元スレ打ち止め「今日のご飯は何かなーって」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
253 :
乙!久々に一方通行スレが見れてよかった・・・・
今度は百合子じゃなくて単純に一方と打ち止めの絡みが見てみたいなぁ
254 = 251 :
>>253
俺もそう思う
だからこのスレはまだ落とさせん
257 :
打ち止め「節分だし豆まきしたいなーってミサカはミサカはおねだりしてみたり」
一方通行「却下だ」
打ち止め「やりたいやりたーいってミサカはミサカは五体投地して駄々をこねてみる!」
一方通行「そんなにやりてェんなら、黄泉川達とやってりゃァいいじゃねェか」
打ち止め「むぅ~……」
258 = 257 :
打ち止め「黄泉川達はお仕事なんだもん、ってミサカはミサカはふくれてみたり」
一方通行「じゃァ仕方ねぇ。潔く諦めるンだな」
打ち止め「しょぼーん、ってミサカはミサカは肩をおとしてみる……」
やけに聞き分けのいい打ち止めに、一方通行は一瞬だけ眉をひそめる。
またぞろ何か企んでやがるのかと警戒するが、打ち止めのアホ毛が寂しそうに萎れているのをみると、どうやら本当に落ち込んでいるようだ。
一方通行(チッ、しゃァねェなァ)
259 = 257 :
「ありがとうございましたー」
一方通行「しっかし、なンで木彫りの鬼の面がコンビニに置いてあンだかなァ。流石は学園都市ってところかァ?」
洗練されたフォルムの杖を突きながら、一方通行はコンビニを出る。
反対の手には鬼の面と豆の入った袋が抱えられていた。
260 = 257 :
一方通行「しかしなンでこンなくっだンねェ事をやりたがンのかねェ、あのガキは」
そう独り言つ彼の顔には満更でもなさそうな笑みがあった。
打ち止めの喜びを湛えた笑顔を思い浮かべながら、一方通行は心持ち、足早に家路へと着く。
261 = 257 :
「………」
そんな彼の前に一つの影が立ちはだかった。
一方通行「あン? お前は……」
御坂妹「………」
軍用量産型能力者。
『超電磁砲』御坂美琴のクローン。
『ミサカネットワーク』を構築する約一万の因子が一つ。
『妹達』と呼ばれる少女だった。
御坂妹「時刻は1400。作戦開始時刻になりました、とミサカは運命の鐘を鳴らします」
一方通行「お前、何を言っ―――」
262 = 257 :
一方通行の言葉は最後まで紡がれることはなかった。
それは次に御坂妹が取った行動に彼が呆気に取られたせいもあるが、そうでなかったとしても物理的に無理であっただろう。
御坂妹「お覚悟を、とミサカは―――」
御坂妹の手は肩に掛けられたショルダーバッグの中へと伸ばされていた。
そのバッグがするりと肩から落ちる。
御坂妹「手にしたサブマシンガンのトリガーを引きます」
そこから現れたのは華奢な少女には不釣り合いな凶々しい兵器だった。
一方通行「なッ!?」
263 :
しえん
264 = 257 :
咄嗟にチョーカーに手を伸ばし、電極のスイッチを入れる。
一方通行「ぐああァあァッ!?」
なのにも関わらず、その銃口から放たれた物は容赦なく彼の身体へと降り注いだ。
一方通行の顔が歪む。
驚愕。戸惑い。諦念。
様々な感情が彼の心の内を埋め尽くす。
その中で最も大きく占めていた感情は―――
一方通行「……ァ、あ?」
何故、銃で撃たれて生きていろのかという疑問だった。
265 :
おもしろい
267 = 257 :
ふと足元を見てみる。
一方通行「……豆?」
成り行きについていけない彼に追い撃ちとばかりに携帯電話の着信音が鳴り響く。
頭の上に疑問符を浮かべながらも、一方通行は電話に出た。
打ち止め「第一回チキチキ豆まきたいかーい! ってミサカはミサカはタイトルコールしてみる!」
一方通行「……なンだ、そりゃァ?」
打ち止め「あ、でもでもポロリはないよ、ってミサカはミサカは貴方のエロスを裏切ってみたり」
一方通行「誰が期待するかァ!」
268 :
しえんするっ! ってミサカはミサカは自分の活躍に期待を隠しきれずに言ってみる
270 = 251 :
しえん
271 :
追い付いた しえん
272 :
支援だー
274 = 248 :
しえん
276 :
インデックスたんはまだ!?
277 :
インなんとかさんは死んだ
何故だ!
278 :
インナントカさんは豆の食べすぎでイギリスへ帰りましたよ
279 = 275 :
インデックスちゃんならうちの野菜室に入ってたいちご食べてるよ
紅ほっぺ
280 = 257 :
打ち止め「ルールは簡単、貴方は学園都市内外合わせて総勢約一万の『妹達』から豆をぶつけられます、ってミサカはミサカはサラっと驚愕の事実を告白してみたり」
一方通行「いつの間に集めたンだよ、お前!?」
打ち止め「それをかい潜ってわたしのところまで来れたら貴方の勝ち、ってミサカはミサカは貴方が迎えに来るのを心待ちにしてみる!」
一方通行「人の話聞いてねェンですかァ、このお子様はァ!?」
281 = 271 :
きた
しえん
282 = 257 :
打ち止め「では健闘を祈る、ってミサカはミサカは激励を贈って電話を切ってみる」
一方通行「ちょっ、打ち止めァァァッ!」
一方的に電話が切られる。
単調な電子音を耳にしながら一方通行はただただそこに立ち尽くすしかなかった。
御坂妹「………」
一方通行「………」
半ば呆然としたままの一方通行と御坂妹の視線が交錯する。
283 = 257 :
御坂妹「ぶふぃー、ってミサカは先程の一方通行の慌てようを思い出して噴き出しつつ、戦略的撤退を計ります」
一方通行「ッ!?」
後に残されたのは携帯電話を握りしめたまま、一人立ち尽くす一方通行。
一方通行「……は」
それをポケットに仕舞うと彼は左手に抱えた袋から鬼の面を取り出した。
一方通行「あーァ、こンなに豆、撒き散らしやがって」
しかも地面に撒くことを考慮してあるのか、殻付きの落花生だった。
284 = 257 :
一方通行「上等だァァッ! あいつら全員説教ぶちかまして、使用した豆はスタッフが美味しくいただかせてやンぜコラァァッ!!」
鬼と豆が交差する時、笑劇の物語が始まる―――。
286 = 257 :
能力を使用し、ビルの屋上へと降り立つ一方通行。
その顔には憤怒の形相をした鬼の面があった。
一方通行「闇雲に動き回っても埒があかねェからな」
音のベクトルを操作し、耳を澄ませ、雑踏から手掛かりを探す。
不要な周波数帯をカットし、会話に耳を傾ける。
287 = 253 :
あーヤバいwこういうの待ってたんだw
288 = 265 :
しえん
290 = 263 :
しえん
293 :
打ち止めたんはぁはぁはぁあはあ
295 :
>>293
とりあえず通報した
298 = 269 :
ミサカはミサカは!
299 = 257 :
人々の会話に耳を傾ける―――
『とーまとーま! このオスシーは何なのかも!?』
『これは恵方巻きっていってなー、心の中で願い事を思い浮かべながら』
『ごちそうさま!』
『早いなおい、って俺の分まで食おうとしてんじゃねぇ! ポッキーゲームみたいになってんじゃねえか!』
『もぐもぐむぐまぐもぐー!』
『ひいぃッ! 迫り来る人喰いスペクタクルゥゥーッ!?』
300 :
頑張れ超頑張れ
みんなの評価 : ★
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