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    元スレ阿良々木「みんなが僕のことを好きだって?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×17
    タグ : - 阿良々木月火 ×3+ - 化物語 ×2+ - 阿良々木火憐 + - 千石撫子 + - + - 戦場ヶ原ひたぎ + - 神スレ + - 神原駿河 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    荒川良々に見えた

    52 = 1 :


     と、ベッドの上で交渉を始めたファイヤーシスターズを呆然と眺める。
     分かったことは、僕の耳がおかしくなったわけではないということと、
    彼女たちの間で僕の人権は無視されているということだけだ。

     つーか勝手にベッドに忍びこむなや……。

     あとなんでこんな二人していきなりデレてんだよ、気持ち悪いな。

     まあ、話を聞く限り、最近勉強ばかりに気をとられて二人とあんまり遊んでやらなかったから、
    寂しかったとかそんなところだろう。
    その不満がよく分からないところで化学変化を起こし、
    夜這い→添い寝とかいう行動に移されたと、そういうわけだ。

     火憐も月火も、まだまだ子供だしな、なんといっても。

    53 = 49 :

    >>52
    うっしゃあ!
    絡みに期待だ。

    54 = 1 :


    「おいこら、ファイヤーシスターズ」

     果ては敵対組織がどうとか悪の大軍団がどうとかいう、
    元の話がなんなのか分からない言い争いをしていた二人の馬鹿妹を止める。

    「なんだよ、兄ちゃん」
    「なに、お兄ちゃん」

     てへりとなぜか恥ずかしそうに笑う火憐に、
    垂れ目で器用にジト目を作る月火。

     うん。
     受験勉強も大切だけれど、家族以上に優先すべき勉強なんて――ない。
     ないのだから。

    55 = 1 :


    「分かった、今日は二人と遊んでやるよ。
    ただし僕にも勉強があるし、午前中だけな。
    ついでにどちらか一方とかじゃなくて、三人一緒にだ。
    それでいいか?」

     せっかくの日曜日、家族サービスってやつである。

     それに、まあ、こうも素直なファイヤーシスターズは、
    なんだか遥か昔の
    「お兄ちゃんと結婚する」
    とか言ってた時代の二人みたいで、悪い気はしないし。
    馬鹿みたいな正義の味方ごっこをする小生意気な妹に比べれば、可愛いものである。

    「お兄ちゃん、それ、本当?」
    「本当だとも、月火ちゃん」
    「さすが兄ちゃん、太ってるな!」
    「失礼なことを言うな!」
    「うん? ああ、間違えた。さすが兄ちゃん、デブだな!」
    「悪意しか感じねえよ!」

     さすがの火憐である。
     正しくは太っ腹、だ。

    56 :

    いつものラララ木さんで安心した

    早く修羅場らないかなあ

    57 = 1 :


    「で、まだ朝早いけど、なにして遊ぶんだ?
    さすがに今更ボードゲームやカードゲームってガラではないだろうけれど、
    外に出ても店はどこも開いてないぜ」

     よっこらせ、と立ち上がって訊いた僕に、
    しかし火憐ちゃんも月火ちゃんも揃って訳が分からないという顔をしてみせた。

     うん? 僕、なんか変なこと言ったか?

    「外に出る必要も、ボードゲームやる必要もないよ、お兄ちゃん」
    「たまーによく分かんねえこと言うよな、兄ちゃんって」

     言って。

     するりと、ファイヤーシスターズは、服を脱ぎ捨てる。

    58 :

    この世界にラノベを書く文才があるとしたら、それは>>1にこそ相応しいと言うべきだろう。
    支援

    59 = 1 :


    「なっ……なにしてんだ、二人とも!?」
    「なにって、若い男女が三人ですることっていったらあれしかないでしょ」
    「あれしかねーよな」
    「あれってなんだ!?」

     頭がぐるぐるする。
    せっかく上手いこと軌道修正できたと思ったのに、理解が追いつかない。
    理性がついてこない。

     何が起こってるんだ。

     何が起こってるんだ!?

    60 = 56 :

    ヒロイン全員分の濡れ場あるんですよね!

    61 = 1 :


     パニックになる僕を尻目に、全裸になった二人が迫る。
    不思議なことで、二人の裸体に対して先程までのような兄らしからぬ感情は生まれなかった。

     一度軌道修正して、今度こそ本当に冷静になれたのだろう。

     ただいま、ギャグパート。

     ぐっばい、エロパート。

    62 = 1 :


    「兄ちゃん、いいよ」
    「お兄ちゃん、一緒に気持ち良くなろうよ」

     手招きする死神二人を、覚醒した僕は手早く部屋から蹴り出した。
    脱ぎ散らかされた妹二人の衣類も同時に放り投げ、背中でドアを押さえる。

    「な、なにすんだ、兄ちゃん!」
    「開けてよ、お兄ちゃん!」

     どんどん、と扉を叩く音と衝撃が背中にダイレクトに伝わり、
    ややくぐもった声も一緒に叩きつけられる。

    63 = 1 :


    「うるせえ! お前ら絶対変だよ! 変すぎるよ!
    朝っぱらからなんのドッキリだ、なんの嫌がらせだ!」
    「嫌がらせなんかしてないよ、お兄ちゃん!
    私たちはお兄ちゃんのことが好きなだけだよ!
    だから開けてよ!」
    「そうだぞ、兄ちゃん!
    好き合ってる男女がああいうことするのに理由なんかねぇだろ!」
    「いやいやいや好き合ってはねえよ!?
    前提がおかしいだろ、僕はお前らなんか嫌いだ!
    いいから部屋に戻れ、普通になら遊んでやるから!」
    「でもそんなんじゃだ~め!」
    「もうそんなんじゃほ~ら!」
    「黙れ、歌うな!」

     しかもそれは千石の歌だ。

    64 = 49 :

    DJなでこ

    とりあえず朝まで残ってますように…。

    65 = 1 :


    「よし、分かった、お前ら二人、どっか連れてってやるよ、それならいいだろ!
    だからお前らは部屋に戻ってろ! 僕は今から着替える!」
    「「手伝ってあげる!」」
    「いらねぇよ、気色悪いわ! 無駄にハモるなっ!」

     妹に着替えを手伝ってもらう兄なんか嫌だ。絶対嫌だ。

     なんてやっていると、扉の向こうが大人しくなった。
    よかった、納得してくれたのか。

     さて、なんだかすごい展開だったけれど、しかし言ってしまった手前どこかに連れていくしかないだろう。
     でもこんな田舎にレジャー施設なんかないしなぁ。
    隣町の商店街でも行くか。

    66 = 1 :


     ……なんて安心して考えた矢先。

    「こんな木の板程度、この阿良々木火憐の前で障害になりうると思うなんて、
    兄ちゃんはまだまだ認識が甘いなぁ」

     ……なんか聞こえた!

     聞こえちゃった!

     やべえ!

     とん、とん、と準備運動でジャンプをするような音まで聞こえる。
    こえー! いや、マジでこえー!
    あいつ、本気出したら、それこそそこらのコンクリートの壁すら壁じゃねえもん!
     土の壁みたいにぼろぼろ破壊できるやつなのだ。

    67 = 1 :


     そんな火憐だから木のドアが障害じゃないという言葉には嘘はないし、
    中に押し入られたら最後、
    取り押さえられたら悔しいことに僕なんか敵じゃない。

     勝てない。

     敵わない。

     背筋が凍る。

     何が嬉しくて、妹から本気で逆レイプされる一歩手前まで詰まされなくちゃならないんだよ。
    嫌な人生だ。普通に気持ち悪いわ! 気色悪いわ!

     僕はマジで色々なものの危機を感じて、
    慌ててドアから離れると、超高速で着替えと貴重品を回収、
    一切の躊躇いもなく、唯一の逃げ道である窓から飛び降りた。

    「うわああああああああああああああああああああっ!?」

     屋根を経由して、庭に着地。
    ごろごろと転がって痛みを和らげたところで、上からばこぉん!という音が響いた。

     ドアが、蹴破られたのだ。

     おいおい、直すの誰だと思ってんだよ……。

     つーかいい加減起きろや、両親……。

    68 = 1 :


    「あ、兄ちゃんがいねえ! 消えたぞ、月火ちゃん!」
    「え、うそ!?」
    「兄ちゃんは瞬間移動の使い手だったか……
    さすが、それでこそ世界の絶対悪と戦うファイヤーシスターズの兄だぜ!」
    「違うよ火憐ちゃん、窓から逃げられたんだよ!
    急いで追いかけなくちゃ!」

     なんて慌ただしい声もここまで届いてきて、
    僕は痺れる足に鞭を打って自転車に飛び乗ると、
    寝間着のまま我が家から――我が妹から逃げ出したのだった。


    69 = 1 :


     003

    「はぁ……」

     ファイヤーシスターズから命からがら逃げ出した僕は、
    ひとまずかつて忍野が住み着いていた廃墟で持ち出していた私服に着替え、
    寝間着を分かりやすいところに置くと、外に出て歩いていた。

     目的なんて特にないが、せっかく朝早くに外出するハメになったのだから、
    このまま早朝サイクリングすることにしたのである。

    70 = 1 :


     しっかし、朝っぱらから、えらい目にあった。
     あいつらいつの間に僕のベッドに忍び込んだんだ。

     昨日は羽川との勉強会から帰った後、寝付きが悪かったから外に出て、
    どこかの自治体が開催しているのであろう、ちょっとだけ季節外れの祭囃子の和太鼓を遠くに聞きつつ、
    いくらか散歩をした。
    帰ったのは随分遅くだから、ファイヤーシスターズはぐっすり夢の中だったはずなのに。

     つまりその後わざわざ起き出して、僕の部屋に突撃してきたのだろう。
    アホじゃないのか。

    71 :

    落とすわけにはいかない

    73 :

    なんだこれ寝れねぇじゃねぇか…

    74 = 1 :


     つーか久々に、本気で家に帰りたくねえ。

     ………あ。

     ああ。

     あー、そういえば前にもこんなことを考えながらサイクリングしたことがあったなあ。
    その時はこんなママチャリじゃなくて、マウンテンバイクだったけれど。

     なんて考えていると、噂をすればなんとやら。

    「お、八九寺じゃん」

     大きなリュックサックを背負ったツインテールの小学生、
    八九寺真宵の後ろ姿を見つけた。

     八九寺真宵。

     蝸牛に迷った少女。

    76 :

    はちくじー

    77 = 1 :


     それにしても、八九寺かぁ。
     あいつには散々、セクハラ紛いのことしちゃったしなぁ。

     火憐と月火にやられてみて初めて分かったというか、強制的に性的なイタズラをされるのは正直、あまりいい気分ではない。
    つーか、不快だ。
    気持ち悪い。

     あぁ、あんな気持ちを、僕は八九寺にさせちゃってたんだなぁ。

     改めて実感。
     僕って、最低なやつだ。マジで最低だ。死ねばいい。

    78 = 1 :


     第一、冷静になってみてほしい。

     八九寺のあんな凹凸のない体にセクハラして、何が楽しかったのだろう。
    魅力がない。
    身内であることを除けば、肉体的にはまだ月火の方がマシである。

     一部で僕のロリコン疑惑が持ち上がって大変なことになっているらしいけれど、
    僕の彼女の戦場ヶ原然り、異性における理想系である羽川然り、
    僕の好みはまず間違いなくロリ系ではないのだ。

     つるぺたとか、まったく魅力を感じないね。
    ちっちっぱいぱん、ちっちぱいぱん。

    79 = 1 :


     あーぁ。

     なんか冷めた。

     冷めちゃったよ。

     冷やし暦始めましたってなもんだよ。

     八九寺なんかにセクハラして、何をあんなに喜んでたんだろう、ちょっと前の僕って。
    やってらんねえ。普通にヤバい人じゃん。
    普通にロリコンだよ。

     アホか。
     これからはいかに八九寺相手だろうと、紳士的でいよう。
    むしろ八九寺相手だからこそ、紳士的でいるべきだ。

    80 :

    長いフリだなwwwww

    81 = 1 :


     よし。

     僕はそう決意すると、自転車を停めた。

     コミュニケーションの基本は、挨拶から。
    紳士な僕は、ゆっくりと八九寺の背後に歩み寄ると……。

    「はっっっっっちっっっっっくっっっっっっ、じぃぃいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいーーーー!!!
    会いたかったぞ、ちくしょうっ!!!!!!!!」

     思いきり、抱きついた。

    82 :

    >>80
    空気嫁

    83 = 1 :


    「きゃぁぁぁぁああああああああああああああああああああっ!?」

    「八九寺、冷めたとか言ってごめんな!
    冷めてなんかないぜ、相変わらず僕は熱々だよ!
    冷やし暦は始まる予兆すら見せないぜ!
    凹凸がないからなんだってんだ、お前のロリハリボディが僕、大好きだ!
    だから安心してくれ、僕はお前を裏切ったりしないからなっ!」

     摩擦熱で火傷するくらいの勢いで頬擦りをして、バタバタと暴れる八九寺を押さえ込む。

    「ほらほらほらほら! 可愛いなぁ、八九寺ちゃんは!
    柔らかほっぺにキスしちゃうぞー! 舐めちゃうぞー! 甘噛みしちゃうぞー!」

    「ぎゃー! ぎゃーっ! ぎゃーっ!?」

     僕は思う存分キスの雨を振らせてから、八九寺のスカートの中に頭を突っ込んだ。

    「こら、暴れるな! パンツの中に顔を突っ込めないだろうが!」

    84 :

    やっぱり阿良々木さんは変態ですね!

    85 = 80 :

    ごめん間違えた
    まよいフォックスとかれんバタフライの人だよな

    87 = 1 :

    「みぎゃぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」

     一際大きな声を上げたかと思ったら。

    「がうっ!」

     八九寺を拘束していた僕の手を、思いっきり噛んだ。
     今までに類を見ない本気噛みだった。
     ぶちぶちって音したもん。

    「いてえっ! なにすんだこの馬鹿野郎っ!」

     叫んでおいてなんだけれど。
     痛いのも。
     なにすんだこの馬鹿野郎も、勿論僕だった。
     言い訳のしようもない。

    88 = 1 :


    「ふかーっ!!」

     およそ人のものとは思えない声に視線を向けると、
    少し離れたところでスカートを押さえてこちらを睨む八九寺の姿があった。

     すげえ、我を忘れてやがる。
     ありていに言って、裏コード『ザ・ビースト』状態である。
     制御棒こそ出ていないけれど。

    「落ち着け、八九寺! 僕だ!
    冷静になれば、こんなことするのは僕くらいしかいないのは分かるだろう!」

     僕しかいないならそれがなんなのだと言われればそれまでの台詞を吐くと、
    しかし八九寺はようやく意識を取り戻した。
    プラグ深度は人に戻れなくなるレベルまではいかなかったらしい。

    90 = 73 :

    あの人は忍の書きかけてたけど落ちたしな
    >>1もなかなかだと思うよ是非完走させてくれ

    91 = 80 :

    執筆中は否定も肯定も謙遜もいらないから
    敢えて断定形で言ったんだが違うのか、恥ずかしいです
    sage進行が望ましいならそうしよう
    それと昼ぐらいまでは保守付き合うので寝たければどうぞ

    92 = 43 :

    >>90
    忍は完結させてどうにかするよ

    というか俺より確実に上手いだろ
    喧嘩売ってんのかちくしょう
    支援

    93 :

    >>92

    こんな事してないで早く書けよ

    94 = 1 :


    「おや、誰かと思えばミララ木さんではありませんか」
    「おれ、ミラじゃねーし。
    人のことをダイハツ工業の生産する軽自動車みたいに言うな、
    相変わらずどこからそんな絶妙な噛み方をする語彙を調達してくるのか
    ほとんど感心に近い気持ちすら抱いてしまうけれど、
    それでも僕の名前は阿良々木だ」
    「失礼、噛みました」
    「違う、わざとだ……」
    「かみまみた!」
    「わざとじゃない!?」
    「かめはめ波!」
    「まさかのスーパーハチク人!?」

     ていうか撃つなら撃つで、ポーズまでしっかりキメたんならちゃんと『め』で溜めを作れよ。
    あっさり撃っちゃったら必殺技っぽさがなくなっちゃうし、
    溜めてる間は敵は攻撃しちゃいけない法則が、姿を見せる暇すらない。

    95 = 93 :

    おれミラじゃねーし

    96 = 73 :

    >>92 ブログでやるの?

    97 = 1 :


     まあ、それはいいとして。

     八九寺は相手が僕だと分かると、
    とんとん、とスキップでもするような軽さで、離れていた距離を詰めた。

    「まったく、最初から阿良々木さんだと分かっていたらあんなに嫌がったりなんかしなかったのに、
    惜しいことをしましたね」
    「マジで? くっそう、今度からは声をかけてからセクハラすることにしよう!」

     いや、まあ、セクハラっていうかもうほとんど犯罪の域なんだけれど。

    98 = 1 :


    「わたし、阿良々木さんにだったら何をされたって嫌じゃありませんよ。
    ボディタッチもキスも、パンツを見せるどころか
    果てはその中を公開することだってやぶさかじゃないです」
    「八九寺、お前はいいやつだなぁ……」

     とか言って、やったら即通報とか、どうせそういう手口である。

     挨拶代わりにそんなちょっとハードな冗談を交わして。

    99 = 43 :

    >>96
    続きは大した量ないから立て直すのもあれだしそのつもり
    もしかしたら別の話も携えて立てるかも知れないけど

    というかここでする話じゃないと思う
    凄く失礼だし俺もあまりされたくはない
    ごめんよ>>1

    100 = 1 :


    「ともあれ、おはよう、八九寺。こんな早朝から散歩か?」
    「おはようございます、阿良々木さん。
    この時期は朝の空気が一番歩きやすいですからね」
    「あぁ……そういえばそうだな」

     さすがに8月ほどではないにしても、日が昇ればまだまだ暑くなる。
    夕方から夜にかけても、空気に残った熱に蒸し焼かれる感覚はあまり心地良いとは言えないだろう。

     となるとなるほど、早朝というのは適度な涼しさと捌けた湿気で、
    気ままに出歩くには丁度いいかもしれない。


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