元スレ【勝手に】新ジャンル「ヤンメイド」【建てちゃった】
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252 = 250 :
ヤ「つーわけで、このたびこのクラスの総長(ヘッド)を務めることになったヤンメイドだ」
友「俺は後任にあたるヤンメイドさんの補佐(パシリ)になった。よろしくぅ☆!」
ざわ・・・
ざわ・・・
ヤ「堅苦しい前置きはここまでだ。いいか、こーなったからにはヤンメイド流をイチからテメーらに叩き込んで、か・な・ら・ず文化祭のトップにしてやっからな」
うぉぉぉおおぉぉおおおー!!!! ビリビリ
男「いつの間にこんなに集まってたんだ」ソレトキョウダンノウエニドソクデタツナ、ミエルゾ
ヤ「もっと、もっと気合入れて声出せぇッ!」
うおおおおぉおおおおおぉおおおおおぉおおおおーっっっ!!!!! ビリビリビリビリビリッ
男「教師が入れないでいるぞ」シランゾ
ヤ「覚悟しとけよ、舎弟共ーっ!」
イエス、マイ・ロードォオオ!! サー、イエッサー! カミカゼー、ハラキリー、スキヤキー
メ・イ・ド! ハイッ、メ・イ・ドッ! メ・イ・ド! ハイッ、メ・イ・ド! メ・イ・ド、カミッ、メ・イ・ドッ!!
メイドッテヤッテミタカッタンダヨネー ネー クラスノジョシガメイドッテ、エー? アリエネーw イージャン、オモシロソーw
マジ、タリー ウッゼー イマドキ、ハヤンネーヨ デモ、ホカノアンモオモイツカネーシイイヤ ダナ、カンガエルノメンドクセーシ メダチタクネーシ
ヨッホホーイ メイドバンザーイ ゼッタイリョーイキィィ キャッホォォゥ ハァハァ ウッ フゥ
ヤ「……」( ゚д゚)
ヤ「なんか悪寒がした」( ゚д゚ )
男「……。ふむ」
253 :
これはひど
254 :
副「生徒会長、お話しがあるのですが」
会「なぁーに、ふくかいちょーさん。はなしてー」
副「はい。文化祭での出し物において、外部者の協力を金で得ようとするクラスがあるのですが」
会「……それホントー?」
副「校則にも違反とはありませんので外部者の協力を仰ぐのは構いませんが、お金で雇うというのは認めがたいです」
会「だよねー。やっぱりセーガクのおまつりだもんねー」
副「いかがいたしますか?」
会「そのクラスにウチがかんしょーするのはかんたんだけど、おまつりてきにもなーんかシラけちゃうしなぁ」
副「それはそうですが、この学校の文化祭は規模も大きく、部門優勝したところでは純利益で10万を叩き出した年もあります」
会「そうそう」
副「その外部者の実力、音頭がどれほどのものかはわかりませんが……お金を出してまでというのは自信あってのことでしょう」
会「うーん、じゃあ、そのクラスだけにもうけさせなければいいわけだよね? なにやるの?」
副「そうですね。確か喫茶店だったと思います」
会「なら、ほかにたいこーばをつくっちゃえばいいんだよっ」
副「……文化祭としては盛り上がるでしょうが、相乗的に売り上げが伸びてしまいませんか?」
会「でも、どうぎょうどうしのげきとつならおきゃさんのとりあいだし、たべものあつかうおみせならいぶくろのげんかいもあるし」
副「なるほど。そうかもしれませんね」
会「たいこーさせるなら、がいぶしゃじゃなくてやっぱりこのがっこうのセーガクじゃないと。こころあたりがあるからわたしあたっておくね。ふくかいちょーさんのほうもおねがいします」
副「わかりました。自分のクラスはまだ出し物が決まっていないようですし、掛け合ってみましょう」
会「ほかにもかんしょーにならないていどのきまりごとをつくれば、なんとかなるかも」
副「そのように手配します」
会「~~~っ、あーぶんかさいたのしみだなぁ」
副「はい。そうですね」
255 = 254 :
男「妙に張り切ってたな」
ヤ「あ?」
男「文化祭。何が総長(ヘッド)だ」カシラ、ジャナイノカ
ヤ「んだよ、ワリーかよ」タイデモアルメーシ
男「いや、少し意外だっただけだ。てっきり、性に合わないとかで断るかと」
ヤ「お祭り騒ぎは嫌いじゃねーし、人に命令すんのは気持ちいーし、まぁそんな感じだ」
男「それでも、お前らしくない」
ヤ「勝手に決めつけてるんじゃねーですよ、ご主人様」
男「報酬の金につられたか。明らかにそれだな、目的は」
ヤ「さーな」
男「金か。まさか今度の俺の誕生日に自分のお金で何か買おうと思って、とかじゃないだろうな?」
ヤ「…………」
男「……」
ヤ「………………」
男「……」
ヤ「……………………」
男「……おい」
ヤ「うっせぇえぇぇッ! んでオチ先に言っちまうんだコノヤロー!!!」
男「……」
ヤ「かたまんなー!」
男「いや、あまりにも……ベタ過ぎるだろ」
ヤ「チキショー! 知るかコノヤロー!!」
男「っくく」
ヤ「んだよ」
男「すまん。忘れておいてやる」
ヤ「っ。……は、ッハ、んなもん嘘に決まってんだろ。騙されてやがるぜ」オヒトヨシメー
男「そういうことにしておいてやるから、もう黙った方がいいぞ?」
ヤ「…………」コク
ご主人様から貰った給料でプレゼントを買うのは何か違うと思ったから
不定期じゃ盛り上がらんなーww いや内容の問題かー!
256 :
不定期だからかと…
258 :
副「……では、お願い出来ますか?」
嬢「うん。任せてね」
副「よろしくお願いします」
会「じゃ、おなじクラスのこにたのんだの?」
副「はい。同じように喫茶店にし、その人に取り持ってもらっての協力者を得て、対抗します」
会「ふーん」
副「勿論、外部者に頼らずに戦うことも考えましたが、確実な対抗馬になるにはやむを得ず」
会「いいけどさー」ぷぅ
副「勿論、こちらは無償です。そう膨れないでください」
会「むー」
副「会長の方はいかがでしたか?」
会「あ、うん。……面白そうだから、協力してくれるって」
副「そうですか。これで三つ巴になるわけですね」
会「ぶんかさいのだしものってセーガクのげんかいがあるから、もえるとおもうんだけどなー」
副「ああ、もう、すみませんってば会長」
会「いいもーん。わたしのひとりがちねらっちゃうもーん」
副「拗ねないでください。ところで次の議案なのですが……」
嬢「というわけなんだけど、やってくれない?」
シ「はい。喜んで」
嬢「ほんと?」
シ「お嬢様たっての願いです。確かに承りました」
嬢「わーい。ありがと死辻ー」
シ「……執事です、お嬢様」ソッチヲキニイラナイデクダサイ
やっと来た
シ「お嬢様のためです。完膚なきまでに叩きのめしてみせましょう」
↑↑↑表、裏↓↓↓
シ「お前に押し付けられたこれまでの貸しを一括返済して、逆に多重債権者に追い込んでやるよ。ヤンメイド」
俺の勝ち舞台が……!
259 = 258 :
副(ぽやーっとしたお嬢様ハァハァ)
副(ああ、もうたまらんわ。もっと別な、個人的かつ服従的なお願いもしたい、時折見せるSっぽいところもツボぉ!)
副(ふくれた頬をつつきたい、とがらせた唇ちゅっちゅしたい)
副(拗ねる会長ハァハァ。足なんかぷらぷらさせちゃってもう! 靴下ごと舐めた後にスカートに顔突っ込んで困らせたい)
副友「ひくわ、その性癖」
副「性癖ではありません。愛です」キッパリ
副友「気色悪い」
副「失礼な」
副友「大体その為に副会長になるとか、協力者なんて理由でわざわざお嬢様に頼むとか。それで会長すねること計算に入れて」
副「人は愛のためなら何でもするものです」
副友「……で、三つ巴なんだっけ?」
副「ええ、出し物が被るのは文化祭ではよくあることですしね」
副友「ふーん。他のクラスも喫茶店て出したがらないの?」
副「最初の、外部者の協力を得るクラスのなかに厄介な男子生徒がいまして。彼のいるクラスと同じ出し物ではかなわない、と後から変更を届け出るクラスが続出しまして」
副友「ありゃ。かわいそうに」
副「ええ。幸い、多数決で決まったクラスが殆どでしたので、他の代案はすぐに提出されましたけど。食品関連で喫茶、というくくりになるのは3クラスのみです」
副友「あぁ、ウチの隣のクラスも喫茶店から売るだけの駄菓子屋になったっけ。三つ巴、うん、なかなか面白そうじゃないの」
副「ただ会長の頼んだというクラスがどうしても見つからないの」
副友「は? 食品関連なら申請は必須じゃん」
副「会長が言うのだから間違いは絶対にないけれど、申請無しに喫茶が開けるわけでもないし……」
副友「ギリギリになって提出するとか、拗ねてる会長が書類ごと内緒にしちゃってるとか」
副「前者はもう締め切ってますし、後者は……考えられますね」
副友「あとはクラブ活動とか、ああいうのも店出せるよね」
副「そうですが、部室棟は当日使えないので教室の貸し出し申請が別に必要になりますから、喫茶店なんてやるところはすぐわかりそうなものです」
副友「謎の喫茶店かぁ。個人的に調べてみよっか?」
副「お好きにどうぞ。どうせ当日まで何もわかりはしないわ」
副友「私と、ウチのアッシー達をなめないでよね」フフン
260 :
へんたいだー
261 :
262 :
>>261
ヤ「品性がねーな」
男「お前が言うか」
ヤ「んだよ、じゃあおんなじもんに見えんのかよ」
男「俺の目はそこまで節穴じゃない」
ヤ「なー、だろ」
男「そこらの安物と一緒にする気はないぞ」
ヤ「だろー。オリジナルだもんよ」
男「そうだな。オリジナルというところを宣伝し、もっと押し出すべきか」
ヤ「いや、ご主人様の力があればメディア化なんて簡単かもしれないけど流石にアニメ化は」テレルゼ、チキショー
男「後発や廉価版といえば聞こえはいいが、生地や作りの粗雑さが目立つ劣化商品が出回ってはオリジナルも落ちてしまう。早急に手を打たねばな」
ヤ「……そっちかよ」
男「最初から服とそれの流行の話じゃないのか」
ヤ「あー、そうでしたぁああっと!」>時代はヤンメイド
263 :
ヤ「ハッ、何か立場がむしばまれてる気がするぜ!」
男「大丈夫だ。最初からお前に立場は無い。茶」
ヤ「……くそぉ、歯がゆいぜ」
男「さて、盲目ヤンキー娘スレの保守でもするか」
ヤ「堂々と眼前で浮気かチキショー」
男「安心しろ。俺にはお前しか見えていない」
ヤ「スレ見てんじゃん」
男「生身の話だ」
ヤ「なんか納得いかねェよぉ……」オナジニジゲンダシ、イヤワカンネーケド
男「心も身体も、全部お前の為にあれと? 欲張りなヤンメイドめ」コッチコイ、ダキシメテヤル
ヤ「うるせーんですよ、ご主人様」・・・ススススス、ギュー
秋の夜長
保守に飽きはきても、2人の間に空きは無し
264 :
あ~暑い暑い
265 :
ヤ「1ヶ月以上何も書かずに開くってどういうこった!」
男「知らん。飽きたんだろ」
ヤ「つか、それでもスレが残ってるってスゲーよな……」オイオイ
男「ここのおかげなんだが、ひどくみっともなくもあるな」
ヤ「で、文化祭再開すんのか?」
男「前向きに検討、善処します」
ヤ「政治家みてーな言い方だな、オイ」
男「色々あるんだ」
ヤ「あるのか」
男「気長に待て」カキクハアルソウダ
ヤ「あー、3日ルールとかdatとか容赦ねー奴らがいるあそこに戻らせてぇ」ジャネート、カカネーダロ
師走、年末年始に向けて……
266 :
ヤ「イブかー」
男「去年のクリスマスを思い出すな」
ヤ「!」
男「おい、赤いぞ」
ヤ「ご主人様が、へへへ変なこと言うからだろーがっ!」
男「俺は思い出すな、と命令したんだが」
ヤ「む」
男「じゃないと、夜まで身が保たないんでな」
ヤ「は?」
男「ん? 今年は要らんのか、添い寝」
ヤ「はっ!?」
男「お前はいつまでも慣れないやつだ」ダカラ、オモイダスナト。ヨルマデシンゾウモツノカ?
ヤ「うるせーんですよ、ご主人様」
男「で、要るのか?」
ヤ「……」
男「返事」
ヤ「…………今年は」
男「ん?」
ヤ「今年はこっちがサ、サンタ服着てよぉ、ごご主人様のとこに行く予定だったんだよチキショー!」
男「今夜の夕飯はシチューと唐翌揚げで頼む」
ヤ「無視してんじゃねー!」
男「『聞かなかったことにしてやる』 このご主人様のさりげない心遣いを見習い、お前は感謝の意を込めて仕事に励め」ツマリ、ウマイメシヲツクレト
ヤ「へっーんだ、そーかい!」コーナッタラケーキモツクッテヤラァ! カウトタケーシヨォ!
男「……」ジャナイト、オレノシンゾウガモタン
男の意外なツボ、ミニスカサンタ
メリークリスマス
267 :
ヤンメイドのミニスカサンタ・・・ゴクリ
268 :
レアなロングスカートサンタもいいぜ
269 :
男「で、その格好は何だ」
ヤ「サンタだけど……」
男「俺は認めん」
ヤ「ふっざけんな! ミニスカなのはご主人様の妄想だろーが!」
男「っ、そんなことはない。ただメイド服とサンタ服が今ひとつ融合し切れてないから指摘してるんだ」
ヤ「足見せんの恥ずいんだぞチキショー!! 頑張って選んでみたんだぞコノヤロー!!」
男「……うん、まぁいい。その格好でいい、外に食事に行くぞ」ヨヤクシテアル
ヤ「羞恥プレイですか」コノトシデサンタボウシハナァ
男「メイド服で出歩くお前が今更何を。お前を周りに自慢してやるんだ」
ヤ「って、ぇうえぇ照れんな……って結局同じだろーッが!? ちょ、ご主人様!」
サンタ帽子と白いふさふさでふちどった赤いポンチョを羽織って、他はいつものメイド服でしたww
270 :
男「新年明けましておめでとう」
ヤ「うおっ? ご主人様から挨拶しやがった!」
男「珍しいか?」
ヤ「いや、何となく」
男「今年の正月番組は見る気が起きないものばかりだったな」ウチモCMテッタイスルカ
ヤ「あー、確かに見てたのはニュースでやってた福袋のやつだっけか」モンダイハツゲンジャネ?
男「おかげでいい正月だった」ユウゲンジッコウ
ヤ「ま、こっちも楽だったけどな」スナ
男「働かせなかった分、給金浮いたし」
ヤ「聞いてねーんですが、ご主人様」
男「働かざるものに与えるものはない」ウゴカナイヤツニショクハナイ
ヤ「んなことご主人様が言ってもよぉ」ハツモウデニモイカネーシ、オセチトモチツマンデルダケダッタシ
男「何もしない贅沢というやつだ。筋トレも1日だけサボったしな」スコシフトッタカ
ヤ「こそこそ鍛えてる辺り、いかにもらしいっつーか」オナカニサンヨウチュウガイル
男「ちなみにこのSSにはオチを用意していない」
ヤ「?」
男「もうすぐ試験があるという受験生の為にな」
ヤ「……手抜きかよ」
男「まぁ、こんなところのオチをいちいち気にしてるやつから落ちていくんだけどな」
ヤ「だー! いい話にしたいのか貶めたいのかハッキリしやがれっつーんですよ、ご主人様」
男「だから、オチがないと」
ヤ「はいはい」
男「そもそも大掃除も、まめに掃除していればすぐに済むものだ」ネンマツニアワタダシクシテルノハショウニアワン
ヤ「ご主人様は何もしてねーだろ」ダカラ、SSモカカナカッタト? テヌキダロ
男「それはお前の仕事だからな」
ヤ「で、文化祭の話は」
男「2年にもわたる構想とは大作だな」
ヤ「………………期待して待ってやんよ」ハァ
271 :
あけおめー
正月は久しぶりにテレビ見たけどつまらなすぎワロタww
272 :
男「紅白もここ数年、紅組の方は見る気が起きんな」
ヤ「そんな文句言うくれーなら、女性歌手でもプロデュースしたらどうですご主人様」
男「いい案だ」
ヤ「は?」
男「早速百合ドルを筆頭に実力派女性歌手やグループに取り掛かるぞ」
ヤ「マジで言ってんのかよ」
男「宣伝ひとつであっという間にブームを起こせ、マスコミの言うことを鵜呑みにするのが今の日本だ」チョロイ
ヤ「……まぁ、否定はしねーけどよ」
男「若者の政治・経済離れも薄々見抜かれてるんだ。ああ、こいつの言うことは信用出来ないと」
ヤ「ヤンキーじゃ見栄っつーかハッタリはいるもんだけどな」
男「勿論。ある程度は必要なものだ。だが、度が過ぎれば誰もついていこうとしなくなる」
ヤ「自分や相手に嘘つくやつについてくるバカは早々いないわな。はー、今の政治と若者ってそういうことか」
男「若者の政経は面倒だの難しいだ言うのを、そんな風に煙に巻くしか出来ない奴らの所為をその若者に押しつけてるようじゃな」
ヤ「嘘つかねーで、もうちっとわかりやすく言やーいいんだよな」
男「そしたら票を入れてくれなくなるがな。理想は上が何をしたいかを明確に示し、下がそこから選んでいくことだ」ヒトガラダノゴジガドウシタ、モンダイハナニヲナスカダロウニ
ヤ「ああ、そうか。ヤンキーで言う関東制覇みてーなもんか」
男「……まぁ、な。ここで重要なのが夢を売ることだ。オタのアイドルしかり、主婦のダイエットしかり、国民の生活しかり」
ヤ「嘘くせー夢だな」
男「騙されてこそ夢さ」
ヤ「…………」
男「どうした?」
ヤ「や、今の生活も夢みてーでよォ、これも嘘なんじゃねーかって」ハハ
男「……お前、時々ずるいよな」
ヤ「あ?」
本気で抱きしめたくなるご主人様に戸惑うヤンメイド
男「で、>>270の誤字脱字だが」
ヤ「ヤ「あー、確か『新聞のTV欄で確認して』見てたのはニュースでやってた福袋のやつだっけか」」
男「新聞で間違いなく正しいのはTV欄とおかずのレシピくらいなものだな」フゥ、ジャナイトメシガマズクナル
ヤ「へっ」ケッ
抱きしめてもらって嬉し恥ずかしそっぽ向く
男「というわけで歌唱力抜群の百合ユニットをお楽しみに」
ヤ「個人的な趣味丸出しじゃねーか」
273 :
ヤンメイド&女装ご主人様ですねわかります
274 :
嬢「というわけで、うちのクラスでやる喫茶店の監督を務めてくれる死辻です」
シ「よろしくお願いします。お嬢様のご学友達」ニコ
クA「(笑ってっけどやくざだ! まごうことなきやくざだ!)」
クB「(見事なまでの美女と野獣だが、組み合わせの発想が浅い!)」
クC「(だけんど、さすがマジもんのご令嬢! 誰も声に出してツッコめねぇ!)」
嬢「あれぇ? みんなどーしたのさぁ?」
シ「……。ではお嬢様、私はこのクラスの者達と交流を深め、これからのことについて存分に話したいと思います」
嬢「じゃ~、わたしも~」
シ「いけません。お先にお帰りください」
嬢「なんで、一緒に文化祭したいよ!」
シ「今日のところは、お嬢様は良いのです。それに今日から本宅に来られる、お嬢様のお婆様が間もなくお見えになる頃でしょう」
嬢「……でもぉ」
シ「お嬢様は何も心配なさらなず。私めにお任せを」
嬢「う~ん、う。……わかった」
シ「はい。ではお嬢様、お婆様と良くしていてください」
嬢「うんっ」
クD「(待って、マジで置いてかないで!)」
クE「(あははは、やべー、あの死辻)」
クF「(お嬢の方見てる顔はあんなにいい笑顔なのに)」
クG「(おれらん方向いてる背中のオーラが半端ねぇ!)」
クH「(粗相をしたら○されるレベルだ)」
ガラララ、ピシャン
シ「……」ニコニコ
クI「(オワタァ)」
シ「さて、お前ら……お嬢様の名を汚さねーよう、みっちり仕込んだるからな」
クJ「(家族だけは、家族だけは……勘弁してください)」
クK「(売らないで、失敗しても泡に沈めさせないで!)」
シ「死辻流必勝執事喫茶の特訓おっぱじめんぞゴラァ!」
免疫のない学友達の声なき悲鳴
275 :
シ「まずは客層を絞る!」
クA「文化祭なのにk……ですか?」
クB「具体的には?」
シ「ターゲットは基本女性だ。ここの文化祭は女性比率の方が高いって聞いたからな」
クC「執事喫茶だからですか?」
シ「ああ。男が表に接客として立ち、女は裏方で調理をしてもらう」
クD「分担か。でも、やっぱ普通の喫茶で女子に配膳してもらった方が嬉しくね?」
シ「敵さんと同じことをしても勝てねーっつうの。向こうは腐っても本職のメイドだからな」
シ「俺達が目指すのは執事というもんを完璧にこなすことだ」
シ「入り口から出迎え、限られたテーブルに必ず1人の執事が付きっきりで配置され、送り迎えまで付き従う」
シ「完璧な言葉遣い、マナー、サービスに従事するんだ」
シ「他にフリーの執事を設け、様々な配役を持って立ち回る」
クE「配役?」
シ「その執事喫茶限定でキャラ付けするっつーこった」
クF「腐女子をも狙うってことですか?」
シ「あー、その辺は知らねェ。ただ明確なキャラってのは受けるもんだ」
クA「一歩間違えれば寒いだけで終わりそうな」
シ「そうならねぇよう、徹底的にお前らを仕込んでやる。言葉遣いから、お客様から話を振られた時まで対応出来るようにな」
クK「女子はどうすんのさ」
シ「売りは完璧なサービスと料理だ。そっちもみっちり仕込んでやる」
シ「サービスも料理も一流フレンチ並みに完璧だが、文化祭の値段程度となりゃ客は来る」
クD「勿論、時間制ですよね?」
シ「ああ。少しずつずらして、テーブルごとにな。クロス引きみてーなパフォーマンスもやってやる」
シ「大体、文化祭ってのは値段と味がつりあってねーのが多いからな。人件費かかんねーんだから、その分味にまわせっつーの」
シ「仕入れは大量一括、見込みは800から1000食ってとこだな」
クD「多い気もしますが、それぐらいの方がいいのかもしれませんね」
クB「つか、達成したら売り上げ凄くね?」
クE「うーん、安いし美味いしサービスもいいなら人気は出そうだけど、文化祭なのになんか堅っ苦しいな」
シ「だから、ターゲットは女性なんだ。男はそう感じても、女ならいい男にちやほやされて気分悪くならんやつはいねーしな」
クF「はい、うちのクラスにいい男はいないと思います」
クH「ブサメンの執事じゃねぇww」
シ「……お前ら、『家』の鏡見て自分をいい男やいい女に見た覚えはねーか? 実際はそうでなくても」
クI「あるあるww」
クJ「ないとは言い切れない」
シ「そいつをマジもんにしてやりゃいい話だ。そこのお前」
クL「フヒッ!?」
シ「客商売の基本は第一印象を良くすること。言っちまえば顔だが、薄っすらと化粧さして眼鏡変えてみりゃこんなもんだ」ベタベタベタベタ
279 :
続きまだ?
281 :
副「あの2組が動き出したようです」
会「そー」ニコニコ
副「執事喫茶は完全に統率された教育のもと、材料から調理までこだわりぬいたハンバーグセットで勝負に出るようです。
一方、メイド喫茶の方は手軽に食べられるパンケーキをあれこれ工夫するようですね。
それを教室外での販売出来るように、と許可申請も提出されています」スッ
会「いいよー、どこもやることだしー。あい、はんこ」ニコニコ、ポン
副「はい」
会「……」ニコニコ
副「文化祭までもう間もなくですね。どこも駆け回ってるようです」
会「いいよねー、たのしみだなー」ニコニコ
副「はい」
会「……」ニコニコ
副「……」
会「……」ニコニコ
副「……いい加減、もうひとつあるという喫茶店について教えてください」
会「やー」ニコニコ
副「まったく。私にまで隠して貫かれるのも結構ですが、本当に1人で大丈夫なんですか?」
会「あー、ばかにしたー。これでもせいとかいちょーなんだぞー」プリプリ
副「……」
会「? どうしたの、ぐあいわるいの? ふくかいちょーがだいじょーぶだよ」シャガミコンジャッタ
副「も、申し訳ありません(落ち着け、静まれハァハァプリプリした会長静まれかわいい鼻血止まれハァハァ)」
副友「気持ち悪い顔してんな。よだれ、つか鼻血も出てるって」
副「ッハ、それで、もうひとつの喫茶店について何かわかったの?」
副友「いーんや。なんもわかんねー」
副「使えないですね、あなたのアッシーとやらも」
副友「いーんや。逆にここまでわからんと、わかってくるよ」
副「……まさか」
副友「なんせあのかいちょー様の奥の手だ。ありえるって」
副「だとすると、当日までわからないままになりそうだ」
副友「ま、一応張っとくけど期待すんなヨ」
副「わかりました」
副友「あー、あのガキんちょかいちょー様が上になってからはやられっ放しだわー。いやでも流石ッつーか、もーかなわねーわぁ」
副「……ヤ、ら、れ?」ユラァ
副友「目がマジで怖ぇよ。そーいう意味じゃねーよ上って学校生の上って意味だしマジでやめて迫らないでその手に握ってるのは何かなお願い誰か誰か誰か誰かー!」ダッシュ!!
282 :
クC「うっ、んめ~~~!!」
クD「ナニこの肉、たまんねー! マジでこれがg100円以下とか!」
クG「半端ねぇ!」
シ「そりゃそうだろ。国産牛のいいやつだからな」
クF「ハフハフッモグガツガツ!!」
クJ「……ふぅ」
クA「ステーキにしてもいいって、この肉絶対」
シ「それだと同じ品質にならんし、量も数もそろえにくい。丁寧に叩いてミンチにすればそういうのが均一に出来るし、食べやすい」
クA「国産牛のいいとこって、いやいやスーパーの最高級ってレベルじゃないでしょ。どしたの、これ。お嬢のツテですか?」
シ「ちょっと違うがな。今だけ、超が3つ付くくれーの凄い肉が屑として手に入るんだ」
クH「なんかワケあり? 最近流行ってるああいうの?」
シ「……俺の雇い主の縁者にな、良いもののなかの良いところしか要らないっつー人がいるんだ」
「それ以外に興味はないよ。あたしが得るのは全ての頂点のなかの頂点、それ以外は屑さ」
シ「具体的に言えばその方の食事に使われるものはお嬢様のグループ系列の高級飲食店に卸される最高の食材、そいつを横から掠め取ったものだ。
店側がその食材を得ることに対しどんな理由があろうと、どんな苦労があろう金を払っていようが、その方は対価も金も払わずに権力でごり押して奪う。
掠め取ったもののなかで、牛なら調理に使う一番美味いところ150gだけ取ったら、あとの肉はすべて屑として処理……棄てちまうのさ」
クI「ひでーな」
シ「勿体無い話だろ。その方が使う食材、野菜も魚も肉もみんなそうなる。どんなに食べられるところが残っていても、あとはすべて屑。
一食分だけ使ったら棄て、別の部位であっても次の食材として使うことも駄目ときたもんだ。勿論、掠め取った店に卸し直すのも駄目。
その方は言う。『お前は食べ残しを、使いまわすのかい?』とな。食いも手もつけなかった食材なのに、だが周りは何も言わずにご命令通りに棄てる。
調理道具も同じ、使うものは最高級の代物。だが、卵焼きみたいな使い込んだものじゃなきゃいけないもの以外はたった1回の使用で破棄」
クC「このご時勢に景気のいい話だね」
シ「……。以前、俺がそうやって仕入れてきた牛のモツを調理して食わせてやった。普段は口にもしない、棄てちまうようなところを、わざと出してやった」
「ふん。まぁまぁだね」
シ「料理として出されたモツはきれいに食った。だが、このモツを使った牛はやっぱり丸ごと棄てろと言った。
丸々食えるところが残った牛を、いつも食ってる最高の部位も何もかも……その方の1食にかかる金は1千万円を越えることもある。
まさに究極の贅沢、ついていけねーほどに徹底した良いとこ取りの使い捨て主義さ」
クE「気分ワリー」
クA「てことは、この肉はその方の棄てたやつ?」
シ「ああ。廃棄伝票とかきちんと食材を処分したことを示さなきゃなんないんだが、まぁ、そこはごまかしてな。
死辻たるもの、このぐらいの反発はしてやんねーとよ」
クT「はー、世のなかには変なやつも嫌なやつも多いけど、その方ほど変で嫌なやつは初めて聞いたわ」
クH「でも、おかげでいい肉がただみたいに手に入るんだからいいじゃん」
シ「……話しすぎたな。味見はもういいだろ。接客の特訓、続きやんぞ。並べ!!」
クALL「はい、かしこまりました」(反射的に)
嬢「ねぇおばあさま、こんどわたしのこうこうでぶんかさいやるんだけどみにきてくださらない?」
婆「はっ、他の客を誰1人として招かず、その日を持って終了するというなら考えてやってもいいさね」
嬢「それはむりだわ。おばあさまのためにひらかれるんじゃないもの」
婆「なら、興味がないよ。あたしは遊びにここへ来たわけじゃないんだから」
嬢「そう……ざんねんです」
婆「話はそれだけかい。もう下がりな」
嬢「はい。……」
283 :
728 しかし彼女は彼に答えた,そうです,主よ。でも,食卓の下の犬たちでさえ,
んっ、んんっぷはぁっ、あぅっ、あっ、やぁんっ
極体なった巫女の、莫大な流れは――さらにモードが切り換わる。別の位相へ、
妹の体の感触が蘇り、バクバクと心臓が脈打つ。
セの母マリア,それにサロメがいた。 1541 これらは,彼がガリラヤにいた時,彼に
んは亡くなりました。どうして先生をこれ以上煩わすのでしょうか。
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