私的良スレ書庫
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元スレ黒子「ジャッジメントですの!」花山薫「ん・・・?」
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時は進み、2日の時間が流れた。病院の片隅、普段は憩いの場として使われるその一角は何故か今修羅場と化していた。
「だからそんなんじゃないじゃんよ」
「でも先に手を出したのは黄泉川先生なのですよ!」
「それはこいつが溜まってて……」
「原因は勘違いでこの子には何ら非はなかったのですよぉ! もっと真剣に謝らないといけないんです!」
「あー、だから、すまん」
「ちーがーうーのーでーすー!」
先程から何度も看護師によって注意を受けていたがもはや諦められたのか放置される始末。
そこではどう見たって本来は逆の関係だろうと思うような二人と男がいた。
話の内容は大きい方の女性が何やら謝っているのだがそれをもう片方の小さな女性(?)が納得いかないと騒いでいるというもの。
「……」
謝られてそろそろ半時間。その間、男は特に何か喋る訳でもなくただじっとしていた。
「だからそんなんじゃないじゃんよ」
「でも先に手を出したのは黄泉川先生なのですよ!」
「それはこいつが溜まってて……」
「原因は勘違いでこの子には何ら非はなかったのですよぉ! もっと真剣に謝らないといけないんです!」
「あー、だから、すまん」
「ちーがーうーのーでーすー!」
先程から何度も看護師によって注意を受けていたがもはや諦められたのか放置される始末。
そこではどう見たって本来は逆の関係だろうと思うような二人と男がいた。
話の内容は大きい方の女性が何やら謝っているのだがそれをもう片方の小さな女性(?)が納得いかないと騒いでいるというもの。
「……」
謝られてそろそろ半時間。その間、男は特に何か喋る訳でもなくただじっとしていた。
>>502
でも俺お前のビチ糞なら食えるかも、いや飲めるかも知れん
でも俺お前のビチ糞なら食えるかも、いや飲めるかも知れん
「……。久しぶりに、本気だった」
「ふえ?」
そんな彼が初めて彼女らに告げた言葉はそれだった。
「気にしちゃいない。色々面白いものも見れた」
そしてまだ傷が癒えきらぬままに見据えるその瞳は挑戦的なもの。
「いい目じゃんよ。けどすごい奴はまだ他にもいるじゃんよ」
「……」
「そういう奴のことが知りたいなら、ちっとは学校にもいってみるじゃんよ」
「……。考えとくさ」
「あ、必ず来てくださいなのですよ! 先生、花山ちゃんとお話したいですよ!」
一瞬、その呼び名に空気が止まる。
「あれ? 何か先生、変なこと言いました?」
「あー……。とりあえず、勘違いに関しては本当に悪かったじゃんよ」
深々と下げられる頭。それに一つ頷き、花山はきびすを返すのだった。
「ふえ?」
そんな彼が初めて彼女らに告げた言葉はそれだった。
「気にしちゃいない。色々面白いものも見れた」
そしてまだ傷が癒えきらぬままに見据えるその瞳は挑戦的なもの。
「いい目じゃんよ。けどすごい奴はまだ他にもいるじゃんよ」
「……」
「そういう奴のことが知りたいなら、ちっとは学校にもいってみるじゃんよ」
「……。考えとくさ」
「あ、必ず来てくださいなのですよ! 先生、花山ちゃんとお話したいですよ!」
一瞬、その呼び名に空気が止まる。
「あれ? 何か先生、変なこと言いました?」
「あー……。とりあえず、勘違いに関しては本当に悪かったじゃんよ」
深々と下げられる頭。それに一つ頷き、花山はきびすを返すのだった。
足りなかったものは何なのか。考えても考えても答えは見えない。
「……ん、……さん」
相手にすらされなかった屈辱。安っぽいプライドが、傷ついた。
「……さんってば、しら……」
だからそれで終わりなのか。そんな訳がない。お姉様だって0から今に至ったのだ。自分だって何かができる。
だから、
「白井さんってば!」
「え? あ、ああ……初春」
「ああ……初春。じゃないですよ、ほら、何か連絡が来てますけど」
「あら、本当ですの。……ん、悪いですけど空けますわよ」
「またカリキュラム外の開発ですか?」
「ええ。ですから何かありましたらすぐに連絡を」
「……はい」
「……? なんですの?」
同僚の返事が色よくないのでつい聞いてしまう。
「……ん、……さん」
相手にすらされなかった屈辱。安っぽいプライドが、傷ついた。
「……さんってば、しら……」
だからそれで終わりなのか。そんな訳がない。お姉様だって0から今に至ったのだ。自分だって何かができる。
だから、
「白井さんってば!」
「え? あ、ああ……初春」
「ああ……初春。じゃないですよ、ほら、何か連絡が来てますけど」
「あら、本当ですの。……ん、悪いですけど空けますわよ」
「またカリキュラム外の開発ですか?」
「ええ。ですから何かありましたらすぐに連絡を」
「……はい」
「……? なんですの?」
同僚の返事が色よくないのでつい聞いてしまう。
「いや、そのですよ。白井さんはすごいのにまだ高みを目指してすごいなぁ、って」
えへへ、と照れた様子で笑う頭に花飾りを乗せた少女。
「なのに私は全然努力してないで、なんだか大丈夫じゃないなぁとか考えちゃいまして」
「……私なんてすごくないですのよ」
「へ?」
いつもなら喝を入れてくれる場面で、彼女はこちらを振り向きもせずに一方的に告げる。
「私なんて……何もすごくありませんの。だから努力くらいしか自分を騙せませんの」
「あの、白井、さん?」
「初春。改めて、任せますのよ」
「白井さん!」
同僚の心配を背に、少女はただひたすらに進むことしか出来なかった。
えへへ、と照れた様子で笑う頭に花飾りを乗せた少女。
「なのに私は全然努力してないで、なんだか大丈夫じゃないなぁとか考えちゃいまして」
「……私なんてすごくないですのよ」
「へ?」
いつもなら喝を入れてくれる場面で、彼女はこちらを振り向きもせずに一方的に告げる。
「私なんて……何もすごくありませんの。だから努力くらいしか自分を騙せませんの」
「あの、白井、さん?」
「初春。改めて、任せますのよ」
「白井さん!」
同僚の心配を背に、少女はただひたすらに進むことしか出来なかった。
その、だおォッ!に負けたんだぜ……
三回っていうかもっとチャンスがあったのに花山が空手の誇りの為に待ったしてくれたおかげで勝ったようなもんだけど
三回っていうかもっとチャンスがあったのに花山が空手の誇りの為に待ったしてくれたおかげで勝ったようなもんだけど
原作の花山ってストーリー進むごとに明らかに強くなってるよね
ピクルと力比べで負けてなかったし
レールガンあたりならマジで受け止められそう
ピクルと力比べで負けてなかったし
レールガンあたりならマジで受け止められそう
>>526
美琴自体は核兵器と同等くらいだからなんかバキキャラならいけそうな気がする
美琴自体は核兵器と同等くらいだからなんかバキキャラならいけそうな気がする
>>527
超電磁砲は核兵器ほど威力ないだろ
超電磁砲は核兵器ほど威力ないだろ
禁書のキャラはラノベ的にはそこまで強くないからバキレベルでも渡り合えそうなのがちらほら
今ふと思ったんだけど、一方さんって監禁するだけで餓死するんじゃない?
>>541
監禁する方法が無いんだろ
監禁する方法が無いんだろ
そういえばレベル5っていま一方さんと美琴たん以外でたの?能力とかだけでも
>>545
アニメでは出てない
アニメでは出てない
>>541
食べ物にウンコをテレポートしてればそのうち餓死するよ
食べ物にウンコをテレポートしてればそのうち餓死するよ
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