私的良スレ書庫
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元スレハルヒ「キョンく~ん♪」
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>>150
確かにそれはあるな
どっちのハルヒがいいか論争だけでなく
もしかしたら前のハルヒの時点で既に入れ替わった人格という可能性とか
キョンの行動への賛否両論とかで議論があったりして
いろんな意味で活発になったろう
確かにそれはあるな
どっちのハルヒがいいか論争だけでなく
もしかしたら前のハルヒの時点で既に入れ替わった人格という可能性とか
キョンの行動への賛否両論とかで議論があったりして
いろんな意味で活発になったろう
少し考えた後、突然ハルヒは顔をキリっとさせた。
ハルヒ「私をキョンが必要だというならば…」
ハルヒ「SOS団に私が必要ならば」
ハルヒ「…私も『その私』が必要なんだと思います。」
ハルヒ「私はSOS団もキョンも大好きです。」
ハルヒ「だから…」
ハルヒはそういって、またまた顔を真っ赤にさせる。可愛いやつめ。
ハルヒ「それに私はさっきみたいに、このままでいたら私が望んだ私でも」
ハルヒ「私であった私にも慣れなくなっちゃう気がするんです。」
確かにさっきのハルヒはハルヒらしくは無かった。
ハルヒ「…だから私は、前の私を選びます。」
何故だかその瞬間安堵したと共に
物凄く惜しいことをしたような気もしたが…まあいい。
ハルヒ「私をキョンが必要だというならば…」
ハルヒ「SOS団に私が必要ならば」
ハルヒ「…私も『その私』が必要なんだと思います。」
ハルヒ「私はSOS団もキョンも大好きです。」
ハルヒ「だから…」
ハルヒはそういって、またまた顔を真っ赤にさせる。可愛いやつめ。
ハルヒ「それに私はさっきみたいに、このままでいたら私が望んだ私でも」
ハルヒ「私であった私にも慣れなくなっちゃう気がするんです。」
確かにさっきのハルヒはハルヒらしくは無かった。
ハルヒ「…だから私は、前の私を選びます。」
何故だかその瞬間安堵したと共に
物凄く惜しいことをしたような気もしたが…まあいい。
ハルヒ「でも……私、どうしたら元の世界に戻れるんですか?」
そりゃそうだろう。ハルヒの能力の言葉をハルヒ自身には知らされていないんだからな。
俺はここで何と言うべきか迷ったが…
ええい。ここはもう一か八かだ。
キョン「ハルヒよ、お前がちゃんと願えばそれでいい。」
キョン「ここはお前が作り出した世界だ。お前が何とか出来るはずだろ。」
ハルヒ「へっ…」
ハルヒ「最後の方が一体何なのか理解できないんですが…」
キョン「理解しなくていい。」
キョン「ただお前が、自分を改変した時と同じように…つまりは真剣に願えばいいんだ。」
ハルヒ「あの……」
キョン「ハルヒ。俺はお前を信じてる。」
キョン「だからお前も俺を信じてくれ。」
そう言った瞬間またもや顔を赤くする。
……やめてくれ。下手すりゃまた迷ってしまいそうだ。
ハルヒ「わかりました。」
ハルヒ「私もキョンを…信じます。」
そりゃそうだろう。ハルヒの能力の言葉をハルヒ自身には知らされていないんだからな。
俺はここで何と言うべきか迷ったが…
ええい。ここはもう一か八かだ。
キョン「ハルヒよ、お前がちゃんと願えばそれでいい。」
キョン「ここはお前が作り出した世界だ。お前が何とか出来るはずだろ。」
ハルヒ「へっ…」
ハルヒ「最後の方が一体何なのか理解できないんですが…」
キョン「理解しなくていい。」
キョン「ただお前が、自分を改変した時と同じように…つまりは真剣に願えばいいんだ。」
ハルヒ「あの……」
キョン「ハルヒ。俺はお前を信じてる。」
キョン「だからお前も俺を信じてくれ。」
そう言った瞬間またもや顔を赤くする。
……やめてくれ。下手すりゃまた迷ってしまいそうだ。
ハルヒ「わかりました。」
ハルヒ「私もキョンを…信じます。」
>>151
ホントいうと、エンドレスエイトは
案外好きなエピソードだったんだけど
いくらなんでも8回はやり過ぎだったよ
最近はなんかもう、ハルヒのSSも
めっきり少なくなっちまってよ
哀しいやら、寂しいやら、切ない限りだよ
ホントいうと、エンドレスエイトは
案外好きなエピソードだったんだけど
いくらなんでも8回はやり過ぎだったよ
最近はなんかもう、ハルヒのSSも
めっきり少なくなっちまってよ
哀しいやら、寂しいやら、切ない限りだよ
>>158
原作じゃさらっと終わるエピソードなのに、延々と8回も続けたのは明らかに角川ないし製作陣の行き過ぎたふざけ。
EEは長くても前後編で終わるくらいの内容だし。
消失なんて残り6回分で放送すればよかったのに…。
原作じゃさらっと終わるエピソードなのに、延々と8回も続けたのは明らかに角川ないし製作陣の行き過ぎたふざけ。
EEは長くても前後編で終わるくらいの内容だし。
消失なんて残り6回分で放送すればよかったのに…。
消失をもともとやる予定だったのに映画化することに決まって急遽穴埋めで8回続けたんじゃとか妄想した
そんな簡単に舵取り出来たら会社経営もメディア展開も楽だろうなw
ハルヒ「じゃあ、行きますね。」
キョン「……ああ。頼んだ。」
ハルヒは大きく息を吸ったあと…
目を閉じ、胸の前に手を組んだ。
……しかし特に何も変化はなかった。
きっと朝比奈さんあたりには時空間の振動だかなんだかが見えるんだろうが。
しかし事態は一瞬で、ガラリと変わった。
どうにもこうにも目の前の景色が薄らいで行くのである。
目眩とも違った感覚の、まるで…眠りにつく数十秒前の様な感覚だった。
どうやらハルヒが力を使ったようなので…安心したが、
どうにもこのハルヒと別れるのはやはり惜しいものがある。
数時間同じ場所にいると、もしかしたらずっと前から俺は此処にいたんじゃないのか?
と錯覚してしまう現象と似ている。
…俺だけかもしれんが。
ハルヒ「キョンくん…最後に!」
全てが闇に覆われる正に五秒前、ハルヒの口が僅かに動いたのが見えた。
ハルヒ「く……し…」
く…し?串?
ここから先の記憶は、もうない。
キョン「……ああ。頼んだ。」
ハルヒは大きく息を吸ったあと…
目を閉じ、胸の前に手を組んだ。
……しかし特に何も変化はなかった。
きっと朝比奈さんあたりには時空間の振動だかなんだかが見えるんだろうが。
しかし事態は一瞬で、ガラリと変わった。
どうにもこうにも目の前の景色が薄らいで行くのである。
目眩とも違った感覚の、まるで…眠りにつく数十秒前の様な感覚だった。
どうやらハルヒが力を使ったようなので…安心したが、
どうにもこのハルヒと別れるのはやはり惜しいものがある。
数時間同じ場所にいると、もしかしたらずっと前から俺は此処にいたんじゃないのか?
と錯覚してしまう現象と似ている。
…俺だけかもしれんが。
ハルヒ「キョンくん…最後に!」
全てが闇に覆われる正に五秒前、ハルヒの口が僅かに動いたのが見えた。
ハルヒ「く……し…」
く…し?串?
ここから先の記憶は、もうない。
…………………
………………
…………
………
「ョン…ん…」
…誰だ?
「キョンく……」
……まだ俺は
みくる「キョンくん?」
その声の主を認識するや否や俺は光の早さで飛びあがった。
キョン「朝比奈さん…!」
みくる「良かったぁ…起こしても起こしても、キョンくんと涼宮さん全然起きなくって」
てへへ、と笑う彼女の姿はやらり愛らしかった。
みくる「何か皆でお昼寝しちゃってたみたいで…」
みくる「目覚ましに温かいお茶、入れますね。」
朝比奈さんはそう言うと、てってってと水をくみに走り出した
のだが、ドアの付近で盛大に転けていた。
……朝比奈さんは朝比奈さんらしい。
どうやら「改変の改変」は成功したようだ。
ふと、隣を見るとハルヒはいつの間にやら俺のマフラーを首に巻き、まだグースカ寝息を立てていた。
………………
…………
………
「ョン…ん…」
…誰だ?
「キョンく……」
……まだ俺は
みくる「キョンくん?」
その声の主を認識するや否や俺は光の早さで飛びあがった。
キョン「朝比奈さん…!」
みくる「良かったぁ…起こしても起こしても、キョンくんと涼宮さん全然起きなくって」
てへへ、と笑う彼女の姿はやらり愛らしかった。
みくる「何か皆でお昼寝しちゃってたみたいで…」
みくる「目覚ましに温かいお茶、入れますね。」
朝比奈さんはそう言うと、てってってと水をくみに走り出した
のだが、ドアの付近で盛大に転けていた。
……朝比奈さんは朝比奈さんらしい。
どうやら「改変の改変」は成功したようだ。
ふと、隣を見るとハルヒはいつの間にやら俺のマフラーを首に巻き、まだグースカ寝息を立てていた。
苦しそうだったのでマフラーを取ってやろうとするが
顔をしかめながらそれを拒絶する。
古泉「おはようございます。目覚めはいかがですか?」
朝比奈さんが起こしてくれたんだ。悪いわけなかろうに。
古泉「…どうにも不思議なんですよ」
古泉が例のごとく顔を近付けてきた。鬱陶しい。
古泉「SOS団全員が同時にうたた寝をする、と言うのは勿論」
古泉「長門さん、朝比奈さんに確認したところ
あまりにも似通った夢を見ていたんです。」
……答えは一つしかなかろうに。
古泉「僕も今回、やっと貴重な体験が出来た様です。」
古泉「いつも仲間外れでしたからね。」
やけに嬉しそうな表情に腹がたつ。
俺はともかく、長門なんか刺されたんだぜ。
インターフェースとは言え、気持ちの良いことではなかろうに。
古泉「あの様な涼宮さんも魅力的だと感じますが」
古泉「…何だか物足りなかった、ですかね。」
そんなことをペラペラ喋る古泉のことは無視しつつ
いつもと変わらず本を読み耽っている長門に話し掛けた。
顔をしかめながらそれを拒絶する。
古泉「おはようございます。目覚めはいかがですか?」
朝比奈さんが起こしてくれたんだ。悪いわけなかろうに。
古泉「…どうにも不思議なんですよ」
古泉が例のごとく顔を近付けてきた。鬱陶しい。
古泉「SOS団全員が同時にうたた寝をする、と言うのは勿論」
古泉「長門さん、朝比奈さんに確認したところ
あまりにも似通った夢を見ていたんです。」
……答えは一つしかなかろうに。
古泉「僕も今回、やっと貴重な体験が出来た様です。」
古泉「いつも仲間外れでしたからね。」
やけに嬉しそうな表情に腹がたつ。
俺はともかく、長門なんか刺されたんだぜ。
インターフェースとは言え、気持ちの良いことではなかろうに。
古泉「あの様な涼宮さんも魅力的だと感じますが」
古泉「…何だか物足りなかった、ですかね。」
そんなことをペラペラ喋る古泉のことは無視しつつ
いつもと変わらず本を読み耽っている長門に話し掛けた。
キョン「…ありがとうな、長門」
キョン「痛くなかったか?」
長門「別に」
長門「へいき」
キョン「そうか。」
キョン「良かった。」
長門「良かった。」
キョン「お前が彼処で助けてくれなかったら…」
長門「違う」
……違う?何がだ?
長門「多分、私の行動は余計だった。」
キョン「だ、としてもだ。」
キョン「いや、なら余計にか」
キョン「ありがとうな。」
長門「………そう。」
他人からすれば、実に奇怪な会話なのかも知れないが
俺達にとってはそれが自然であり、俺にとっては『安心』そのものであった。
キョン「痛くなかったか?」
長門「別に」
長門「へいき」
キョン「そうか。」
キョン「良かった。」
長門「良かった。」
キョン「お前が彼処で助けてくれなかったら…」
長門「違う」
……違う?何がだ?
長門「多分、私の行動は余計だった。」
キョン「だ、としてもだ。」
キョン「いや、なら余計にか」
キョン「ありがとうな。」
長門「………そう。」
他人からすれば、実に奇怪な会話なのかも知れないが
俺達にとってはそれが自然であり、俺にとっては『安心』そのものであった。
朝比奈さんの入れてくれた甘露を飲みつつハルヒの寝顔を眺める。
こいつはこいつで思うこともあったんだな…と、ハルヒの意外な一面を知った様な気がする。
やり方は…どうも、こいつらしいといえばこいつらしいが。
しかし、やっぱり今になって惜しいことをしたんだと染々思ってしまう。
まあ、あのハルヒが今の世界を願ったんだからこれで良いのだろうが。
しかし
くし……
とは一体何なんだったのだろう?
串?櫛?句誌?KUSI?
なんてことを考えていると、ハルヒ嬢が漸くお目覚めになった。
こいつはこいつで思うこともあったんだな…と、ハルヒの意外な一面を知った様な気がする。
やり方は…どうも、こいつらしいといえばこいつらしいが。
しかし、やっぱり今になって惜しいことをしたんだと染々思ってしまう。
まあ、あのハルヒが今の世界を願ったんだからこれで良いのだろうが。
しかし
くし……
とは一体何なんだったのだろう?
串?櫛?句誌?KUSI?
なんてことを考えていると、ハルヒ嬢が漸くお目覚めになった。
ハルヒはむくっと無言のまま起き上がる。
いつもより眠たそうな目をしていた。
キョン「よお。お目覚めか?」
ハルヒ「…………」
まだ眠たいのかハルヒは無反応だ。
キョン「眠たそうだな。」
と、ふいにハルヒは鞄の中身をゴソゴソ探り始めた。
ハルヒ「……………」
キョン「え?」
ハルヒは例の…オルゴールを取り出しながら言った。
ハルヒ「………贈呈。」
おしまい
いつもより眠たそうな目をしていた。
キョン「よお。お目覚めか?」
ハルヒ「…………」
まだ眠たいのかハルヒは無反応だ。
キョン「眠たそうだな。」
と、ふいにハルヒは鞄の中身をゴソゴソ探り始めた。
ハルヒ「……………」
キョン「え?」
ハルヒは例の…オルゴールを取り出しながら言った。
ハルヒ「………贈呈。」
おしまい
>>184
あの時は半分オリジナルハルヒ、半分改変ハルヒ
改変ハルヒはキョンに好意を伝えようとしたが
オリジナルハルヒがそれを許さなかった。
だから決定的にKUSIって言葉になった。
簡単な並べ変えです。
あの時は半分オリジナルハルヒ、半分改変ハルヒ
改変ハルヒはキョンに好意を伝えようとしたが
オリジナルハルヒがそれを許さなかった。
だから決定的にKUSIって言葉になった。
簡単な並べ変えです。
時々中断してしまいましたが保守、ありがとうございました。
色々荒削りな部分がありますが補完していただけるとうれしいです。
最後までお付き合いありがとうございました。
またどこかでっ
色々荒削りな部分がありますが補完していただけるとうれしいです。
最後までお付き合いありがとうございました。
またどこかでっ
乙!ところで最後のハルヒのセリフ見てると
今度は長門化した様にも見えるんだが気のせい?w
今度は長門化した様にも見えるんだが気のせい?w
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