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元スレ銀ジャンル「アルミホイル」
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男 「おーい、そろそろ行くぞー」
女 「ん」 ぺらっ
男 「早くしろよー、いつまで本読んでんだよ」
女 「……はいはい。子供ね」 びっ
男 「どっちが子供だ……ってなぜアルミホイル?」
女 「サランラップじゃべたついて栞にならないじゃない」
男 「ああそうだねラップじゃ駄目だよね……」
女 「へんな人」 くす
女 「ん」 ぺらっ
男 「早くしろよー、いつまで本読んでんだよ」
女 「……はいはい。子供ね」 びっ
男 「どっちが子供だ……ってなぜアルミホイル?」
女 「サランラップじゃべたついて栞にならないじゃない」
男 「ああそうだねラップじゃ駄目だよね……」
女 「へんな人」 くす
女 わしゃわしゃ
先生「そこ、授業中にお菓子の銀紙で遊ばなーい」
女 「大丈夫です」 わしゃわしゃ
先生「聞いてるー?」
女 「中身はちゃんと休み時間に食べておきました」 わしゃわしゃ
先生「そういう問題じゃないんだよー?」
女 「銀紙に負けたぐらいでそんな悔しがらなくたって」 くす
男 「その辺にしてやれや。先生泣きそうだから」
先生「そこ、授業中にお菓子の銀紙で遊ばなーい」
女 「大丈夫です」 わしゃわしゃ
先生「聞いてるー?」
女 「中身はちゃんと休み時間に食べておきました」 わしゃわしゃ
先生「そういう問題じゃないんだよー?」
女 「銀紙に負けたぐらいでそんな悔しがらなくたって」 くす
男 「その辺にしてやれや。先生泣きそうだから」
男 「あいつにお弁当作ってもらった」
友 「ハハッもげろ」 ニコッ
男 「おまえパンだろ? おかず一個やるよ」
友 「幸せのお裾分けなど要らん!」 くわっ
男 「いや全部アルミカップで小分けされてるから、好きなの、いいよ」 カパッ
友 「うわマジだ! アルミカップがきれいに四×六!」
男 「松花堂弁当だって」
友 「よくは知らんがたぶんこれは松花堂弁当じゃねえ」
友 「ハハッもげろ」 ニコッ
男 「おまえパンだろ? おかず一個やるよ」
友 「幸せのお裾分けなど要らん!」 くわっ
男 「いや全部アルミカップで小分けされてるから、好きなの、いいよ」 カパッ
友 「うわマジだ! アルミカップがきれいに四×六!」
男 「松花堂弁当だって」
友 「よくは知らんがたぶんこれは松花堂弁当じゃねえ」
先生「便所のトイレットペーパーホルダーなんだけどね」
女 「ホイルカッターなら付けておきました」
先生「やっぱおまえかあー!」
女 「あれは施工業者の怠慢ですよねえ」
先生「ミシン目! ミシン目あるからいらないの!」
女 「職と髪とミシン目はいつまでもあると思わない方がいいですよ」
先生「かかか髪は無くならんわ!」 ばっ
女 「あら、あら」
女 「ホイルカッターなら付けておきました」
先生「やっぱおまえかあー!」
女 「あれは施工業者の怠慢ですよねえ」
先生「ミシン目! ミシン目あるからいらないの!」
女 「職と髪とミシン目はいつまでもあると思わない方がいいですよ」
先生「かかか髪は無くならんわ!」 ばっ
女 「あら、あら」
友 「なんの本読んでんだ」
男 「あいつにむりやり貸し付けられた」
友 「どれ」 ひょい
男 「見てあんまし楽しいもんでもねえぞ」
友 「Wow……ひたすら銀紙が貼られてる」
男 「お菓子の銀紙をコレクションして本にしたんだとさ」
友 「マジで楽しそうな気がまるでしない……」
男 「でもあとで感想いわないと怒るしなー」 ぺらっ
男 「あいつにむりやり貸し付けられた」
友 「どれ」 ひょい
男 「見てあんまし楽しいもんでもねえぞ」
友 「Wow……ひたすら銀紙が貼られてる」
男 「お菓子の銀紙をコレクションして本にしたんだとさ」
友 「マジで楽しそうな気がまるでしない……」
男 「でもあとで感想いわないと怒るしなー」 ぺらっ
友 「義理チョコいっぱいもらったよー!」 にこにこ
男 「安いなおまえ……」
友 「一個の本命より十個の義理!」 キリッ
男 「ちなみに俺はアルミカップ三十枚だよ」
友 「……それはあの女的には好意の部類なのか?」
男 「ホワイトデーはこれを焼き菓子で満たして返せというメッセージです」
友 「節子それバレンタインちゃうただのたかりや!」
男 「やっぱり……俺もうすうすはそんな気がしてたんだ……」
男 「安いなおまえ……」
友 「一個の本命より十個の義理!」 キリッ
男 「ちなみに俺はアルミカップ三十枚だよ」
友 「……それはあの女的には好意の部類なのか?」
男 「ホワイトデーはこれを焼き菓子で満たして返せというメッセージです」
友 「節子それバレンタインちゃうただのたかりや!」
男 「やっぱり……俺もうすうすはそんな気がしてたんだ……」
男 「いま何時かな」 もそもそ
女 「えっと……」 ごそごそ
男 「いいよ俺のケータイ見るか……あっ!」
女 「銀紙巻いといたのよ」
男 「いつの間に!? おまえ忍者か!」
女 「あ。剥がしちゃだめよ」
男 「これじゃ見えねーし電波も届かんがな」
女 「あら貴方、デート中に電話なんか出る気だったの?」 くす
女 「えっと……」 ごそごそ
男 「いいよ俺のケータイ見るか……あっ!」
女 「銀紙巻いといたのよ」
男 「いつの間に!? おまえ忍者か!」
女 「あ。剥がしちゃだめよ」
男 「これじゃ見えねーし電波も届かんがな」
女 「あら貴方、デート中に電話なんか出る気だったの?」 くす
男 「いてっ。すりむいた!」
女 「あら。アルミホイル巻いとく?」 もそもそ
男 「え? 絆創膏じゃなくて!?」
女 「やっぱりアルミホイルは携帯しておくべきね」 びっ
男 「絆創膏はないの?」
女 「ほんと。アルミホイルって便利」 わさわさ
男 「ちょ、巻かないで!」
女 「ばぁか。アルミホイルは包むためのものじゃないの」 くす
女 「あら。アルミホイル巻いとく?」 もそもそ
男 「え? 絆創膏じゃなくて!?」
女 「やっぱりアルミホイルは携帯しておくべきね」 びっ
男 「絆創膏はないの?」
女 「ほんと。アルミホイルって便利」 わさわさ
男 「ちょ、巻かないで!」
女 「ばぁか。アルミホイルは包むためのものじゃないの」 くす
女 「紙衣があるのなら……」
男 「はいストップ」
女 「アルミホイルの着物があっても」
男 「ストップ言うてるやん俺」
女 「反物とアルミホイル、そう違わないわよ」
男 「アルミホイルを広げて客に勧める呉服屋なんていらねーよ」
女 「きっと綺麗よ?」 くす
男 「そんな服どこで着ろと?」
男 「はいストップ」
女 「アルミホイルの着物があっても」
男 「ストップ言うてるやん俺」
女 「反物とアルミホイル、そう違わないわよ」
男 「アルミホイルを広げて客に勧める呉服屋なんていらねーよ」
女 「きっと綺麗よ?」 くす
男 「そんな服どこで着ろと?」
友 「まさかあいつ、銀紙噛む趣味とか」
男 「さすがにそこまではない」
友 「部屋の中は一面アルミホイルで蔽われてるとか」
男 「ガス廻り水廻りぐらいだったよ」
友 「……意外と普通なんだな」
男 「ハハ。漫画じゃないんだから、ねえ」
友 「そらそうだわな。ハハ」
男 「アルミ箔べったべたの百式とか仏像とかあるぐらいだっての」
男 「さすがにそこまではない」
友 「部屋の中は一面アルミホイルで蔽われてるとか」
男 「ガス廻り水廻りぐらいだったよ」
友 「……意外と普通なんだな」
男 「ハハ。漫画じゃないんだから、ねえ」
友 「そらそうだわな。ハハ」
男 「アルミ箔べったべたの百式とか仏像とかあるぐらいだっての」
女 「風鈴を作ってみたわ」
男 「思ったとおりアルミホイル製だー!」
女 「傘はアルミカップ、中の玉と栞はアルミホイルよ」
男 「先生……音が……しないです」
女 「あら。静かでいいじゃない」
男 「先生……それじゃ風鈴の意味がありません」
女 「でもいい具合に夏の陽を反射してるじゃないの」
男 「うおっまぶしっ!」
男 「思ったとおりアルミホイル製だー!」
女 「傘はアルミカップ、中の玉と栞はアルミホイルよ」
男 「先生……音が……しないです」
女 「あら。静かでいいじゃない」
男 「先生……それじゃ風鈴の意味がありません」
女 「でもいい具合に夏の陽を反射してるじゃないの」
男 「うおっまぶしっ!」
男 「やべっ箸忘れた!」
女 「あら」
友 「学食行って箸だけかっぱらってきたら?」
女 「怒られるわよ」 もそもそ、こねこね
男 「ああ。またアルミホイルですねわかります」
女 「お利口さん……はい。アルミホイルのお匙」
男 「匙を噛まずに……食えるのか、俺?」 たらっ
友 「愛が……試されておる……ッ」 ゴクリ
女 「あら」
友 「学食行って箸だけかっぱらってきたら?」
女 「怒られるわよ」 もそもそ、こねこね
男 「ああ。またアルミホイルですねわかります」
女 「お利口さん……はい。アルミホイルのお匙」
男 「匙を噛まずに……食えるのか、俺?」 たらっ
友 「愛が……試されておる……ッ」 ゴクリ
コナン「……ん?」
箔「きらきら」
コナン「……」 ヒョイ
コナン「ペロッ……これは、アルミホイr
ガツゥン!!
コナン「いッ!?」 ガジッ
小五郎「こぉらぁ! この野郎、まぁたうろちょろしやがってぇ!」
コナン「ぎゃああああ! 噛んだ! 噛んだあああぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!」
ドクンッ
コナン「!!」
コナン(か、身体が熱い! この感じはまさか……)
コナン(アルミホイルを噛んだときの電流のせいで!?)
蘭「もぉ! お父さーん! コナン君痛がってるじゃないの!」
コナン(やべぇ……はやく、どこか……) キョロキョロ
アルミホイル「もぉし。たとえば私の中に包まれてみるというのもこの際ありかも知れませんよ?」
箔「きらきら」
コナン「……」 ヒョイ
コナン「ペロッ……これは、アルミホイr
ガツゥン!!
コナン「いッ!?」 ガジッ
小五郎「こぉらぁ! この野郎、まぁたうろちょろしやがってぇ!」
コナン「ぎゃああああ! 噛んだ! 噛んだあああぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!」
ドクンッ
コナン「!!」
コナン(か、身体が熱い! この感じはまさか……)
コナン(アルミホイルを噛んだときの電流のせいで!?)
蘭「もぉ! お父さーん! コナン君痛がってるじゃないの!」
コナン(やべぇ……はやく、どこか……) キョロキョロ
アルミホイル「もぉし。たとえば私の中に包まれてみるというのもこの際ありかも知れませんよ?」
奥津日子神「ホイル焼き VS 奉書焼き」
奥津比売神「レディー……」
奥津日子神&奥津比売神「ファイッ!」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
アルミホイル「……」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
和紙「……」
ララァ「……緑の方が勝つわ」
ゲンドウ「ああ」
女「は? あいつら白と銀なんスけど?」
山岡「アルミホイルも和紙も素材の味が吸収されることはないが、逆に素材へ何も与えない」
山岡「だが節を抜いた青竹の中に入れ、回しながら炙ると、竹のエキスがいい具合にしみるんだ」
女「そりゃそうかも知れんが、わたしゃ一般家庭でのコストパフォーマンスの話をしてるんだよね」
女「おまえといいあの擬人化好きといい、なぜ "生活" という観点がすっぽりと無いんだよ?」
奥津比売神「レディー……」
奥津日子神&奥津比売神「ファイッ!」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
アルミホイル「……」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
和紙「……」
ララァ「……緑の方が勝つわ」
ゲンドウ「ああ」
女「は? あいつら白と銀なんスけど?」
山岡「アルミホイルも和紙も素材の味が吸収されることはないが、逆に素材へ何も与えない」
山岡「だが節を抜いた青竹の中に入れ、回しながら炙ると、竹のエキスがいい具合にしみるんだ」
女「そりゃそうかも知れんが、わたしゃ一般家庭でのコストパフォーマンスの話をしてるんだよね」
女「おまえといいあの擬人化好きといい、なぜ "生活" という観点がすっぽりと無いんだよ?」
アルミホイル「市女笠から垂れているあの布なんですがね、」
女「しゃべるな」
アルミホイル「工具類は油したあとに私でくるんで保管しておくと錆びにくいですよ」
魔道士エイボン「うむ。余も金属性法具はそうやって保存しておる」
魔道士エイボン「まったく便利な時代になったものだ」
女「ぼっさんったらもうwww現代社会に馴染みに馴染んでんじゃねーよwwwwwww」
アルミホイル「しかしそれだけではないのです」
魔道士エイボン「ほう?」
アルミホイル「愛!」
アルミホイル「二人愛も、錆びさせることなく、永遠に包み続けましょう!」
女「無w理www」
女「無いものはどうやったって包めまっしぇーんwwwwwwwww」
友「あら、あら。この子はまったく言いたい放題なんだから」
友「エイボンさん、あなた魔道士なんでしょ。魔法でこの恋、何とかして差し上げられないの?」
魔道士エイボン「ふ、ふ。やめておく」 ニィ
魔道士エイボン「魔物を黙らせることならば余でもできようが、
女を黙らせることなど、かの大魔道士にだって不可能だろうよ」
魔道士エイボン「うむ。余も金属性法具はそうやって保存しておる」
魔道士エイボン「まったく便利な時代になったものだ」
女「ぼっさんったらもうwww現代社会に馴染みに馴染んでんじゃねーよwwwwwww」
アルミホイル「しかしそれだけではないのです」
魔道士エイボン「ほう?」
アルミホイル「愛!」
アルミホイル「二人愛も、錆びさせることなく、永遠に包み続けましょう!」
女「無w理www」
女「無いものはどうやったって包めまっしぇーんwwwwwwwww」
友「あら、あら。この子はまったく言いたい放題なんだから」
友「エイボンさん、あなた魔道士なんでしょ。魔法でこの恋、何とかして差し上げられないの?」
魔道士エイボン「ふ、ふ。やめておく」 ニィ
魔道士エイボン「魔物を黙らせることならば余でもできようが、
女を黙らせることなど、かの大魔道士にだって不可能だろうよ」
アルミホイル「テーブルクロスです」
味噌汁のお椀「なんだか今日はいつもよりきれいに滑れそうな気がするの……」 ツツゥ
女「滑らんでいい! てめえも邪魔だどけッ!」
アルミホイル「シーツです」
女「パシャパシャうるさくて寝れねーよどけッ!」
アルミホイル「手に油がついたままでも安心して読めるよう、ブックカバーになってみました」
女「油でつるつるすべって危ないし、だいたいわたしゃそこまでお行儀悪くないよどけッ!」
アルミホイル「お部屋の照明器具に私を貼ると反射で明るさが増すと言いますが」
女「貧乏くせえからどけッ!」
山岡「やれやれ……そんな安物のアルミホイルで明るくなったと言ってるようじゃまだまd――
女「おまえももういいッ! 失せろ!! 散れ!! 爆散しろッ!!!」
アルミホイル「カーテンを洗濯中は私がこの家を外なる好奇の眼から護りましょう!」 ピラピラ
女「なんだかものすごく危ない人が住んでるようにしか思われねえからどけッ!」
アルミホイル「煮物のあく取りも私をちょっと浮かべておくだけでOKです」
女「人体に害がないのはわかってるけどなんかホイル臭くなりそうだからやめろどけッ!」
アルミホイル「どきますとも。私の身体にあくが十分に付着したら」
アルミホイル「あなたを苦しめるこの世のすべての悪からあなたをいつでも護っています」 キラッ☆
女「もう何度も言ってるけど、じゃああんたからは誰がわたしを護ってくれるんだってーの」
女「人体に害がないのはわかってるけどなんかホイル臭くなりそうだからやめろどけッ!」
アルミホイル「どきますとも。私の身体にあくが十分に付着したら」
アルミホイル「あなたを苦しめるこの世のすべての悪からあなたをいつでも護っています」 キラッ☆
女「もう何度も言ってるけど、じゃああんたからは誰がわたしを護ってくれるんだってーの」
逃げ水「きらきら」
女「……」 テクテク
女「……」 テクテク
女「……」 ピタッ
女「……」
女(あの逃げ水、ぜんぜん動かない……)
女(まさか……)
女(……道を変えるか) クルッ
消費者団体(暴走)「チィッ! アルミホイルを噛まされるいじめを受け自殺するガキさえいれば!」
消費者団体(暴走)「ただちにアルミホイル規制に向け動き出せるというのにッ!!」
消費者団体(暴走)「こうなったら……」
?「……ふふっ。お得意のマッチポンプでも始める気?」
消費者団体(暴走)「だッ誰だ!?」
・ ・ ・
アルミホイル「どこぞの消費者団体が口にアルミホイルをくわえ発狂した状態で見つかったそうですよ」
女「おまえって噛み続けてたらホントに狂っちゃうの? 前々から気にはなってたんだけど」
アルミホイル「愛はいつだって狂気を孕んだものじゃないですか」
アルミホイル「人はみな心にヤンデレの種を持っているのです」
女「愛の話はまた今度な」
黒ホイルを巻いた木刀を持つ十八才ぐらいでポニテの女の子「怖い話ですね。ふふっ」
消費者団体(暴走)「ただちにアルミホイル規制に向け動き出せるというのにッ!!」
消費者団体(暴走)「こうなったら……」
?「……ふふっ。お得意のマッチポンプでも始める気?」
消費者団体(暴走)「だッ誰だ!?」
・ ・ ・
アルミホイル「どこぞの消費者団体が口にアルミホイルをくわえ発狂した状態で見つかったそうですよ」
女「おまえって噛み続けてたらホントに狂っちゃうの? 前々から気にはなってたんだけど」
アルミホイル「愛はいつだって狂気を孕んだものじゃないですか」
アルミホイル「人はみな心にヤンデレの種を持っているのです」
女「愛の話はまた今度な」
黒ホイルを巻いた木刀を持つ十八才ぐらいでポニテの女の子「怖い話ですね。ふふっ」
男「足の裏二箇所も食った蚊どこだああ!」
女「アルミホイル巻く? 食われないよ」
男「お前じゃねえんだよ巻かねえよ」
女「でも鉄壁のガードだよ」
男「俺はお前みたいに分泌液がアルミじゃないの」
女「って言うかこの部屋暑くない? さっきから暑さでアルミホイルに包まれちゃう」
男「うわっみるみるうちに銀色になっていく。こいつ気持ち悪い」
女「ネズミーランドいこうよー!」
男「冬な。行列並んでるとお前、一人サウナで死ぬだろ」
女「えー。やだー」
男「掃除が大変だ。ぼろぼろ銀紙をこぼすな」
女「やったー! ほらみてみて、大きい銀紙取れたよ!」
男「お前は日焼け後の小学生か」
アルミホイルの箱の精「こんにちは! あなたのために擬人化したアルミホイルの箱の精だよー!」
アルミホイルの芯の精「よっス! ホイル芯の精だ。よろしくな! そしてこいつが」
レツゴー正児「三波春夫でございます」
箱の精・芯の精「なんでやねん!」 ベキッ
・ ・ ・
アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「……ぬうぅッ!?」 バッ
女「どした? またなんか変なことでも考えてたの?」
アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「い、いや……」
アルミホイルの芯の精「よっス! ホイル芯の精だ。よろしくな! そしてこいつが」
レツゴー正児「三波春夫でございます」
箱の精・芯の精「なんでやねん!」 ベキッ
・ ・ ・
アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「……ぬうぅッ!?」 バッ
女「どした? またなんか変なことでも考えてたの?」
アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「い、いや……」
女「やばい、雪に触れた冷たさがアルミホイルで増強されて死ぬ」
男「取るの手伝うからこっちきなさい」
女「やだー! この冷た熱い気持ちいい感覚の気持ちよさに身を委ねていたいのー!」
男「蒸れるから、いやお前汗かかないから蒸れないのか?」
女ベリベリ
男「……」
女ワシャワシャ
男「……」
女キャッキャ
男「料理してる人の頭を銀のアフロにするな。ホイル焼きにするよ」
女「そんな時にアルミホイルガード! 厚さ5mmのアルミ鎧よぉ!」
男「そこまで成長させるのに一週間は掛かるでしょ」
女「はがすもんか! ええいこれは勝手にホイルを料理に使われた私のささやかな反抗じゃーい」
男「……。身動き取れなくなっても知らんよ」
女「これは外部のアルミが凝固した結晶なの? それとも汗的な何かなの?」
男「知らんけど。それ結晶だったらどんだけアルミが空気汚染してるんだってことになるな」
女「まあ、伸縮性の関係上、よほど放置して厚くしないと邪魔じゃないからいいけどさ」
男「見た目ペプシマンだけどな」
女「冬暖かくて、夏は涼しいし」
男「見た目ペプシマンだけどな」
アルミホイル「2ちゃんねるにある珍味板に今からいうスレを立ててください」
アルミホイル「 『新発売「アルミホイルガム」』 」
アルミホイル「具体的な造り方は今から教えm
女「おおーっと残念無念珍ねーん! スレ立て規制中だぁー!」
代行人「なんでしたらかわりにスレ立て・投下しておきますけd
グバァッ
女「おおーっと飢えた虎を閉じ込めていた檻の戸をうっかり開けちまったぁー!」
黒ホイルを巻いた木刀を持つ十八才ぐらいでポニテの女の子「運営の中の人に知り合いがいr
パパパパァーン!!
女「おおーっと鉄砲隊にうっかり一斉射撃の合図を出しちまったぁー!」
創作家「あぶない、あぶない。先を越されるかと思ったよ。今の内にスレを立てるか」
女「……」
弟子「……なんで止めてくれないんですか」
女「実験台にされるのがあんたなら別にどうだってかまやしないよ」
弟子「そんなご無体な!」
アルミホイル「 『新発売「アルミホイルガム」』 」
アルミホイル「具体的な造り方は今から教えm
女「おおーっと残念無念珍ねーん! スレ立て規制中だぁー!」
代行人「なんでしたらかわりにスレ立て・投下しておきますけd
グバァッ
女「おおーっと飢えた虎を閉じ込めていた檻の戸をうっかり開けちまったぁー!」
黒ホイルを巻いた木刀を持つ十八才ぐらいでポニテの女の子「運営の中の人に知り合いがいr
パパパパァーン!!
女「おおーっと鉄砲隊にうっかり一斉射撃の合図を出しちまったぁー!」
創作家「あぶない、あぶない。先を越されるかと思ったよ。今の内にスレを立てるか」
女「……」
弟子「……なんで止めてくれないんですか」
女「実験台にされるのがあんたなら別にどうだってかまやしないよ」
弟子「そんなご無体な!」
弟子「ううっ、ひぃっく、えぐっ、ぐ……おぐぇげろおおぉぉぉぉぉ――」 ダバダバー
創作家「悪かったよ……」
創作家「なにもそうゲロを吐きながら泣くほど嫌がらなくたっていいじゃないか」 ポンポン
弟子「だってぇ! ホントにアルミホイル味なんだもん!」
創作家「創る以上わたしはいつだって本気だよ」 キリッ
弟子「これでおしまいですよね? もうしませんよねぇ?」 グスン
創作家「しないしない」 ニコニコ
創作家「次はうまい棒アルミホイル味にチャレンジだ!」
弟子「!!」
創作家「悪かったよ……」
創作家「なにもそうゲロを吐きながら泣くほど嫌がらなくたっていいじゃないか」 ポンポン
弟子「だってぇ! ホントにアルミホイル味なんだもん!」
創作家「創る以上わたしはいつだって本気だよ」 キリッ
弟子「これでおしまいですよね? もうしませんよねぇ?」 グスン
創作家「しないしない」 ニコニコ
創作家「次はうまい棒アルミホイル味にチャレンジだ!」
弟子「!!」
弟子「ううっ、ひぃっく、えぐっ、ぐ……おぐぇげろおおぉぉぉぉぉ――」 ダバダバー
創作家「悪かったよ……」
創作家「なにもそうゲロを吐きながら泣くほど嫌がらなくたっていいじゃないか」 ポンポン
弟子「だってぇ! ホントにアルミホイル味なんだもん!」
創作家「創る以上わたしはいつだって本気だよ」 キリッ
弟子「これでおしまいですよね? もうしませんよねぇ?」 グスン
創作家「しないしない」 ニコニコ
創作家「次はペプシアルミホイル味にチャレンジだ!」
弟子「!!」
ナポレオン三世「アルミと悲劇はこうして永遠にリサイクルされ続けるが定め……」
ナポレオン三世「諦めたまえ」 ポン
弟子「もういやだあああァァァァーーーーーーーー!!!」
創作家「悪かったよ……」
創作家「なにもそうゲロを吐きながら泣くほど嫌がらなくたっていいじゃないか」 ポンポン
弟子「だってぇ! ホントにアルミホイル味なんだもん!」
創作家「創る以上わたしはいつだって本気だよ」 キリッ
弟子「これでおしまいですよね? もうしませんよねぇ?」 グスン
創作家「しないしない」 ニコニコ
創作家「次はペプシアルミホイル味にチャレンジだ!」
弟子「!!」
ナポレオン三世「アルミと悲劇はこうして永遠にリサイクルされ続けるが定め……」
ナポレオン三世「諦めたまえ」 ポン
弟子「もういやだあああァァァァーーーーーーーー!!!」
女「あづー」
男「裸でだらけるな。アルミホイルが部屋を覆う」
女「じゃあどっか連れてってよー」
男「ごろごろすんな。散らかる」
女「ねえねえ。見て見て」
男「全裸でなにやってんの?」
女「こうやって、わき腹の所に切れ込みいれるじゃない?」
男「てか、今掃除中なんだけど誰かさんが散らかした銀紙のせいで」
女「そして全力で走るとマントのように剥げる!」
男「ついに脳までアルミが回ったか」
女「デwパw地w下www天下の大魔道士ぼっさんがデパ地下でお菓子選びwwwwwっうぇwwww」
魔道士エイボン「我が神への捧げ物を買いに来ただけだ」
女「捧げ物ってwwwww人間じゃないんスかwwwwww」
魔道士エイボン「なんだ。捧げ物になりたいのか?」 ジロ
女「ちょwwwやめwwwwわたし不味いからww履き古したゴム長みたいな味っスからwwwwww」
魔道士エイボン「元が食う、寝る、だらだらと時間を潰すぐらいしか興味のない神だからな」
魔道士エイボン「この時代の銘菓の味を覚えれば、人の肉など不味くて受け付けん」
魔道士エイボン「あの頃の "ごちそう" など、現代から見れば猿の餌みたいなものよ」
女「たwすwかwっwたwwwwっうぇwwwwwwwっうぇwwwwwww」
魔道士エイボン「もっとも極限まで餓えればどうなるかは知らんがね……」
魔道士エイボン「食べつつ無意味に遊ぶには、銀紙包装の菓子がよいのだが、
何か手頃な物はないだろうかなと思うてな」 ジロジロ
女「なwにwそwれwwwもうほとんどおかあさんとダメ息子じゃんwwwwwww」
魔道士エイボン「彼の神へまともに供儀を行っているのは、今の時代、もう余ぐらいなものなのだ」
魔道士エイボン「付き合いも長いし、知識を得る見返りが無くなろうとも、たぶん放ってはおけんよ」
女「ぼっさんったらww意外といwいwひwとwwwwwwwwwww」 ツンツン
魔道士エイボン「我が神への捧げ物を買いに来ただけだ」
女「捧げ物ってwwwww人間じゃないんスかwwwwww」
魔道士エイボン「なんだ。捧げ物になりたいのか?」 ジロ
女「ちょwwwやめwwwwわたし不味いからww履き古したゴム長みたいな味っスからwwwwww」
魔道士エイボン「元が食う、寝る、だらだらと時間を潰すぐらいしか興味のない神だからな」
魔道士エイボン「この時代の銘菓の味を覚えれば、人の肉など不味くて受け付けん」
魔道士エイボン「あの頃の "ごちそう" など、現代から見れば猿の餌みたいなものよ」
女「たwすwかwっwたwwwwっうぇwwwwwwwっうぇwwwwwww」
魔道士エイボン「もっとも極限まで餓えればどうなるかは知らんがね……」
魔道士エイボン「食べつつ無意味に遊ぶには、銀紙包装の菓子がよいのだが、
何か手頃な物はないだろうかなと思うてな」 ジロジロ
女「なwにwそwれwwwもうほとんどおかあさんとダメ息子じゃんwwwwwww」
魔道士エイボン「彼の神へまともに供儀を行っているのは、今の時代、もう余ぐらいなものなのだ」
魔道士エイボン「付き合いも長いし、知識を得る見返りが無くなろうとも、たぶん放ってはおけんよ」
女「ぼっさんったらww意外といwいwひwとwwwwwwwwwww」 ツンツン
女「あづーあーんー」
男「んー?」
女「えへへっちゅっ」
男「……銀紙口移しすんな」
女「だって、余りに暑くて口にまで侵入してきたんだもん」
魔道士エイボン「ゴディバのチョコレートでも買……なんだその眼は」
女「wwwwwwwwwwwwwwww」 チラッチラッ
魔道士エイボン「……」
魔道士エイボン「そなたに捧げ物をしたところで、余が見返りにいかなる知識を得られると?」
女「wっうぇwwwケwチwwwわたしとぼっさんの仲じゃーんwwwwwww」
魔道士エイボン「あやつに買うてもらえばよかろう。あれで女にはまめな男と聞く」 スッ
ナポレオン三世「……」 ジー
女「ちょwナポ公wwwwあいつまでデパ地下でスイーツ漁りwwwもwうwだwめwだwwwwっうぇwww」
ナポレオン三世「余が広めんとした民主主義と共に我が祖国の庶民の間に広がったショコラ……」
ナポレオン三世「今や民主主義はフランスから世界に広がり、
ショコラもまた余の愛したアルミの箔に包まれ世界中で愛されておる……」
ナポレオン三世「余、感泣」 ダバダバダバー
魔道士エイボン「……今は……そっとしておいてやるか……」
女「うん……」
女「wwwwwwwwwwwwwwww」 チラッチラッ
魔道士エイボン「……」
魔道士エイボン「そなたに捧げ物をしたところで、余が見返りにいかなる知識を得られると?」
女「wっうぇwwwケwチwwwわたしとぼっさんの仲じゃーんwwwwwww」
魔道士エイボン「あやつに買うてもらえばよかろう。あれで女にはまめな男と聞く」 スッ
ナポレオン三世「……」 ジー
女「ちょwナポ公wwwwあいつまでデパ地下でスイーツ漁りwwwもwうwだwめwだwwwwっうぇwww」
ナポレオン三世「余が広めんとした民主主義と共に我が祖国の庶民の間に広がったショコラ……」
ナポレオン三世「今や民主主義はフランスから世界に広がり、
ショコラもまた余の愛したアルミの箔に包まれ世界中で愛されておる……」
ナポレオン三世「余、感泣」 ダバダバダバー
魔道士エイボン「……今は……そっとしておいてやるか……」
女「うん……」
アルミホイル「この夏は私もかっこよく日焼けなどしてみましょう」
アルミホイル「あなたがそれを望むと言われるのなら」
女「むかつくわぁ……」
女「人が夏に向けて日焼け対策で悩んでるときに絶対日焼けなんかしねえ奴にこんなこと言われると」
女「妹がおべんと箱に私の銀紙が使われていると疑い出した六月尽」
男「思春期の妹虐めんなよ」
女「その頃には私だって自分のお弁当箱に今朝のアルミが使われてたさ!」
男「汗だろそれ、気持ち悪くないの?」
女「汗出る人は自分の腕舐めたりするって聞いたよ?」
男「汗出るって人間は普通だから。あと、それ特定の一部の人だけなー」
女「そのうち、全人類が発汗じゃなく発アルミし始めますよ」
男「嫌だなそんな銀色の地球」
アルミホイル「アルミホイルといたしましては、あなたがお肌を焼く際はぜひ私の上で焼いて頂きたく……」
女「焼かねーっつってんでしょ」
アルミホイル「くっつかないアルミホイルでも、ですか?」
女「くっつかないアルミホイルでも、だ!」
女「おまえの中じゃわたしゃどんだけねばねばした汗かいてんだよあァ?」
女「焼かねーっつってんでしょ」
アルミホイル「くっつかないアルミホイルでも、ですか?」
女「くっつかないアルミホイルでも、だ!」
女「おまえの中じゃわたしゃどんだけねばねばした汗かいてんだよあァ?」
アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「ホイル芯を擬人化したらきっとヒモ男」
アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「アルミホイルたんはそいつに捕まっている……」
アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「それを私たちの手で引っ張り、逃がすのです!」 クワッ
女「つくづくさ……」
女「おまえらの妄想力で発電できたら、どんだけ無資源国日本の華となれるかって、マジで思うよ」
アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「アルミホイルたんはそいつに捕まっている……」
アルミホイルの萌え擬人化をまじめに考える会「それを私たちの手で引っ張り、逃がすのです!」 クワッ
女「つくづくさ……」
女「おまえらの妄想力で発電できたら、どんだけ無資源国日本の華となれるかって、マジで思うよ」
男「おまえ、アルミ剥ぐと病的に白いのな」
女「んー。肌に関してはアルビノさんに勝るとも劣らない白さだよ」
男「ああ、アルミが日光防いでるからメラニンできねえのか」
女「それで日光浴びてないからか、昔は変に虚弱体質でね」
男「紫外線でビタミンD作ってるからか、苦労してんだなお前」
女「水着で日焼け止めだの焼けただの騒いでる女の子たちを尻目に、さっさとプール入れるんだけどね」
男「お前銀紙に覆われてて、見た目気にする以前だからな」
女「だから水着も必要ないっていったら、教師が止めてとめて」
男「ああもう、お前その頃から頭にアルミ回ってたんだなー」
敵軍の侵攻のためやむを得ずして一地域を放棄する際は、アルミ箔圧延工場を必ず破壊すべきである。
これにより敵国は占領地域の統治に多大なる困難をきたし、早晩の撤退を余儀なくされるであろう。
――――N・コス『戦略的撤退論の可否と展望』(1999)より
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