元スレ複合ジャンル「旅館」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : △
101 = 1 :
──PLLLL
男「おう」
幼『やっほ!明日は9時に出発よ!遅刻しないでよ!?』
男「わあった」
幼『どうせ寝坊するだろうから部屋まで凸しちゃうかもっ』
男「ば・・・・・・・・やめろ!」
幼『嘘~♪じゃあねん♪』
男「おう、おやすみ」
幼『おやすみ♪』
102 = 1 :
友「それじゃ俺は帰りますかね」
嬢「あら、泊まっていけば?」
友「いや、それは色々とまずい気が」
嬢「なに?遠慮するの?」
友「しません!」
嬢「よろしい」
友「(普通泊めるか?)」
爺「では友様、お着替えとお部屋の方が・・・」
友「あ、どうも」
爺「それとも寝室はお嬢様とご一緒に?」
嬢「ば・・・・・・やめて!」
友「ひどいや」
104 = 1 :
・・・・・翌朝
嬢「友、準備はよくって!?」
友「おkです!」
嬢「男が今家を出たと連絡が入ったわ!」
友「おぉ あいつ早起きしたな~」
嬢「駅に向かいますわよっ」
友「そうしましょう!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男「うぃ~」
幼「ちょっと、レディを待たせないでよね」
男「うるへー ファ~」
さるくらった!!ひゃっほう!!さる!
105 = 1 :
幼「まったく・・・寝癖くらい直して来てよねっ」
男「そ、そこは突っ込むな」
幼「それじゃ、とりあえず●●駅まで行くわよ!」
男「●●!?都会ド真ん中じゃん!」
幼「何か文句でも?」
男「・・・・ねーよ」
幼「よしっ!そんじゃしゅっぱーつ♪」
男「ハァ・・・」
106 = 1 :
友「どうやら電車に乗るみたいですね」
嬢「電車・・・?あ、あぁ電車ね!」
友「・・・あ、お嬢様 電車乗ったとあります?」
嬢「・・・・・ない」
友「やっぱり」
嬢「べ、別に乗る必要ないもの!飛行機の方が早いじゃないっ 近くならヘリで行けばいいし・・・」
友「庶民は10km先の移動にはヘリじゃなくて電車を使うのです」
嬢「む、・・・悪かったわね」
107 = 1 :
友「はい、怒らないでください これがスイカです」
嬢「西瓜?」
友「『スイカ』です。執事さんから貰ってきました。これをあの自動改札にかざすんです」
通行人「カザーシ!」ピピッ!
嬢「おぉ」
友「さぁ、俺達も行きましょう 見失っちゃいます」
嬢「そうねっ」ピピ
嬢「おぉ!」
友「(健気・・・可愛いなぁ・・・)」
108 = 1 :
──ガタンゴトン ガタンウンコン
男「そういや2人きりで電車まで使う外出は久しぶりだな」
幼「うんうん」
男「確か・・・久しぶりって言っても先月の日曜に映画見に行ったっけ」
幼「そうそう、コナン君がスケボー乗って背後からのガトリングガン避けるやつ♪」
男「そ、そうだっけか?(寝てたから覚えてねー・・・)」
幼「(なんだかんだいつ行ったか覚えててくれんだよね♪)」
男「な~にニヤニヤしてんだお前?」
幼「ウヘヘヘ・・・」
男「他人のフリ他人のフリ」
109 = 1 :
幼「さて、向こうに着いたら何買ってもらおうかな」
男「え!?俺が買うの!?」
幼「え~、昨日バイト代入ったんだよね~?」
男「そ、それを知ってるお前が怖い・・・」
幼「いいじゃんっ 何か一つくらい買ってプレゼントしてよ あとご飯もおごって」
男「なんて図々しい奴 そもそも何のプレゼントだ」
幼「えっっと・・・う~んと、う~んこ・・・」
男「3・・・2・・・」
幼「えっと、あっ!あれ!男が4年前に中学生なのにも関わらずおねしょしてから今月でちょうど」
男「わ、わかった!恥ずかしいからそれ以上は・・・!!」
幼「買ってくれる?(ニヤリ」
男「ック・・・こいつ」
110 = 1 :
嬢「ふ~ん なかなかいいスピード出してるじゃない」
友「そりゃそうです」
嬢「まるで人の箱詰めね」
友「平日はギュウギュウで座れるどころか電車に入りきりませんよ」
嬢「車で行けばいいのに・・・」
友「ん~電車は排気ガスとか出さないから環境にいいですよ?」
嬢「ふ~ん」
友「(うわ超興味なさそ・・・)」
嬢「それより男は?」
友「この車両の端にいます ホラ」
111 = 1 :
幼「早く車の免許取ってよね」
男「取ったところで何なんだ?」
幼「アッシー大使に任命!」
男「断固×拒否」
幼「えぇ~何で!?毎日送り迎えしてよ!」
男「なんて図々しい奴・・・」
幼「まぁそうとは言わないから色々来るまでお出かけしたいなぁ~」
男「まぁ・・・取ったらな それまで待ってろ」
幼「え?う、うん」キュン
112 = 1 :
友「あれ?なんかいい感じじゃないっすか?」
嬢「・・・・・」ゴゴゴゴゴゴ!!!
友「落ち着いてッッ!」
嬢「う、羨ましい・・・」
友「まぁデートですからね」
嬢「そ、そうなのかしら」
友「普通男女が2人きりでお出かけなんてイコールデートで結ばれます」
嬢「じゃ、じゃぁ私達も?」
友「他人から見ればそう見られるでしょう(俺はそれで構わないけど!!)」
嬢「な、なら絶対に男に見つかってはなりませんわ!変に誤解されたりしたら・・・・」
友「ひでぇ!!・・・・死にたい」
113 = 1 :
嬢「なにここ・・・」
友「モールです」
嬢「あぁ知っるわ デパートでしょ?」
友「モールです」
嬢「・・・」
友「・・・」
友「デパートよりも数倍は大きい施設です」
嬢「ふ~ん」
友「小売店が100店舗はゆうに超えた集合体なわけですよ 他にも映画館やレストランなどなど・・・(ry」
嬢「なるほど、デートには持ってこいってわけね」
114 = 1 :
友「っと、早速入りましたね・・・はうああ!!!?」
嬢「!!!」
──水着売り場
男「な、なぁ・・・」
幼「ん~?」
男「早速水着ってお前、俺超恥ずかしいんだが」
幼「これ似合うかな?」
男「聞いてねぇし・・・ お前にその色は似合わん」
幼「じゃぁ何色?」
男「極端に白」
幼「ほうほう・・・でも白いのは見る限り入りそうにないなぁ~」
男「・・・///」
115 = 1 :
嬢「み、水着・・・」
友「幼ちゃんの水着選びだんて刺激的すぎる!羨ましいぞ男っぶへぇ!?」バシッ
嬢「うるさい」
友「ふいまへん・・・(地雷だった)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男「結局買わないのかよ!」
幼「だって可愛いのなかったんだもん 試着する気にもならない」
男「(ッチ!せっかく幼のホワイトボムが拝めると・・・)」
幼「あ、時計~♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
嬢「結局買わなかったですわ」
友「いいのがなかったんでしょう」
嬢「ふ~ん」ジーッ
友「?」
116 = 1 :
嬢「水着か・・・」
友「興味あるんですか?」
嬢「なによ?悪い?」
友「いえ、はっきり言ってお嬢様はかなりスタイルいいと思いますよ 何で悲観するのか俺には理解できません」
嬢「はいはい」
友「それに・・・ん~・・・ナンデモないです(この黒いの似合いそうだな~)」
嬢「?・・・そう」
友「(後で買っておこう)」
117 = 1 :
男「時計か」
幼「あぁ~!!可愛い!これなんてすごい繊細!」
男「(可愛い奴)」
幼「あぁ~こっちのも───」
嬢「あれは・・・時計ですわね」
友「時計屋だけでも5店舗ありますね」
友「あっちの客もどれにしようか悩んでいますね」
嬢「どっちも買えばいいじゃない、バカね」
118 = 1 :
友「いえいえいえいえ!、普通はどちらか選んで買うんです」
嬢「なんで?」
友「ん~、例えばお嬢様は恋人候補が2人いたらどっちとも付き合いますか?」
嬢「それはどっちか1人でしょ?・・・・・・なるほど」
友「そういう意味です!」
嬢「時計は恋人・・・か」
友「えっ」
嬢「えっ」
119 = 1 :
男「で、買わないと・・・」
幼「な~んか決め手に欠けてたんだよね~」
男「(まぁ幼は見て満足するタイプだからな・・・ある意味助かる)」
幼「あっ夏服が売ってる♪」
男「(あいつの夏服は破壊力抜群だからな・・・試着には覚悟しないと)」
幼「可愛い~♪」
男「(可愛い奴め)」
120 = 1 :
友「もう夏服が売り出される季節ですか」
嬢「いちいち買いに行くかしら普通」
友「いやいやいやいや!普通は見て買いますよ」
嬢「ふ~ん」
友「実際に着て選ぶことに楽しみがあるんです」
嬢「なるほど」
店員「いらっしゃいませ ご試着はどうぞご自由に・・・」
嬢「ふ~ん じゃぁ実際に着てみますわ」
友「おぉ!」
122 = 1 :
男「で、試着すらしないのか」
幼「あそこのブランドって何かイマイチなんだよね~」
男「(期待しちまったぜ)」
幼「あっ、見て見てアロマ売ってる~♪」
男「へいへい」
嬢「ふ~ん 実際に着て選ぶ・・・ 実に素晴らしいですわね」
友「おぉ!似合ってますね!」
嬢「そう?男はどう思うかしら
124 = 1 :
友「男はとにかく白いのが大好きですよ! 肌から下着まで白に萌えて燃える男です!」
嬢「じゃぁこの服は黒生地だから・・・ダメね」
友「いや、でも・・・・・(黒が一番似合ってるんだよな~ ワイルドで)」
嬢「何?」
友「ナンデモないっす」
嬢「最後まで言いなさい!」
125 = 1 :
友「あ、いや・・・俺はお嬢様には黒が一番似合ってるかな~って・・・それだけです」
嬢「・・・・・・・・・あっそ ま、どーでもいいわあなたの意見なんて」
友「はい」
嬢「で、これ・・・買うにはどうしたらいいの?」
友「えっ」
嬢「一度着ちゃったんだし買うわ、しょうがないじゃない」
友「そ、そうですか」
126 :
ジャンルってついてはいるが
新ジャンルキャラ出てないな
127 = 1 :
男「お前机なんていらねーだろ」
幼「えぇ~だってこれPCも収納できるし~可愛いし~」
男「机に可愛さなんていらねーだろ」
幼「う~ん」ドサッ
男「売り物のソファーに堂々と座るな」
幼「ふへー 気持ちい~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
嬢「なにやら家具がたくさん置いてありますわね 物置ですの?」
友「インテリアの専門店です 売ってるんですよ」
嬢「あ、あれを持ち帰るの!?」
友「流石に配送です」
128 = 1 :
嬢「そ、そうよね・・・・・これは何?加湿器?」
友「アロマですよ 香りの煙を出したりするんです」
嬢「ふ~ん」
友「こんなのでリラクゼーションになるのかは知りませんが」
嬢「ふ~ん」ジーッ
嬢「ま、いいわ 行きましょう」
友「はい!(買っておこう)」
129 = 1 :
男「そろそろ腹減った」
幼「そうだね~」
男「できれば食い放題がいいな」
幼「いいねっ!いいねっ!」
男「(可愛い奴・・・)」
友「どうやらお昼にするようです」
嬢「追いますわよ」
友「さ、さすがに続けて入るとバレるので間をおきましょう・・・どうやらあの店か」
嬢「レストラン?」
130 = 1 :
友「あれは食べ放題のお店です」
嬢「食べ放題?」
友「まぁ入ってみればわかりますよ」
嬢「ふ~ん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男「お、お前そんなに食べたら太るぞ!」
幼「へーきへーき」モグモグ
男「すげぇ食うな・・・」
幼「どうせ胸にばっかいっちゃうし」
男「っぶ!」
幼「あれれ~どうしたのか?」ニヤニヤ
男「きゅ、急に変なこと言うな、そして笑うな!」
幼「ニヤニヤ」
131 = 1 :
嬢「じ、自分で持ってくるの?」
友「そうですよ 自分で食べたいモノを選んで好きな量で持ってくるんです」
嬢「ふ~ん」
友「ただ、質に関してはお嬢様の口には合わないかも・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
幼「これ食べたら映画行きたい」
男「寝る気か!」
幼「寝る気だ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
友「どうやら映画に行くみたいですね」
嬢「映画なんて自分の家で見ればいいじゃない」
友「普通は映画館で見るんです
132 = 1 :
嬢「で、あの2人何を見る気ですの?まさかラヴストーリー?」
友「あ、あれは・・・!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男「結局最後まで見ちゃったな」
幼「まさかしんちゃんにお嫁さんが・・・」
男「さて次はどこに行くか」
幼「最上階に駄菓子屋みたいなとこがあるでしょ?そこ!」
男「んじゃ行くか」
友「zzz zzz」
嬢「スピ─ スピ─」
133 = 1 :
男「五円チョコ・・・」
幼「うんちくん飴だ♪」うんち
男「うわっ!これ懐かしいな」
幼「見て見て!これなんか──!」 キャッキャウフフ
嬢「もぅ!なんで寝ちゃってるのよ!ばか!」
友「すいません・・・でも最上階に居たとは勘が当たりましたね」
嬢「あれは何のお店ですの?」
友「あれは駄菓子屋です 昔ながらのお菓子屋ですよ」
嬢「駄菓子屋・・・」
134 = 1 :
友「・・・・・・小さいころ、何回か一緒に行ったでしょう?」
嬢「・・・、そうね」
男「結構懐かしくてたくさん買っちまったな」
幼「帰って食べよっ♪」
男「で、次はどこに行くんだ?」
幼「アクセサリーのお店に行くであります!」
男「了解っ」
135 = 1 :
友「お嬢様、男達がまた移動するみたいっすよ~」
嬢「う~ん」駄菓子に夢中
友「もしも~し」
嬢「あっ、お、男は?」
友「あっちに移動中です」
嬢「そう、追いますわよ!」
───数時間後
幼「今日は疲れたね~」
男「結局駄菓子くらいしか買ってないな」
136 = 121 :
しえんた
137 = 1 :
幼「アクセサリーも微妙だったからまた今度買ってもらお♪」
男「図々しい奴め」
幼「にしても今日は楽しかったよ ありがとねっ」
男「・・・どーも(なんやかんやで幼といると楽しいよな)」
嬢「今日は疲れましたわ・・・」
友「お疲れ様っす!」
嬢「結局収穫もなしね」
友「な~んかいつも通りの2人でしたね 手を繋ぐこともしなかったし」
138 = 121 :
さるか
139 = 1 :
友「はいこれ」
嬢「な、なんですの?」
友「いや、一応何個か買っておいたんであげます」
嬢「ふ~ん」
友「それじゃ俺はこれで失礼します!」
嬢「何よ 家まで送って行きなさいよ」
友「あれ?お迎えは?」
嬢「来ないから言ってるんでしょ?」
友「へいへいわかりましたっ」
140 = 1 :
ある日
幼「今日は買い弁ね」
男「今日もだろ」
幼「そんなに私の手作り愛妻弁当を食べたいのはわかるけど・・・///」
男「冷凍7割」
幼「おい」
男「じょ、冗談だ(なんて威圧感・・・)」
嬢「・・・ねぇ友」
友「はい?」
嬢「それって、友が自分で作ってきてるんでしょう?」
友「そりゃそうです 簡素で恥ずかしいっすけど」
嬢「・・・殿方はやっぱり手作りが嬉しいのかしら?」
友「んー、そりゃ『自分のために作ってくれた』わけですからね」
嬢「なるほど」
141 = 1 :
夜 嬢宅
友「まずは主食は米です お弁当箱は俺が持って来たコレにしましょう」
嬢「そんな貧乏臭いのじゃなくってコレにしなさいよ」
友「それはお正月に使うものです・・・(重箱って・・・)」
嬢「ふ~ん まぁいいわ」
友「この箱は見ての通り2段になる、通称2段弁当で下の段には主食のお米を配置させます」
嬢「お米だけ?」
友「お米だけですお好みで海苔や梅干も おかずは上の段に使います」
嬢「華やかじゃないわね・・・」
友「変に飾ると変ですよ 質素でいいんです」
友「出巻卵からいきますか」
嬢「まきしまむたまご?」
友「出し巻きです・・・ ちょっと作るから見ててください」
ジュンジュワー・・・・・
友「はい」コトッ
嬢「・・・あむ・・・・・・・・甘い、美味しい」
142 = 1 :
友「お弁当の定番の一つが卵焼き系統のおかずです これ王道!」
嬢「気に入ったわ!早速教えなさい!」
友「いえっさ!!」
///////////////////////////////////////////////////////////////////////
友「な、なんだ・・・・これは!!」
嬢「ちょっと色が第二次世界大戦みたいだけど味は・・・」
友「ま、待って!お、俺が食べます!!」モグ
嬢「・・・どう?」
友「・・・・」
嬢「・・・?」
友「し、塩と砂糖これ、砂糖?佐藤?」
嬢「ちょ、ちょっと!?」
友「ピャー・・・」
嬢「しっかりなさい!」バシッ
友「ハッ!す、すいません・・・」
嬢「んもう、もう一回作り直しますわ」
友「そうしましょう」
143 = 1 :
友「うん、これならOKっす!」
嬢「ふう、さぁ次は何を?」
友「・・・じゃぁこれですね」
嬢「・・・?刻みウインナー?」
友「タコさんウインナーです これもまた技術力を要するおかず!」
嬢「心配無用!さぁ教えなさい!」
友「ほいほい」
友「包丁はなぞるようでいいです」
嬢「・・・んと そーっと・・・・」
友「そうそう 切らないように」
嬢「こう?」
友「初めてにしてはかなりいいんじゃないんですか?」
嬢「もう一回やるわ 貸してみて」
友「はいどうぞ」
1時間後
友「タコさん完成!」
嬢「楽勝ですわ!」
友「それじゃぁ次は───・・・」
嬢「ふふふ!これで一通り準備は整いましたわ!」
友「zzz zzz」
嬢「・・・・・・こんなところで寝るなんて気がしれませんわ」
友「zzz zzz」
嬢「・・・・」ナデナデ
友「ムニャ・・・ zzz」
嬢「毛布はどこにあったかしら?」
144 = 1 :
──翌朝
嬢「さぁ起きて!」バシッ
友「ぐへ!・・・ふわぁ・・・・・あぁぁれ!?」
嬢「んもう、厨房で寝るなんて」
友「す、すいません・・・うぇ・・・7時か」
嬢「とっとと家に戻りなさい!」
友「はぁい・・・ふわぁ」
嬢「・・・・ぁ・・・りがと」ボソッ
友「?何か言いました?」
嬢「言ってませんわ 遅刻しますわよ?」
友「そうだた!やばす!」ピュー
嬢「・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
男「眠・・・」
友「ねむ・・・」
幼「もう~2人してシャキっとしないわね」
男「あうあうあー」
嬢「ごきげんよう男」
男「おぉ嬢、おはようあー」
嬢「んもう、眠そうですわね」
男「眠うあー」
幼「あぁ、男 今日は男分作ってくるの忘れちゃった♪」
男「なぬっ」
嬢「(チャンス!)」
145 = 1 :
友「(これは!)」
嬢「な、なら男 これを食べるといいですわ!」
男「んん?いいのか貰っても!」
嬢「もちろんですわ♪私の手作りだからお口に合うのかは知りませんけど」
幼「手作り!?」
男「おぉ~嬢も料理できたのかっ」
嬢「もちろんですわ」
幼「へぇ~(やるなぁ~)」
友「(Gj!)」
んでお昼
男「どれ・・・・」
嬢「・・・」ドキドキ
男「ほう、意外と普通」
幼「おぉ、タコさんウインナー!!」
男「おぉ、俺の好きな卵焼き!」
幼「それもダシ巻き!」
嬢「(好物だったなんて・・・♪)」
友「(俺も鼻が高いですっ)」
男「んじゃぁこの卵焼きから頂きます」パク
男「・・・」モグモグ
嬢「・・・」ドキドキ
男「おぉ、甘みがきいてて美味しいぞ」
幼「ど、どれ!?私にも!」
男「ほれ あーん」
幼「あむ」
146 = 1 :
嬢「!!」
友「!!」
友「(あ、「あ~ん」だと!?)」
嬢「(な、なんて羨ましい!!)」
幼「ムム・・・悔しいけど美味しい!」
嬢「と、ととと当然ですもの オホホホ」
友「(複雑だろうな~)」
───夕方
友「お弁当としては評価は最高でしたよ」
嬢「・・・」
友「だ、だから元気を」
嬢「私も『あ~ん』されたい~!」
友「重症!」
嬢「うぅ~」
友「テンション低いなぁ~(参ったな)」
友「俺でよければいつでも・・・」
嬢「ハァ・・・」
友「た、例えば明日幼ちゃんが作ってきたお弁当をお嬢様が『食べさせて』と言う形でせがむのはどうでしょう?」
嬢「むう」
友「そしたら『どれ、あ~ん』と言った展開も生まれるはずです!」
嬢「なるほど・・・」
友「ね?だから元気出してください!」
嬢「ふん、最初から元気ですわ フフフ(その手がありましたのね♪)」
友「(何やってんだろ俺・・・)」
147 = 1 :
翌日
友「ハァ・・・」
後輩「どうしたんですか?」
友「ん、あぁ後輩ちゃん(相変わらず巨乳ですこと)」
後輩「顔色悪いですよ?」
友「んにゃ、大丈夫だよ(幼ちゃんに負けないチチレベルだな、付加価値は眼鏡だな・・・)」
後輩「無理しないでください!ささっ、保健室に行きましょう!」
友「あ、あぁちょっと!?」
嬢「友はどこに行ったのかしら・・・?」
男「おっ、今日は弁当だ♪」
幼「ほれ、気合い入れてきてやったぞ さぁ食え!
男「んまい」モグモグ
嬢「そ、そうですの?わ、ワタクシにも一口・・・」ドキドキ
男「ほれ、食べてみ?」弁当ごと渡される
嬢「あ、ありがとう・・・」シュン
嬢「(残念・・・)」
148 = 1 :
友「そ、そんな大げさな」
後輩「そんなこと言っても先輩ほら、37℃超えてますもん!」
友「37.5℃・・・そんなに大事じゃないよ」
後輩「ささっ、横になってください!」
友「(参ったなぁ)」
後輩「えっと風邪薬は・・・・」ガサゴソ
友「(幼ちゃんと同じく面倒見がいいな)」
嬢「友はどこかしら・・・」
男「ん、あぁ友なら後輩ちゃんに腕引かれてどっか連れ去られてたな」
嬢「ふ~ん・・・」
嬢「(保健室・・・)」
友「後輩ちゃん、そろそろ授業始まるんじゃ?」
後輩「あぁ、ウチの学年は今日は午前で終了ですので!」
友「あぁそういえば・・・」
後輩「ささ、お薬飲んでください!」
友「あ、ありがとう」
嬢「友?」──ガララッ
友「ふう、なんだか最近寝不足でね」
後輩「受験生ですからね」
嬢「・・・」コソコソ
後輩「だからこそ体に気をつけなきゃなんですよ?」
友「いいのいいの、毎日楽しいし」
149 = 121 :
また猿か
みんなの評価 : △
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