私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレ【宇宙】宇宙論の大前提がゆらぐ?宇宙膨張が方向によって異なる可能性
宇宙天文news スレッド一覧へ / 宇宙天文news とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 :
レスフィルター : (試験中)
宇宙は全ての方向に等しい速度で膨張していると考えられてきたが、800個以上の銀河団のX線観測データを用いた研究で、膨張速度に想定以上のばらつきが検出された。宇宙論に関わる重要な前提である「等方性」が成り立たない可能性を示唆する結果である。
【2020年4月15日 ヨーロッパ宇宙機関/チャンドラ】
宇宙は局所的には違いはあっても、大きなスケールで全体を見ればどの方向も同じような性質を示しているというのが「等方性」であり、宇宙膨張の速度にもこれが成り立つと考えられる。この原理は基礎物理学に基づいていて、ビッグバンの名残である宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の観測からも支持されている。CMBは誕生から38万年後という幼少期の宇宙の状態を反映するもので、全天で均一な分布が見られることから、初期宇宙はすべての方向に同じ割合で急速に拡がったはずだと考えられている。
ところが、独・ボン大学のKonstantinos Migkasさんたちの研究によれば、現在の宇宙ではその等方性は成り立たないかもしれない。
Migkasさんたちは様々な方向にある313個の銀河団を選び、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)のX線宇宙望遠鏡「XMMニュートン」とNASAのX線観測衛星「チャンドラ」の観測データから銀河団内の超高温ガスの温度を計測した。その温度に基づき、銀河団までの距離と宇宙膨張により銀河団が遠ざかる速度も加味して銀河団の「理論的な明るさ」を求め、米独英によるX線観測衛星「ROSAT」がX線で観測した銀河団の「実際の明るさ」と比べたところ、ばらつきが見られた。
「ある方向に位置する銀河団は予想より暗く、別の方向に位置するものは予想より明るかったのです。明るさの違いは30%とかなり大きいものです。それだけでなく、違いは決してランダムではなく、観測した方向によって明らかに一定のパターンがあります」(ボン大学 Thomas Reiprichさん)。
研究チームはこの分析をXMMニュートンや日米のX線天文衛星「あすか」が観測した他の銀河団のデータにも適用し、全部で842個の銀河団について調べたところ、おおむね同じ結果が得られた。
このような違いが生じた原因として、方向によって宇宙膨張の速度が異なる可能性が挙げられている。しかし、これは宇宙論の等方性で想定されるばらつきの範囲を超えている。研究チームの見方は慎重だ。Migkasさんは記事を寄稿し、こう述べている。「私たちは宇宙論を支える最重要な柱の一つを破壊したのでしょうか?ちょっと待ってください、そんなに単純ではないのです。私たちを間違った結論へ導いたシナリオが少なくとも2つ想定されます」。
シナリオの一つは、未検出のガスや塵の雲の影響で一部の銀河団が暗く見えているというものだ。ただし、別の波長で観測した研究でも似た結論が得られていることから、Migkasさんはその可能性は非常に低いとみている。もう一つのシナリオは、銀河団がさらに集まって形成する「超銀河団」が強力な重力で周囲の銀河団の移動速度を変化させているというもので、研究チームではその影響は無視できると分析しつつも、さらなる研究による検証が必要であると認めている。
「もし、この宇宙が本当に不等方だとすれば、それが過去数十億年間に限られていたとしても、研究における革命的な出来事と言えます。あらゆる天体の特徴を分析するにあたって、それぞれが位置する方向を考慮しなければいけないのですから。たとえば、遠方の天体までの距離を見積もるときには一連の宇宙論的定数や方程式を適用しますが、現在はそれらがどこでも等しいと誰もが信じています。しかし、私たちの結論が正しければそれは覆り、過去の研究をすべて見直さなければいけません」(Migkasさん)。
「現在の宇宙が全ての方向で同じように膨張しているわけではないという可能性は、過去の研究から示唆されていました。しかし今回初めて、銀河団のX線からそれが検証されました。その意味は大きく、将来の研究の可能性を大きく広げるものです」(XMMニュートン・プロジェクトサイエンティスト Norbert Schartelさん)。
続きはソースで
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11198_expansion
【2020年4月15日 ヨーロッパ宇宙機関/チャンドラ】
宇宙は局所的には違いはあっても、大きなスケールで全体を見ればどの方向も同じような性質を示しているというのが「等方性」であり、宇宙膨張の速度にもこれが成り立つと考えられる。この原理は基礎物理学に基づいていて、ビッグバンの名残である宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の観測からも支持されている。CMBは誕生から38万年後という幼少期の宇宙の状態を反映するもので、全天で均一な分布が見られることから、初期宇宙はすべての方向に同じ割合で急速に拡がったはずだと考えられている。
ところが、独・ボン大学のKonstantinos Migkasさんたちの研究によれば、現在の宇宙ではその等方性は成り立たないかもしれない。
Migkasさんたちは様々な方向にある313個の銀河団を選び、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)のX線宇宙望遠鏡「XMMニュートン」とNASAのX線観測衛星「チャンドラ」の観測データから銀河団内の超高温ガスの温度を計測した。その温度に基づき、銀河団までの距離と宇宙膨張により銀河団が遠ざかる速度も加味して銀河団の「理論的な明るさ」を求め、米独英によるX線観測衛星「ROSAT」がX線で観測した銀河団の「実際の明るさ」と比べたところ、ばらつきが見られた。
「ある方向に位置する銀河団は予想より暗く、別の方向に位置するものは予想より明るかったのです。明るさの違いは30%とかなり大きいものです。それだけでなく、違いは決してランダムではなく、観測した方向によって明らかに一定のパターンがあります」(ボン大学 Thomas Reiprichさん)。
研究チームはこの分析をXMMニュートンや日米のX線天文衛星「あすか」が観測した他の銀河団のデータにも適用し、全部で842個の銀河団について調べたところ、おおむね同じ結果が得られた。
このような違いが生じた原因として、方向によって宇宙膨張の速度が異なる可能性が挙げられている。しかし、これは宇宙論の等方性で想定されるばらつきの範囲を超えている。研究チームの見方は慎重だ。Migkasさんは記事を寄稿し、こう述べている。「私たちは宇宙論を支える最重要な柱の一つを破壊したのでしょうか?ちょっと待ってください、そんなに単純ではないのです。私たちを間違った結論へ導いたシナリオが少なくとも2つ想定されます」。
シナリオの一つは、未検出のガスや塵の雲の影響で一部の銀河団が暗く見えているというものだ。ただし、別の波長で観測した研究でも似た結論が得られていることから、Migkasさんはその可能性は非常に低いとみている。もう一つのシナリオは、銀河団がさらに集まって形成する「超銀河団」が強力な重力で周囲の銀河団の移動速度を変化させているというもので、研究チームではその影響は無視できると分析しつつも、さらなる研究による検証が必要であると認めている。
「もし、この宇宙が本当に不等方だとすれば、それが過去数十億年間に限られていたとしても、研究における革命的な出来事と言えます。あらゆる天体の特徴を分析するにあたって、それぞれが位置する方向を考慮しなければいけないのですから。たとえば、遠方の天体までの距離を見積もるときには一連の宇宙論的定数や方程式を適用しますが、現在はそれらがどこでも等しいと誰もが信じています。しかし、私たちの結論が正しければそれは覆り、過去の研究をすべて見直さなければいけません」(Migkasさん)。
「現在の宇宙が全ての方向で同じように膨張しているわけではないという可能性は、過去の研究から示唆されていました。しかし今回初めて、銀河団のX線からそれが検証されました。その意味は大きく、将来の研究の可能性を大きく広げるものです」(XMMニュートン・プロジェクトサイエンティスト Norbert Schartelさん)。
続きはソースで
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11198_expansion
飛んでくるX線を観測してるんだろうが
それに何の意味があるのかもよくわからない・・
それに何の意味があるのかもよくわからない・・
360度同じように膨張すると考えるほうが異常だろ。
外圧もあるし、流れもあるだろうから。
小学生みたいな宇宙論だな。
外圧もあるし、流れもあるだろうから。
小学生みたいな宇宙論だな。
まあ宇宙の時空が場所によって異なり一定ではない
ことを考えたら当たり前か
ことを考えたら当たり前か
すべてが均等に膨張していれば
時間も物質も生まれなかったってこと?
時間も物質も生まれなかったってこと?
逆じゃね?
銀河系というか銀河群そのものが物凄い力で引っ張られてて、見かけの膨張に前後で差が出てると思った
銀河系というか銀河群そのものが物凄い力で引っ張られてて、見かけの膨張に前後で差が出てると思った
粒子スピンがあってクオークが見えるだのレーザーで撃ち抜くだの
一度整理しないと物理が破綻してる・・
俺は今からTVを見る・・
一度整理しないと物理が破綻してる・・
俺は今からTVを見る・・
つまり、宇宙以前にそこに何かがあった?
または外宇宙に膨張を阻害する何かが今も存在する
はたまたビッグバン以前の段階で前宇宙的な世界があるということの証左になるの?
または外宇宙に膨張を阻害する何かが今も存在する
はたまたビッグバン以前の段階で前宇宙的な世界があるということの証左になるの?
量子的ゆらぎが卓越しているという事?
インフレーション理論脂肪?
インフレーション理論脂肪?
>>23
あれ?ミスったスマン
あれ?ミスったスマン
あれじゃね、シャボン玉が常に正確な球を保てなくて、ゆらゆらと変形しながら揺らいでるみたいな感じとか
CMBの等方性は確実なデータとして得られてるわけだからなあ
3つのX線衛星の観測結果のうち1個だけに系統誤差があるというだけで
宇宙膨張の異方性という解釈に飛びつくのは性急すぎる
3つのX線衛星の観測結果のうち1個だけに系統誤差があるというだけで
宇宙膨張の異方性という解釈に飛びつくのは性急すぎる
逆じゃね?
銀河系というか銀河群そのものが物凄い力で引っ張られてて、見かけの膨張に前後で差が出てると思った
銀河系というか銀河群そのものが物凄い力で引っ張られてて、見かけの膨張に前後で差が出てると思った
△宇宙が膨張している
○銀河系と銀河系の距離が拡大している。素粒子も原子半径も大きくなっていない
○銀河系と銀河系の距離が拡大している。素粒子も原子半径も大きくなっていない
ハッブル定数も測定するたびに違った値が出る
等方でないという別の証拠
膨張が加速しているという解釈より素直
等方でないという別の証拠
膨張が加速しているという解釈より素直
X線の強さから答えを導く方法が間違ってるか、CMBの観測結果が間違ってるかのどっちかだろ。
2つのどちらかが矛盾してるんだから。
2つのどちらかが矛盾してるんだから。
銀河の距離と後退速度の文献値使って補正したからだろ その文献値が間違ってるんだよ
宇宙膨張などと言っているが「空間」そのものがどう言うものかを言ってはいない。
膨張を言うなら空間と言うものを明らかにしなければ意味が無い。
膨張を言うなら空間と言うものを明らかにしなければ意味が無い。
この宇宙が超巨大ブラックホールのようなものに呑み込まれていてスパゲティ化現象を起こしているに違いない
地球が宇宙の中心にいるわけないからそりゃそうだな
むしろ等しい方が意外
むしろ等しい方が意外
>>42
宇宙に 「中心」 みたいな特別な場所はそもそもない
(だから地球から見てどっち向いても同じように見える) というのが等方性でしょ
でも等方的じゃないってことになれば 特別な場所があるのかもしれないんじゃね
宇宙に 「中心」 みたいな特別な場所はそもそもない
(だから地球から見てどっち向いても同じように見える) というのが等方性でしょ
でも等方的じゃないってことになれば 特別な場所があるのかもしれないんじゃね
定説外の結果はいつも楽しいな オラ、わくわくすっぞ
>>43
即中心があるという話にもならんだろうとはいえ、あったら笑うな
恒星系にも銀河系にもひとまず中心があるのだから、この宇宙全体にもある それを含む超マルチ宇宙、とかまで行ってはじめて無中心的になる
と思ったらそこにも・・
>>43
即中心があるという話にもならんだろうとはいえ、あったら笑うな
恒星系にも銀河系にもひとまず中心があるのだから、この宇宙全体にもある それを含む超マルチ宇宙、とかまで行ってはじめて無中心的になる
と思ったらそこにも・・
ダークマター ダークエネルギーの密度に大きくばらつきがあるって事だね。
宇宙は球面が膨張していることに擬せられるようだから、とりあえず北極点南極点に相当するものがある 4次元時空でどうなるのかわからないが 赤道上、とか
銀河系は台風や雲のようなもので、その水滴が星で、そこにしがみついているのが人間、しかし下方には海や陸地というまだ未知の構成物がある 上空には別の星という別の宇宙がある
銀河系は台風や雲のようなもので、その水滴が星で、そこにしがみついているのが人間、しかし下方には海や陸地というまだ未知の構成物がある 上空には別の星という別の宇宙がある
等方性に問題があるとしたら何に都合が悪いんだろうか?
宇宙法則が書き換わるのだろうか?
宇宙法則が書き換わるのだろうか?
物質が一様ってありえないからな
宇宙はなければ0
存在してる宇宙はあるものとして100で偏っている
平坦な空間などあり得るはずがないのだよ
宇宙はなければ0
存在してる宇宙はあるものとして100で偏っている
平坦な空間などあり得るはずがないのだよ
類似してるかもしれないスレッド
- 【宇宙】サルの宇宙旅行から50年 宇宙旅行から初めて生還した霊長類 (79) - [37%] - 2009/6/27 14:16
- 【宇宙】野口さんの宇宙食、食べられた 同僚が若田さんのものと勘違い (266) - [36%] - 2010/4/23 3:32
- 【宇宙】太陽系に似た惑星群発見-名大など 地球のような惑星が存在する可能性も (104) - [35%] - 2008/5/18 4:35
- 【宇宙】前原宇宙開発相、有人宇宙開発に意欲も 若田さん訪問で (323) - [33%] - 2009/11/5 12:30
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について