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    元スレ妹「ねぇ不細工、ちょっと来なさいよ」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★×7
    タグ : - 姉弟 ×2+ - 不細工 + - + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 1 :

    「さっき……先生となに話してたのあんた」

    「!」

    「懇談会……親来れないの?」

    「……」

    「なに?まーただんまり決め込む感じ?うっざ、聞こえちゃったんだからしょうがないでしょ?」

    「そうだ」

    「え?」

    「親は…忙しくて、来れない」

    「ふーん……」

    「俺、保健室行くから」 スタスタ

    「待てってば!私だって行かなきゃなんなんだって」 タタ

    「……」

    「ねぇねぇ、あんたの親、何の仕事してんの?」

    102 = 1 :

    「……」

    「ねぇねぇ~」

    「昨日よりも、よく話すんだな」

    「え?あ~、てかさ。あんたってキモいけど頭いいんでしょ?」

    「え?」

    「ほらっ、1位って言ってたじゃん」

    「……ああ、言ったっけ」

    「言った言った!それでさ、そんなに頭いいのにクラスの連中であんたが1番っていうの
      知ってる奴がいないのは……どういうわけよ?」

    「どういうわけと言われても……言ってないからじゃないか?」

    「それはそうなんだけどさぁ、それで!なーんかあんたって謎に包まれてる感じがするのよねぇ」

    「勝手に変な設定を作らないでくれよ。迷惑だ」

    「な!ふん……いー度胸じゃない。私に向かって、これでもクラス内での地位はあんたより全然上よ?」

    「(地位って…)……とにかく、迷惑だ」

    「………」

    「まだ何か?」

    103 = 1 :

    「……何か隠してるんじゃないの?」

    「え?」

    「さっきの先生との会話からしてもねぇ……なんか…あとその傷に関しても何にも言わないし」

    「これはこけたんだ」

    「あんたマジで言ってんの?引くわ」

    「……」

    「ま……いっか。ここでネチネチ言ってもあんた口堅そうだし」

    「……」


    保健室

    ガララ――

    「こんにちはー」

    教師「ん?どうした?もう授業は始まってるだろ」

    「えっとー、彼がちょっと怪我してて、先生が保健室へって」

    「……失礼します」

    104 = 74 :

    ネタバレやめて下さい

    105 = 1 :

    教師「え?おお兄くんじゃないか」

    「へ?」

    「こんにちは、先生」

    教師「いやぁまた酷い傷だねぇ、今度は誰にやられた?」

    「あ、いえ……これはこけたという事に」チラッ

    教師「ああ……はいはい。そういう事にしとこうか、休むかい?」ニコッ

    「ええ、ベッドで横になっていても?」

    教師「もちろん」

    「な、なになに?先生こいつの事よく知ってるの!?」

    教師「え?それはもう、兄君は教師の間では有名だよ」

    「ど、どういう?」

    教師「それはなぁ、兄君の家庭は…」

    「先生」

    教師「……っと、すまんすまん」

    「何なんですかー?ちゃんと言ってくださいよ先生!」

    106 = 45 :

    女が男を好きになる

    107 = 42 :

    前はここまで来るのに1スレ消費したのか

    108 = 70 :

    ID抽出してる俺に隙はなかった

    109 = 45 :

    「男って一人で頑張っててんだ…好き」みたいな

    110 = 46 :

    というかネタバレが嫌ならまとめ読めばいいのに

    112 :

    もしもし
    まとめください
    ガチャッ

    113 :

    「同情するなら金をくれ!」

    114 = 46 :

    >>108
    携帯からだと全て抽出できなくないか?

    116 = 79 :

    >>115
    触れてやるなよ

    117 :

    纏めは無いのかァ!

    118 :

    おいついてしもてん
    まとめサイトたのむ

    119 = 46 :

    >>111-112
    ここから探したまえ
    http://nanabatu.web.fc2.com/index.html

    120 = 45 :

    >>115
    暇だから大目にみろよw

    121 :

    猿きた

    122 = 42 :

    つうかこんなハイペースだから案の定サルサルサ食らったか

    123 :

    前はどこまで>>1が書いたんだっけ?

    124 = 70 :

    >>114モスモス使ってるができるぞ

    125 = 32 :

    ありゃ?まさかまた…

    126 = 42 :

    >>123
    羊羹マンが何度もぶった切られるまで

    127 = 46 :

    >>124
    …なんだと?それはつまりレスが多すぎても全て抽出できるってことか?

    129 = 32 :

    確か妹が…ゴニョゴニョるくらいまでだったかな

    130 = 112 :

    もしもしで探すのめんどいからやめた

    132 = 48 :

    >>120
    日本語勉強してからこい
    その程度で暇とか言うな

    133 :

    まさかの急停止

    134 = 70 :

    >>127そういうことwww
    ネタバレが怖くなってきたー抽出待機しとくお

    136 = 74 :

    もしもしだと探すのが無理だと気づいた

    137 = 46 :

    早くこのSSの終わりから始まる続き書けよ

    138 :

    追いつくのは予想外

    140 :

    >>136
    お前だけだろうがな

    141 = 1 :

    教師「いや、すまないね。これは教えられない」

    「ええー……ねぇあんた。やっぱ何か隠してんでしょ!」

    「はぁ……女さん…だっけ?」

    「なによ?」

    「そろそろ、黙ってろ」

    「な」ビクッ

    「……」

    「な、なによ……キモ野郎のくせに……凄んでも怖くないっての!」

    「はぁ……君はもう授業に戻れば?俺はここでしばらく休んでから戻るから」

    「……」

    教師「えーと、話は終わったかな?それじゃあ女さんだっけ?君は教室に」

    「いいえ!」

    教師「?」

    「は?」

    「せっかく授業をサボれる口実ができたのに!もう少しここにいさせてもらうに決まってんでしょ!」

    142 = 1 :

    10分後

    「……」

    「……」

    教師「あ、えっと兄くん、女さん」

    「はい」

    「なんですかー?」

    教師「私は少し教員会議があるから、出てくるよ。何かあったら職員室に来てくれ。
        ここでいくらでも休んでくれて結構だから」

    「分かりました」

    「いってらっしゃーい先生」

    ガチャッ バタン

    「……それで?」

    「なによ」

    「戻らないのか?」

    「あったり前でしょ?数学はサボる!ついでに英語もサボっちゃお♪」

    143 = 1 :

    「どうかと思うけどなそれは」

    「ふん、ここまで付き添ってやったんだから文句は言わせないわよ、私の勝手!」

    「別にいいって言ったのにそっちが勝手についてきただけだろうが」

    「な…」

    「違わないだろ?」

    「む、ムカつく……言い返せないのがムカつく!」

    「いいから戻れよ、数学もあと20分位で終わるし、多分休憩時間を挟んで英語まで休んだら
      俺はともかく流石に君はサボりってのがバレると思うけど?」

    「……どーしても私を追い出したいみたいね、あんた」

    「……まぁ」

    「なんなのよ!もう!いらつくわね!私がどうしようと私の勝手!あんたに指図される義理はないっての!」

    「………」

    「な、なによ!ふん、どう?間違ってないでしょ?」

    「……わかったから静かにしてくれ」

    144 = 1 :

    「いちいち言われなくても静かにするわよ!指図すんな!」

    「だから静かにしてくれ」

    「……はいはい分かりましたよー、静かにすればいいんでしょ?静かにすれば」

    「さっきからそう言ってるだろ」

    「……」

    「……」

    「……あんた、やっぱムカつくわ」

    「悪かったな」

    「イジメられまくって、学校来なくなればいいのにね」

    「……それは駄目だ」

    「何が駄目よ。いっつも周りに合わせないで空気読めない事ばっかり言って」

    「何を言われようが、学校は来るさ」

    「チッ……どんだけ学校大好きなんだっての」

    「俺は学校なんか大嫌いだが?」

    「え?」

    146 = 42 :

    さるよけ

    147 = 1 :

    「あんた学校嫌いなんだ?」

    「ああ」

    「でもあんた成績いいんでしょ?なんd…」

    「成績の良さと学校の好き嫌いは関係ないだろ。俺は嫌いだ」

    「……」

    「なんだよその顔、意外か?」

    「そりゃそうでしょ」

    「毎日自分の席に何があるか不安になりながら登校。何もないとほっとするが
      そのあと必ずと言ってもいいぐらい殴られる」

    「あ……」

    「クラスの奴らは全員見て見ぬふりか一緒に俺を嘲笑う」

    「……」

    「これで学校が好きになれるんなら俺は変人だと思う」

    「…………」

    「わかったか?」

    149 = 27 :

    へんた

    150 = 1 :

    「……なーにがわかったか?よ」

    「え?」

    「確かにまぁあんたが嫌いになるのは、分からなくはないけどさぁ」

    「こうなったのもあんた自身に原因があると思うけど?」

    「……」

    「クラスの奴誰とも話さなくてさ、話しかけられたらつまんない返ししかしなくてさ
      それで皆に仲よくなってもらおうって方がどうかしてるんじゃない?」

    「……」

    「私はちゃんと皆と話合わせる為に色々テレビとか見たり雑誌とか読んだりして共有できる
      話題がいっぱいあるもんねーだ!勉強はでき無くても世渡りのうまさなら負けない!」

    「……まぁ、俺自身にも原因はあるだろうな」

    「もっとフレンドリーにできないわけ?だからキモイとか言われてぼこぼこにされるんじゃん!」

    「……コミュニケーションが苦手なんだよ。昔から……」

    「それを克服する為の努力なんかしてこなかったでしょ!?どーうせ!」

    「うるさい!!」

    「え…」ビクッ


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