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    元スレ古泉「キョンとハルヒを密室に閉じ込めてみた」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - a + - 古泉 + - 未完 + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + - 百合 + - 閉じこめられた + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    みくる「え」

    古泉「ビジネスホテルのシングルルームに閉じ込めてきました」

    長門「……独断専行?殺すぞ」

    古泉「こわっ!どっから出したんですかその槍!」

    みくる「でも、ちょっとやりすぎかと……」

    古泉「まあまあ、隠しカメラも設置してきたので、楽しく観察しましょう」

    長門「……」

    古泉「ちょっとした育成ゲームでもやる感じで、必要に応じてアイテムを投与してうまく二人をくっつけるんですよ」

    みくる「ちょっとおもしろそうですね……」

    長門「……早くモニタールームに連れて行って」

    古泉「そうそう、その意気です」

    7 = 1 :

    みくる「わ、モニターいっぱいあるんですね!」

    古泉「全部で12台仕掛けてありますから、死角はありませんよ」

    長門「……大き目のメインモニターをひとつ置くべき。状況に応じてカメラを切り替えて詳しい情報を得る」

    古泉「いいですね、さっそく用意しましょう」

    みくる「あ、さっそく涼宮さんが暴れてますよ!」

    古泉「いきなり閉じ込められたわけですから、当然の反応でしょうね」

    長門「……このストレスによる閉鎖空間の発生の可能性は」

    古泉「ストレスですって?彼と二人きりなのに?」

    長門「……愚問だった」

    古泉「僕にも考えがあって今回こういったことの運びを思いついたんです」

    みくる「え?」

    古泉「僕は、擬似的に閉鎖空間を作り出したんですよ……あの世界崩壊寸前の日です」

    みくる「二人っきりの、邪魔されない空間……?」

    古泉「ええ、ま、小さな部屋ひとつと、規模は比べるまでも無いですが」

    8 :

    続けたまえ

    11 = 1 :

    古泉「あの日のあの出来事を境に、涼宮さんの精神は以前と比べ物にならないほど安定しました」

    長門「……確かに」

    古泉「それなら、もう一度似たような状況を作りだして、この世界に完全に満足してもらおうと思ったんですよ」

    みくる「なるほど……」

    古泉「あくまでこれは実験ですから、どういう結果が得られるかわかりませんが……決して悪い話じゃないでしょう?」

    古泉「あなた方には、この実験が最悪の結末を迎えないよう、外側からのサポートを手伝って欲しかったんです」

    長門「……理解した。協力する」

    みくる「がってんしょうちです!」

    古泉「さて、少しばかり様子を見てみましょう……」

    みくる「なんだかわくわくします~」

    長門「……音声は?」

    古泉「すいません、いくつか集音マイクを仕込んでいるんですが、セッティングが終わっていないのでしばしお待ちを」

    13 = 1 :

    古泉「……」

    みくる「……」

    長門「……」

    古泉「予想通りですが、見事に当り散らしてますね」

    みくる「キョンくん……なんかちょっとかわいそうですね」

    長門「……興味深い」

    みくる「うわ!今投げたリモコン、頭に直で当たりましたよ!」

    古泉「これはこれは」

    長門「……何か手助けは?」

    古泉「んー、もうちょっと様子を見ましょうか」

    みくる「んふふー、人が悪いですよっ!」

    古泉「フフフ」

    14 :

    書きためてないのかよ

    17 = 1 :

    古泉「あー、今度はドアを蹴飛ばしてますねえ」

    みくる「壊れたりしないんですか?」

    古泉「まさか!そんな安い作りじゃないですよ」

    長門「……確証は?」

    古泉「心配性ですね……出入り口の戸の厚さは5センチのものを用意しました」

    みくる「特注ですか!」

    古泉「それにあの部屋は六階にあって窓も開きませんから、脱出は無理ですね」

    長門「……それなら安心」

    古泉「お、どうやら二人で口論を始めたようですよ」

    みくる「マイクがまだ使えないのがもどかしいですねえ~」

    長門「……三番のカメラをメインモニターに」

    古泉「(それにしてもこの長門、ノリノリである)」

    18 :

    夏休み

    19 :

    とここでネタばらし

    20 = 1 :

    みくる「騒ぎ立てる涼宮さんと、ため息をつくキョンくん……なんだか見慣れた光景ですねえ」

    古泉「あ、たぶん彼、今『やれやれ』って言いましたよ」

    みくる「うふふ、ぜったいそうですよね~」

    長門「……固定パターン」

    古泉「……さて、と」

    みくる「?」

    古泉「ここらでひとつ芝居を打つ事にします。いつまでも脱出のことばかり考えられても困りますから」

    長門「……そう」

    古泉「あの部屋には携帯が使えないように、いい感じに妨害電波を出しているんですが」

    みくる「用意周到ですねえ」

    古泉「それを少し弱めて、彼と連絡を取ろうと思います」

    長門「……何を伝えるの」

    古泉「まあ、見ててください」

    24 = 1 :

    古泉「もしもし……ええ、僕です」

    古泉「わかりますか?ええ、緊急事態です」

    古泉「……今あなたはどこに……え?ホテルの一室に?涼宮さんと二人ですか?」

    古泉「詳しい場所は……そうですか、やはり……助けに行きたいのはやまやまですが……」

    古泉「他のお二人も、ええ……それぞれ一枚岩の組織というわけでは、ええ……」

    古泉「とにかく二人の無事が確認できてよかったです……こちらも問題を早急に片付けて……」

    古泉「すいません、どうも電波が悪いようで……そうです、あなたたちに危害は加えないと思いますから」

    古泉「どうか、少しの間……ええ、彼女を頼みます……それでは」

    古泉「……」

    みくる「……おおー」

    長門「……迫真の演技」

    みくる「また、モニターであっちの様子を確認しながらだと信じきってるのがわかりますねえ」

    古泉「いやあ、楽しくなってきました」

    26 = 22 :

    こここ肛門!

    きっつきつやで

    27 :

    いいぞもっとやれ

    28 = 1 :

    みくる「あ、少し涼宮さん大人しくなりましたね」

    古泉「あれだけ暴れたから疲れたんでしょう」

    長門「……自分の置かれた状況を冷静に判断しているようにも見える」

    古泉「さて、これで一歩前進ですね」

    みくる「後は二人が急接近するような状況をつくるんですね!」

    古泉「一緒に考えてくださいね」

    長門「……パターンを考案中」

    みくる「あれ」

    古泉「どうしました?」

    みくる「涼宮さん、フテ寝しだしましたよ」

    古泉「まあ、することないですもんね」

    みくる「どうしましょうか」

    古泉「いや、このままでいいと思います。彼と二人きりで、涼宮さんが寝付けるとは思いませんから」

    長門「……なるほど」

    29 = 18 :

    ラーメン

    33 = 1 :

    みくる「キョンくんも退屈そうですねえ……」

    古泉「僕の予想だと、テレビでも見るんじゃないかと思うんですよ」

    みくる「あ、ほんとにテレビつけますよ!」

    長門「……何か仕掛けを?」

    古泉「ええ、少し下品なんですがひとつ罠を」

    みくる「へえ」

    古泉「テレビをつけると、いきなり成年向けの映像が流れるようにしてあります」

    みくる「な、ななな!?」

    古泉「僕も詳しい内容は知りませんが、森さんが適当なものを選んでくれたようです」

    みくる「……そ、そうですか」

    長門「……番組の内容が気になる、7番カメラをメインモニターに」

    古泉「これはこれは」

    みくる「え、えっちなのはいけないと思います!」

    39 = 1 :

    みくる「ひぃぃ……」

    古泉「あの、指の隙間から覗くギャグは、もう古いかと」

    みくる「え」

    長門「……古典を通り越して陳腐」

    みくる「……」

    古泉「しかし、森さんもマニアックなものを」

    長門「……性行為は一切確認できない」

    古泉「主に男女のキスですね……というか、そればっかりです」

    みくる「で、でもこれって」

    古泉「ただひたすら舌を絡めあっているというのも、なかなか濃厚なものがあります」

    みくる「わ……すご……」

    古泉「そんなことより、2番モニターを見てください。ははは、二人とも大慌てですよ」

    みくる「あ、さっき涼宮さんがリモコン投げて壊しちゃったからチャンネル変えられないんですね」

    古泉「あれはラッキーでしたね」

    長門「……二人とも相当衝撃を受けている様子」

    41 = 18 :

    わんわんおわんわんお

    43 :

    いい

    45 = 36 :

    いいぞ、もっとやれ

    46 = 1 :

    古泉「ああ、ようやくテレビを消しましたね。コンセントごと引き抜くとは……フフフ」

    みくる「『ちょっとエロキョン!何考えてんのよ!』、『知・る・か!付けたらいきなりこの有様だったんだ!』、みたいな」

    古泉「あはは、絶対そんな感じですねえ」

    みくる「涼宮さん耳まで真っ赤にして枕に顔うずめてますよお!かわいいですぅ!」

    長門「……彼も気まずそうに椅子に座っている」

    古泉「お互い意識には強く残るでしょうよね、こういう性的な刺激は」

    長門「……後々ボディブローのように効いてくる」

    みくる「ちょっと強引でしたけどね」

    古泉「何を言ってるんですか、この計画自体が強引なものなんですから」

    みくる「うふふ、それもそうですね」

    古泉「まだまだ行きますよ」

    みくる「こういうのを傍観するのすごく楽しいかもしれないです……♪」

    47 :

    わっふるうめえ

    49 :

    あわわ

    50 :

    みくるが大野さんみたいだな
    マスクしてそうだ


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