元スレキョン「おいっ古泉、お前に女の子を紹介してやろうか?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
102 :
まだまだぁ!
103 :
おっ
104 :
古泉「ふふふ、あなたのおかげで元気が出ましたよ」
妹「ほんと!?」
古泉「ええ、本当です」
妹「嬉しいなぁ…えへへ」
古泉「(可愛すぎます…)」
妹「あ、あのね…古泉くんにお願いがあるんだけど…」
古泉「なんでしょう?」
105 :
妹「うんとね…キョン君のお友達の『カネダコウイチ』って人、紹介して?」
古泉「そ、それは…」
妹「あたしずっと会いたいのに、キョン君たら『絶対ダメだー!』って許してくれないんだよ~?」
古泉「……」
108 = 104 :
妹「今度の土曜日ね…」
古泉「(土曜日はSOS団の活動が…)」
妹「…デートして欲しいの!」
古泉「土曜日ですか…」
妹「ダメ…?」
古泉「(う…このうるんだ瞳に見つめられると…)」
妹「………」
古泉「…わかりました。時間を作りましょう」
妹「やったぁ!」
古泉「楽しみにしていてください」
妹「うん!」
109 = 104 :
古泉「さて…もうこんな時間ですしそろそろ失礼させていただきましょう」
妹「わかったぁ!」
古泉「では一言彼に挨拶をしたいので待っていてください」
妹「はーい」
110 = 104 :
コンコン
キョン「どうぞー」
古泉「失礼します」
キョン「どうだ俺の妹は?」
古泉「ええ、可愛らしいですよ」
キョン「??お前何もしなかったのか?」
古泉「何も…とは?」
キョン「年頃の男女が部屋で二人っきりで何も無いわけ無いだろ!」
キョン「お前性欲が無いのか!?あんなかわいい女の子を目の前にして何もしないだと!?EDなら先に言いやがれこの野郎!」
古泉「………」
111 = 104 :
古泉「あの…まだ僕と彼女はそういう関係では…」
古泉「そして僕はEDではありm
キョン「俺がどれだけ我慢してると思ってる!?」
古泉「………」
キョン「まぁいい。今日のところは勘弁してやる」
古泉「ありがとうございます」
キョン「おう、感謝しろ」
古泉「そして相談があるのですが…」
キョン「なんだ?」
113 = 104 :
古泉「今度の土曜日の活動についてですが…」
キョン「ああ、ハルヒがやけに張り切ってたやつか」
古泉「ええ、しかし問題が発生しました」
キョン「妹、か?」
古泉「ご名答です…妹さんからデートに誘われまして…」
キョン「わかった」
古泉「え…?」
キョン「かわいい妹のためだ!俺が一肌脱いでやる!」
古泉「し、しかし涼宮さんをどう納得させるのですか?」
キョン「長門に協力してもらう」
114 :
キョンがハルヒを抱いてやれば解決するじゃねぇか
キョン「ふっ、かわいい妹の為だ。ちょっと待ってな」
キョン「おいハルヒ」
ハルヒ「なによ?」
キョン「抱いてやるよ」
ハルヒ「あぁ~ん」
115 = 104 :
古泉「確かに彼女なら…」
キョン「計画はこれから立てる。今日はもう遅いから明日また連絡する」
古泉「ご迷惑おかけします…」
キョン「ほらあまり長くいると妹に怪しまれるぞ」
古泉「そうですね、そろそろおいとまさせていただきましょう」
キョン「おう!帰れ!」
116 = 104 :
コンコン
妹「はーい」
古泉「今日はこれで失礼させていただきます。また土曜日にお会いしましょう」
妹「うん!楽しみにしてる!」
古泉「(ああ…この笑顔のためなら…)」
妹「あ、ちょっと待ってて!」
妹「これわたしのアドレスと番号だからメールしてね!」
古泉「ありがとうございます(かわいらしい文字ですね。)」
妹「じゃまたねー!!」
117 :
シエンとるまん
118 :
ロリコンは嫌いだ…しかし、これはありだと思う
119 = 95 :
キョンのDQNっぷりがいい
120 = 104 :
キョン「さてと…」
Prrrrrr
ハルヒ「このバカキョン!こんな時間に何の用!?」
キョン「声がでかい。面白い話があるからちょっと聞け」
ハルヒ「え!?本当!?あんた早く言いなさい!つまらかったら公園の橋の上で魔法少女キョン子のコスプレをさせて「ポンピロポンピロアロパロパー!四次元から来た魔法少女キョン子ちゃんがあなたの願いをかなえちゃうぞ☆もちろんしっかり有料で☆」とかやらせるからね!」
キョン「どこのとんでも小説だそりゃ…」
ハルヒ「まぁいいわ。その面白い話とやらを聞かせなさいよ」
キョン「実はな…」
122 = 104 :
ハルヒ「それなんで早く私に言わなかったのよ!?」
キョン「付き合い始めたのがついさっき、ほんの数時間前だ」
ハルヒ「ダメじゃない!そういう団員の素行については団長である私にすぐさま知らせるべきよ!」
キョン「わかったから少し声を小さくしてくれ、耳がもたん」
キョン「んでかわいい妹のことが心配な一団員として提案がある」
ハルヒ「何?」
キョン「あの古泉が困っている顔を見たくないか?」
ハルヒ「!!」
123 = 104 :
ハルヒ「み、見たい…」
キョン「そうだろう?(これで面白くなりそうだ)」
キョン「そういうわけで土曜日の活動内容を不思議探しではなくデートがいい感じのところに乱入して古泉を戸惑わせ、妹をどれだけ愛してるかを試したいんだがどうだ?」
ハルヒ「あんた…」
キョン「(ヤバイ…怒ったか?)」
ハルヒ「最っ高じゃないの!私は恋愛なんて精神病だと思ってるけどたまには他人の精神を覗いてみるのもいいわね」
キョン「古泉は活動の途中にバイトだと言って抜け出し、妹と合流してデートをするそうだ」
ハルヒ「じゃあバイトなんかしてないで妹ちゃんとのデートが見付かったら私がどうなるか…」
キョン「そう。そして捕まえて戸惑う古泉を見て楽しみ」
ハルヒ「妹ちゃんへの愛を確認する。」
124 = 104 :
キョン「尋問場所はいつもの喫茶店でいいだろう」
ハルヒ「いえどうせなら休日で人が多いレストランにしましょ。囚人監視の中であの古泉くんが公開処刑の如く愛の告白をするのを考えただけで…」
キョン「(こいつやっぱり性格悪いな…)」
125 = 114 :
お主も悪よのぉw
126 = 104 :
ハルヒ「そうとわかったら明日のSOS団の活動は休止!みんなにも伝えてちょうだい」
キョン「はいはい、わかりましたよ」
ハルヒ「もうワクワクしてきたわ!準備に取り掛かるからまた明日ね!」
キョン「おう、歯ぁ磨けよー」
ハルヒ「ブツッ…ツー…ツー…ツー…」
キョン「相変わらず人の話を聞かんやつだ」
127 = 104 :
場所は変わって古泉宅
古泉「土曜日はどんな服が良いのでしょう…女性と二人っきりでデートなどしたこともありませんし…」
森「あら古泉、こんなところで歩き回ってどうしたの?」
古泉「森さんこそこんな時間にどうしたのですか?」
森「私はこれから仕事よ。最近夜勤に変わってね」
古泉「それは大変ですね…」
森「まぁあなた達みたいにいつどこで出動がかかるかわからないよりはマシよ。でなんでこんなところにいるの?」
古泉「(森さんなら解決してくれるかもしれない…)」
古泉「あの…デートのとき男性はどのような服装で行くべきなのでしょう!?」
森「………ほぇ?」
128 = 104 :
古泉「だからデートのとき男性はどのような服装をすれば良いのでしょう…?」
森「プッ…フフフフフ…古泉、冗談の腕を上げたわね。以前は私を笑わせることすら出来なかったのに…」
古泉「冗談ではなく本気です…」
森「………マジ?」
古泉「ええ、マジです」
森「…ちょっと待ってなさい」
森「『Prrrrrr…田丸?今日の夜勤は私の変わりに出なさい。え?日勤で今上がったばかり?ならよかったわ。そのまま働きなさい。働かないならそれでもいいわ。
以前あなたがSM倶楽部で手錠をかけられ足に重りをつり下げられ三角木馬に跨り目隠しをされ体にろうそくを垂らされて恍惚な表情で60代の女性からの放尿を待つ姿を撮影したDVDを機関内と裏DVDショップにばらまくわよ?』」
森「『わかればよろしい。では頑張りなさい。ブツッ…』」
古泉「………」
130 :
田丸さんは兄の方か
131 = 104 :
森「仕事はなくなったわ」
古泉「(これからこの方に逆らうのはやめましょう)」
森「服装だったわね。最近のトレンドは…」
古泉「(長くなりそうですね)」
~数時間後~
森「もうこんな時間ね。明日はデートのいろはにほへとを教えるわ」
古泉「ありがとうございます…」
森「じゃあおやすみなさい♪」
バタン
古泉「まさかファッションの歴史から発展してラーメン二郎が如何にすばらしいかまで語られるとは思いませんでした…」
※エロ展開全く考えていないので脱いでる方は着てください
そして私は>>1ではありませんが続けていいですか?
132 :
やべぇな
この森さん最高じゃねぇか
>>131
続けてみろ
133 :
とべこんてにゅう
134 = 104 :
朝だよー
古泉「さて、学校に行く前に彼女にメールを送りましょうか…」
古泉「『おはようございます。今日はいい天気ですね。気を付けて学校に行ってきてください』こんなところですかね…」
古泉「Brrrr…おや、返事が早いですね…」
妹「『うん!古泉くんも頑張ってきてね!』」
古泉「可愛らしい絵文字付きとは…彼には本当に感謝しなければなりませんね」
古泉「『学校では携帯を使用してはいけませんよ?ではまた学校が終わってからメールしましょう』」
妹「『はーい!』」
古泉「メールがこんなにも楽しいものだと初めて知りました」
>>132
ありがとうございます
書き溜めなど無しで適当に展開を考えているので遅筆になるでしょうが頑張りますね
135 = 104 :
~キョンの教室~
ハルヒ「ねぇキョン!見てこれ!」
キョン「これは…ICレコーダーにハンディカムはわかるがこの小さな豆粒みたいなやつと一昔前のラジオみたいなやつはなんだ?」
ハルヒ「盗聴機よ!」
キョン「お前…」
ハルヒ「あの古泉くんと妹ちゃんの会話よ!?聞かない手が無いわ!」
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「な、何よ…」
キョン「お前最っ高だ!!」
136 :
支援だね
137 = 114 :
そうだよなぁ。メールって最初は楽しいモンなんだ
それが自分は楽しいのに相手はどんどん飽きてきて、気付いたらウザがられてるとかね・・・
138 = 104 :
ハルヒ「わかってるじゃない!それでこそ我がSOS団の団員ね!あんたも団員らしくなってきたじゃないの!」
キョン「こんな大きなイベントでワクワクしないわけが無い!」
ハルヒ「盗聴機の設置はあんたにまかせるわ。あんたの方が自然に設置できるでしょうからね」
キョン「まかせな。古泉には非常用のインカムとして耳につけさせよう」
ハルヒ「けどこれそんなに大きくないわよ?」
キョン「安心しろ、補聴器の様なものに改造するくらい簡単だ」
ハルヒ「普段のあんたからは考えられないくらい頭が働くわね…」
キョン「まぁな」
139 :
平和そうな話でなによりだ
わくわく
140 = 104 :
~放課後~
キョン「よう古泉、今日の活動は休みらしい」
古泉「珍しいですね。彼女が活動を休みにするなんて」
キョン「久しぶりに親戚と会うそうだ。まぁこんなこともあるさ」
古泉「了解です。では失礼しm
キョン「待てぃ!」
古泉「!?」
キョン「この時間は妹の下校時間だ。今日は運良くクラブ活動でちょっと帰りが遅い。彼氏ならここでするべき行動はわかるな?」
古泉「し、しかし…高校生が小学校の前にいたら怪しまれませんか?」
キョン「幸いお前はイケメンだ。谷口なら即通報だろうがお前なら爽やかなお兄さん、塾の先生などで通るだろう」
キョン「妹は確か運動系のクラブをやっていたはずだ。いつもそのままの服装で帰宅している」
古泉「ゴクリ」
141 = 133 :
なぜゴクリ・・・
143 = 104 :
古泉「行きます…行かせてください」
キョン「………ニヤリ」
古泉「僕は妹さんの彼氏の古泉一樹です!」
キョン「行け」
古泉「ありがとうございます!」
タッタッタッ
キョン「フフフ…最近は妹もいろんなところが成長してきたから古泉の反応が楽しみだ…」
144 = 104 :
~妹ちゃんの小学校正門前~
古泉「ハァハァ…急いできましたがチラホラ帰宅してる生徒がいますね」
古泉「少し待ちましょうか…」
古泉「(妹さんはどんな反応をするでしょう…)」
古泉「(多少心配になってきました…)」
???「あーっ!」
古泉「!?」
妹「こ、古泉くんなんでここに!?」
古泉「(汗と土で汚れた体操服…素足をさらけだし最低限の防壁しかない紺のブルマ…そして小学生の象徴ともいえるランドセル…正直たまりまs)」
妹「古泉くんどうしたの!?顔赤いよ!?」
145 = 133 :
スパッツでおねがいします!
146 = 104 :
古泉「(まさか妹さんの体操服姿にここまでの破壊力があるとは…これが涼宮さんの言う萌えなのですね…)」
古泉「ちょっと急いできたので疲れただけですよ、安心してください」
妹「わたしのために?」
古泉「ええ」
妹「古泉くん大好きぃ!」
ハグッ
古泉「抱きつくのは結構ですがお友達が不思議がってますよ?ニヤニヤ」
妹「え?あ…!?…(///)」
ミヨキチ「(これでキョンさんへの障壁が無くなった…!)」
147 :
大丈夫。僕は見守ってる
148 = 104 :
~ミヨキチと別れた後~
妹「古泉くんが正門にいるからびっくりしちゃったよー」
古泉「驚かせてしまい申し訳ありません」
妹「でもね…」
古泉「どうかしましたか?」
妹「とっても嬉しかったよっ!」
古泉「(!!この汚れを知らない心からの笑顔…最高です)」
妹「ありがとう!」
古泉「どういたしまして」
みんなの評価 : ★★
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