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元スレ【宇宙】ボイジャー、天の川銀河の他の領域から届いた紫外線光を検出 研究チームが太陽光との識別にも成功
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銀河系の見えない光、ボイジャーが観測
December 2, 2011
恒星間空間を目指して進むNASAの双子の宇宙探査機ボイジャー1号と2号は、やはり太陽系の外の“景色”を
目にしているようだ。その中には、人類がいまだかつて目にしたことのないものも含まれる。
最新研究によると、探査機2機は、天の川銀河の他の領域から届いた紫外線光の一種を検出したという。
太陽光のせいで、これまではほぼ見ることができなかったものだ。
「地球の軌道上から観測しようとして、これまで失敗に終わっていた」と、ツーソンにあるアリゾナ大学で
ボイジャー探査に科学者として長年携わっているビル・サンデル(Bill Sandel)氏は話す。
今回観測された光は、ライマンアルファ線という紫外域にある波長の1つで、水素原子が励起状態から元に
戻るときに放射されるものだ。多くの新しい恒星が形成される“星のゆりかご”(星形成領域)では特に強く
放射される。
しかし地球からだと、宇宙空間に漂う水素原子が太陽放射を拡散させるため、この紫外線信号を検出する
ことはできない。それはちょうど、地球の大気が太陽光を拡散させるため、日中は地上から星の光が見えない
のと同じことだ。
◆銀河の謎を解く手がかり
遠方の銀河から届くライマンアルファ線は以前から観測されているが、このような他の銀河からの光は
宇宙の膨張によって赤方偏移(光のスペクトルが長波長側へずれる現象)するため、太陽系内の光とは
容易に区別がつく。それに対し、太陽系が属する天の川銀河にある星形成領域からの光は、赤方偏移しない
ために観測するのが難しい。
1977年に打ち上げられたボイジャー1号・2号は、2004年にヘリオシースと呼ばれる太陽系の最外縁領域に
到達し、現在の太陽からの距離は1号が地球の約120倍、2号が同100倍となっている。
探査機2機が太陽からこれだけ離れていることに加え、フランス、パリ天文台のロジーヌ・ラルマン
(Rosine Lallement)氏が考案した新たなデータ解析法を用いることで、研究チームは太陽光と天の川銀河の
他の領域からの光を識別することに成功した。
今回新たに収集されたデータをもとに「太陽系近傍におけるライマンアルファ線の発生と伝播を制御する
過程についての精密なモデルを構築することが可能になる。今回深まった理解は、遠方にある銀河の特性を
解明する上でも役立つだろう」と、ハーバード大学の天文学部長アヴィ・ローブ(Avi Loeb)氏は述べている。
ローブ氏は今回の研究には参加していない。
◆ボイジャーはさらに遠くへ
ボイジャーに搭載された発電装置は出力が低下しつつあり、一部の科学機器はすでに停止しているが、
それでも2機の探査機はまだ新たな発見をもたらす可能性を秘めている。
今後数年内に、ボイジャーはバウショックと呼ばれる太陽系の最終端に到達する見通しだ。バウショックは、
太陽風(太陽から放出される荷電粒子の流れ)が星間ガスに衝突して完全に停止するところだ。
「いずれバウショックを通過するときには、多くの発見があるはずだ」とアリゾナ大学のサンデル氏は述べている。
ボイジャーの最新データに関する研究論文は、「Science Express」電子版に12月1日付けで掲載された。
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20111202003&expand#title
▽画像 地球にアンテナを向ける宇宙探査機ボイジャーの想像図
▽NASAのボイジャー・プロジェクトHP
http://voyager.jpl.nasa.gov/
December 2, 2011
恒星間空間を目指して進むNASAの双子の宇宙探査機ボイジャー1号と2号は、やはり太陽系の外の“景色”を
目にしているようだ。その中には、人類がいまだかつて目にしたことのないものも含まれる。
最新研究によると、探査機2機は、天の川銀河の他の領域から届いた紫外線光の一種を検出したという。
太陽光のせいで、これまではほぼ見ることができなかったものだ。
「地球の軌道上から観測しようとして、これまで失敗に終わっていた」と、ツーソンにあるアリゾナ大学で
ボイジャー探査に科学者として長年携わっているビル・サンデル(Bill Sandel)氏は話す。
今回観測された光は、ライマンアルファ線という紫外域にある波長の1つで、水素原子が励起状態から元に
戻るときに放射されるものだ。多くの新しい恒星が形成される“星のゆりかご”(星形成領域)では特に強く
放射される。
しかし地球からだと、宇宙空間に漂う水素原子が太陽放射を拡散させるため、この紫外線信号を検出する
ことはできない。それはちょうど、地球の大気が太陽光を拡散させるため、日中は地上から星の光が見えない
のと同じことだ。
◆銀河の謎を解く手がかり
遠方の銀河から届くライマンアルファ線は以前から観測されているが、このような他の銀河からの光は
宇宙の膨張によって赤方偏移(光のスペクトルが長波長側へずれる現象)するため、太陽系内の光とは
容易に区別がつく。それに対し、太陽系が属する天の川銀河にある星形成領域からの光は、赤方偏移しない
ために観測するのが難しい。
1977年に打ち上げられたボイジャー1号・2号は、2004年にヘリオシースと呼ばれる太陽系の最外縁領域に
到達し、現在の太陽からの距離は1号が地球の約120倍、2号が同100倍となっている。
探査機2機が太陽からこれだけ離れていることに加え、フランス、パリ天文台のロジーヌ・ラルマン
(Rosine Lallement)氏が考案した新たなデータ解析法を用いることで、研究チームは太陽光と天の川銀河の
他の領域からの光を識別することに成功した。
今回新たに収集されたデータをもとに「太陽系近傍におけるライマンアルファ線の発生と伝播を制御する
過程についての精密なモデルを構築することが可能になる。今回深まった理解は、遠方にある銀河の特性を
解明する上でも役立つだろう」と、ハーバード大学の天文学部長アヴィ・ローブ(Avi Loeb)氏は述べている。
ローブ氏は今回の研究には参加していない。
◆ボイジャーはさらに遠くへ
ボイジャーに搭載された発電装置は出力が低下しつつあり、一部の科学機器はすでに停止しているが、
それでも2機の探査機はまだ新たな発見をもたらす可能性を秘めている。
今後数年内に、ボイジャーはバウショックと呼ばれる太陽系の最終端に到達する見通しだ。バウショックは、
太陽風(太陽から放出される荷電粒子の流れ)が星間ガスに衝突して完全に停止するところだ。
「いずれバウショックを通過するときには、多くの発見があるはずだ」とアリゾナ大学のサンデル氏は述べている。
ボイジャーの最新データに関する研究論文は、「Science Express」電子版に12月1日付けで掲載された。
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20111202003&expand#title
▽画像 地球にアンテナを向ける宇宙探査機ボイジャーの想像図
▽NASAのボイジャー・プロジェクトHP
http://voyager.jpl.nasa.gov/
世界中の言葉のこんにちはを録音したディスク、いつか宇宙人に拾われるんだろうか。
それとも数万年後の地球人が拾ってパニックになるのかな。
それとも数万年後の地球人が拾ってパニックになるのかな。
ボイジャー30年以上運用してるというのに、最近の人口衛星ときたら実用3年とか何なんだろうねw
>>10
目的が違うから。はい終わり
目的が違うから。はい終わり
健全な男の子はボイジャーよりブラジャーの方に興味があると思います><
ボイジャーを動かしてるのが原子力電池、
原子力自体はまだ動いてるけど周りの電気をとりだす機器が
もう古いんだな
原子力自体はまだ動いてるけど周りの電気をとりだす機器が
もう古いんだな
ボイジャー△
地球に帰ってきたはやぶさも感動的だったけど
宇宙空間を永遠に飛び続けるボイジャーもロマンがあっていいわ
地球に帰ってきたはやぶさも感動的だったけど
宇宙空間を永遠に飛び続けるボイジャーもロマンがあっていいわ
>>21
一番近い恒星のアルファケンタウリを目指してるそうだからその重力圏につかまって惑星になるんじゃないの。
一番近い恒星のアルファケンタウリを目指してるそうだからその重力圏につかまって惑星になるんじゃないの。
ボイジャーを追越せる探査機が出てくるのは一体いつなんだろうか・・・
光って物質中では速度を落とすんだろ?
つまり太陽系や銀河やその外では速度が違うってこと。
つまり太陽系や銀河やその外では速度が違うってこと。
>>6
なんで、はたくんだお?
なんで、はたくんだお?
>>15
ボイジャーがいるのは太陽から100~120AU(1AUは地球と太陽の間の平均距離でほぼ1億5千万㎞)
オールトの雲があるだろうと言われている領域は太陽から1万~10万AUくらいの領域
今のままボイジャーが飛び続けたとしても、1万AUの地点に到達するのは数千年先の話で、その頃には
ボイジャーはとっくに電池切れで機能停止してる
ボイジャーがいるのは太陽から100~120AU(1AUは地球と太陽の間の平均距離でほぼ1億5千万㎞)
オールトの雲があるだろうと言われている領域は太陽から1万~10万AUくらいの領域
今のままボイジャーが飛び続けたとしても、1万AUの地点に到達するのは数千年先の話で、その頃には
ボイジャーはとっくに電池切れで機能停止してる
日本もボイジャーみたいな外惑星探査機打ち上げようぜ
スイングバイしまくって太陽系の果てを目指して欲しい
スイングバイしまくって太陽系の果てを目指して欲しい
>>32
ボイジャーが打ち上げられた年は、木星、土星、天王星、海王星がスイングバイしやすい配置だったらしい。
この年を逃すと次の機会は175年後 とWikipediaに書いてあった。
地球の重力井戸を脱出するのに多大な燃料が必要だけど、ラグランジュ点に探査機の整備場を設けておけば
深宇宙の探査がしやすくなるねって川口教授か誰かが言ってた。
ボイジャーが打ち上げられた年は、木星、土星、天王星、海王星がスイングバイしやすい配置だったらしい。
この年を逃すと次の機会は175年後 とWikipediaに書いてあった。
地球の重力井戸を脱出するのに多大な燃料が必要だけど、ラグランジュ点に探査機の整備場を設けておけば
深宇宙の探査がしやすくなるねって川口教授か誰かが言ってた。
『惑星直列:1982年地球に大地震』金沢文庫、1975
J.グリビン、S.プレージマン著、平野正浩訳
http://www.amazon.co.jp/dp/B000JA2PNG
この本が出たのは、有名な五島勉『ノストラダムスの大予言』と並んで
滅亡論が流行しはじめた時代で、当時はけっこう大騒ぎしたな
J.グリビン、S.プレージマン著、平野正浩訳
http://www.amazon.co.jp/dp/B000JA2PNG
この本が出たのは、有名な五島勉『ノストラダムスの大予言』と並んで
滅亡論が流行しはじめた時代で、当時はけっこう大騒ぎしたな
実は宇宙空間はファミコンの画面みたいにスクロールしてて
地球に戻ってきましたとかだったら面白いのに
地球に戻ってきましたとかだったら面白いのに
>>31
電離切れより人類が存在してるかどうかの方が問題だなそれ
電離切れより人類が存在してるかどうかの方が問題だなそれ
ボイジャーを打ち上げて、まさか今もなお動いてるなんて打ち上げ当時は誰も予想しなかった?
>>14
健全な男の子はブラジャーよりボインジャーの方に興味がある><
健全な男の子はブラジャーよりボインジャーの方に興味がある><
原子力電池って寿命はどのくらいなんだろうかね?
キュリオシティでは14年くらいと書いてあったけど。
電力消費にも影響あるかな?
キュリオシティでは14年くらいと書いてあったけど。
電力消費にも影響あるかな?
プルトニウム238はα崩壊なんだね。アルファ線ならほとんど飛ばないし
遮蔽は簡単。扱いやすい電池だね。
熱電交換と言うことで外気温の低い宇宙では効果的な電池ではある。
寿命は要求する電力を供給できなくなった時点だから機器によって違うだろうね。
半減期は88年くらいだけど、これは寿命とほぼ関係ない。
遮蔽は簡単。扱いやすい電池だね。
熱電交換と言うことで外気温の低い宇宙では効果的な電池ではある。
寿命は要求する電力を供給できなくなった時点だから機器によって違うだろうね。
半減期は88年くらいだけど、これは寿命とほぼ関係ない。
未だに機能の一部とはいえ運用できてるのがすごい
今作ったら性能よくても使えなくなるのが早そう
今作ったら性能よくても使えなくなるのが早そう
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