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元スレ美琴「あのさ……生理がこないんだけど……」上条「え?」
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19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/12/14(月) 17:54:21.71 ID:HFRFCUZFO
この題気に入ったからPCでかきためて明日くらいにかくわ
この題気に入ったからPCでかきためて明日くらいにかくわ
まさかここまでされてるとは思わなかった
19だけど下記ためしてないまじすまん
携帯ですまんがいまからかくわ
19だけど下記ためしてないまじすまん
携帯ですまんがいまからかくわ
「何時から、来てないんだ?」
「……ぅん、気付いたのは昨日なんだけど、そこから数えて二ヶ月と半くらい」
二ヶ月と半。
不味い、非常に不味い。
これは俺の人生真っ暗ルートじゃないのか? いや、自業自得だけど。
「と、とりあえず立ち話もなんだ、うち、来いよ」
またも消え入りそうな声で了解の意を示した美琴を連れ、寮に向かう。
学校終わりの、本来なら至福の行進となるべき帰路は、デスマーチへと姿を変えていた。ああ、なんでこんなことに……。
自業自得はわかってますでもたった一回ですよ? 上条さん生涯たった一回のヤンチャにこの報いですか? あんまりですよカミサマホトケサマ。
等と愚痴りたい心を抑え、デスマーチを続ける。
もはや美琴は、手を引かなければ歩いてくれないレベルに落ち込んでいた。
寮につく。と、いうか着いてしまった。
時間なんて止まれば良いのに。
「まああがってくれよ。お茶くらいだ――」
「とぉまっ……あたし、あたしどうしよ――っ。産んでいいの?!」
「――っ」
物凄い剣幕で俺に迫り、またしがみつく美琴に、俺は贖罪の念しかなかった。
「……ぅん、気付いたのは昨日なんだけど、そこから数えて二ヶ月と半くらい」
二ヶ月と半。
不味い、非常に不味い。
これは俺の人生真っ暗ルートじゃないのか? いや、自業自得だけど。
「と、とりあえず立ち話もなんだ、うち、来いよ」
またも消え入りそうな声で了解の意を示した美琴を連れ、寮に向かう。
学校終わりの、本来なら至福の行進となるべき帰路は、デスマーチへと姿を変えていた。ああ、なんでこんなことに……。
自業自得はわかってますでもたった一回ですよ? 上条さん生涯たった一回のヤンチャにこの報いですか? あんまりですよカミサマホトケサマ。
等と愚痴りたい心を抑え、デスマーチを続ける。
もはや美琴は、手を引かなければ歩いてくれないレベルに落ち込んでいた。
寮につく。と、いうか着いてしまった。
時間なんて止まれば良いのに。
「まああがってくれよ。お茶くらいだ――」
「とぉまっ……あたし、あたしどうしよ――っ。産んでいいの?!」
「――っ」
物凄い剣幕で俺に迫り、またしがみつく美琴に、俺は贖罪の念しかなかった。
――とりあえず話し合わなくては。
「美琴、落ち着いてくれ。それを今から話し合おう? な?」
音もなく頷く美琴。その姿がまたも、俺の罪の意識を重くした。
居間に美琴を座らせ、自分も正面に座る。
今も混乱する頭を叩いて納得させ、話を切り出した。
「とりあえず、だ。美琴、お前がもし妊娠してたら、俺は産んでほしいと思う」
率直というか、出てきた気持ちをそのまま伝えた。
この期に及んでどっちつかずの発言はこいつを混乱させるだけだし、素直な感想でいいと思ったからだ。
……俺は、産んでほしいのだ。
例えそれが、望まれなかった子供でも。
俺が孕ませたという事実があるのなら、それは俺の子だし、護らなければならない。
もちろん母子もろともな。
たしかに世間は冷たいだろう。沢山の人にもきっと迷惑を掛けると思う。
でも、それでも。
護るときめたなら。
俺は、くだらねえ世間体なんてぶち壊してみせる。
「美琴、落ち着いてくれ。それを今から話し合おう? な?」
音もなく頷く美琴。その姿がまたも、俺の罪の意識を重くした。
居間に美琴を座らせ、自分も正面に座る。
今も混乱する頭を叩いて納得させ、話を切り出した。
「とりあえず、だ。美琴、お前がもし妊娠してたら、俺は産んでほしいと思う」
率直というか、出てきた気持ちをそのまま伝えた。
この期に及んでどっちつかずの発言はこいつを混乱させるだけだし、素直な感想でいいと思ったからだ。
……俺は、産んでほしいのだ。
例えそれが、望まれなかった子供でも。
俺が孕ませたという事実があるのなら、それは俺の子だし、護らなければならない。
もちろん母子もろともな。
たしかに世間は冷たいだろう。沢山の人にもきっと迷惑を掛けると思う。
でも、それでも。
護るときめたなら。
俺は、くだらねえ世間体なんてぶち壊してみせる。
やっぱ上条さんはかっけぇよ・・・
守ってやってくれよビリビリとその子供を
守ってやってくれよビリビリとその子供を
「……産んでいいの?」
まさに恐る恐るといった感じで、美琴が聞いてきた。
「ああ。というか、産んでくれ頼む」
再度肯定する。美琴を安心させてやるためだ。
付き合い始めてから知ったが、この少女は儚い。
自意識過剰ではない方だと思うが、美琴は俺に依存しているのだと確信して言える。
以前は可愛いもんだとその程度だったが、こういう事態では致命的だ。
もしここで俺が味方になれなかったら、この少女は壊れてしまうだろう。
「でも、産むって言ったって……。なんていうか色々あるし……」
「わかってる、そこは任せろ。なんとかならないことをなんとかしてくる」
お前は心配しなくていいよ、と頭を撫でてやる。
シャンパンゴールドの滑らかな髪がさらさらと指の間をこぼれた。
俺は美琴の横に座り直し、また髪を撫でた。
「これから、大変になると思う。けどな、俺が護るから。大丈夫だからな」
約束だ、と言って小指をだすと、この話を始めてから、美琴は初めて笑顔を見せてくれた。
まさに恐る恐るといった感じで、美琴が聞いてきた。
「ああ。というか、産んでくれ頼む」
再度肯定する。美琴を安心させてやるためだ。
付き合い始めてから知ったが、この少女は儚い。
自意識過剰ではない方だと思うが、美琴は俺に依存しているのだと確信して言える。
以前は可愛いもんだとその程度だったが、こういう事態では致命的だ。
もしここで俺が味方になれなかったら、この少女は壊れてしまうだろう。
「でも、産むって言ったって……。なんていうか色々あるし……」
「わかってる、そこは任せろ。なんとかならないことをなんとかしてくる」
お前は心配しなくていいよ、と頭を撫でてやる。
シャンパンゴールドの滑らかな髪がさらさらと指の間をこぼれた。
俺は美琴の横に座り直し、また髪を撫でた。
「これから、大変になると思う。けどな、俺が護るから。大丈夫だからな」
約束だ、と言って小指をだすと、この話を始めてから、美琴は初めて笑顔を見せてくれた。
とある投手の内角攻め(インサイド)
その木製バットをぶち壊す!
その木製バットをぶち壊す!
「あら? 上条ちゃんじゃないですか」
「小萌先生」
また妙な時に会うものだ。この人はなんていうか、ちょうどいいのか悪いのか。
「どうしました? 上条ちゃん、元気が無さそうですけど」
小萌先生には言っていいのだろうか。悩みどころである。
「……先生、仮定の話なんですけど、少し付き合ってもらえますか?」
「いいですよ。今の小萌先生は聞くのが趣味ですからね」
了解をえたところで、話を切り出した。
「あるところに恋愛関係にある若い男女がいました。二人は愛し合い、一線を越えてしまいました。しかし大変。彼女が妊娠してしまいました」
息継ぎ、続ける。
目をつむって話を聞く小萌先生がりりしく見えた。
「その男女は産むことにしました。しかし、そこには大きな障害がありました。二人はまだ高校生だったのです」
そのまんまだ。なにも変わっていない真実。
これでは俺の悩みも、全てバレてしまっていることだろう。
「小萌先生」
また妙な時に会うものだ。この人はなんていうか、ちょうどいいのか悪いのか。
「どうしました? 上条ちゃん、元気が無さそうですけど」
小萌先生には言っていいのだろうか。悩みどころである。
「……先生、仮定の話なんですけど、少し付き合ってもらえますか?」
「いいですよ。今の小萌先生は聞くのが趣味ですからね」
了解をえたところで、話を切り出した。
「あるところに恋愛関係にある若い男女がいました。二人は愛し合い、一線を越えてしまいました。しかし大変。彼女が妊娠してしまいました」
息継ぎ、続ける。
目をつむって話を聞く小萌先生がりりしく見えた。
「その男女は産むことにしました。しかし、そこには大きな障害がありました。二人はまだ高校生だったのです」
そのまんまだ。なにも変わっていない真実。
これでは俺の悩みも、全てバレてしまっていることだろう。
リアル14才の母
小萌先生は見た目だけならそれ以下になりえるかも
小萌先生は見た目だけならそれ以下になりえるかも
>>30
I knew
「上条ちゃん」
小萌先生は目を開け、言った。
「高校生で産むのは私は反対です。理由は単純、育てられないからです」
黙して、耳を傾ける。
「たしかに産みたいのはわかります。でも、それを止めるのが大人の役目」
「子供を作るのも大人になってから計画的に。これも大人だからできることです」
「どこからが大人で、どこまでが子供か。上条ちゃん、じゃなかったその男女はそれがわからないから悩んでます」
「自分のある状況を理解できない内は、まだまだ子供なんですけどね」
「でも最後に一つ。産むか産まないかは、あなたがたが決めることです。私はその選択が間違っていると思っても、言いません」
「一生懸命考えて、それで産む、と答えを出せたなら、それはそれで1人の大人です。その生き方は邪魔できませんから」
「まあ簡単に言うと、私は反対ですが応援もします、っていう曖昧な答えです。ごめんなさい上条ちゃん」
「いや、ためになりました……。ありがとうございます、小萌先生」
I knew
「上条ちゃん」
小萌先生は目を開け、言った。
「高校生で産むのは私は反対です。理由は単純、育てられないからです」
黙して、耳を傾ける。
「たしかに産みたいのはわかります。でも、それを止めるのが大人の役目」
「子供を作るのも大人になってから計画的に。これも大人だからできることです」
「どこからが大人で、どこまでが子供か。上条ちゃん、じゃなかったその男女はそれがわからないから悩んでます」
「自分のある状況を理解できない内は、まだまだ子供なんですけどね」
「でも最後に一つ。産むか産まないかは、あなたがたが決めることです。私はその選択が間違っていると思っても、言いません」
「一生懸命考えて、それで産む、と答えを出せたなら、それはそれで1人の大人です。その生き方は邪魔できませんから」
「まあ簡単に言うと、私は反対ですが応援もします、っていう曖昧な答えです。ごめんなさい上条ちゃん」
「いや、ためになりました……。ありがとうございます、小萌先生」
ごめんなさいすごいねむいっす
明日必ず朝から書くので今日のよるだけほしゅたのみます
ほんと自己中もうしわけない
明日必ず朝から書くので今日のよるだけほしゅたのみます
ほんと自己中もうしわけない
今北
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