男「家庭科実習でクッキーとか、マジで外はサクサク中はもっちりでメロンパーンなんですけど」
女「クッキーの材料でよく作れたねメロンパンなんて。もしかして、男くんって天才？」
男「バカと天才は赤塚不二夫の代表作だしな。つまりは反対の賛成なのだー！！
　　まぁそれはそれとして、ほれ、せっかく女の為に作ったんだ、食べてくんろー。食べてくんろー」
女「わ、私の為に？　そ、そんなぁ、う、嬉しいなぁ。
　　えへへぇ、それじゃぁ、早速いただくね。あむ、もぐもぐ……」
男「どうだい？　メロンの果汁は入ってないがとってもジューシーだろ、肉感的だろッ！？」
女「……うん、とっても美味しいよ。この腕前なら、男くんパン屋さんとかできちゃうかもだよ」
男「ふーむ、なるほど小高い丘の上にパン工場を作り、日夜ばい菌と闘い続ける日々もそう悪く無いかも知れんな。
　　しかし、その為にはミッチーばりの得点力のあるスリーポイントシューター兼お手伝いが必要不可欠ぅッ！！
　　どうだい女、俺と一緒に主にアンパンとメロンパン、偶にカレーパンとか作る感じに将来をステディしないかッ！？」
女「えっ、えっ？　それって、もしかしてプロポーズ？　いやぁ、恥かしいぃ……。（メロンパンで顔を隠しながら）
　　だっ、駄目だよ、私たちまだ学生じゃない。まだ将来の事を決めるなんて早すぎるよぉっ。
　　だいたい、ちょっと褒めたくらいで調子に乗りすぎだよっ。パンの世界はもっと厳しいよ、身の程を弁えよう。
　　けど、丘の上のパン工場かぁ。屋根は赤くて煙突が一本、小さな犬小屋にはマルチーズ。素敵だわぁ……」
男「ややっ、なんと女はパンのほうのヒロインであったか。これはさしもの俺も予想GUYDEATH！！
　　しかし頭を齧られた今の状態なら、力が出なくて色んな事をやりたい放題でげすなぁ。
　　げっへっへっへ、どーれちょっとその頭齧らせろやぁっ！！　ええやろええやろぉっ、ちょっとくらいっ！！」
女「あぁん、何するのよ男くぅん。やだぁっ、ちょっと密着しすぎ……きゃぁっ！！」ﾍﾞﾁｰﾝ
男「ワァーオ、まさかのメロメロパーンチ！！　もっとも、とっくの昔っからメロメロだから意味無いけどNE！！」
女「もうっ、またそんなわけわかんない事言って誤魔化して。えっちなんだからぁ……」

女「」←ツンデレ言葉
妹「お姉ちゃんぬいぐるみに向かってなに喋ってるの？」
女「ぎくっ」

こんな感じだと思う

男「真夏にマラソンとか、どんだけ頭の中オッパッピーなんだよあの体育教師。
　　うーぁー、もうマージ喉渇いた。あなたがいれば　日はまた昇る　この東京砂漠～♪」
女「あっ、男くん。男くんもちょうど体育終わった所？　すっごい汗だね、大丈夫？」
男「ふむ、丈夫さだけが取り得の俺だが、こう焼きを入れっぱなしにされては、
　　どこぞの州知事の様にどろりと溶けてしまいそうDAZE！！
　　というわけで女よお茶かなんかないか？　急冷してはやく高度を取り戻さなければ」
女「うん、良いよぉ。ちょっと待っててね、すぐにコップに注ぐから……」
男「いやー、ホント助かるぜ。さすが女、俺にとってのオアシスだけある。
　　確かに歌にあるとおり、お前とだったら東京だろうと鳥取だろうと、砂漠の中で生きてけそうDAZE！！」
女「やっ、やだぁっつ。オアシスだなんてぇ……。（←机の上のコップにお茶を注ぎながら、その机の下へ隠れる）
　　け、けど。わ、私は嫌だよ、そんな危険な場所に連れて行かれるのぉ。
　　馬鹿ねえ、わざわざそんな危険な場所に冒険なんてしなくて良いのよ。
　　男くんと居られればそれだけで私は幸せなんだからぁ。きゃっ、言っちゃったぁ」
男「うーむ、まぁ歌詞の意味するところとちょっと違う気もしないでもないが、
　　そうだな、俺とお前さえ居ればたちまち雨降り水溜まり、そこがオアシスと化すってこったな。
　　そりゃそうと女よ、お茶入れるときはちゃんと手元見ないと危ないZE？」
女「きゃぁっ！！　ち、ちべたい……」
男「ははっ、さっそく恵みの雨が振ってきたんDAZE！！」