一歩目のエネルギー量を数千倍に、足にかかる反動も推進力へ。
文字通り、一方通行が『射出』された。
空気抵抗を操作し、宙を自在に駆ける。その速度は横島を遥かに凌ぎ――
横島「ぐえっ!」
後頭部に強烈なドロップキックを浴びせた。
基本有害なものも反射だし必要以上の光も反射するんじゃね?
それにしても横島さんはさすがやで
それにしても横島さんはさすがやで
一方通行「おォ、脳漿ぶちまけるくらいに加速したつもりだったんだけどよォ。破裂はしてねェか」
しかし、脳細胞がグチャグチャに潰れて死んだろう。
そのくらいの威力は確実にあったはずだ。
だというのに
横島「あー、死ぬかと思った」
横島は血を流しながらピンピンしていた。むしろ、ショックで地を転がったミサカの方がいくらかダメージが大きそうだ
一方通行「今度は肉体強化かァ? ったく、まさか多重能力とでも言うンじゃねェだろうなァ?」
横島「うっせーこんなもん美神さんの風呂覗いて3階の窓からパイルドライバーかけられつつアスファルトに叩き落とされたときに比べりゃ大したことないわー!」
みんなの評価 : ★★
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