元スレなのは「フェイトちゃん?どうしたの?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
51 = 1 :
「ただいま……」
「あら、お帰りなさいフェイト。今日は遅かったのね」
「うん、日直のお仕事があって……」
靴下と靴は、公園で洗った。
フンは洗い流せたけど、まだ少し臭う。
濡れた靴下と靴、その臭いに、母さんは気付いた。
「フェイト……どうしたの?その靴下と靴……」
「あ、えと……ど、ドブに落ちちゃって……」
「ドブに落ちた!?そんなマンガみたいな……」
「し、シャワー、浴びてきますね!」
52 :
なのはさんが黙っちゃいないぞ
53 = 1 :
シャワーを浴びながら考えた。
こんなことが一体いつまで続くのか……。
学年が変わってクラス替えがあるまでずっとこんなことをされ続けるのか……。
それとも卒業するまでずっと……?
それまで、私は我慢できるだろうか……。
シャワーを浴び終え、脱衣所から出ると、良い匂いがしてきた。
見ると、夕飯の準備がしてある。
……そうだ……ここが、私の居場所なんだ。
学校がどんなに苦しくても、ここだけはいつもの優しい場所でいてくれる。
せめてここに居る時だけは学校のつらいことなんか忘れて、この幸せを享受しよう。
54 = 1 :
次の日も、その次の日も、いじめは続いた。
やはりノートはなくなり続け、その他に、筆記用具などもなくなっていった。
どうやら、あの写真はばら撒かれたりはしてないみたいだった。
でも、彼女たちの機嫌を損ねるようなことがあればそれもどうなるか分からない。
だから私は、クラスのみんなとあまり接しないようにし、距離を置いた。
お昼休みに遊びに誘われても断るし、
話しかけられてもできるだけそっけなくするようにした。
なのはたちとは相変わらずよく一緒に居るけど、あまり楽しそうにはしないようにした。
それが一番つらかった。
55 = 1 :
「最近フェイトちゃん、なんだか冷たいような気がするー……」
「うーん……せやねー……。あたしらはともかく、
なのはちゃんといちゃいちゃせぇへんのは明らかにおかしいなぁ」
「いちゃいちゃって……。それは置いといて、おかしいのは明らかよね」
「何か悩み事でもあるのかな……?」
「悩み事……」
「フェイトちゃん!」
「な、なに?なのは……」
なのはが突然すごい剣幕で話しかけてきて、一瞬動揺してしまった。
「フェイトちゃん、何か悩んでることあるの?」
「……なんで?私は別にいつも通りだよ?」
「嘘!フェイトちゃん、最近おかしいよ!よくぼーっとしてるし、お話しててもあんまり楽しそうじゃないし!」
「そうかな?そんなことないよ。私はいつもと変わらないよ」
「ッ……!」
なのはは、怒ったような、泣いたような、複雑な表情を浮かべ、走って行ってしまった。
56 = 33 :
「フェイトちゃん・・・お話・・・聞かせてくれないかな?」
57 = 1 :
「あ、なのはちゃん行ってもうた!待って!」
「なのはちゃん……怒ってたね。まるで昔の誰かを見てるみたい」
「はぁ……ねぇ、フェイト」
「……なに?」
「あんたがどんなことで悩んでるのか知らないけど、
悩みを打ち明けてもらえない方は悩んでる本人と同じくらい悩むってこと、
そのことは覚えておきなさいよね」
「…………」
58 = 43 :
俺もいじめられたいぜ
59 = 1 :
なのは、怒らせちゃったな……。
このことを打ち明けたら、なのは、許してくれるかな……。
でも、打ち明けたらきっとなのは、心配しちゃう。悲しんじゃう。
なのはを怒らせるのも、悲しませるのも、どっちもやだよ……。
そして、放課後。
また手紙があった。
今度は体育倉庫への呼び出し。
私はまた前のようにみんなに先に帰ってもらって、指定の場所へ行った。
扉を開けると、前と同じ三人が待っていた。
60 = 43 :
3人…俺の名はペイジ!ジョーンズ!プラント! 血管針攻撃!
ボーンナム「…」
61 :
あーストップ
もうやめてくれ
62 :
なのはさんがアップを始めました
63 = 23 :
なのはさん達はなんで気付かないの?
64 = 1 :
「き、今日は、何……?」
「あー、大した用事じゃないの。今日ちょっと嫌なことがあってさー」
「そーそー。それであたしたち、ストレスが溜まってるわけ」
「そ、こ、で。フェイトちゃん?あんたにストレス発散を手伝ってもらおうと思ったの」
「す、ストレス……発散……?な、なにをすれば……」
一人がすっとこちらへ近付いてくる。
「別に何もしなくていいよー。ただ、ここに居るだけで」
「え……?」
彼女との距離がゼロになった次の瞬間、私は腹部の強い痛みに襲われていた。
65 = 30 :
俺がフェイトなら三人をバルディッシュで無双してる
まぁもっとすることあるが
66 = 18 :
もうやめて
67 = 34 :
いますぐ俺を二次元に入れろ
68 :
やめれ
69 :
ふう…
70 = 43 :
かまわんちつけろ
72 = 1 :
「……ぃ……た……な、何を……」
「あれ?思い切り蹴ったのに。意外に頑丈だね。これなら思う存分ストレス発散できそうだ」
「よーし!あたしもやろー!」
「あ、ずるいよー!あたしもあたしもー!」
「顔はだめだよー。服で隠れるとこだけねー」
二人が一度に殴り、蹴りかかってくる。
一瞬、訓練の癖で反撃しそうになったが、ひとりが携帯を手に持っているのを見て、なんとか抑えた。
あの写真だけは、絶対に他の人に見られるわけにはいかないんだ……!
73 = 35 :
いつかなのは達が気付くんだろ?
なあ!
74 :
それでもなのはさんなら……なのはさんならなんとかしてくれる……
75 = 1 :
私は床に横たわり、三人に蹴られ続けている。
「へー、ほんとにこいつ頑丈だね。
あたしの道場の人なんか、お腹蹴られたらすぐにゲロ吐いちゃうのに」
「そうなの?その人が弱いだけじゃない?あはははは!」
「でも頑丈な方が良いストレス発散になるじゃん?きゃははははは!」
いくら普段訓練で鍛えられていると言っても、
バリアジャケットがなければ普通の人間とほとんど変わらない。
私の体は、徐々に限界が近付いていた。
「ぐっ……っ……あっ……かっ……げほっ……ぅえっ……おえぇえっ!」
76 = 62 :
フェイトちゃんのげろハァハァ
77 :
そろそろなのは達が気付いて物凄い反撃を期待
78 = 1 :
「うわっ!吐いた!きったなー!」
「うぇええ……げほっ!ごほっ!ごほっ!」
「ふー……サンドバッグも壊れたし、あたしは今日は満足したよ」
「んー、ま、そうね。いい運動になったかな」
「そうだね、やっぱり運動するとストレス発散になるね。あはははは!」
「げほっ……げほっ……っ……ごほっ……!」
「じゃーねー、フェイトちゃん。そのゲロ、ちゃんと掃除するんだよー」
「そーそー、自分で汚したんだもんね。自分で綺麗にしなきゃ」
「じゃ、また何かあったらよろしくね。フェ、イ、ト、ちゃん♪」
ごめん出かけてくる
保守してくれたら嬉しい
79 = 43 :
>>78いつ帰ってくるの!?ねぇいつ!?いつなの!?ねぇ!?
80 :
>>78
おいィ?
早くメインなのはさん来ないと勝つることできないワケだが?
81 = 35 :
保守は任せろ!
出来れば早く帰ってきてくれ。
82 = 34 :
なのはより先にバインドしてから魔法打ち込んだフェイトちゃんならそのうちブチ切れるに違いない
保守しよう
83 :
>>78
え?何時に帰ってくるの?え?なんじにかえtt(ry
85 :
ほす
86 = 85 :
更にほす
87 :
>>1こそ調子に乗るな。
88 = 35 :
ほ
89 = 85 :
ほすほす
91 = 30 :
なのは「言っとくけど大事な友達をここまで傷つけられた私には前振りも容赦もないから…………徹底的に頭、冷やそうか」
92 :
フェイトちゃんとラブラブしたい
93 :
ほっしゅ
94 = 85 :
ほすほすほす
95 = 35 :
風呂前に保守
96 = 92 :
フェイトちゃんと結合したい
97 :
ここでフェイトを助ける>>97が登場するんですね、わかります
98 :
>>97
病院の手配は俺に任せてくれ
99 :
フェイトちゃんって痴漢されても我慢してそう
みんなの評価 : ★★★
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