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元スレシンジ「綾波……?その人は…?」レイ「…彼氏」
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もしかしたら綾波が来てくれるんじゃないかと淡い期待を胸に抱き、保健室で休んでいたが結局来なかった
次の休み時間にはドイツ人が僕を連れ戻しにまたやって来た
畜生
アスカ「もう大丈夫なんでしょ?早く戻るわよ!」
シンジ「ちょ…」
ドイツ人が僕の手を無理矢理引っ張って教室へ連れて行こうとする
くそっ
これが綾波だったらどれだけ幸せだったか!
次の休み時間にはドイツ人が僕を連れ戻しにまたやって来た
畜生
アスカ「もう大丈夫なんでしょ?早く戻るわよ!」
シンジ「ちょ…」
ドイツ人が僕の手を無理矢理引っ張って教室へ連れて行こうとする
くそっ
これが綾波だったらどれだけ幸せだったか!
トウジ「碇!大丈夫なんか?」
ケンスケ「いきなり倒れたから驚いたよ。思いっきり頭打ってたし」
シンジ「ああ…大丈
アスカ「大丈夫大丈夫、これ以上馬鹿になる事もないから!」
何言ってんだこ
のドイツ人
流石の僕でも怒…
って関西人と眼鏡も笑ってるし!
なんて失礼な奴等なんだ
なんで僕の周りには綾波以外にまともな人間がいないんだよっ
ケンスケ「いきなり倒れたから驚いたよ。思いっきり頭打ってたし」
シンジ「ああ…大丈
アスカ「大丈夫大丈夫、これ以上馬鹿になる事もないから!」
何言ってんだこ
のドイツ人
流石の僕でも怒…
って関西人と眼鏡も笑ってるし!
なんて失礼な奴等なんだ
なんで僕の周りには綾波以外にまともな人間がいないんだよっ
そうだ、綾波…綾波…
レイ「…」チラ
あ、いたいた
綾波、目が合った一瞬でもうわかったよ
君が僕の事をそんなにも心配してくれてたなんて
心配かけてすまなかった…
でも僕はこう見えて身体は頑丈な方なんだ
今度の体育の時間の時にその頑丈さを見せ……………………………ん?
レイ「…」ゴソ
おや?綾波が何かをポケットから取り出したぞ?
レイ「…」チラ
あ、いたいた
綾波、目が合った一瞬でもうわかったよ
君が僕の事をそんなにも心配してくれてたなんて
心配かけてすまなかった…
でも僕はこう見えて身体は頑丈な方なんだ
今度の体育の時間の時にその頑丈さを見せ……………………………ん?
レイ「…」ゴソ
おや?綾波が何かをポケットから取り出したぞ?
綾波が取り出したのは………携帯電話?
珍しいな
綾波は普段携帯なんていじらないのに…
レイ「…」ポチポチ
なんだろう……何やってるんだ…?
まさかメール………………?
いやいや、まさかね…
綾波が他人にメールアドレス教える事なんてしないだろうし……
レイ「…………ふふ」
えっ
笑った?
珍しいな
綾波は普段携帯なんていじらないのに…
レイ「…」ポチポチ
なんだろう……何やってるんだ…?
まさかメール………………?
いやいや、まさかね…
綾波が他人にメールアドレス教える事なんてしないだろうし……
レイ「…………ふふ」
えっ
笑った?
スレタイ見ただけで胸が痛くなった
>>1を見る限り俺はこのSSを読めそうにない
>>1を見る限り俺はこのSSを読めそうにない
笑った?
綾波が携帯を見て笑った…?
いや、中々可愛らしい姿なんだけど…
まさか………え?
誰かとメールをしているのか?
そんな馬鹿な
僕ですら彼女のアドレスを知らないのに、一体誰が…!?
そうだよ、綾波がメールなんてする訳ないじゃないか!
きっと………………………そう!
アプリだよ!
何か面白いアプリでもやってるに違いない!
そうに決まってる!!
うん!
綾波が携帯を見て笑った…?
いや、中々可愛らしい姿なんだけど…
まさか………え?
誰かとメールをしているのか?
そんな馬鹿な
僕ですら彼女のアドレスを知らないのに、一体誰が…!?
そうだよ、綾波がメールなんてする訳ないじゃないか!
きっと………………………そう!
アプリだよ!
何か面白いアプリでもやってるに違いない!
そうに決まってる!!
うん!
アスカ「シンジ?なに優等生の方見てるのよ?」
シンジ「うぇ!?」
馬鹿!
こんなクラスメイトが沢山いる所でそんな事言うなよ!
君の声はただでさえ馬鹿みたいにでかいんだから!
全く、綾波に聞こえたらどうするつもりだ、このドイツ人め
国へ帰れ
アスカ「あれ?…優等生が携帯いじってる…」
トウジ「お、珍しいな」
シンジ「うぇ!?」
馬鹿!
こんなクラスメイトが沢山いる所でそんな事言うなよ!
君の声はただでさえ馬鹿みたいにでかいんだから!
全く、綾波に聞こえたらどうするつもりだ、このドイツ人め
国へ帰れ
アスカ「あれ?…優等生が携帯いじってる…」
トウジ「お、珍しいな」
ケンスケ「そういえば、綾波さん彼氏出来たんだってね」
シンジ「……えっ」
え?
な…?何を言い出したんだこの眼鏡は?
トウジ「おお、ワシも驚いたで。朝二人で手を繋いで登校してきたの見た時は身体が固まったからなあ」
え……?
手を繋いで……?
僕、綾波と一緒に登校してきたっけ?
アスカ「へえ~!中々大胆ね…」
シンジ「……えっ」
え?
な…?何を言い出したんだこの眼鏡は?
トウジ「おお、ワシも驚いたで。朝二人で手を繋いで登校してきたの見た時は身体が固まったからなあ」
え……?
手を繋いで……?
僕、綾波と一緒に登校してきたっけ?
アスカ「へえ~!中々大胆ね…」
シンジ「…」
トウジ「そういえば…」ニヤニヤ
アスカ「ん?」
ケンスケ「君達二人も手を繋いで登校してきたんだってね」
アスカ「な!?ち、ちょ…そ、それは……」
トウジ「中々、お似合いだったなあ。なぁケンスケ?」
ケンスケ「うんうん、バッチリだったよ」
アスカ「ちょっと、止めてよね!誰が好きで馬鹿シンジなんかと手を繋いで登校しなきゃいけないのよ!あ、あれは遅刻しそうだったか急いでただけで…」
トウジ「そんな必死にならんでもええやろ」
ケンスケ「返って怪しさが増したなあ…」
アスカ「なー!!ち、ちょ……馬鹿シンジ!アンタも何か言いなさいよ!」
シンジ「…」
僕は三匹を無視して綾波を見続けていた
トウジ「そういえば…」ニヤニヤ
アスカ「ん?」
ケンスケ「君達二人も手を繋いで登校してきたんだってね」
アスカ「な!?ち、ちょ…そ、それは……」
トウジ「中々、お似合いだったなあ。なぁケンスケ?」
ケンスケ「うんうん、バッチリだったよ」
アスカ「ちょっと、止めてよね!誰が好きで馬鹿シンジなんかと手を繋いで登校しなきゃいけないのよ!あ、あれは遅刻しそうだったか急いでただけで…」
トウジ「そんな必死にならんでもええやろ」
ケンスケ「返って怪しさが増したなあ…」
アスカ「なー!!ち、ちょ……馬鹿シンジ!アンタも何か言いなさいよ!」
シンジ「…」
僕は三匹を無視して綾波を見続けていた
あ………綾波にか……彼氏が出来ただって……?
そんな馬鹿な……
綾波、君には僕がいるじゃないか!
シンジ「う…」ズキ
くっ…!
さっき打った頭が痛くなってきた……!
アスカ「…シンジ?」
う……な………何かが思い出せそうだ………
そ、そうだ…
確か綾波はあの時外の景色を見ていた………
そ……それで……て、手を振っていたんだ…!
ち、違うクラスの………男に……!!
う…ううウオオオォ………!!!
そんな馬鹿な……
綾波、君には僕がいるじゃないか!
シンジ「う…」ズキ
くっ…!
さっき打った頭が痛くなってきた……!
アスカ「…シンジ?」
う……な………何かが思い出せそうだ………
そ、そうだ…
確か綾波はあの時外の景色を見ていた………
そ……それで……て、手を振っていたんだ…!
ち、違うクラスの………男に……!!
う…ううウオオオォ………!!!
ケンスケ「め、目が充血しまくってるぞ?」
シンジ「え…?はは、馬鹿だな。そんなわけないよ」
アスカ「ちょっとシンジ、本当に目が真っ赤よ?」
ドイツ人が僕に顔を近づける
止めろ、馴れ馴れしく僕に顔を近づけるな
その行為が許されるのは綾波だけだ!!
レイ「…」ポチポチ
綾波は相変わらず携帯をいじっている
明らかにアレは文を打っている動きだ…
ま……まさか本当に……か……彼氏……と!?
シンジ「え…?はは、馬鹿だな。そんなわけないよ」
アスカ「ちょっとシンジ、本当に目が真っ赤よ?」
ドイツ人が僕に顔を近づける
止めろ、馴れ馴れしく僕に顔を近づけるな
その行為が許されるのは綾波だけだ!!
レイ「…」ポチポチ
綾波は相変わらず携帯をいじっている
明らかにアレは文を打っている動きだ…
ま……まさか本当に……か……彼氏……と!?
僕は震える両足に力を込めなんとか立ち上がった
カタッ…
アスカ「…シンジ?」
トウジ「どうした?」
シンジ「ちょっと……また保健室に行ってくるよ……」
アスカ「だ、大丈夫なの?」
シンジ「うん……次の体育は休むよ」スタスタ…
ケンスケ「なんか様子が変だったなあ」
アスカ「…」
スタスタスタスタ…
まだだ!
まだ綾波に彼氏が出来たと確定した訳じゃない!!
次の時間で……ハッキリさせてやる!
カタッ…
アスカ「…シンジ?」
トウジ「どうした?」
シンジ「ちょっと……また保健室に行ってくるよ……」
アスカ「だ、大丈夫なの?」
シンジ「うん……次の体育は休むよ」スタスタ…
ケンスケ「なんか様子が変だったなあ」
アスカ「…」
スタスタスタスタ…
まだだ!
まだ綾波に彼氏が出来たと確定した訳じゃない!!
次の時間で……ハッキリさせてやる!
今日の体育は外でサッカーだ
女子は教室で着替えて外へ行く
荷物は教室に起きっぱなしになるんだ
つまり……
綾波の携帯電話もあるハズ!!
シンジ「…」キョロキョロ
僕は通路に誰もいない事を十分に確認し、教室へと入っていった
シンジ「…」
綾波の机の前に立つといい匂いがした
綾波の匂いだ…
この匂いをかいだのは久しぶりだ……あの時、初めて綾波の家に行った時以来だ……
女子は教室で着替えて外へ行く
荷物は教室に起きっぱなしになるんだ
つまり……
綾波の携帯電話もあるハズ!!
シンジ「…」キョロキョロ
僕は通路に誰もいない事を十分に確認し、教室へと入っていった
シンジ「…」
綾波の机の前に立つといい匂いがした
綾波の匂いだ…
この匂いをかいだのは久しぶりだ……あの時、初めて綾波の家に行った時以来だ……
僕は綾波の机に手を伸ばす…
ごめんよ綾波…
こんな事をしてしまって……
でも、君へのあらぬ疑いを晴らすにはこの方法しかなかったんだ…!
ガサゴソ…
コツッ
シンジ「!」
硬いものが当たった………間違いない、携帯だ
スッ…
シンジ「…」
黄色い携帯…
綾波らしいナイスなチョイスだ
……人の携帯を持つとなんでこんなにドキドキするんだろう
ごめんよ綾波…
こんな事をしてしまって……
でも、君へのあらぬ疑いを晴らすにはこの方法しかなかったんだ…!
ガサゴソ…
コツッ
シンジ「!」
硬いものが当たった………間違いない、携帯だ
スッ…
シンジ「…」
黄色い携帯…
綾波らしいナイスなチョイスだ
……人の携帯を持つとなんでこんなにドキドキするんだろう
シンジ「…逃げちゃ駄目だ」
パカッ
思い切って携帯を開いた
シンジ「………!!」
まず待ち受け画面が僕を迎え入れたあああああああああ
待ち受け画面には………綾波と………あ………あややや……綾やや波と………
あ……あの男が一緒に写っている画像が………
し……しかも綾波が……ま、まるで男に寄り添うかのように……………!!!
シンジ「」プルプルプル
パカッ
思い切って携帯を開いた
シンジ「………!!」
まず待ち受け画面が僕を迎え入れたあああああああああ
待ち受け画面には………綾波と………あ………あややや……綾やや波と………
あ……あの男が一緒に写っている画像が………
し……しかも綾波が……ま、まるで男に寄り添うかのように……………!!!
シンジ「」プルプルプル
なんて事だ………!
綾波が……僕を裏切って…ど、何処の馬の骨ともわからない男と……!
い、いやまだだ……!
まだ確定したわけじゃない……!
カチ… カチカチ…
僕は震える手で携帯を操作する…
次は……アドレス帳だ………
カチカチ…
綾波が……僕を裏切って…ど、何処の馬の骨ともわからない男と……!
い、いやまだだ……!
まだ確定したわけじゃない……!
カチ… カチカチ…
僕は震える手で携帯を操作する…
次は……アドレス帳だ………
カチカチ…
シンジ「…」
カチカチ…
『碇司令』
『葛城三佐』
『二番目』
『彼氏』
シンジ「……………………!!!」
フオオオオォォーーーーーーーー!!!!!!!
カチカチ…
『碇司令』
『葛城三佐』
『二番目』
『彼氏』
シンジ「……………………!!!」
フオオオオォォーーーーーーーー!!!!!!!
>>86
お約束釣り乙
お約束釣り乙
シンジ「綾波……」
僕は涙を流していた…
綾波…僕の綾波………何故君はこんな僕じゃなくてこんな男を選んだんだ…?
っていうか父さんとアスカが登録されていてなんで僕が登録されてないんだよ!!
シンジ「うぅ……畜生………」
カチカチ…
涙で濡れた手で僕はメールボックスを開いた
僕は涙を流していた…
綾波…僕の綾波………何故君はこんな僕じゃなくてこんな男を選んだんだ…?
っていうか父さんとアスカが登録されていてなんで僕が登録されてないんだよ!!
シンジ「うぅ……畜生………」
カチカチ…
涙で濡れた手で僕はメールボックスを開いた
From:彼氏
昨日は楽しかったね。また一緒に行こう!
楽しかったね……!?お、お前は昨日綾波に何をしたんだ…!?
カチカチ…
From:彼氏
この間はごめんね
ちょっと無理矢理すぎたね…反省
!!?
お、おま……!?
無理矢理!?
無理矢理って何!?
昨日は楽しかったね。また一緒に行こう!
楽しかったね……!?お、お前は昨日綾波に何をしたんだ…!?
カチカチ…
From:彼氏
この間はごめんね
ちょっと無理矢理すぎたね…反省
!!?
お、おま……!?
無理矢理!?
無理矢理って何!?
こ、この無理矢理に対しての綾波の返信はどうなんだ?
カチカチ…
僕は急いで送信ボックスを開く
あ、間違った
畜生、人の携帯はどうしてこんなに操作しづらいんだ!!
カチカチ…
シンジ「…!?」
To:彼氏
ごめんなさい、私の方から良いって言ったのに…
ちょっと……怖かったから……
あややややややややややや
カチカチ…
僕は急いで送信ボックスを開く
あ、間違った
畜生、人の携帯はどうしてこんなに操作しづらいんだ!!
カチカチ…
シンジ「…!?」
To:彼氏
ごめんなさい、私の方から良いって言ったのに…
ちょっと……怖かったから……
あややややややややややや
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