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    元スレ妹「また浪人ですか」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ゼロの使い魔 + - + - + - 悲しい + - 敬語妹 + - 浪人 + - + - 鬱エンド + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 1 :

    「なあ妹」

    「なんですか?」

    「あの、何か大学いる以外いつも家にいるけど、何かないのか?」

    「何か、とは?」

    「遊びとかさ」

    「特には」

    「でも…」

    152 = 1 :

    「私が好きで家にいるんです」

    「そう、か?」

    「そうです。だから気にしないでください」

    「ああ…」

    「息抜きのときは話しかけてくれればいいので。もちろん話したいときでいいので」

    「ああ、いつもありがとな」

    「大したことじゃないです」

    153 = 1 :

    「妹は彼氏できたか?」

    「…何でそんなこと聞くんですか?」

    「大学って言ったらやっぱさ、恋人といろいろ遊ぶのが楽しいのかなって」
    「後さ、大体の人が大学でできたりするじゃん?」

    「気になりますか?」

    「ああ。俺も彼女作って楽しみたいなーって思ってるからさ」

    「兄さんには一生できないと思います」

    「ひ、酷いね」

    154 = 1 :

    「で、どう?やっぱできた?」

    「さあ」

    「さあって何だよー。教えてくれよ」

    「教えません、絶対」

    「まあいるんだろうな。妹くらいかわいいとさ。いいなーキャンパスライフ」

    「いいから勉強してきてください」

    「え、今休憩入ったばかり」

    「いいから」

    「…はい」

    155 :

    この兄には受かってほしい

    156 = 1 :

    「大学の授業ってどう?」

    「どう、とは?」

    「面白い?」

    「普通です」

    「普通…。普通といわれてもわからない…」

    「来ればわかります」

    「確かに…」

    「受かればいいんです」

    「そうだな」

    157 :

    紫煙

    158 = 95 :

    この兄妹、てかこの家族は幸せになって欲しいけど兄が受かりそうに・・・

    159 = 1 :

    「ねえ、何でそういえば俺と同じ大学目指したんだ」

    「何でそんなこと聞くんですか?」

    「いや、俺はさ…VIP先生が書いた本に影響されてさ、それでVIP先生の講義聞きたいなと思ってなんだけど」
    「妹からは理由聞いてなかったからさ」

    「似たようなものです」

    「そう?やっぱ好きな先生がいるの?」

    「教えません」

    「そういわずに」

    「知る必要ないです」

    160 = 37 :

    これはしばらく続くな
    昼まで残っていますように

    161 :

    デレまだ?

    162 = 33 :

    兄貴察し悪過ぎだろ?

    163 = 1 :

    「俺はだから3浪してまで受けてるわけだけど…」
    「去年急に妹が俺と同じところ目指すって言ってびっくりしたよ」
    「しかも絶対一緒に受かろうって約束して…」

    「…」

    「あ、あはは。まあ俺がダメだったわけだけど」

    「今年は大丈夫ですから。私もサポートしますし」

    「ああ。ありがとう。でも何でVIP大なんだ?」
    「妹ならT大もいけたと思うんだけど」

    「だから、兄さんと似たような理由です」

    「うーん?…うーん」

    「いいから勉強に戻ってください」

    「ああ、そろそろ戻るか」

    164 = 26 :

    眠れねぇ

    支援

    165 = 1 :

    「兄さん」

    「ん?」

    「前に私がVIP大学受けた理由聞いてきましたよね?」

    「ああ、それが?」

    「一つ教えます。それは」

    「それは?」

    「兄さんが頼りないからです。だから一緒の大学で私がサポートするべきかな、と」

    166 = 26 :

    VIP大って現実でいうとどこくらいなんだろう

    168 = 1 :

    「お、おいおい!」

    「何か不安で…。単位もろくにとれなそうだし」

    「く…」

    「だから、私が一緒に行ってあげて、単位取得を手伝ってあげようと思ったわけです」

    「そ、そんな頼りないかな!」

    「ええ」

    「ぅ…。でも、そんな理由で!」

    「安心してください。嘘です」

    「ちょ」

    「兄さんのために行くわけないですから」

    「シュン…」

    169 = 127 :

    Tが東大と考えると一橋とか
    もうひとつ下げると慶應とか

    171 = 26 :

    上にT大があるからなー

    172 = 1 :

    「彼女ができた」

    「…そうですか。どんな方ですか?」

    「かわいくて優しくて、いつも弁当を作ってくれるような子」

    「なるほど、予備校の方ですか」

    「いや違うけど。それでな、俺と喋ってるといつも楽しそうにしてくれるんだ」
    「俺もつい嬉しくなっちゃってさー。彼女といると時間があっという間なんだ」

    「今受験中なのに、ずいぶん余裕ですね。約束なんてどうでもいいんでしょうね」

    「お、おいおい。ちゃんと守るって」

    「どうでしょうか。そんな、彼女と楽しんでいるような…」

    「いや夢の話だけど」

    「は?」

    175 = 1 :

    「楽しい大学生活を送っている夢を見てな」
    「その夢の中でその彼女と過ごしてたんだ」
    「楽しかったなー。正夢かなー」

    「まだ受かってません」

    「あーでもなんか、やる気出るよなあ。あんなかわいい子」

    「なるほど、兄さんはそういう子がタイプですか」

    「え?ああ、まあそうかなあ。夢に出るくらいだもんなあ」

    「私なんかかわいくない、と」
    「夢の子とは対照的ですものね」

    「お、おいおい。そんなこと言ってないぞ。妹もかわいいさ」

    176 = 26 :

    >>174
    やめろwww

    しかし兄ムカついてきたな…nice boatでいいよもうて言いたくなる

    177 = 33 :

    >>174
    その歌はやめて!

    178 = 1 :

    「嘘はいいです。すみませんね、楽しそうに喋ってあげれなくて」

    「ちょ、い、いきなりどうした?普段の妹ぽくないぞ」

    「兄さんは普段の私がどう映ってるんですか」

    「え、そうだな。冷静で何を言ってもクールに受け流して、マイペースで」

    「よくわかりました」

    「当たってるでしょ?」

    「もう兄さんの邪魔はしませんので」

    「え、お、おーい妹さん?」

    179 = 1 :

    >>174
    俺の大好きな歌ですね
    着メロで登場させたいほど

    180 = 26 :

    このバカ兄貴め

    181 = 167 :

    「やっぱり嘘だったんですね。中に誰もいませんよ」

    182 = 80 :

    繋がってないんだろ?

    183 = 1 :

    「ねえ妹」

    「はい。クールでマイペースな妹ですが」

    「い、いやもうそれいいから」

    「なんですか?」

    「8月の模試がそろそろなんだけど、対策はどうするべきかな?」

    「対策ですか」

    185 = 26 :

    もう夏の模試かよw大丈夫なのかw

    186 = 1 :

    「模試のための対策に時間は割かないでください」

    「え?」

    「考えてもみてください。模試はあくまで目安であり、弱点を探すためにやるのです」
    「決して模試がよかったからといって、合格するわけではありません」

    「確かに」

    「だから普段どおりの勉強をしておくこと。これが対策です」

    「ありがとう、流石妹だよ」

    「お礼を言われるべきことじゃありません。模試、がんばってください」

    「ああ、がんばる」

    187 = 26 :

    妹のアドバイスがさすがすぎる
    >>1は何者なのか気になる

    188 = 1 :

    (あれから結構勉強したんだ。偏差値も上がっているはず)

    試験官「はじめてください」

    (…。これは、あれかな)
    (んで、これは…)

    試験官「やめてください」

    (前よりは、できたな)

    189 :

    がんばって下さいねっ浪人さんっ!

    190 = 37 :

    ガクガク

    191 = 21 :

    模試の判定がアテにならないのはガチ
    E判定なのかE判定じゃないのかぐらいに考えておくべき

    と浪人生が申しております

    192 = 1 :

    「ただいま」

    「おかえりなさい。一応、模試はどうでした?」

    「ああ、前回よりできたよ」

    「よかったですね。努力が報われてきているんです」

    「ありがとう。妹のおかげだよ」

    「大げさです」

    「はは」

    193 :

    俺には辛すぎるスレだ

    194 :

    受かったとしても、オチはどうなるのか?

    195 = 1 :

    「兄さん模試も終わっ一段落ついたことですし、出かけませんか?」

    「出かける?どこへ?」

    「VIP大に行こうと思ってます」

    「VIP大…」

    「どうしますか?」

    「…行こう」

    197 :

    ヤンデレだといいのに

    198 = 1 :

    「着きました」

    「ああ…」

    「受験の時来ただけだと思うので、案内しますよ」

    「頼むよ」

    (受験のとき以外はじっくり見たことがないからな…)

    199 = 1 :

    「まずここが大講義室です」

    「へぇ、でかいな」

    「1,2年生のころは比較的よく使われる場所です」
    「つまり一般教養と呼ばれる学科によらず、みんな取る科目の講義ですね」

    「なるほどー」

    「さ、次いきましょう」

    200 = 80 :

    堕ちて私しかいなくなった、貴方がみたい


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