元スレ幼馴染「いいよ、二万出すなら」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
101 :
>>1は古谷実好きそう。俺好き
102 = 17 :
>>97
こいつの言ってることは正論なのにイライラするのはなんでだろう。
やはりKYっぷりがハンパねえからだろうか。
ていうか>>1の投下が遅すぎるのもあるか
103 = 69 :
ところで俺は続き書いていいの?
Tさんはお腹一杯?
この速さなら普通に追いつける
104 = 1 :
いつも一人で自分のことを考えていると、どこかで歯車が狂ってガキみたいなことで頭がいっぱいになる。
男はその度に、何をまたしょうもないことを、と思うのだが、それもバカっぽくて自分にあっているような気もした。
人生の意味は?だれだって一度は考える疑問である。
男は中学二年生の道徳の時間に班で人生について話し合わされたときのことを思い出した。
自分が十何年間生きてきて、あんなにアホらしかった事もなかなかない。
みんながみんな生きる意味について前向きに、積極的に、さも全てを悟って人としての方向性が定まったかのようなことを言うのだ。
向かいに座っていたやつは言った。
「生きる意味は、自分が生きていく中で探していくものだと思うんだよね。だから、毎日一生懸命生きるべきだと思います」
その時のやつの生き生きとした顔を思い出して、男は思わず吹き出してしまった。一生探してろマヌケめ。
自分も未だに人生について思慮をめぐらしているくらいだから、あまり笑える立場ではないのかもしれない。
でも、笑うのだ。腹を抱えて、指をさして笑ってやる。自分も同じだって、自分の方が劣っていたって、それでも嘲ってやる。
それのどこが悪いんだ。俺の勝手にさせてくれ、どうせ死んでるみたいなもんなんだから。
男「ああ」
またどうでもいいことばっかり考えてしまっているな、と男は思った。電気を消すことにしよう。
105 = 90 :
>>103
それを自分で判断するのが空気読むってことなんだぜ(キリッ
106 :
>>89
>>80の流れで読んでたけど3行目で気づいたわw
もうやめてくれwwwwwwwwwwwww
107 = 1 :
>>101
稲中とヒミズは昔読んだ。好き。
108 :
呼んでるから続けてくれ
109 :
ふざけんな
遅すぎだろ
息だけタイプでもしてんのか
110 = 4 :
>>104
これなんて俺だよ…
111 = 106 :
>>1に期待してるんだけどテンポ遅いぞ
今から下半身暖めてくるからその間で完結させろよ
112 :
まさか携帯で追いつくとは
113 :
> >>48
> スレはともかく>>1は否定しないし書きたければ書いたらいい
> 否定したいのは>>25みたいに思ってる人
本質を見抜いて正しい意見言える僕かっこいい^p^
> >>42>>43みたいなのが一番まとも
立場はちがくてアンチ的意見でも正論受け入れられる僕かっこいい^p^
こうですねry
試演
114 = 69 :
電気を消すと色々なことが思い浮かんできた。
男はこれまで一体何をしたかったのか、どうしたかったのかを考えた。
そして、このまま周りに取り残されて童貞のままでいいのかと疑問を感じた。
童貞という不治の病を取り除くのに一番手っ取り早いのは金で解決することだ。
男は決心を固め夜の繁華街へと向かった。
男が繁華街へと向かう道中、何か嫌な気配を感じた。
辺りを見回すと首の無い地蔵が転がっていた。
地蔵「首を首を寄越せ」
地蔵の気迫に押され男は身動き一つできない。
地蔵の傍に落ちていた錆びた鉈が宙に浮かぶ。
男「や、やめろ」
男の声は誰にも届くことも無く、鉈の餌食になった。
地蔵「この首も違う」
115 = 4 :
>>114
悪いがそろそろ自重してくれな
なかなか面白かったぞ。乙!
116 = 19 :
最初からじっと読んでるがとりあえず終わるまでは寝れない…
だが更新速度が…!
sYuTyqME0で息抜き出来てる俺は異端かもしれない
117 = 1 :
男は何の気なしに窓の外を眺めた。予報では昼から降ると言っていたが、その気配はない。
洗濯物は取り込まなくてもいいだろう。男はさっき買ってきたジュースを飲み干した。
しかし、いつ見ても甲子園というのはさわやかで清清しい。
この高校球児たちも実際に人として付き合ってみればクズばっかりなんだろうけれど、テレビの画面を通して見える彼らは聖人のようだ。
彼らは普段は煙草吸ったり、酒飲んだりし、女回したりしながら、暴力と日光と汗と砂にまみれているから、こんなにさわやかなのだ。
攻守交替の時に映し出されるチアリーダーたちだって、普段は彼氏の息子をエロイ顔で咥えているから今こうやってこんなに清楚に写る。
うん、なかなかおもしろい。男は思った。
お前は何様だよ、というのは置いといて、こういうことを考えながらテレビを眺めるのは根暗ながら楽しいものだ。
ただ、目の前で輝いているのがもう同い年の人間だと思うとなんとなく辛い。きっと追い越したらもっと辛くなるんだろう。
男「……あれ」
どうやら第四試合は雨天中止のようだ。
こっちもそろそろ降るのかもしれない。男は仕方がないのでテレビを消した。
119 = 4 :
え
121 = 1 :
男が目を覚ますと、もう深夜だった。特に珍しいことでもない。
日付が変わっているなら、またコンビニに立ち読みでもしに行こうと思い、男は上着を羽織った。
いくら春といってもまだ夜はもう一枚着込まないと寒い。
男は自転車の鍵を部屋に忘れたことに外に出てから気が付いたが、面倒なので歩いていくことにした。
結局雨は降らなかったが、月は雲に隠れてしまって薄ぼんやりとしている。ざまあみろ、と何故か男は思った。
一番近くのコンビニは、この時間しょうもない連中がたむろしているので、もうひとつ遠くのコンビニまで足を延ばす。
こういう時ほど田舎に住んでいるのが嫌になることはない。
店員「いらっしゃいませー」
雑誌コーナーに向かうと、今日発売の雑誌がまだビニール紐で縛られたまま、床に平積みされていた。
しまった、と男は思った。少し来るのが早すぎたようだ。店内を少しぶらついて、時間をつぶしてみるのも悪くないが、意味はないだろう。
床の雑誌の束と店員の顔をチラチラと交互に見てみたが、店員も立ち読みのために陳列してくれるほど優しくはなかった。
結局男は飲み物と菓子を買って帰ることにした。なんだか少し損をした気分だった。
店員「ありがとうございましたー」
男はどういたしまして、と心の中でつぶやいて、店を出た。
122 :
>>121
ヤンマがか
123 = 69 :
雨の日は憂鬱だ。どうしてだかは知らない。
目先を不快にしている雨を隠すためカーテンを降ろすことにした。
男がカーテンに手をかけると、向かいに住む幼馴染と目が合った。
幼馴染「久しぶりだね」
男「高校に入ってからは余り話してなかったな」
幼馴染「最近、どう?」
男「最近どうって……とりあえず今降ってる雨は最悪だよ」
幼馴染「雨……?それは霊が関係してるんだよ」
男「なんで、そういう話になるんだよ」
幼馴染「男くん覚えてないの?小さい頃、雨の日に近くの池で溺れた時に悪い霊が一緒に……」
男「道理で……雨が嫌いなわけだよ」
「悪霊め、そこまでだ」聞いたことのある声、寺生まれで霊感の強い通りすがりのTさんだ。
Tさん「破っ」
男に取り付いていた悪霊は粉微塵に弾け飛ぶ。男には雨の日はもう嫌いな日ではなくなった。
悪霊に打ち勝ち、幼馴染と恋人になれた日なのだから。寺生まれはスゴイ、男は感動を覚えずにはいられなかった。
124 = 101 :
こりゃ物語のテンポからして一日かかりそうな悪寒
125 = 28 :
>>123
ちくしょうw
126 :
空気嫁
128 = 69 :
やべー更新負けた
これは失態、寝るしかない
130 = 1 :
その時だった。
店の前の道で、男は聞き覚えのある声を聞いた。
「もう、この辺でいいです」
街灯も碌にないので、コンビニの灯りだけを頼りに目を細めると、どうもそこにいたのは女のようだった。
「ほんとにー?家の近くまで送るよ?」
「いえ、結構です……じゃあ」
今思えば、そんなことしなければよかったのに、と男は思う。
しかし、それがあまりにも予想外の出来事だったもので、男は恐る恐る近寄って、それが本当に女なのかを確かめようとした。
男「……?」
さして車を見送る気もなかったその人影は、ふとこちらに振り向いた。
女「!」
男は半分驚きながら、半分やっぱりかと思った。そして、それと同時にあまりよくない状況なのではないか、とも思った。
男「……」
男は思った。人というのは変わるものだ。
131 = 4 :
ついにきたか……
133 = 113 :
そろそろウォーミングアップか
134 :
俺5時起きなのに・・・
136 :
成り行きでこの女に金を払ってやらせてもらうことになる男。
自分のことを、幼なじみの男に語りだす女。
そして元の仲のいい幼なじみに戻る二人。
137 = 1 :
女はどちらかというと、陽気な頭の持ち主ではないと思っていた。でもどうやらそうでもなかったらしい。
いくら自分が見た場面が断片的で、情報量が少なかろうが、これは普通じゃあない。
大体、今のは誰の車だ?少なくとも自分の親じゃないさ。
女「あ……」
男はふと自分が呆然と突っ立ったまま相手を眺めていることに気が付いた。あまりよくない状況だ。
男「……」
いい方法が思い浮かばなかったので、男はいつものように黙って目をそらし、家路に着いた。
まるで自分など居なかったように、何事もなかったように。
女「あ、あのさ……!」
背後から、同じくどうしていいかわからなくなったのであろう女の声が聞こえたが、男はそのまま気にせず家に帰った。
心配なんかしなくたって俺は誰にもバラしたりしない、というか喋る相手なんかいない。というかそもそも俺はここにいないし、何も見ていない。
だから、自分には振り返る必要も、声をかける必要もないのだ。
男は思った。
やっぱり自転車の鍵を取りに戻ればよかったのかもしれない。なんだか帰り道が長いように感じるのだ。
138 = 101 :
>>136
うざい
140 = 136 :
次の日、突然訪ねてくる女。
言い訳しようとする女に、自分には関係ないとつっぱねる男。
果たして…
141 = 4 :
くそ…
気になって眠れない…
145 :
電話には読みづらいスレだ
>>1がんばれ
146 :
リアルに幼なじみが好きすぎてたまらない俺に言わせてもらうと、こんなことあったら俺は死ぬ
148 = 1 :
思ってた通り、春休みはそれ以上ショッキングなことは起きなかった。
毎日が何事もなく過ぎ去っていって、なんだかあの深夜の出来事が夢だったのではないかと思うほどだった。
そして新学期、男は久しぶりに制服に袖を通した。
そろそろこの生活にも飽きてきた頃だったので、そんなに未練はなかった。
学校に来てみると、前と同じ顔ぶれが教室に集まっていた。
今日学校に来るまで知らなかったのだが、三年はクラス替えがないらしい。
まあ、あったところで特に変わりはないんだけど、と男は思い、いつものように机に突っ伏した。
また一年どうでもいい生活が始まる。去年と同じで、代わり映えがなくて、くだらねー一年が始まる。
男はそう思っていた。
昼食に何のパンを食うかくらいしか有意義な考えごとはない、と。
149 = 136 :
>>146
大丈夫だよ。お前の幼なじみは援交するようなやつじゃない。
彼氏のチン子をちょっと化かし、しゃぶったり、あそこでくわえこんでるだけだ。
みんなの評価 : ★★★
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