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    元スレ上条「いくら風紀委員だからって・・・」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 湾内 + - デレデレレールガン + - デート + - 上条 + - 上条当麻 + - 五和 + - 固法 + - 固法美偉 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    1:◆bPFZPdrjnM 02/21(日) 00:11 vXFFJefL0
    ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
    上条「はぁーっ、はぁーっ・・・チクショウ!いつまで追ってくるんだよお前らはっ!」

    不良A「待ちやがれ!人様のアタマに生卵ぶちまけたのはテメェだろうが!はぁーっ、はぁーっ」

    上条「待てと言われて待つ奴がいるか!しかもわざとじゃねーしちゃんと謝っただろぉ!?」

    不良B「すいませんで済んだら警備員はいらねーんだよ!」

    上条「だーーーもう!反省してまーーーーーす!!」ムギュ

    わんこ「ギャイン!  ガウゥ!!」ダッ

    上条「ゲゲーーッ!何で犬まで追いかけてくるんだよ!」
    ドドドドドドドドドドドド
    ネーネーアレッテアンチスキルヤジャッジメントニツーホーシナクテイイノ?ッテミサカハミサカハ
    タニンノコトナンザホットケェ オイテッチマウゾォ?
    アッ、マッテヨーッテミサカハミサカハアナタニカケヨッテミタリ!
    上条「何で俺だけこんな目に~っ!!」
    ドドドドドドドドドドドドド

    「・・・・・ッ!」クルッ

    不良「待てっつってんだろおぉ!!」ワンワン
    ドドドドドドドドドドドド・・・

    「・・・・・・・」ダッ

    3 = 1 :

    上条「はぁはぁはぁ・・・路地裏まで来ちまった・・でもうまく撒いたか?」

    上条「フーー・・助かったぁー・・ん?」ゴソゴソ

    上条「ない!俺の財布がねーぞ!逃げてる途中で落としたのか!?・・あーー不幸だあー」

    上条「どうする?・・道を戻るか?でもさっきのやつらが待ち伏せてる可能性も・・」

    アナウンス「学生の皆さんに連絡します。もうすぐ完全下校時刻です 学生は速やかに帰宅しなさい 繰り返しますーーーー」

    上条「・・・どうやら迷ってる時間はなさそうだな・・トホホ」ザッザッ

    4 = 1 :

    10分後ーーーー路地裏

    上条「あっ!あったぁーーーーっ!いやー一時はどうなるかと」タッタッ
    ヒョイッ
    上条「えっ!?」

    不良達「へっへっへっ・・・」

    上条「」

    5 = 1 :

    不良A「・・・ったく、手間ァ取らせやがって」

    不良A「まぁいいや、散々走りまわされてこっちも疲れきってたとこだ」

    上条「ホッ、じゃあその俺の財布を返しt」

    不良C「あぁ、この財布は頂いていくぜ!ABAYO~!」ダッ

    上条「んなっ!まてテメェら!その財布には上条さんの全財産g」ガブッ

    上条「ぎにゃあああぁぁぁ!犬ーーーーーっ!?」

    わんこ「グルル・・・」

    不良C「ハハハ!てめぇかそこでワンちゃんとあそんでな!」タタタ

    上条「痛っ!ま、待て!ふざけん・・・」

    「そこまでよ!ジャッジメントです!おとなしく投降しなさい!

    上条&不良「ッッ!!」

    6 = 1 :

    不良A「あぁ?風紀委員だぁ?」

    上条「風紀委員!?助かった・・・って女の子がたった一人かよ!?」

    「えぇ、暴行未遂、窃盗の容疑であなたたちを拘束します。これ以上罪を重ねたくないのならおとなしくーーーー」

    不良A「おいネェちゃんよぉー、ジャッジメントだかなんだか知らねぇが、ケガしたくなかったr」

    「忠告はしました。抵抗するのなら執行妨害で・・いえ、タマゴで髪をキメてる愉快な頭に言ったところでムダだったかしら?良く似合ってるわよ?」クスッ

    不良A「なっ///これはオレがやったんじゃねえっ!」

    B&C(ま、まだ乗せてたのかよあのタマゴ・・w)プークスクス

    不良A「て、テメェらも笑ってんじゃねえ!///」

    上条(い、いいのかよあんなに挑発して!・・・って犬っころ!いい加減離せ!)ブンブン

    7 = 1 :

    不良A「こ・・・このアマぁ!」ブチブチ

    不良A「相手は女一人だ!やっちまうぞォ!」

    不良C「で、でもいいのかよ!?だって相手はジャッジメン・・」

    不良B「かまうもんか!ブチのめせ!」
    ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

    上条「あ!危ないっっ!」

    「・・・・・」クスッ

    不良「ナメンじゃねぇぞおおお!!」

    8 = 1 :

    いくら風紀委員でも一人の女の子が大の男3人にかなうはずがない


    ブンッ
    不良B「う、うわあああ!」


    ここにいる誰もがそう思っていた幻想を


    不良C「えっ!?わっわっわっ!」
    ドシャッ


    彼女はいとも簡単に


    不良A「ぐえぇっ!」
    グシャッ

    ブチ壊した

    「あら?あっけない」

    上条「・・・・・ポカーン」

    9 :

    落ちたから最初からかな?

    10 = 1 :

    「じゃ、手錠をかけますので・・アンチスキルが来るまでおとなしくしていて下さいね?」ニコッ

    不良「くそ・・・」ガシャン

    「そういえばそこのキミ!大丈夫?ケガはない?」スタスタ

    上条「は!はい!おかげ様で無傷です!」ビシッ

    「・・・じゃぁその歯形まみれの右手は?」

    上条「あ、いや~これは・・・」アセアセ

    わんこ「ワン!」フリフリ

    上条「わっ!」ビクッ

    「クスッ  ・・まったく、そこのワンちゃんに咬まれたんでしょ?早く診せなさい!」ニギッ

    上条「わわっ!(手、手が・・///)」

    11 = 1 :

    「まったく、不良に絡まれたら逃げる前に大声で助けを求める!常識でしょ?(犬だけじゃない?・・・人の歯形?)」マキマキ

    上条「い、いや~ハハハ・・・あれくらい日常的すぎて慣れちゃったって言うか・・・」ドキドキ


    「あはは!よっぽどツイてないのねアナタ!・・・で?ちゃんとワンちゃんにも謝った?見てたのよ、アナタが尻尾ふんずけるトコ」クスッ

    上条「あ、あぁ・・・あの時は悪かったな!ワンちゃん!」ナデナデ

    わんこ「クゥ~ン」ガブッ

    上条「」


    ぎ に ゃ あ あ ぁ ぁ ぁ !

    12 = 1 :

    鉄装「は、早く車に入りやがるです!><;」

    不良A「ちくしょう!てめぇら覚えてやがれ!」ギロッ

    鉄装「ひっ!><;」ビクッ

    黄泉川「わかったからさっさと入るじゃん?」ドカッ

    不良B「あたっ!?わ、わかった!わかったから蹴るなよもう!」

    ブロロロロロロロ・・・

    黄泉川「さて、今回もお手柄だった・・・じゃん?」

    「わ、私は市民を守る風紀委員として当然の仕事をしたまでで・・」テレッ

    黄泉川「ふむふむ、しばらく見ない間に・・・立派になったのはその胸だけじゃなかったんだな」マジマジ

    「ちょ///黄泉川さん!」

    上条「んん?あそこにいるのは黄泉川センセー?・・・あの人と知り合いなのか?」

    鉄装「せ、先輩!もう車出しちゃいますよっ!><;」

    黄泉川「わかった!今行くじゃん!・・・それじゃまた頼むよ、気をつけて帰るじゃん?」

    「お、お疲れ様です」ペコリ

    ブロロロロロロロ・・・・

    13 = 1 :

    上条「あ、あの~」

    「ん?」クルッ

    上条「き、今日は本当にありがとうございました!手当てまでしてもらって・・・助かりました!」ペコペコ

    「えぇ、これからはちゃんと気をつけて下さいね?・・・あ!あとこれ・・・ハイ!キミのでしょ?」スッ

    上条「あっ!オ、俺のサイフ~っ!よ、良かったぁ~」グスッ

    「そ、そう!良かったわね♪(そんな泣かなくても・・・)」クスッ

    上条「そ、そうだ!お礼!お礼させて下さい!」ニギッ

    「ひゃっ!///き、気持ちは嬉しいけど・・・報告の為に一度支部に戻らないといけないから・・ご、ゴメンナサイ!・・・ね?」チラッ

    上条「そ、そうなんですか・・いや~残念だな~ハハハ(上目使い!やべぇ!死ぬ!///)」ドキドキドキ


    14 = 1 :

    「そ、それじゃキミも気をつけて帰ってね!じゃ!」シュビ

    上条「あっ!名前!せめて名前を・・・」

    タッタッタッタッタッ

    上条「・・・行っちゃった」ポツーン

    上条「な、何なんだよこの胸の高鳴りは!」ドキドキ

    上条(久しぶりだな・・この感覚)

    わんこ「ワン!」トテトテトテ…

    上条「ぬわっ!」ビクッ

    上条「・・・帰るか」

    15 = 1 :

    ――――風紀委員第一七七支部

    「ただいまー」ガチャ

    初春「あ、先輩!聞きましたよ~強盗犯三人を捕まえたんですって!?お手柄じゃないですかぁ!」キラキラ

    「まぁ強盗って言っても・・・そんな凶器持ってたりとかじゃなくて引ったくりみたいなもんだったからねぇ」ギシッ

    初春「あっ、私今お茶入れますね~」トコトコ

    黒子「あら、お帰りなさいませ先輩。こちらパトロールの報告書と・・・冷た~い麦茶ですわ!」コトッ

    「うん、ありがと~」

    初春「あ!白井さん!今私が入れようとしてたんですよーっ!」プクー

    黒子「甘いですわ初春。一流の淑女たるもの、常に相手の一手も二手も先の事を考え、行動すべきですの」クドクド

    「あ」

    黒子「そもそも今アナタが入れようとしてるのはそのポットから出てくるお茶ではないですの?そんなものを炎天下の中帰ってこられた先輩に飲ませるなど愚のk

    初春「ほぇ?どうしたんですか?」

    黒子「ちょっと、聞いてますの初は

    「しまったあぁ!被害者の名前聞くの忘れてたぁっ!あーもうバカバカ」ポカポカ

    16 :

    ?が黒子だったら落ちてなかった

    17 = 1 :

    黒子「あらあら、先輩にしては珍しいミスですわね」

    初春「でも先輩って一見クールに見えますけどそういうドジなとこありますからねー」

    「うぅ・・・ごめんなさい」ショボン

    黒子「で、その被害者とやらはどんなお方ですの?」

    初春「うまく行けばデータバンクで解るかもしれませんもんね」カタカタ

    「んーっとねぇ、あれはどこの制服なのかしら?とりあえず高校生くらいの男の子でぇ」

    黒子「まったく、殿方ともあろう者が自らの力で強盗にも立ち向かえないなんて」

    初春「ふむふむ」カタカタ

    「髪がすっごいツンツンでぇ」

    黒子「まぁ下品!髪がツン・・・え?」ピクッ

    「ん~、あとものすごい不幸体質みたいね」

    黒子「」プルプル

    初春「うーん、それだけじゃちょっと・・・他に何か無いんですか?」

    黒子「も、もう結構ですの!」バンッ!

    18 :

    別に貼らなくてもいいと思うよ
    のくすとかにあるだろうし
    それより続きプリーズ

    19 = 1 :

    初春「ひゃぁっ!」ビクッ

    「し、白井さん!?」

    黒子(おのれ類人猿!お姉様では飽きたらず、大切な先輩にまで毒牙を向けるとは!)ムキーッ

    「ね、ねぇ・・・私何か悪いこと言った?」ゴニョゴニョ

    初春「い、いえ・・・ただ、白井さんがおかしいのはいつものことですから・・・」ヒソヒソ

    黒子「先輩!」

    「はっ!はい!」ビクッ

    黒子「その被害者を思い返してみて、何か変わったことは!?」

    「えっ?変わったことって・・・」

    黒子「『なんだか胸が締め付けられるー』とか『あーあの人のことばかり考えちゃうー』とかの症状ですの!」ハァハァ

    「い、いや今は特に何も・・・え?もしかして知り合い?え?」

    黒子「し、失礼・・・コホン そうですの・・・それなら良かったですわ」
    (先輩が鈍かったから良かったものの・・・常人なら奴の能力、フラグメイカーでイチコロですわ!)ゴホン

    20 = 1 :

    黒子「と!に!か!く!」

    「聞いてない・・・」

    黒子「類人え・・・もとい被害者には金輪際、お近きにならない方がよろしいですわよ!固法先輩!」ビシッ

    固法「な、なんなのよ一体!・・・もぅ」

    初春「し、白井さん何か知ってるんですかぁ?」ビクビク

    黒子「何も知りませんわ!」カッ

    初春「ひゃう!」ピュン

    固法(不幸なツンツン頭の高校生・・・か)

    21 = 1 :

    禁書「ふーん・・・で、今日のごはんはどうするの?とーまー」ガブッ

    上条「えーと・・・インデックスさん?あなたは今までの話を聞いてやがったんでせうか?あとこれ以上歯形を増やさないでいただきたいんですがー」

    禁書「そんな言い訳聞きたくないかも!とーまの言い訳を聞いてもお腹の虫は収まらないんだよ!とーまーお腹へったよーっ!とーまー!」ジタバタ

    上条「・・・・・・」バンッ!

    禁書「!!」ビクッ

    禁書「と、とーま?」

    上条「そうか、お前がそんなに言うなら仕方ない・・・」スック

    22 = 1 :

    禁書「???」

    上条「非常食として隠しておいたこのカップ麺様の封印を解く時がきたか・・・」ビーッ

    禁書「あ!とーまそんなところに隠してたんだ!」

    上条「あぁ、お前に食われてるんじゃないかとヒヤヒヤしたが・・・どうやら無事だっt」

    禁書「罰としてスー〇ーカップ二つ食べさせてもらうんだよ!」

    上条「・・・・・」

    23 = 1 :

    ―――翌日


    上条「ちーっす」トコ
    トコ
    青ピ「おっはよーっ!かみや~ん」

    土御門「おぉかみやん!・・・ん?どうしたぜよ、その包帯グルグル巻きは?」

    青ピ「なんやなんや、また別の女の子助けとったんかいな?」チッ

    ■■「」ピクッ

    上条「あーこれか?これはなぁ・・・ぐへへっ」ニッタアアァ

    青ピ(うわあ・・・)

    土御門(きめぇ)
    キンコンカンコーン

    小萌「は~い、皆さん席に着いてくださ~い!」

    25 = 1 :

    土&青「はああぁぁ!?好きな人ができたあぁ!?」

    姫■「」ガタッ

    青ピ「な、なな何を言っとんのやかみやん!かみやんは生粋のフラグメイカー!そのフラグメイカーが・・・」

    土御門「逆に旗を立てられてどうする!(激ニブのかみやんを惚れさせるとは・・その女ただもんじゃないにゃー・・・)」

    土御門「で、相手は誰だ!?舞夏であるならお前を殺さねばならん!」スッ

    上条「わー!待て待て!実は・・・」





    26 = 1 :

    上条「・・・っていうお話だったのさ」モグモグ

    青ピ「ふむふむ、つまりはその武闘派メガネ風紀委員に一目惚れした・・・と」パクパク

    上条「武闘派って言うな!どっかの暴力女みたいじゃねーか!」

    吹寄「」パリン

    上条「彼女は上条さんの不幸な右手をも優しく包んでくれる言わば天使!そして必殺技(上目使い)まで持っている・・あっという間に俺の心は彼女にジャッジメントされちまったんだ・・・」タハー

    青ピ「えぇなえぇなぁw普段は強い私がアナタだけに見せる本当は弱い私・・ギャップ萌えやでーっ」ハァハァ

    土御門「でも名前も知らないんだろ?どうやって進展する気ぜよ?」ムッシャムッシャ

    上条「」ピタッ

    青ピ「おろ?」

    土御門「急にフリーズしちまったにゃー」ゴックン

    上条「そおぉなんだよおお!助けてくれよ青ピ!土御門ォ!」オオオ

    青ピ(うわっ・・・)

    土御門(汚ったねぇ・・・)

    27 = 9 :

    さるよけ

    28 = 1 :

    土御門「とにかく何か手掛かりがあるはずだにゃー」

    青ピ「かみやん、何か思い当たる節はないんか?」

    上条「む、そういえば」

    土&青「そういえば?」ゴクリ

    上条「服の上からでもハッキリ分かる・・彼女の乳はとても豊かだった・・・」キリッ

    土&青「・・・」ドカッバキッ

    土御門「オイ・・ふざけてんのかかみやん?」

    青ピ「今更巨乳なんかで羨ましがらへんでー?まぁボクは許容範囲内やけど」

    上条「お、落ち着け!巨乳繋がり・・黄泉川先生と面識があったはずだ!」

    土&青「そういうことを最初に言え」

    エッ、チョットイマキョニュウガドウトカッテ…
    ウワッ!コッチミテルヨコワイニゲヨー
    タッタッタッ

    Δ「・・・・」

    29 = 1 :

    ―――教員室
    Δ「頼もーっ」ガラッ
    小萌「おや、上条ちゃんたち、どうしたのですか~?」

    青ピ「おぉっ!小萌センセーや~ん♪いや~放課後の先生もかわえぇ~なぁ~」ウッヒョー

    土御門「もはや意味がわからんな」

    上条「あの~黄泉川先生はいずこでせうか・・?」

    小萌「黄泉川先生ですか?先生なら・・」

    黄泉川「私がどうかした?じゃん」ザッ

    小萌「あっ!黄泉川先生、何やらこの子達が先生に話があるらしいのですよ~?」

    黄泉川「ん?私に・・・話?」

    上条「タハハ・・実は・・」

    30 :

    これ完結してなかったっけ…

    31 = 1 :

    黄泉川「ふーん、大体事情は読めたじゃん?・・でもまぁ、昨日の事件の被害者がまさかアンタだったとはねぇ」ニヤニヤ

    上条「はぁ・・・お恥ずかしい」

    黄泉川「で?助けてもらったジャッジメントに会ってどうする気?じゃん」

    上条「お、お礼が言いたいんです!」

    黄泉川「お礼?それだけなら代わりに私が言っといてやるじゃん?」

    上条「えっ」

    黄泉川「はぁ・・・いいかい?アンタがやろうとしてることは見方が変わればただのストーカーじゃん?
    あの娘も私の大切な教え子なんだ、半端なハエは打ち落とすよ」キッ

    土御門「なっ!?何言ってんだ!かみやんは本気で」

    上条「いい!土御門!」

    土御門「で、でもよ、かみやん・・・」

    青ピ「小萌センセー最高やーっ!」

    土御門「お前は黙ってろォ!」

    32 = 1 :

    上条「黄泉川先生・・先生の教え子を想う気持ち、分かります」

    黄泉川「ん」

    上条「でも俺・・・あの人の事もっと知りたいんです!そして俺のことも知って欲しい!」

    小萌「まっ///」

    上条「確かに今は俺の一人相撲だけど・・好きなんです!好きになっちゃったんですよ!」

    土御門「・・・フッ」

    黄泉川「・・・プッ」

    上条「へ?」

    黄泉川「ククク・・・アッハッハッハッ!」

    小萌「せ、先生・・?」

    黄泉川「いや~悪い悪い!試すような事やっちゃって!
    ちょっとからかうつもりが・・まさか大胆告白しちゃうとはねぇ?」ニヤニヤ

    上条「///」カァァ

    黄泉川「よ~し気に入った!アンタの気持ち、ちゃんと伝わった・・じゃん?」ニッ

    小萌「ま、黄泉川先生らしいですねぇ」
    (ちょっとドキドキしちゃいましたけど)

    33 = 1 :

    黄泉川『あの娘の名前は固法美偉』

    上条『このり・・みい・・さん』

    ドドドドドド
    青ピ「×〇高校はとっくに下校時間を過ぎてる!直接支部に向かうで!」

    黄泉川『×〇高校の風紀委員第一七七支部所属・・・』

    土御門「流石青ピネットワーク!ストーカー紛いな情報が詰め込まれてるにゃー」

    黄泉川『私がしてやれるのはここまでじゃん?・・・後は自分で頑張りな!』

    上条「俺なんかの為に・・・ありがとうな、お前ら・・」ホロリ

    土御門「今更水くさいにゃー」

    青ピ「そーそー、ボクらは友達やろ?」

    黄泉川『これも青春・・・じゃん?』ニッ

    上条「あぁ・・駆け抜けようぜ・・・!」
    ドドドドドド・・・


    黄泉川「まったく、騒がしい連中だったじゃん?アンタんとこの・・・」

    小萌「若いっていいですね~」ズズーッ

    34 = 1 :

    ――――風紀委員第一七七支部 前

    青ピ「ハァー着いたで!ここハァーが一七ハァ七支部ハァーやーっ!」

    上条「ハーっハーっ・・・あ、あのさ!」ハァハァ

    土御門「な、なんぜよかみやん!」ハァハァ

    上条「このクソ暑い中走ってきたけど・・・俺たちこれからどうすんだ?」

    青&土「・・・」

    土御門「パトロール中に遭遇しても軽くあしらわれるだろうにゃーっ」

    青ピ「とりあえずこの場を離れよ・・・」
    ウーイッハルーン バサァッ
    ギャーッ!ヤメテクダサイサテンサーン!

    青&土「!!」バッ!

    青&土「眼福眼福」

    上条「オイ」

    35 :

    青ピ「・・・んじゃあじっくり話ができんのは勤務時間終了後・・・ってことになるんやけど?いいんやなかみやん?」

    上条「オ、オゥ!時間ならたっぷりあるぜ」

    青ピ「風紀委員の勤務時間ってのが大体完全下校時刻直前・・・」

    上条「あと3時間半・・・か」

    土御門「甘いぞ!残業を任せられるかも知れんし、そもそも出勤してないかもしれないにゃー」

    上条「そ、そうか そうだよな」

    青&土「・・・」ポクポクポク チーン

    青ピ「んじゃかみやん、後は頑張ってな~」ノシ

    土御門「骨は明日拾ってやるにゃー」ノシ

    上条「お、お~う またな~」フリフリ

    上条「・・・ってうおおぉい!俺たち友達だろ!?一緒にいてくれるんじゃないのかよ!?」グイグイ

    土御門「家で舞夏が待ってるにゃー」ブーブー

    青ピ「来るかもわからん風紀委員に裂いてる時間なんてあらへんよーっ」ブーブー

    上条「嫌だ!俺一人じゃ怖い!そばにいてくれーっ!」

    36 = 1 :

    青ピ「・・・んじゃあじっくり話ができんのは勤務時間終了後・・・ってことになるんやけど?いいんやなかみやん?」

    上条「オ、オゥ!時間ならたっぷりあるぜ」

    青ピ「風紀委員の勤務時間ってのが大体完全下校時刻直前・・・」

    上条「あと3時間半・・・か」

    土御門「甘いぞ!残業を任せられるかも知れんし、そもそも出勤してないかもしれないにゃー」

    上条「そ、そうか そうだよな」

    青&土「・・・」ポクポクポク チーン

    青ピ「んじゃかみやん、後は頑張ってな~」ノシ

    土御門「骨は明日拾ってやるにゃー」ノシ

    上条「お、お~う またな~」フリフリ

    上条「・・・ってうおおぉい!俺たち友達だろ!?一緒にいてくれるんじゃないのかよ!?」グイグイ

    土御門「家で舞夏が待ってるにゃー」ブーブー

    青ピ「来るかもわからん風紀委員に裂いてる時間なんてあらへんよーっ」ブーブー

    上条「嫌だ!俺一人じゃ怖い!そばにいてくれーっ!」

    37 = 1 :

    ―――とある公園

    上条「・・・で結局」

    上条「はぁ、不幸だ・・・」フゥー

    「ちょっとそこのアンタ!」

    上条「げ、ビリビリ」

    御坂「ビリビリじゃないっ!御坂美琴」ビリビリ

    上条「だーっ!もう分かった分かった!で?その美琴お嬢様が俺に何の用なんだ!?」

    御坂「えっ?別に用事なんかないけど・・・(だ、だって見つけちゃったんだもん///)」

    上条「・・・」フゥー

    御坂「ちょっと!何でそこで溜め息をつく!?(私と居るのが嫌なの?オロオロ)」

    38 = 1 :

    上条(・・そういえばビリビリの後輩・・・白黒も風紀委員だったよな・・・)ジー

    御坂「な、なによぅ・・(そんな見つめられたら照れるじゃない///)」カアァ

    上条「なぁ御坂・・・」

    御坂「は、はひっ!///」ビクッ

    上条「お前固法さん・・・って知ってるか?」

    御坂「えっ!?こ、このりさんこのりさん・・・えっ?」

    上条「やっぱ知らないか・・・」フゥー

    御坂「このりさんって・・・固法先輩のこと?」
    (なんでコイツが固法先輩について聞いてくんのよ!ってか知り合い!?)ソワソワ

    上条「しっ!知ってるのか!?」ガバッ

    御坂「ち!ちょっ!肩っ!・・///」ボンッ!

    上条「お、オイ御坂!どうした!?」ブンブン

    御坂「・・・ふ」

    上条「ふ?」

    御坂「ふにゃぁぁ・・///」プシュー

    上条「・・・ダメだこりゃ」

    39 = 1 :

    上条「お~いビリビリ、大丈夫か~?(暑さでのぼせちゃったのか?)」パタパタ

    御坂「ん~・・・」ムニャムニャ

    上条「・・・コイツもおとなしかったら可愛いのにな」パタパタ

    ピンポンパンポーン
    アナウンス「学生の皆さん もうすぐ完全下校時刻です 速やかに――――」

    上条「やべっ!急がないと!」

    上条「じじじゃあなビリビリ!すまん!」ダッシュ!

    御坂「ムニャムニャ・・とうま~」zzz


    ジャンッ!デンキハタイセツニネ?ビリビリ♪

    上条「げ、大画面にまでビリビリ・・・」タッタッタッ

    40 = 1 :

    上条「ビリビリのやつ・・・あのまま公園に置いてきたけど・・・大丈夫だよな、きっと」タッタッタッ

    ―――第一七七支部 前

    上条「つ、ついに来たんだな・・・この時が・・」ドキドキ

    上条「ぬおーっ!逃げたい!でも逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げ」ブツブツ

    ソレジャアオサキニシツレイシマース
    オツカレサマデスノ

    上条「きっ!来た!」ドッキーン

    キョウモツカレマシタネー
    デスノ

    上条「ま!まさか2人!?しまった!複数は想定外・・・ええい、ままよっ!・・・」ドクンッ

    黒子「――えぇ、それよりも・・・あら?」

    初春「? どうしました白井さぁん?」
    上条「・・・ッ!」

    黒子「ゲェッ!る、類人猿!?」ヒィィィ

    41 = 1 :

    上条「・・・なんだ白井か」ホッ

    黒子「な!なんだとはなんですの!?レディーに向かって!
    ・・・はっ!さてはアナタ、固法先輩を襲いに!?」

    上条「こ、この紳士な上条さんが恩人を襲うかっ!///・・俺はただ彼女になにかお礼をしたいだけだっ!」

    初春「しっ!白井さん!誰なんですか知り合いなんですか悪い人なんですか!?」ワタワタ

    黒子「な!『ナニでお礼』ですって!?やはり類人猿!性欲もオサルさん並みですのっ!」

    上条「」

    黒子「ムキーッ!先輩の貞操を奪うことがアナタなりのお礼だと言いたいんですの!?よろしい、ならばこの白井黒子、全身全霊を持ってアナタの企みを阻止してみせますわ!」ハァハァ

    上条「チッ・・・うっせーな」ボソ

    初春「はわわわ///し、白井さん!そんな大声ではしたない言葉言わないで下さい!」ワタワタ

    43 = 1 :

    上条「あ、御坂が知らない男と歩いてるー」チラッ

    黒子「んなっ!だ、騙されませんわよ!この白井黒子、その程度のフカシで・・・」ソワソワ

    上条(あともうちょいだな・・)
    「ホントだぞーっさっきそこの角曲がって行ったからなーっいやもしかしたらボクの見間違いかなーっ」

    黒子「く・・・」
    (この類人猿の言うことが本当なら、黒子は・・黒子は・・・)

    黒子「お、覚えてらっしゃい上条当麻!おっねええぇぇさまぁぁぁ!・・・」ドドドド

    初春「ちょっ!白井さーん!置いてかないで下さいよ~っ!・・あっ!し、失礼します!」ペコリ

    初春「白井さーん!」パタパタパタ

    上条「お~、気をつけてなー」フリフリ

    上条「・・よし」

    44 = 1 :

    ・・・30分後
    上条「さっきの白井の口振りからすると・・あの人はまだ中にいる?明かりが付いてるから残業・・かな?」

    上条(だいぶ待たないといけなさそうだな、不幸だー)


    ・・・50分後
    上条(そういえば何も考えずに突っ走ってきたけど・・俺が勝手に押しかけても迷惑なだけなんじゃ?・・・確かにやってることはストーカーと一緒・・か)ハァ
    上条(・・何か疲れた)ペタン


    ・・・一時間後
    上条(あ、インデックスとスフィンクスの餌・・・まぁなんとかなる・・よ・・な・・)…zzz

    45 = 1 :

    「大・・で・・す・?」

    上条「ん・・・」ウトウト

    「大丈夫ですか~?」ツンツン

    上条「あ・・寝ちまったのか・・って何やってんだ俺!!」ガバッ!

    固法「あら!アナタやっぱり昨日の・・・ツンツンくん!」

    上条「わああぁ!!」ビクッ

    固法「こんなとこで寝てたら・・風邪ひいちゃいますよ?」クスッ

    上条「こ、こここっこのこのこここ!///」
    (こ!固法さんだ!本当に会えた!)アワアワ

    固法「そうそう!私アナタにスッゴい会いたかったのよ!」パアァ

    上条「・・・へ?」ドキッ

    固法「ちょっと支部の中まで来てくれるかしら?」グイッ

    上条「え?ちょっ・・・待っ・・・え?」

    固法「いーからいーから♪」グイグイ

    46 = 1 :

    ―――支部内

    上条(オ、俺に会いたかった…ってウソ!?もしかして固法さんも…///)

    固法「いきなりゴメンなさい…ね?実は私…」

    上条(あわわわわわ///待ってください!まだ心の準備がっ!)ドキドキドキドキ

    固法「昨日の報告書にアナタの情報記載しないといけないのに…私うっかりしちゃってて…」

    上条「じ、実は俺も!……えっ?」

    固法「? どうかした?」

    上条「い、いえ!何も!ナハハ」ワタワタ

    固法「悪いけど今何か身分証持ってないかな?」

    上条「あ…がっ学生証でもいいですか?」
    (そっか…そりゃそうだよな…何期待しちゃってんだ俺…)ゴソゴソ

    固法「うん、ありがと!」ニコッ

    上条(くぅっ///)

    47 = 1 :

    上条「そっそれにしても・・・いいんですか?
    部外者の俺なんか支部に入れちゃっても?」ソワソワ

    固法「ん?いいのいいの!どうせ私達二人だけなんだから」
    (最近は本当に溜まり場になっちゃってるし)

    上条(ふ、二人っきり///・・・いかん落ち着け上条当麻!今はまだ早い
    落ち着いて素数を数えるんだ・・0,1,2,3,4、、、)ブツブツ

    48 :

    よけ

    49 = 1 :

    固法「ふむふむ、上条当麻くん・・・とある高校の一年生・・・か」スラスラ

    固法「はい、ありがと! じゃあ私より一つ下なんだ?」スッ

    上条「は、はい!・・てことは固法さんは二年生なんですね!」
    (年上好きの俺歓喜www)

    固法「・・・ん?私の名前・・・まだ言ってなかったよね?どうして・・・?」ジトー

    上条「あっ・・・違います違います!そんな目で見ないでください!
    黄泉川先生に聞いたんです!ウチの学校の教師で・・・あの時知り合いっぽかったから・・
    決してストーカーとかそんな怪しいもんじゃ」ワタワタ

    固法「・・・ぷっ  クスクス」

    上条「・・・へ?」

    固法「ご・・ごめんなさい!だってさっきの上条くん、凄い必死な顔してたから・・・ふふっ♪」

    上条「は、はぁ・・・」
    (そんな変な顔だったのか俺?)

    50 = 1 :

    固法「へぇ~、黄泉川さんと一緒の学校なんだ?
    ・・・じゃあ支部の前で寝てたのも偶然じゃ・・なかったのかな?」ズイッ

    上条「(うぅっ///)あ、あああんまりからかわないでく・・ださ・・い」プイッ

    固法「・・・ふ~ん、違うんだ・・・」

    上条「あっ、いっいや!そのっ・・・! 」
    (オっ!俺のバカ!なんでそこで誤魔化そうとする!?・・・せっかく良い雰囲気だったのに!)

    固法「それじゃあ用も済んだし帰ろっかな~」ガチャ

    上条「あっ!あのっ!・・・」

    固法「ん?」クルッ

    上条「ほ、本当は俺・・固法さんに昨日のお礼がしたくて・・その・・」カァァ

    固法「・・・・」ジー

    上条(ダ、ダメか・・・!?)

    固法「クスッ  ・・じゃあもう遅いし・・送ってもらおっかな♪」

    上条「!!  は、はい!送ります!いや送らせてくださいっ!」
    (い、いやったあああぁぁぁぁ!!)


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